市長定例記者会見平成20年5月
(注)このページは、定例記者会見のもようを広報広聴課がまとめたものです。
日時・会場
平成20年5月22日(木曜日)午後1時から
宇都宮市役所3階・特別会議室
発表事項
市長 それでは、本日開催いたしました庁議の結果について、発表いたします。
まず、はじめに「宇都宮市色彩景観ガイドラインの策定について」でありますが、本市では、本年1月に施行しました「景観条例」及び「景観計画」により、魅力ある景観づくりを進めているところでありますが、良好な景観形成の重要な要素であります、建物などの「色彩」につきまして、地域の特性や周辺環境と調和したものとなるよう、今回、ガイドラインを策定し、本年6月から運用するものであります。
主な内容といたしましては、景観特性に応じて、本市を5つのゾーンに分類し、それぞれのゾーンにおきます、建物などの色の鮮やかさや明るさについて「望ましい色彩」の範囲を設定してまいります。
今後は、このガイドラインを広く市民や建築主に周知し、景観づくりへの理解を深めていただくとともに、景観形成の先導的役割を担う、公共施設においては積極的に活用し、美しい都市景観の保全・創出に努めてまいります。
次に、「宇都宮市図書館機能・サービス向上計画」について、でありますが、読書活動の推進につきましては、これまでも種々の対応を図り、その結果、本市の人口一人あたりの図書館の年間貸出冊数は、中核市35市中、第2位となり、特に子どもの読書活動は活発化し、平成15年度に比べて、小学生は3.5倍、中学生は2.3倍となるなど着実に成果を上げてきたところであります。
今回、市全体の図書館のさらなるサービス向上を図るため、県内初の「図書館のサービス向上計画」として、本計画を策定したものでありますが、計画におきましては、貸出中心の図書館から、情報拠点となる図書館への転換を明示するとともに、本市図書館組織全体のサービス提供体制と各図書館の役割や連携の明確化などを盛り込んだところであります。
そして、特に「小中学校との連携機能強化と学校や教職員への支援」、「ICTを導入した高度な情報提供の推進」、「レファレンスと課題解決型サービスの充実」の3つを重点施策と位置付け、より一層の図書館サービスの向上に努めてまいります。
次に、「(仮称)宇都宮市食品安全推進計画」の策定について、でありますが、昨今の食品を巡る事故や不祥事が相次ぐ中、本市におきましては、食品の安全性を一層確保し、市民の健康を保護するため、食品事業者による自主回収の届出や自主的な取組を促進するしくみなどを盛り込んだ「宇都宮市食品安全条例」を本年3月に制定いたしました。
この条例に基づき、食品の生産から消費の過程におきまして、市民、事業者、行政が連携・協力し、安全を確保するための施策・事業を総合的かつ計画的に推進するため、「(仮称)宇都宮市食品安全推進計画」を策定してまいります。
策定にあたりましては、懇話会やパブリックコメントなどにより、市民や関係機関の方々のご意見を伺いながら、市民が安心して食生活を送れるような、実効性の高い計画としてまいります。
次に、「(仮称)第2次宇都宮市都市計画マスタープラン」の策定について、でありますが、この計画は、本年3月に策定した「第5次宇都宮市総合計画」を踏まえ、これからの「都市計画に関する基本的な方針」として、平成12年度に策定した「宇都宮市都市計画マスタープラン」の改定を行い、都市づくりの基本的方向や土地利用、都市基盤整備の方針、地域別構想などを定めるものであります。
策定にあたりましては、宇都宮市都市計画審議会をはじめ、市民や関係団体の方々のご意見を伺いながら、本市が目指すべき都市空間である「ネットワーク型コンパクトシティ」の実現に資する計画となるよう努めてまいります。
以上をもちまして、庁議結果の発表を終了いたします。
資料
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「宇都宮市色彩景観ガイドラインの策定」について(PDFファイル 96.6KB)
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「宇都宮市色彩景観ガイドラインの策定」について(別紙)(Wordファイル 2.3MB)
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「宇都宮市図書館機能・サービス向上計画」について(PDFファイル 101.0KB)
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「宇都宮市図書館機能・サービス向上計画」について(資料1)(PDFファイル 193.4KB)
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「(仮称)宇都宮市食品安全推進計画」の策定について(PDFファイル 121.2KB)
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「(仮称)第2次宇都宮市都市計画マスタープラン」の策定について(PDFファイル 162.2KB)
質疑事項
庁議案件に関する質疑
「宇都宮市図書館機能・サービス向上計画」について
記者 年間の貸出冊数は、中核市中2位とあるが、1位はどこか。また、中核市中、3番目の策定とあるが、先進の2都市はどこか。
生涯学習課長 1位の中核市とは、人口1人当たりの貸出冊数の最も多いということで、豊田市です。また、計画策定の1番目は川越市、2番目は熊本市になります。
