市長定例記者会見平成22年1月
(注)このページは、定例記者会見のもようを広報広聴課がまとめたものです。
日時・会場
平成22年1月28日(木曜日)午後1時から
宇都宮市役所3階・特別会議室
発表事項
それでは、本日開催いたしました庁議の結果について、発表いたします。
まず、はじめに、地域内交通「板戸のぞみ号」の本格運行についてでありますが、昨年4月より試験運行を行ってきました「板戸のぞみ号」につきましては、乗客定員4名のセダン型タクシーに平均して3名前後の方が乗車するなど、板戸地域の移動手段として定着するとともに、地域住民の皆様にも大変好評でありますことから、このたび、国を始めとする関係者との協議が整い、平成22年4月から本格運行を開始することとなりました。
「板戸のぞみ号」の本格運行は、板戸町地域内公共交通検討委員会の皆様が、地域住民の意向把握とその反映や、利用促進などに熱心に取り組まれた成果であり、検討委員会を始めとした地域の皆様に、敬意を表するとともに、本市といたしましては、今後とも「板戸のぞみ号」の取組を積極的に支援してまいりたいと考えております。
また、本市といたしましては、定時定路方式の「清原さきがけ号」に加え、デマンド方式の「板戸のぞみ号」を本市における地域内交通の導入モデルとして、市内の他地区におきましても地域住民の皆様と十分連携しながら、地域内交通の早期導入を図ってまいりたいと考えております。
次に、「おもてなし窓口アンケート等の実施について」でありますが、本市では、これまでにも、「窓口サービス向上宣言」の表明など、おもてなしの心を大切にした窓口サービスの提供に努めてまいりましたが、更におもてなしの心あふれる取組を推進するため、今回、「おもてなし窓口アンケート」及び「外部モニター調査」を実施することといたしました。
まず、「おもてなし窓口アンケート」につきましては、窓口での手続を終えた利用者本人に「あいさつ」や「分かりやすい説明」などの基本的接遇について「よい」から「悪い」までの5段階で評価をいただきます。また、「外部モニター調査」につきましては、第三者であるモニター調査員により基本的接遇について評価していただきます。
いずれの評価結果につきましても、市のホームページにおいて公表するとともに外部モニター調査につきましては、おもてなし推進委員会様からの報告書も公表される予定であります。
市民の皆様や調査員の皆様からいただいた評価結果は、窓口の改善やサービスの向上に反映させていただき、市民の皆様に満足していただける窓口サービスの提供におもてなしの心を持ってより一層努めてまいります。
次に、「うつのみや人間力向上フォーラム2010及び子ども読書のまち宇都宮・市民フェアの開催について」でありますが、昨年度に続き2回目の開催となります「うつのみや人間力向上フォーラム」につきましては、より一層の市民主体での人づくりを推進するため、今年度から学校・家庭・地域・企業などの代表で構成する実行委員会の運営により開催いたします。
また、今回はじめての開催となります「子ども読書のまち宇都宮・市民フェア」につきましては、全国トップクラスの本市の読書活動や取組について、さらなる理解の促進を図るものであります。
今回は、この2つの人づくりに関する事業を、市民総ぐるみの取組として、より多くの市民、企業等の参加をいただくため、2月13日に「栃木県総合文化センター」において共同開催いたします。
内容につきましては、「みんなではぐくもう 宮っこの広がる夢 やりぬく心」をテーマに、私や、サッカー女子元日本代表で現在とちぎSCレディースチーム「ブランカ」の監督であります手塚貴子さん、小中高生との討論会、映画化やテレビドラマ化された話題作「バッテリー」の著者として有名な あさのあつこさんのトークショーなど、お子様から高齢者の方まで楽しんでいただけるものとなっておりますので、多くの皆様のご来場を心よりお待ちしております。
次に、「インフルエンザ患者の発生状況等について」でありますが、まず、本市のインフルエンザ患者発生状況は、1月4日からの1週間の定点医療機関当たりの報告数が「7.72」となり警報レベルの終息基準値である「10」を下回りました。翌週の、1月11日からの1週間も、「5.67」と減少傾向となっておりましたが、先週、1月18日からの1週間は、「11.78」と、再び注意報レベルまで増加したところであり、今後の動向を注視していく必要があります。
また、新型インフルエンザワクチン接種でありますが、昨年10月23日から医療従事者に対し接種が開始され、その後、順次、県の定めるスケジュールに沿って進められており、市内の医療機関での接種者は、12月末現在で、延べ62,222人となっております。さらに、1月29日からは、健康な成人の方など優先接種対象者等以外の方に対しての接種が開始されることとなっております。
