妖精資料の概要
井村君江氏の経歴
- 氏名
- 井村 君江(いむら きみえ)
昭和7年(1932年)3月1日生(71歳) - 出身地
- 宇都宮市
- 学歴
- 宇都宮女子高卒業
東京大学大学院人文科比較文学文化専門課程博士課程修了(1965年3月) - 学位
- 英文学修士、比較文学修士
- 職歴
- 1956年から1978年:青山学院大学文学部英米学科助手、青山学院女子短期大学講師、早稲田大学人文学部講師、鶴見大学教授を歴任
1982から2002年:明星大学人文科英語英文科専任教授退職
1993年から:福島県金山町妖精美術館長(注1)(平成5年9月18日開館) - 専門分野
- 比較文学、英文学、民俗学
- 研究内容
- 明星大学を退官するまでの38年間、研究生活の間に下記の分野にわたる研究を続け、その成果を著書等で発表してきた。
(1) 比較文学
(2) 英文学
(3) 日本近代文学
(4) 妖精学
(5) 児童文学
(6) ケルト文学(注2)
(7) 作家オスカー・ワイルド研究(注3)など
これらの研究のために、数十年に及び内外の広範囲にわたる書籍、資料を収集してきた。資料は、蔵書のみならず、絵画を主にした美術品にもおよび、一部は福島県金山町の「妖精美術館」で公開されている。 - 加盟学会
- イギリス・フォークロア学会終身会員・国際英語英文学大学教授連盟会員・国際シェイクスピア学会会員・国際アーサー王学会会員・日本ワイルド協会顧問・イギリス児童文学会顧問・フェアリー協会会長
- 海外出張
- ケンブリッチ大学客員教授
ケンブリッチ大学留学(美術のおけるサロメ研究留学)
オックスフォード大学客員教授
その他、国際シェイクスピア学会、ロンドン・ワイルド協会等に出席
(注1) 妖精について
イギリスの先住民であったケルト神話の古代から、今に生きつづける妖精のルーツは、森や湖、古木や草花などに住む自然の精霊を称える民間信仰にある。
17世紀のエリザベス朝時代には、劇作家シェイクスピアが舞台に妖精達を活躍させ、19世紀のロマン派の詩人達は妖精を美しく歌った。
ヴィクトリア朝(1837年から1901年)には、絵画に音楽にそしてバレエにとさまざまに表現され、特に児童文学ではピーター・パンなどの妖精たちが活躍しはじめた。
これら妖精は、今でも映画や舞台、テレビで生かされている。
妖精への思いは、自然の中に八百万の神々を見た古代日本人の信仰とよく似ている。
日本の神道や霊魂説などと深いかかわりを持っており、現代の河童や天邪鬼、キツネや龍に対する信仰として息づいている。
(注2) ケルト
- ケルト人
西ヨーロッパの歴史世界を構成する民族の一つ。西欧文明の一翼を担った。
先史時代から古代、中世にかけてのヨーロッパにおいて中心的役割を果たした。
文化的伝統の体現者として、政治・社会を指導していた。 - 神話と伝承
ケルト人の神話は、神々と人間と妖精とが自在に交渉し、神と人間と鳥と動物とが、さまざまに転身する流動的な神話世界である。 - ケルトの民話
ケルト妖精物語集。アイルランド、スコットランド、ウェールズの各妖精物語がある。
(注3) オスカー・ワイルド(1854年-1900年)
イギリスの詩人、小説家、劇作家。
オックスフォード大学在学中から、機知と才気を存分に発揮して詩作にふけった。
卒業後ロンドンに出て社交界の人気者となり、多くの若者のあこがれの的であった。
彼の唯美主義が如実に示されている「サロメ」(フランス語で書かれ、1983年パリで出版、英訳は翌年発表)、その他機知にあふれた風俗喜劇は、イギリス、アメリカのみならず各国の劇壇で、いまなお上演されている。
寄贈資料の概要
資料分類状況
資料総数:11,877件
種別内訳:美術428点(うち妖精資料93点)、書籍11,449冊(うち妖精資料1,458冊)

ピーターパンブロンズ像

妖精人形

妖精書籍

妖精絵画
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