市長定例記者会見平成20年7月
(注)このページは、定例記者会見のもようを広報広聴課がまとめたものです。
日時・会場
平成20年7月29日(火曜日)午後1時から
宇都宮市役所3階・特別会議室
発表事項
市長 それでは、本日開催いたしました庁議の結果について、発表いたします。
まず、はじめに、「総合計画実施計画、策定方針について」でありますが、総合計画実施計画は、本市が今後も、魅力や個性を磨き持続的に発展していけるよう、計画的で戦略性の高い行政経営を展開していくため、今後3年間において、総合計画の内容をどのように実施していくかを明らかにするものであります。
「現状認識と基本的な考え方」にありますように、激変する社会経済情勢や、激化する都市間競争、さらには厳しい財政見通しの中で本市が市民から愛され、選ばれる都市となるためには、これまで以上に、行政経営資源の「選択と集中」を図る必要があると考えております。
このようなことから、この策定方針におきまして、「ネットワーク型コンパクトシティ形成の促進」に資する事業な施策・事業選択の考え方」や、発信力・伝達力の向上などの「策定にあたって配慮すべき事項」を明らかにしました。
この策定方針を踏まえ、今年3月に策定した「第5次宇都宮市総合計画」を本格始動し、着実に実現していく計画としてまいります。
次に、「(仮称)うつのみや子どもプラン」の策定について、でありますが、本市の少子化対策や子育て支援対策につきましては、平成17年3月に策定した「宇都宮市次世代育成支援行動計画」をはじめ、各種計画により、代を担う子どもとすべての子育て家庭への支援を推進してまいりました。
今後はさらに、少子化対策や青少年の健全育成を進める上で、子どもの出生から自立に至るまでの一貫性・継続性のある施策の推進が必要であり、保健・福祉・青少年など、各分野で実施している子どもに関する施策事業を、切れ目なく、きめ細かに実施していく必要があることから、これらの計画を統合しながら、子どもに関する総合計画であります、「(仮称)うつのみや子どもプラン」を策定してまいります。
策定にあたりましては、「(仮称)うつのみや子どもプラン推進協議会」を設置し、企業や地域において子育て支援に関わる市民や関係機関の方々のご意見を伺いながら、子どもたちの「笑顔の輪」が広がるような実効性の高い計画としてまいります。
次に、「平成20年度宇都宮市総合防災訓練の実施について」でありますが、今年度につきましては、8月23日土曜日、午前9時から11時30分まで、とちぎ福祉プラザ、上河内中学校及び岡本小学校の3会場で実施いたします。
今回の訓練の特色につきましては、複数箇所での被災を想定し、旧市内地域、河内地域に加え新たに上河内地域を含めた3会場で同時に訓練を実施いたします。
また、避難所の開設を迅速に行えるよう第1会場では、避難所・福祉避難所の開設訓練を実施いたします。訓練の実施にあたりましては、岩手・宮城内陸地震の後でありますので、これまで以上に、実際の災害を意識して行いたいと考えております。
なお、防災関係機関による各種訓練のほか、一般の方々にも体験していただける地震体験や消火体験などの訓練も実施いたしますので、多くの市民の皆様の参加をお待ちいたしております。
次に、「宇都宮市役所ストップ・ザ・温暖化プラン」の取組状況について、でありますが、このプランは、市が自ら率先して温室効果ガス削減に取り組むために、平成19年3月に策定したものであります。平成19年度における市の事務事業から排出された温室効果ガスの総排出量は、基準年である平成17年度と比較して、4,840トン、4.3%の削減が図られたところです。
これは、職員の日常業務でのエコオフィス活動の徹底や、本庁舎でのESCO事業の導入、ごみの排出量の減少などが主な要因となっており、この削減量は、一般家庭約690世帯が一年間に排出する二酸化炭素の量に相当するものでございます。
また、今年度の新たな取組といたしまして、本庁舎の照明を、窓口延長部局を除き、午後6時に強制的に消灯する「スイッチオフ・デイ」を年3回程度実施してまいります。
また、宇都宮城址公園などのライトアップを行っている施設において月1回「ライトダウン・デイ」として、午後8時以降の照明を消灯するなど、市が率先して更なる温室効果ガス排出量削減に向けて取り組んでまいります。
以上をもちまして、庁議結果の発表を終了いたします。
資料