これから、厳冬期を迎え、新型インフルエンザはもとより、季節性インフルエンザの流行も懸念されますことから、市民の皆様には、ワクチン接種の有無や年代に関わらず、引き続き、注意をしていただき、日ごろより、一般的な感染予防策として「手洗い、うがいの徹底」「咳エチケットとしてのマスクの着用の励行」など、身近な感染予防に、取り組まれますようお願いいたします。
以上で、庁議結果の発表を終了いたします。
続きまして、このほど作製いたしましたブランドメッセージ「住めば愉快だ 宇都宮」のPR映像を、これから、上映させていただきたいと思います。
これらの映像は、「宇都宮なら、もしかしたらあるかも・・」と思わせる日常を描いたもので、「ウエディング餃子編」「パスタに粉チーズ編」「Jazzy Boy編」の3編です。
キャストはオール市民、ロケはオール市内で撮影いたしました。
見た人に、宇都宮の愉快を感じていただき、「住めば愉快だ 宇都宮」への興味と共感を醸成していきたいと考えておりますので、宇都宮の愉快の発信につきまして、今後ともご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。
以上で、わたくしからの発表を終わらせていただきます。
資料
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地域内交通「板戸のぞみ号」の本格運行について(PDFファイル 131.8KB)
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別紙1地域内交通「板戸のぞみ号」の本格運行について(PDFファイル 668.0KB)
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「おもてなし窓口アンケート」等の実施について(PDFファイル 110.7KB)
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「うつのみや人間力向上フォーラム2010」「子供読書のまち宇都宮・市民フェア」の開催について(PDFファイル 119.3KB)
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インフルエンザ患者の発生状況等について(PDFファイル 206.4KB)
質疑事項
庁議案件に関する質疑
「住めば愉快だ宇都宮」PR映像について(その1)
記者 最初に、市長に尋ねたいのですが、このCM映像というんでしょうか、市長から見て、出来は、点数でももちろん結構だが、どうか。
市長 出来は最高の出来だったと思います。安価な料金でできたというだけではなくて、宇都宮をあまり崩さずに、といってわかりやすく、興味を持って楽しんでいただけるという観点からすれば、いいところに収まったんではないかなと思いますし、先ほど冒頭申し上げましたけれども、全て宇都宮の場所でロケをしたということと、登場していただいている方みんな素人の宇都宮市民、もちろんボランティアなんですが、そういったところがよかったんだなと思います。細かく言うとですね、ジャズ編ですけども、あれは姿川第一小のお子さんかな、やっぱりジャズをやっているんですね。選ばれたお子さんですけども、宇都宮は「基本にしっかり あいさつ 朝食 漢字に計算」そのあいさつがちゃんとできてる子という様子が入っているので、あれはちょっと技を使ったかなと。あとはまあ、餃子編のところは、あの二人は結婚されたばかりの本物のご夫婦で、オリオン通りのフラッグ撮影、そこに来ていただいた方に声をかけてお願いをしました。また、餃子会の皆さんに作っていただいた餃子ですから、本当に主役の方に作っていただいたということですね。あとは、山野井さんが出た粉チーズ編、あれが一番面白いかなと思う。分からない人はいないかなって、心配な点はあります。
記者 あれはちょっと分かりづらい部分があるような気がしないでもないが。
市長 いろいろと感想が寄せられまして、メール等でもありました。もっと市内だけではなくて、普通のテレビ局で放映したらどうだというような声とかですね、あとは市外の方にも見ていただけるように工夫をしたらいいだろうとかですね、そういう感想をいただきました。ダメだというメールはいただいていないので、安心しているんですけども。これからどんどん講演等でこのビジュアルを使っていきたいと思います。
地域内交通「板戸のぞみ号」の本格運行について(その1)
記者 のぞみ号の本格運行だが、今までと、試験運行とはどのように違うのか。
