市長定例記者会見平成21年11月
(注)このページは、定例記者会見のもようを広報広聴課がまとめたものです。
日時・会場
平成21年11月25日(水曜日)午後3時30分から
宇都宮市役所3階・特別会議室
発表事項
それでは、本日開催いたしました庁議の結果について、発表いたします。
まず、はじめに「平成21年度職員提案の取組結果について」でありますが、この「職員提案」は実際に行った改善事例や自由なアイデアを職員から募集し、事務改善や市民サービスの向上に活かすことを目的に実施しており、今年度は、去年に引き続き「改善」をテーマに提案活動に取り組み、470件の提案が職員から寄せられたところであります。これらの提案につきましては、改善効果など、様々な視点から評価を行った結果、障がいのある児童や、保護者の負担軽減に役立つサポートファイル「かがやき」の配布や、「1時間限定会議室の設置による会議室使用の効率化」など全部で、10件の提案と1つの部署を市長賞や優秀提案賞等に選定いたしました。
今後は、実績提案の内容を改善事例として取りまとめ、職員への周知を図るとともに、自由提案の実現化に取り組むなど、さらなる市民サービスの向上や日常的に事務改善に取り組む組織風土づくりに努めてまいります。
次に「平成21年度 総合計画進行管理対象主要事業の進捗状況について」でありますが、今年度は、18の施策・21事業を進行管理対象主要事業に選定し、計画どおり事業が推進できるよう、その進捗状況の管理を行っているところであり、概ね各事業の10月末の進捗状況は、お手元の資料の通りとなっております。
いくつか申し上げますと、ナンバー11の「ごみの減量化・資源化の推進」についてでありますが、現在、焼却ごみとして処理している「プラスチック製容器包装」につきましては、平成22年4月からの分別収集、資源化に向けまして、「資源化施設」の建設を進めるとともに、新たな分別収集につきまして、自治会や、不動産管理会社などへの説明会を開催してまいりました。今後も、施設建設を着実に進めるとともに、市民へ分別収集の協力を求め、円滑な実施に努めてまいります。
次にナンバー16の「雀宮駅周辺地域整備の推進」についてでありますが、JR雀宮駅周辺地域につきましては、本市南部の地域拠点として第3図書館や、駅関連施設、周辺道路などの整備を進めており、平成23年3月末の雀宮駅東口開設に向けまして、今後も引続き円滑な整備に努めてまいります。これらを含め、本年度の主要事業につきましては、概ね順調に進んでいるものと認識しており、今後も引き続き、円滑に推進できるよう、全庁一丸となって、取り組んでまいります。
次に、「都市計画道路3・3・102号宇都宮水戸線(大寛工区)の全線開通について」でありますが、この道路につきましては、市街地における慢性的な交通混雑の緩和と、都市内交通の円滑化を図るため、主要な幹線道路として桜通りから材木町通りまでの延長810メートルの区間におきまして、4車線道路、電線類の地中化の整備を行いました。総事業費については約70億円で、事業着手から13年を経て、来月、12月18日に全線開通の運びとなりました。この整備による効果につきましては、大通りや平成通りの交通が分散し、渋滞緩和が期待されるとともに鶴田地区から中心市街地までの移動時間が約4分短縮されると想定しております。
次に、「第13回宇都宮市まちなみ景観賞について」でありますが、この賞は、本市の景観づくりに貢献しているまちなみや建物等を表彰し、都市環境の向上とまちなみ景観に対する市民意識の高揚を目的とし、平成4年度より、実施しているものであります。今年度は、124件の応募をいただきました。その中よりまちなみ景観賞に、インターパーク1丁目にあります個人住宅の「大塚邸」、 西川田にあります「塚山古墳」、西1丁目にあります産婦人科医院の「中田ウィメンズ&キッズクリニック」、 氷室町にあります「麺 藏藏(ざざ)」以上、4点を決定いたしました。受賞された皆様への表彰式は12月22日に行う予定であります。
これからも、景観づくりの模範となるような魅力あるまちなみや建物等を表彰し、広く市民に周知することで、景観に対する意識高揚を促し良好な景観形成の促進に努めてまいります。
以上をもちまして、庁議結果の発表を終了いたします。
