教育のまち

社会総ぐるみによる人づくり

　宇都宮市では、「育もう　地域の愛で　子どもの未来」を合言葉に、家庭や地域、学校、企業、行政が一体となり、大人が子どもの手本となって、社会総ぐるみで高い人間力を備えた人づくりに取り組んでいます。

小中一貫教育・地域学校園

　近年、全国的な傾向として、中学校1年生において学習内容の未定着や学校生活不適応などが増加する「中1ギャップ」の現象が生じています。

　この背景には、小・中学校の指導方法の違いや他校から進学する生徒との人間関係などが考えられています。

　宇都宮市では、その解消に向けてさまざまな活動に取り組んでいますが、その一環として、すべての子どもが学校生活に適応し、社会で生きる学力や豊かな心、健康・体力などを身に付けられるよう小中一貫教育・地域学校園を推進しています。

• 小中一貫教育カリキュラム
  　義務教育9年間を通した系統的な指導や、「宮っ子心の教育」「宮・未来キャリア教育」などの教科横断的教育を実施しています。
• 小学6年生の進学先中学校訪問
  　中学校生活への期待を高めるとともに、進学への不安を解消するため、小学校6年生の進学先中学校訪問を全市一斉で行っています。

• 小中一貫教育

読書活動の充実

　宇都宮市では、学校図書館司書を全小・中学校に配置し、読書活動や学習指導を支援しています。

　また、読み聞かせなど、本に親しむ活動や、図書館資料を活用した調べ学習などを積極的に実施しています。

• 宇都宮市立図書館（外部リンク）

食育の充実

　学校栄養士を、全小・中学校に配置し、食への関心を高める指導をしています。

　また、自校炊飯による宇都宮産米の米飯給食の提供や、小・中学校9年間を通して実施する「お弁当の日」など、独自の取り組みを行うなど、宮っ子が、生涯にわたって、自ら心身ともに健康な生活を送れることを目指し、食育の充実に取り組んでいます。

• 食育

自然体験活動の推進

　すべての小学校5年生と中学校1年生を対象に、宇都宮市冒険活動センターにおいて、2泊3日の「冒険活動教室」を実施。

　自然の中での体験活動を通して、自ら問題を解決する能力や豊かな心が育まれることを目指しています。

• 冒険活動センター