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「総合計画実施計画(平成21年度から23年度)の策定方針」について(PDFファイル 230.5KB)
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「(仮称)うつのみや子どもプランの策定」について(PDFファイル 115.8KB)
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「(仮称)うつのみや子どもプランの策定」について(別紙)(PDFファイル 106.7KB)
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平成20年度宇都宮市総合防災訓練について(PDFファイル 117.9KB)
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「宇都宮市役所ストップ・ザ・温暖化プラン」の取組状況(PDFファイル 134.1KB)
質疑事項
庁議案件に関する質疑
総合計画実施計画策定方針について
記者 第5次総合の中で,LRTについて導入という方向性が盛り込まれていたかと思う。今回の21年度から23年度までの実施計画の中では,LRTはどういう位置付けになるのか。
市長 導入に向けての調査,研究という位置付けです。
記者 実施計画の公表時期は。
政策審議室長 例年,2月に概要版を作成し,公表しています。今年度につきましても,同様に考えております。
記者 現在3つある検討会の結果が出るのと,ちょうど同じ時期か。
政策審議室長 実施計画のとりまとめは2月より前の段階になると思います。そのため,3つの交通関係の協議会等と連動できるかということについては, 現時点では,難しいと考えています。
平成20年度宇都宮市総合防災訓練について
記者 3か所同時の開催が初めて,ということか。
市長 はい。去年は河内地区と宮の原球場の2か所同時でした。より現実に近い訓練にしたいということで,複数箇所で被災が起きたという想定をしたいと思っております。
記者 地震を想定しているのか。
市長 地震も,火事もです。
危機管理課長 マグニチュード7.2の地震を想定した災害の訓練です。
「宇都宮市役所ストップ・ザ・温暖化プラン」の取組状況について
記者 (温室効果ガス総排出量の)減少した主な原因の,環境配慮行動とは,具体的にはどのようなものか。
環境政策課長 庁内の照明を昼休みに消灯することや,コピーの際に両面印刷をすること,また,節水など,日常生活の中で取り組めるもののことです。
記者 庁舎内の全職員が対象か。
環境政策課長 庁舎内のほか,小中学校や,外の施設の職員など,全職員が対象です。
記者 (温室効果ガス総排出量の)項目の,「その他」だけが増えているが,この理由は。
環境政策課長 カーエアコンにおける代替フロンや,下水・し尿処理施設からの排出によるメタンガスの分で,総体的な処理量が減っていない部分があります。
記者 市長は,この数字をどのように評価するのか。
市長 もったいない運動の一連の取り組みとして行っているわけですが,やれるところからやろう,と職員一丸となって行った運動が,数字的に評価できると思います。まだまだ,個人差や温度差がありますので,その足並みをそろえていくことによって,更に数字は,削減量も含めて,良くなっていくと確信しています。
記者 今市送水管第3減圧所における小水力発電の導入について説明を。
環境政策課長 送水管の落差と流量で発電をする仕組みです。年間130トンの二酸化炭素の抑制につながると考えております。
記者 新規とありますが,現在は,設置されていないということか。
環境政策課長 今年度に設置する予定です。
記者 その発電量から積算すると,通常の発電所での発電よりも130トン分の二酸化炭素を削減できるということか。
環境政策課長 はい。
庁議案件以外の質疑
防犯対策について
記者 昨今,各地で,通り魔的な犯行,市街地における凶悪な犯罪がある中で,市として,新たに防犯面や,地域での警察との連携などで,新たに考えているものがあるか。
市長 各地区の防犯パトロール,あるいは,警察関係との連携を更に強めていくことは,当然なことだと思います。(地域に)情報を提供し,共有しながら,常日頃の防犯体制と併せて,(防犯の)意識を高めていくことが一番大切だと思っております。また,各自治会とも連携を強化しなければなりませんが,やはり,住民の皆さんに,自治会を通してなど,防犯や,安全で安心なまちづくりへの意識啓発も併せて行いたいと思います。今度の広報紙に掲載する,防犯・防災の記事をご覧いただき,これは,通り魔などではなく防犯の内容ですが,簡単な実例を挙げておきましたので,地域での注意や,個人の努力に,ぜひ,活用していただきたいと思います。