市長 そうですね、試験運行を始める前にも、地域の方々のご意見を地域の方が自ら集めて、そして、どんな手法がいいのか、家が点在しているなどの地域性がさきがけ号の清原とは違いますので、それらの地域性を踏まえたうえで利便性を追求して、なおかつ持続性を追及して、試験運行が始まったんですね。ですから、ニーズにあった運行の仕方を第一に考えて進んできましたけども、その試行の中で、さらに問題点とか、改良点が多く出てきたんだと思います。今回それらを洗い出してさらに見直しをして、スタートいたしますので、その点が、本格運行と試験運行との違いだと思います。
記者 今、ほかの地区でも導入の動きがあると思うが、どのぐらいの地区であるのか。いつごろから始めるのか。
市長 説明会を開催し、その後地区によって進捗の差はありますけれども、相当の地区で取り組みが始まりました。細かい点は交通政策課長でお答えします。
交通政策課長 現在、周辺地域、全14地域で、アンケート調査を終了いたしまして、住民意向の把握を踏まえて、具体的な運行に向けた検討が進んでおります。その中でも、次の段階ということで、運行に向けた検討組織が立ち上がっておりますのが5地区ございます。具体的には、瑞穂野地区、城山地区、篠井地区、富屋地区、国本地区、この5地区におきまして、地元の検討組織ができているところです。こちらについては、早期導入に向けて具体的な検討を進めている、そういう状況でございます。
記者 新年度とか、そういう感じか。
交通政策課長 新年度を目指していきたいということで頑張っています。
記者 「板戸のぞみ号」の件だが、この経費負担のところで、運賃収入と地域負担分で賄えない分については市が補助とあるが、初年度の見積もりとして、例えば何万円程度補助するという見通しがあるのか、それとも、直近の利用状況からすると市は負担する分はなくてすみそうなのか、その辺の見通しはいかがか。
市長 市の負担分は当然あります。
交通政策課長 現行の直近の12月のデータを見ますと、全体の運行経費のうち、市の補助率につきましては、約7割ですので本格運行のスタートは基本的にこのくらいの範囲になると考えています。
記者 全体の経費の7割くらいを補填するのか。
交通政策課長 はい、そういうことです。
インフルエンザ患者の発生状況等について
記者 新型インフルの件だが、これまでの接種状況が約25%、時期がずれているとかいろいろあるが、これをどんな風に評価しているか。ワクチンが余っているという話も聞くが。
市長 ワクチンに関しては、新型インフルエンザの脅威というのは、フェーズ4から5に上がった時点で、相当声高に叫ばれていたと思います。そして、実際に、新型インフルエンザが昨年から猛威をふるったわけですけども、市でも感染者の9割が若年、特に高校生以下ということで、大変危惧をしておりました。高齢者あるいは慢性的な疾患のある方、そういった方々に、しっかりと予防接種を受けていただきたいということで、国の優先順位に従って県から発表された中において進めているわけですけれども、ご指摘のようにやはり接種者が思ったほど多くないということ、これは今後もインフルエンザ、先ほど発表させていただいた通り、1月の第1週よりだいぶ終息し始めましたけども、また増えてまいりましたので、この数字は深く重く受け止めて、これから接種していただけるように、やはり市としても広報していかなければならないと思っています。
記者 一旦減って、またちょっと増えてきたなというところだが、増えてきたのが、全国の状況から見て、新型ではないかと推測されるということだが、その理由をもう少し詳しく教えて欲しい。
保健予防課長 配布してあります資料の2ページをご覧ください。インフルエンザの資料の2ページに棒グラフがあるかと思います。これは国立感染症研究所の情報で、病原体定点という定点機関がございまして、そこからインフルエンザが発生したときに、各都道府県にあります地方衛生研究所で検査したものを、最終的に国の研究所がまとめている資料でございます。こちらのグラフにあるように、赤いところが新型インフルエンザで、それぞれの色が違う型のインフルエンザということになっておりまして、現在、ほとんど発生しているのは赤の新型インフルエンザ、こういう状況がありますので、今のところ、ほかの季節性はまだ出ていないのではないか、と思います。ただ、先週、これはあくまでも第2週までのデータでございます。まだ第3週等のデータが出ておりませんが、依然として、まだ新型インフルエンザが発生しているのではないかというふうに私どもも推測しているところでございます
記者 わかりました。あと、引き続きなんですけども、市内でも小学校や中学校で冬休みを短縮したりとか、あとは市でも去年の秋か、業務継続の対策を立てたりしているが、その後、学校とか、もしくはイベントなどで何か影響が出てる部分というのはあるのか。