記者 貸出総数の1位は。
生涯学習課長 貸出総数では、岡山市が1位、宇都宮市は3位になります。人口一人当たりの貸出冊数が7.12冊で2位。第3図書館ができた場合の貸出総数は1位となる予定です。
記者 ちなみに豊田市の冊数はわかるか。
生涯学習課長 豊田市は7.91冊です。
市長 第3図書館ができると、第1位という項目があがってくる見込みです。
「宇都宮市色彩景観ガイドライン」の策定について
記者 ガイドラインにそぐわない看板ができた場合の罰則はあるのか。
都市計画課長 ガイドラインは6月からの運用を考えておりまして、現在、既にあるものにつきましては、建て替えや色の塗り替えなどのときなどに、ガイドラインに沿って誘導していきたいと考えております。ガイドラインですので、罰則などはございません。
記者 資料にある特徴の3番目で、「市街地においては、街の賑わいを演出できるような推奨色の範囲を設定」とあるが、概要版のどこに記載されているのか。
都市計画課長 概要版の、第2章色彩誘導の考え方の、推奨色の適用範囲の部分です。アクセント色という表現がありますが、これは、商店街等で、単一の単調な色彩ではなく、アクセント色を入れて、賑わいを表す明るさを入れるということを考えております。
「(仮称)宇都宮市食品安全推進計画」の策定について
記者 この計画は、今年の3月にできた食品安全条例をより具現化するものと思うが、この推進計画のイメージをもっと詳しく教えてほしい。
生活衛生課長 条例の中では、安全で安心な食環境の実現ということが、大きな課題になっておりまして、生産段階・製造加工段階・消費段階のそれぞれについて、基本目標を立て施策等を推進していきたいと考えております。生産段階につきましては、安全な食糧を安定生産・供給できるような食環境、また、製造加工段階では安全な食品を加工製造できるような食環境、消費段階では市民が安心して消費できる食環境を確保することをイメージしております。
記者 今後、有識者などを交えて作っていくと思うが、いつ頃までに策定する予定なのか。
生活衛生課長 来年の2月までに策定する予定です。
記者 条例により、生産段階まで市が踏み込めることになった。例えば、残留農薬の問題など、生産段階まで踏み込むということは、職員側にも相当な力量が求められると思う。職員の資質の向上に向けた具体的な取り組みは。
生活衛生課長 条例を制定し、それを運用していく中で、それに携わる職員の資質向上は非常に重要なことと考えております。そのため、獣医師などの専門的な職員を中心に、条例の内容や運用について研修等を行うことにしております。
庁議案件以外の質疑
記者 今日の2時から、LRT関係の会合が予定されていると思うが、その会合の場で、市として新しい展開はあるか。
市長 特段、新しい提案などは持っておりません。
記者 自治基本条例について、考える会議が素案をまとめ、市民との意見交換会がスタートしたが、改めて、条例に対する考えを聞きたい。
市長 今後、提言書を提出いただけることになっていますが、2年間という長い年月をかけたということ、多くの市民の皆さん、企業の方、あるいは議会の方、職員、あらゆる方々に参画をしていただいたこと、17回にもわたって会議を開いていただいたこと、心から感謝を申し上げたいと思います。また、人づくりなど、宇都宮が持っている資源を活用するというような、全国で既につくられている自治基本条例にはない特徴があると伺っています。そのような特徴をつくっていただいたことにも、感謝申し上げたいと思います。
記者 温暖化対策について、県では、夏から県民総ぐるみの温暖化防止の取り組みを始めるようだが、市として、温暖化対策についての具体的な取り組みをどのように考えるか。
市長 従前のもったいない運動をはじめとして、ストップ・ザ・温暖化に向けて、様々な角度から提言をして、それを政策上、既に動かしております。そのほか、来月、第2回もったいない全国大会を開催いたします。また、国の内閣府が行おうとしている、全国から10都市を選出した「環境モデル都市」に市として名乗りを上げ、低炭素化社会を実現する先進都市となる意気込みを持って、スタートしたところでございます。温暖化防止対策については、県とも協力し、更に強く進めて行きたいと考えております。
記者 宇都宮市の場合は、マイカー社会と呼ばれていますが、マイカー社会と温暖化対策について、市長の考えは。
市長 車社会は、便利であるし、否定はできないと思います。むしろ、便利な車を更に走りやすくしてあげる、渋滞等で二酸化炭素を削減できないという社会ではなくて、車が走りやすい環境を作るということですね。それと、なるべく、利用者には、たまには自転車とか、徒歩とか、あるいは公共交通を利用していくような転換策も図って行きたいと思います。また、高齢者の方々が公共交通を多くの人とともに利用することによって、二酸化炭素の削減にもつながると思いますので、公共交通のあり方というものを更に推し進めていかなくてはならないと考えています。そのようなことを行いながら、事業所、家庭、自動車やトラック等の輸送の3つの角度から、二酸化炭素の削減に取り組んでまいりたいと考えております。
記者 走りやすい環境とは、どういう意味か。
市長 例えば、道路見える化計画を策定しましたので、事故あるいは渋滞箇所を抽出し、優先順位を決めて、工事をしながら、走りやすい環境を整えていくということです。もちろん、無駄な道路は作りません。
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