資料
-
平成21年度職員提案の取組結果について(PDFファイル 144.6KB)
-
平成21年度職員提案取組結果別紙(PDFファイル 135.4KB)
-
平成21年度総合計画進行管理対象主要事業の進捗状況について(PDFファイル 239.6KB)
-
都市計画道路宇都宮水戸線(大寛工区)の全線開通について(PDFファイル 460.8KB)
-
宇都宮水戸線(大寛工区)参考資料(PDFファイル 212.1KB)
-
第13回宇都宮市まちなみ景観賞について(PDFファイル 145.4KB)
-
第13回宇都宮市まちなみ景観賞別紙(PDFファイル 299.7KB)
質疑事項
庁議案件に関する質疑
職員提案の取り組み結果について
記者 今回のものから、受賞者は申請すれば5万円が貰えるという仕組みか。
行政改革課長 実績提案につきましては、上限5万円というお金を出すのではなくて、個人ではなく所属に対し、たとえば先進地の調査とか書籍の購入、研修会の講師謝金とかに使うということで、実績提案については上限5万円で予算措置をするということになっています。
記者 これから、受賞した部署から申請があればということか。
市長 個人で使える賞金ではないということです。
記者 表彰提案の一覧を見て、市長の感想はどうか。
市長 平成15年度から始まりまして、最初はなかなか応募がありませんでした。1課1日本一作りとかいろいろな話をして、それぞれが出来る所からさまざまな提案をしっかり出して貰いたい、と発破をかけましたら相当な数が出ました。そこで大切なのは、実施できるのか、なのですね。ただ、提案があってよかったね、ではなくて、いかに実行に移せるか。そうじゃないと提案した人のやりがいも無くなってしまうし、組織のためにはプラスになりません。その目的をちゃんと遂行しようというところが表れてきて、さらに、精度の高い実現可能な提案が、だいぶなされてきたのだと思います。去年に続いて「改善」をテーマに提案活動をしてきましたので、実際に改善した事例が今回多く出てきたことで、こういう啓発というのはこれからも必要であるという認識を持ちました。
記者 改善したというのは実績提案ということか、自由提案も出てくると思うが。
市長 自由提案も面白いものが出てきますので、それをいかに進行管理をして実現に結び付けていくか、そして効果も合わせて持たせるか、そこが一番大切だと思います。
総合計画進行管理対象主要事業の進捗状況について
記者 主要事業の進捗の中で、14番の馬場通り西地区のマンションの件であるが、分譲が始まったと思うが販売状況は把握しているのか。
市長 去年の時には、問い合わせ件数は多くあったというところは確認していますが、今年になって募集開始してからは情報はつかんでおりません。あとで情報をつかんだら、ご報告いたします。
記者 進行管理対象主要事業の進捗状況であるが、昨今の不況の影響などは出ているのか。
市長 そうですね。不況イコール法人市民税、個人市民税といった税収に影響がありますから、その税収が落ち込んでいることに関しましては多少影響があると思います。現在困っているのは、国の方向性がまだ決まっていないということです。その部分について地方自治体として、宇都宮市としてどう処理していくのか、この進捗管理の中ではつかめない事業がいくつかあると思います。
その他の質疑
穴吹工務店の会社更生法適用について
記者 現段階では不透明な話になってしまうかもしれないが、デベロッパーの穴吹工務店、サーパスブランドの穴吹工務店が会社更生法の適用を申請したということで、市内にもいくつかマンションがあると思うが、そのあたりで何か情報が来ているとか、今後どのように影響が出てくるか、などを伺う。
市長 私のところには現在何の情報も来ておりません。懸念されることは、サーパス、穴吹工務店の建設中のマンションがあるかどうか、ある場合には、また建設中であれば、契約されて、手付け金なりいくらかでもお金を払った方が、どう救済されるのかというところです。また、もう一つ、すでにお住まいになってらっしゃる方は、分譲といえどもこの後の維持修繕とか建て替えのための積み立て金とかを支払っているでしょうから、その管理とか保護について、管理会社は別のようですが、そこがしっかりと責任を持ってこれから最後まで管理していただけるのかどうか、その点についてたいへん危惧しております。
