市長定例記者会見平成21年7月
(注)このページは、定例記者会見のもようを広報広聴課がまとめたものです。
日時・会場
平成21年7月30日(木曜日)午後1時から
宇都宮市役所3階・特別会議室
発表事項
それでは、本日開催いたしました庁議の結果について、発表いたします。
まず、はじめに、「総合計画実施計画策定方針について」でありますが、総合計画実施計画は、「総合計画」に掲げた本市の目指すまちづくりの目標に向け時代の潮流や社会経済環境の変化に的確に対応しながら今後3年間において、施策・事業をどのように実施していくかを明らかにするものであります。
「現状認識と基本的な考え方」にありますように、昨年の世界同時不況に端を発した国内経済悪化の影響は本市においても例外ではなく、今後、極めて厳しい行財政運営が見込まれますので、施策・事業をこれまで以上に厳しく精査・選択していく必要があると考えております。
このようなことから、この策定方針におきまして、「施策・事業選択の考え方」や、「策定にあたって配慮すべき事項」を明らかにしたところであり、厳しい財政状況にあっても本市が将来に渡って持続可能な都市へと発展していけるよう計画の策定に努めてまいります。
次に、「宇都宮駅東口地区整備事業の推進について」でありますが、この事業は、県都の玄関口である宇都宮駅東口地区において、「人・もの・情報」の交流の促進や賑わいの創出など、本市の魅力や拠点性を高めるプロジェクトであり、本市のまちづくりにとって欠かすことのできないものであると認識しております。
今回の事業の見直しにあたりましては、平成17年度に策定した「宇都宮駅東口地区整備基本計画」の「整備テーマ」や「整備コンセプト」をもとに、「都市機能の更なる集積」や「都市ブランド力の向上」などの新たな視点も加え、立地施設の整備方針や事業手法を検討してまいります。後は、庁内外に検討組織を設置し、幅広いご意見をいただき、多角的な検討を進め、本市の都市拠点にふさわしい事業を決定してまいります。
次に、「平成21年度宇都宮市総合防災訓練について」でありますが、今年度につきましては、8月22日土曜日、午前9時から11時30分まで宇都宮城址公園及び市庁舎において実施いたします。
今回の訓練の特色につきましては、自主防災会が上河内、河内地域においても設立され、市内39地区の自主防災会が、初めて一堂に会し、避難所・福祉避難所の開設訓練や、給食訓練などの各種訓練を実施いたします。また、市内在住の外国人の方達が初めて訓練に参加するなど、過去最多の75の機関・団体が参加予定であり、これまで以上に、実際の災害を意識して行いたいと考えております。
なお、一般の方々にも体験していただける地震体験や消火体験などの訓練も実施いたしますので、多くの市民の皆様の参加をお待ちいたしております。
次に、「市内情報発信拠点「(仮称)宮カフェ」の概要について」でありますが、この施設は、「宇都宮ブランド戦略」の一環として、本市が誇れる「ブランド品」や「地域資源」を一堂に集め、「その良さ・すばらしさ」を市内外の方々、特に、市民の皆様に体感していただくためまち中に設置する情報発信拠点であり、賑わいづくりによる中心市街地の活性化などの効果も見込んでいるところであります。
事業主体は、宇都宮商工会議所であり、市として、設置・運営に対して必要な支援を行ってまいります。設置箇所につきましては、オリオンスクエア向かい側の空き店舗を活用し、情報受発信やギャラリー・ショップなど5つの機能を持たせ、現在、本年10月末のオープンを目標に準備を進めているところであります。
この情報発信拠点を核として、多くの市民や本市を訪れる方々に、本市の様々な魅力について積極的なPRを行い、本市に対する市民の「愛着・誇り・自信」の醸成や本市の「イメージ・好感度」のアップを図ってまいります。
次に、「宇都宮市役所“ストップ・ザ・温暖化”プラン」の取組状況について、でありますが、このプランは、「地球温暖化対策の推進に関する法律」に基づく実行計画として策定したものであり、市のすべての事務事業から排出される温室効果ガスの削減に取り組むことで、平成24年度までに17パーセントの温室効果ガスを削減することを目標としております。平成20年度における温室効果ガス総排出量は11,981トンの減少となりました。
この主な要因といたしましては、一般廃棄物の排出量が減少したことなどによるものでありまして、この削減量は一般家庭約1,700世帯が一年間に排出する二酸化炭素の量に相当するものでございます。
今年度の取組といたしましては、「スイッチオフday」「ライトダウンday」について、それぞれ内容を拡充したほか、白沢浄水場など3施設へ太陽光発電システムを新たに導入してまいります。
今後とも、職員による節電や節水などのエコオフィス活動の徹底を図り、更なる温室効果ガス削減に向け、取り組んでまいります。
以上をもちまして、庁議結果の発表を終了いたします。
資料
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総合計画実施計画(平成22年度から24年度)策定方針(PDFファイル 200.2KB)
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宇都宮駅東口地区整備事業の推進について(PDFファイル 91.5KB)
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資料1 宇都宮駅東口地区整備事業の検討フロー(PDFファイル 97.9KB)