市職員採用試験について
記者 大分県教育委員会で問題が大きくなっているが,市の職員採用で,口利きなどが過去にあったのか,そのような調査をしたのか。また,その結果は。
市長 宇都宮市におきましては,今まで,市職員の採用試験の合否結果について,一部の市議・県議などから問い合わせがありました。結果発表の直前に,口頭で回答したことはあります。また,事前の問い合わせについては,あくまでも合否結果についての連絡であり,合格の依頼などの口利きについては一切なく,合否決定への影響は全くありませんでした。今後については,受験者そして市民の皆さんに誤解を与えることがないように,合否結果については,市の掲示板やホームページで確認していただくこととして,問い合わせに対しては一切応じない,ということにしたいと思います。
記者 直前というのはどのくらいか。当日なのか前日なのか。
行政経営部長 (合否結果の発表の)当日のケースもありますし,前日のケースもあります。
記者 過去何年間の試験にさかのぼって調査したのか。
行政経営部長 過去にさかのぼっては,調査しておりません。
記者 今回,事前に合否結果を市議や県議に伝えたというのは,いつの試験のことか。
行政経営部長 今年度の試験結果の最終発表はしておりませんが,今年度の一類などの一次試験は6月の11日に結果発表をしたところであります。その際には,市長が申しました通り,直前に口頭で回答したという経緯がございます。また,7月25日に二次試験の結果発表をいたしました。このときには,結果発表後に,口頭で回答したという経緯がございました。
記者 教育委員会の試験か。
行政経営部長 これは市の一般職の試験です。
記者 確認するが,今年度の一般職の1次試験についての,6月11日の発表で,その発表日の前日あるいは当日に,口頭で伝えたケースがあったということか。2次試験の7月25日の結果発表の分については,結果発表の後に,口頭で伝えた,ということか。今後は,口頭で伝えるということは,一切やらないということか。
行政経営部長 はい。市の掲示板やホームページ等で確認いただきまして,問い合わせには一切応じません。
記者 昨年以前は,一切なかったということか。それとも,昨年以前は調査していないということか。
行政経営部長 昨年以前については,調査していません。
記者 今後,調査する予定は。
行政経営部長 調査する予定は,今のところございません。
記者 それは,どういった理由で。
市長 調査をしなくとも,昨年も当然,あったわけですよね。今まで慣例としてあったのだと思います。
記者 2次試験の7月25日に関して,事前に(合否結果を)連絡することがなかった理由は。事前に連絡がほしいという要望がなかったのか,それとも,大分県の問題が出ているから,連絡を控えたのか。
行政経営部長 全国でこのような動きがあり,ましてや市民の皆さんに誤解を与えることがないように,このように対処したということです。
記者 口頭でというのは,電話でということか。
行政経営部長 基本的には電話です。
記者 確認だが,2次試験については,問い合わせがあったけれども,答えなかったということか。
行政経営部長 そうです。
記者 こういった問い合わせに答えていたのは,どの組織か。何課とか。
行政経営部長 組織的なものではございません。
記者 どの部署が対応したのか。問い合わせを受ける部署はどこか。
行政経営部長 行政経営部ということになります。
記者 大分県の場合は,県の幹部,つまり行政のトップクラスがそのようなことをしていたということが問題になっているが,宇都宮市の場合も,市議や県議のそういう問い合わせには,幹部クラスが答えていたのか。
行政経営部長 はい。そのようなことです。
環境モデル都市の選定結果について
記者 環境モデル都市の選定結果は。
市長 連絡がありまして,もれたということで,モデル都市の指定にはなりませんでした。
記者 そのときに提案したことは,市として独自に実施していくつもりはあるか。
市長 もちろん,市として,合否に関わらず,これからも環境問題として,政策の推進をしていきます。
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