市長 学校から特段報告はありませんけども、全体の傾向と同じように、1月の第1週のころにはほとんど学級閉鎖とかの報告はなかったんですね。ところがここにきて、また第2週後半からそうした学校が増えてきましたので、やはり全体的な傾向と同じように、子どもたちの罹患率も高まっているのだろうと思います。特段、学校で行事を動かしたりという報告は今のところ受けてないですね。
記者 関連だが、この接種率25%というのは、他県、ほかの自治体と比べると低いとか高いとかというのはあるのか。
保健予防課長 こちらの接種率につきましては、具体的にこのA分のBが接種率かどうかというのは非常にちょっと微妙なところでございます。と言いますのは、医療従事者等については、当初始まったときには全員が2回接種しましょうということで始まっておりますので、明確に接種率ということで表しているものではございませんので、ご了解いただきたい。単純に、延べ回数に対する対象者数の割合と見ていただければと思います。他の市町村あるいは他県との状況でございますが、こちらにつきましては、あくまでも今回のシステム上は市内の医療機関から私どもにこういうデータが入ってきましたので、今回お示しをしているものでございまして、ほかのところのデータというのは今のところ公表・公開等はされていないので、その辺はつかめておりませんが、全国的にやはり接種が伸び悩んでいるのかなという風に感じてはおります。
地域内交通「板戸のぞみ号」の本格運行について(その2)
記者 板戸の関連だが、7割負担というのは大体いくらぐらいか。
交通政策課長 12月のデータがございますが、運行経費が約35万円実際にかかっておりまして、そのうち約7割でございまして、行政が補助させていただいているのが約25万円という状況でございます。
記者 25万×12か、年間で。
交通政策課長 これは今年度につきましては4月から動いておりますので、総トータルというのはまだちょっと出ていませんが、このまま伸びるとすると、そういう状況でございます。ただ、新年度につきましては地元としても、いろいろな努力をしまして、これを下げようということで取り組んでいただきますので、行政と地元で考えていきたいと思います。
記者 板戸の関連で、各地区で地域内交通の動きが着々進んでいるという中で、魚の骨のあばら骨はできて、背骨の部分ですね、基幹交通の部分、それはやはり遅れているという状況だと思うが、そのあたりのタイムラグなどはどんな風に考えているのか。
市長 できれば同時に組み立てることができれば一番良いわけですけども、現状のように何を背骨としていくのか、それが決定をしていませんので、まずは地域の中で、日常の生活で困っている方が出ないようにしていくことが、福祉政策を進める上でも、また環境の面でも、必要だと認識しています。特に、ネットワーク型コンパクトシティを形成する上では、この地域内交通が大きな役割を果たしていきますので、なんとか背骨の議論もしていく中で、先行する形になってしまいますけれども、この地域内交通を全域につくっていければと思っております。
記者 そうすると、背骨の部分にかかわらず地域内交通は地域内交通として進めていくということか。
市長 そうですね。背骨とあわせて背骨から遠いところでは、さらに地域内交通で、地域同士をつないでいく公共交通を導入し、それは路線バスとかいろいろな方法があると思いますけども、それもやはり議論していかなければならないですね。それらが議論できて結節することによって、背骨を含めてネットワーク型コンパクトシティが完成していくことになりますので、そこにゴールを定めて、これから進めてまいりたいと思っています。
「住めば愉快だ宇都宮」PR映像について(その2)
記者 CMについての感想等でも構いませんが何か。
市長 もうひとつあったんですよ。候補として、牛小屋があって小学生二人が、一生懸命牛にレモンをあげている。そうすればレモン牛乳が出来上がるっていう。あれが一番面白かったんですが、ちょっとあまりにも個別のものすぎるので、それはやめましょうってことになったんです。これからこの3つのパターンが浸透して、ノってくれば、そういうものも、さらに検討してもいいんではないかなと思いますけども。
記者 このPR映像はテレビとかで流す予定はあるのか。
市長 普通の民放ですか? 今のところ、とちぎテレビさんとか、ケーブルテレビさんにやっていただけるかと思うんですが、実際にやっていただいていますけども、普通の民放では、予算がそこまでないんですよね。無料でやってくれればいいんですけども、そうはいかないでしょうから。ただ、ここにきて、続々と宇都宮のまちなかを取材した番組がいくつか流れたり、これからも流れる予定なので、それがありがたいなと思いますね。ここに「住めば愉快だ 宇都宮」をとりあげてくれるものもありますよね、そのフレーズだけはね。このPR映像は流さないでしょうけどね。
