救急 よくある質問

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ページID1001989  更新日 令和6年3月8日

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FAQ-ID:120030011

質問心肺蘇生方法について知りたい。(乳児・小児・一人法・二人法)

回答

胸骨圧迫と人工呼吸を併せて行う方法を「心肺蘇生法」といいます。心肺蘇生法には、次の方法があります。

(一人法)
一人で胸骨圧迫と人工呼吸を行うものです。
胸骨圧迫を30回行った後、人工呼吸を2回行うというリズムを保ちなが一人で行います。
胸骨圧迫は1分間に少なくとも100回のリズムで「1、2、3、・・・29、30」と圧迫する時に声を出し、人工呼吸は胸が軽く膨らむ程度約1秒かけて2回吹き込みます。この動作を救急隊に引継ぐまで、または傷病者が目を開けたり、普段どおりの呼吸が出現するまで続けてください。

(二人法)
二人で協力して心肺蘇生を行うもので、非常に効果的な方法です。
一人が胸骨圧迫を30回行った後、もう一人が人工呼吸を2回行い、これを繰り返します。

(新生児(28日未満)、乳児(1歳未満)の場合)

  • 胸骨圧迫
    2本指で胸の厚さの約3分の1くぼむまで押し下げるように圧迫してください。
  • 圧迫する部分
    左右乳頭を結ぶ線の少し足側を目安とした胸の真ん中です。
  • リズム
    圧迫は1分間に少なくとも100回のリズムで続けます。
  • 胸骨圧迫と人工呼吸の割合
    30対2で行います。

(小児(1歳から8歳未満)の場合)

  • 胸骨圧迫
    両手(片手でもよい)で胸の厚さの約3分の1くぼむまで押し下げるように圧迫してください。
  • 圧迫する部分
    成人の場合と同様に胸の真ん中(両乳頭を結ぶ線の真ん中)です。
  • リズム
    圧迫は1分間に少なくとも100回のリズムで続けます。
  • 胸骨圧迫と人工呼吸の割合
    30対2で行います。

この内容についてのお問い合わせ先

警防課救急グループ
電話:028-625-3008