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資料2 宇都宮駅東口地区整備事業の検討体制(PDFファイル 84.6KB)
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平成21年度宇都宮市総合防災訓練について(PDFファイル 124.0KB)
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市内情報発信拠点「(仮称)宮カフェ」の概要について(PDFファイル 117.0KB)
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宇都宮市役所「ストップ・ザ・温暖化」プランの取り組み状況について(PDFファイル 131.6KB)
質疑事項
庁議案件に関する質疑
総合計画実施計画(平成22年度から24年度)策定方針について
記者 総合計画実施計画についてだが、毎年作られているものだと思うが、今年度新たに内容が盛り込まれたものとか、表現がより強くなったものとか、そういった特色があれば教えてほしい。
市長 相当特色は出しているつもりです。人間力の向上であったり、あるいは環境、今まで力を入れてきました農業分野、そういったところを大まかに絞って柱にして、市民の皆さんに分かりやすく表現し、市民協働のもとで進められるような計画といたしました。いろいろなところでお話しさせていただいています宇都宮の魅力の発信、特に今まで作ってきた魅力というものをしっかりと検証して、それを宇都宮プライドとして出していくということと、従来申し上げてきた教育・環境・農業、そして、環境の中にも含まれると思いますが、公共交通のあり方など、そういったものに力点を置いています。
宇都宮駅東口地区整備事業の推進について
記者 駅東口地区整備事業について、再始動にかける市長の気持ちを伺う。
市長 私が関わらせていただいて、残念ながら、今回よい結果にならなかったのですが、聞くところによると、その前にもうまくいかなかったことがあったようです。私は、この事業は市として一番大きな課題であり、また最初で最後のチャンスであると考えています。このチャンスを今回生かせなかったのは大変残念ですが、逆に、こうして経済が低下している中で、今は仕切りなおす好機と捉えて、さらに今回以上のものを今後達成し、整備を実現していくために、経済状況をにらみながら、この大きな整備計画を、しっかりと精神的にも宇都宮市のランドマークとなるようなものにしていきたいと思います。今までのコンセプトから逸脱はしないし、今までの路線は残っているのだから、簡単にできるのではないか、というご意見がありますが、今までのコンセプトは生かしていきますけれども、慎重に経済状況を鑑みながら、最高のランドマーク的な事業にしていきたいと思いますので、時間は十分に掛けたいと思います。もちろん景気に合わせてですから、景気がよくなっているのに、時間をかけすぎて時機を逸してしまっては仕方がありませんので、その時にはスピードをあげるなど、柔軟に進めていきたいと思います。
記者 整備方針や事業方針を見直しながらということだが、市としてはどのような方向で見直しを考えているのか。また、来年2月には暫定利用の決定とあるが、今決まっているものがあれば、教えてほしい。
市長 見直しについては、先ほど申し上げたように、宇都宮にとって、これだけ大きな整備事業はないと思います。宇都宮の最終的な大きな財産となるものですから、宇都宮の持てる力をすべて出し切っていけるようなものにしなければなりませんし、見直しの中ではそこを最大に考えていきたいと思います。そこに、何が考えられるかというものを、様々な人達のご意見をいただきながら進めていきたいと思います。そしてもう一つ、暫定利用についてですが、有効に活用できるよう、宇都宮にとって必要なものを考えて進めていきたいと思います。先ほど申し上げた「都市の魅力アップ」とか、今宇都宮市が、単独で、あるいは市民の皆さんや各種団体の方々と一緒に進めている事業の中で、さらに手を加えていけば大きな効果を生むようなもの、そういったものも考えられると思います。例えば、今一生懸命、官民一体となって力を入れています「プロスポーツチーム」とか、先ほど申し上げた「まちの賑わいづくり」とかですね。ただ、やみくもに、土地が余っているから、何かに使ってもらいましょうというわけにはいかないと思います。
市内情報発信拠点「(仮称)宮カフェ」の概要について
記者 宮カフェ自体からは外れるのだが、中心市街地の空き店舗を市が何らかの形で関与して活用していくという考えとか、そういうものを拡げていく考えはあるのか。
市長 中心市街地の活性化は、官民一体となってやる事業ですので、考え方としては、定住人口と交流人口、この2つが重要だと思っています。その交流人口についてですが、イベントには相当人が来るというのは、今までに実証されていると思います。オリオンスクエアは完成しましたが、365日イベントはできませんので、回遊性が高いまち中にしていくためには365日人が来ていただけるような仕掛けをこれから作っていかなければならないと思います。その仕掛けが、本来であればまちの中の魅力あるお店だと思います。お店の方も商店街の方も一生懸命で、ユニオン、オリオン、日野町など約8つくらいの商店街が様々な試みを行い、自分たちのお店のポテンシャルを高めていただいていますけれども、市もそのようなショップを商工会議所と連携して、恒常的な仕掛けの1つとしてやっていきたいと思っています。仕掛けがうまくいけば、これからもどんどん展開していくことにつながると思います。また、商店街の皆さんが一生懸命やってどんどんあがっていくかもしれませんね、これをきっかけにしまして。