記者 建設中のマンションが市内にもあり、そこに市内の業者が関わっていると思うのだが、経済的な影響などについてはどう考えているか。
市長 設計・建設施工にかかる、下請けで入っている方々に影響がなければいいと思いますが、それも探っていかなければならないですし、もし影響があったということになれば、市にとっても同じように大きな影響があると思います。連鎖するようなことがなければよいと思います。
市長2期目の1年間について
記者 市長は2期目の1年がほぼ過ぎたところだが、この1年を振り返って自身をどう総括するか。全体的な部分と、マニフェストなど市民に提示したもので進んだもの、道筋がついたもの、成果があったものなど、逆に、うまく進んでないもの、足踏みしているようなちょっと残念なものなど、それぞれあげて欲しい。
市長 去年再選をさせていただいた11月時点では、さほど影響のなかった経済状況が、年が明けてガラッと変わりました。そして、それが日増しに市の財政状況に大きな悪い影響を与えています。特に、市税収入の減収が想像つかないほど影響を受けています。去年の11月時点では、ここまで悪くなるとは予想できませんでした、というのが一つ目の感想です。それによって、私が掲げたマニフェストに影響があるのかというのは、今のところ、この100年に1度という不景気が、いつまで続くのかによると思います。悪いことはいつまでも続かないと思いますが、今後大きな影響が出るのではないかと思っています。ただ、今の時点ではすぐに影響が出るものはないと思いますが、あるとすれば、マニフェストに入れた第3子以降の幼稚園・保育園の保育料の無料化とかが、国の子ども手当の創設、そういうもので影響があると思います。また、大谷のスマートインターチェンジの整備などは高速道路の無料化によって入口・出口を増設するということになれば、また、そこにも影響があるでしょうから、ウェイティングしていかなければならないと思います。また障がい者の自立支援法を廃止するということですので、障がい者就労支援センターの設置といったものも少し様子を見なくてはならない。そのように様子を見なくてはならない施策がいくつか含まれるのだと思います。
記者 市税収入がこれだけ落ち込んでいる中で、取捨選択をしなければならないような場面があると思うが、いかがか。
市長 これから平成22年度の予算査定に入っていきますけれど、相当今回は覚悟を決めてやらなければならないと思います。今までも厳しく「選択と集中」「スクラップアンドビルド」でやってきました。さらにそれ以上に手を入れなくてはなりませんので、今回はゼロベースで予算を作りますけれども、相当影響があると思います。先送りになるものもあるでしょうし、スクラップしなければならないものも出てくると思います。
記者 経済状況とか国の政権交代によって、変更を余儀なくされるものが出てくるということか。
市長 そうだと思います。
記者 やりたい施策がいっぱいあっても我慢している、という感覚を強く持っているのか。
市長 我慢しているというよりは、税収が大きく減っているという現実を見て対応していかなければならないと思っています。現実にはお金がないわけですから、とにかく市民サービスの低下を招かないように、先ほども申しました「選択と集中」とか「スクラップアンドビルド」とか「ゼロベースの組み立て」などをやっていく必要があると思います。そして、難しいとは思いますが、今までも職員の知恵と職員が汗をかくことによって乗り越えてきたわけですから、今回も同じように全力を挙げて何とか乗り切って行きたいと思います
記者 この1年を自己採点するとどれくらいか。
市長 それは、皆さん、あるいは市民の皆さんに決めていただきたいと思います。
PDFをご覧いただくには、Adobe Reader(無償)が必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、Adobeのサイト(外部リンク)からダウンロードしてください。
総合政策部 広報広聴課
電話番号:028-632-2022 ファクス:028-637-5151
メールでのお問い合わせはこちら