記者 商店街自体が浮上していくことが一番いいことであるということか。
市長 全国的に見てもそれはなかなか難しいことではありますが、まさしく官と民が一緒にならないと、中心市街地の活性化については、難しいのだと思っています。商店街の方々はとてもよくやっていらっしゃいます。この間も無線ランをできるようにしたりしていますね。昔とはちょっと違うと思いますね。行政のお手並み拝見ということではなくなりましたね。
その他の質疑
都市ブランド戦略について
記者 「うちわ」がおいてあるが、これは何か。
市長 これは、前回もお話させていただきましたが、持続可能な、百年先も誇れるまち宇都宮をこれから大々的に発信していこうということで作ったものでございます。宇都宮の発展に欠かせないのは、宇都宮の実力を、しっかりと市民の皆さんに、また、市外の方たちにも知っていただくことです。夢のある宇都宮、発展する持続可能な宇都宮、その良さを知っていただく、そして先ほど申し上げた定住人口を増やしていき、あわせて、交流人口も増やしていくということでございます。我々が一番苦手としていたそうした発信力を意識して、その発信力を高める意味でこの宇都宮プライドを作りました。裏面にも書いてありますが、宮カフェを通じて、あるいは、QRコードなども活用して、市内外の方に宇都宮のよさを知っていただくということでございます。この「うちわ」でございますが、「ふるさと宮まつり」において、多くの方に配布させていただいて、そこで宇都宮プライドについてのPRをしていきたいと思っています。
記者 何枚くらい配布するのか。
都市ブランド戦略室長 3000枚作製しました。
市長 発信力という点ではマスコミの皆さまが最も優れていますので、ぜひ、ご協力のほどよろしくお願いします。
記者 宮まつりの後も増刷して配っていくのか。
市長 当然大きなイベントの時には配布していきたいと思います。分量については都市ブランド戦略室長分かりますか。
都市ブランド戦略室長 まだいろいろなイベントがありますが、時期的に夏の間ということもありまして、状況を見て増刷していきたいと思います。
衆院選について
記者 政治関係の話になるが、衆議院選挙が8月30日に決まったが、市長の立場からは現状をどのように見ているのか。
市長 まだ先のことなので、なんともいえませんが、今一番関心があるのは各党のマニフェストだと思います。地方都市を預かる首長としては、それをぜひ拝見し、見比べさせていただきたいと思います。ただ、地域主権・地方分権といってもそれだけではないと思いますので、そこだけにポイントを置いたり固執するわけではないのですが、ここまで火がつかなかったら国民を意識した、国民のための政策をマニフェストに盛り込むことはなかったと思います。おそらく今回の選挙も今までどおり、変わらない選挙で終わった可能性があります。そういう点では国民にとっていいチャンスではないかと思いますし、そのもととなる、約束事であるマニフェストには私だけではなく国民の皆さんも有権者の方々も大いに関心を持っているのではと思っています。
記者 今後の予定などはあるのか。
市長 予定などは聞かされていないが、今の吹いている風からすれば、1区は現職が大変厳しいでしょうし、挑戦者が何人出るかは分からないですが、現職対挑戦者という構図になると思いますので、まあ全国的に与党・現職は厳しいと思います。
記者 マニフェストを見比べるという話だったが、地方分権以外のところではどういう点を意識して見比べるか。
市長 国の財政と地方の財政をどう考えているかということと、これから国の財政をどう立て直すか、ついては特別会計約400兆円、約21特別会計ありますけれど、それをどのように取り扱っていくのかなどを見比べたい。財政の改革を語らずして国民に向けた新規の政策というのは、信憑性がないのではないかと思います。
オルレアン市との再調印式について
記者 オルレアン市からは誰が来ているのか。
市長 オルレアン市の副市長が代表としていらっしゃっています。市長はいらしてません。理由は聞いておりませんが、国際交流担当の副市長が来られているということです。
記者 オルレアン市の副市長には会ったのか、今後の日程はどうか。
市長 まだお会いしておりません。今日、このあと再調印式を行い、明日の夜に公式の歓迎会を催し、明後日、宮まつりのパレードなどをご覧になっていただいて、次の日には東京へお立ちになります。
公共交通に関する市民説明について
記者 市民への説明開始の時期や説明の進め方について、今の段階で話せることはないか。
市長 今のところ、まだ固まったものはありません。方針としては従来どおりです。
記者 秋ぐらいがめどか。
市長 前回申し上げたとおり、そのような予定で考えております。
環境配慮型製品への補助について
記者 環境配慮型製品への補助についてだが、自動車のプリウスが大変注文が殺到して、今年度中の納車が無理であろうと言われている。国の補助金のほうでも環境大臣が財務大臣に延長してほしいと要望したような話が聞こえてくる。そのような中で、市も補助制度があるので、3月までに納車できないというようなことに対して、市としてはどのような対応を考えているのか。
市長 国の考え方は、当然参考にしていかなければならないと思っています。納車し登録をして初めて補助申請ができるわけで、活用していただかないとせっかく用意した環境と経済を併せた補助制度が使われないということになりますので、納車が間に合わないということになれば、市としても国に対して働きかけていきたいと思います。
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