「おもてなし窓口アンケート」等の実施について
記者 「おもてなし窓口アンケート」だが、このようなアンケートをやる自治体というのは珍しいのか。
行政改革課長 外部モニター調査については、全国的にすでに民間の調査会社を活用した事例がいくつか見受けられます。例えば、東京都千代田区とか、あとは茨城県つくば市などで実施しております。ただ、今回本市で実施する調査は、調査会社への委託ではなくてですね、今回のような団体の協力を得て実施する例は、本市が把握している中ではございません。また県内でもこのような調査をしているのは初の試みというふうに思っております。
記者 おもてなし窓口アンケートみたいなものは結構あるのか。アンケート用紙を配るものもあるか。
行政改革課長 おもてなし窓口アンケートについては、各団体で一般的に実施されています。
その他の質疑
外国人の参政権について
記者 外国人の参政権について伺う。政府はこの国会に永住外国人の人に対して地方参政権を付与するという法案の提出を検討しているが、それに対する市長の考えを聞きたい。
市長 国民の主権に関わる問題ですから、国会に提出される前に、国民の総意、あるいは国民の考えといったものをもう少し丁寧に拾うべきだと思ってます。その上で、国会審議等に入るべきだと思いますので、今その案件に関してはそういう考えでいます。
記者 まだ国民的な議論ができていない段階にあると、そういう理解か。
市長 政権が変わったから、これから新しい政策、立法が出てくるんだと思いますけども、それにしても今までそういう議論がなされてきたということは、私は少ないと思いますし、むしろ国民の皆さんの中には、有権者の被選挙権をお持ちの方だけじゃなくてですね、知らない方が結構いらっしゃるんじゃないかと思いますね。まだまだ丁寧に作業を進めるべきところというのを、少し省きすぎているんじゃないかと思いますね。
記者 ひと言で言えば、拙速であるということか。
市長 そうだと思いますね。
記者 関連で、一部報道では、政府の高官から、必ずしも地方の意見、参政権に関して、地方の意見を聞く必要はないという発言もあるようだが、その点に関してはどのように感じているか。
市長 地方の意見、その地方とはどこを言ってるのか、我々、自治体を言っているのか分かりませんけども、自治体の意見も必要だと思いますけども、それ以前に、やはり国民の権利だと思いますので、国民の意見、総意というのは、やはり丁寧にしっかりと聞いていくべきだと思います。その上で、地方自治体とかの意見、地方というんでしたらね、地方自治体等の意見も聞いていただければと思います。
レジ袋の有料化について
記者 来月から、県内でスーパーのレジ袋の有料化が始る。事業者の自主性に任せているので、やっぱり他社の出方を見て参加しないところもあったり、県外資本のスーパーは参加しなかったりということがあって、地元のスーパーからは、自治体のリーダーシップを求める声があるが、中には、ちょっと宇都宮市の取り組みが遅れているという指摘もあるが、その点についていかがか。
市長 我々としては、さまざまなごみ減量をはじめとする環境問題に対する政策を進めていますけれども、今回のレジ袋の削減については、市がリーダーシップを持って進めてきたわけじゃありませんので、今のところ市としては、今取り組んでいる、進めている作業をしっかりとサポートするのが役割だと思っています。もちろん、これが例えばレジ袋の削減に効果がなかったり、あるいは、例えば事業主体であるスーパーの皆様方の参加率が低くて、参加している方あるいはリードを取っている方々が困難な状況になるというのことであれば、当然市としてもレジ袋等の削減というのは大いに賛成するところでありますので、我々としても行動していければと思います。
先ごろも、参加する事業者の方から、市としても一緒に動いていただきたいというお話をいただきましたので、それについては喜んで一緒にやらせていただきますという話をしましたけれども、どうやって我々がそこに参画をさせていただけるのかということと、参画した折には何をお手伝いできるのか、あるいは、行政としてリーダーシップをどこに発揮できるのか、それについて、検討させていただきますというお返事はいたしました。
新年度の予算について
記者 間もなく、来月は新年度の予算の発表があるわけだが、もうまさに査定の真最中、あるいはもう終わりか、と思うが、厳しいと言われる中、所感とか感想のようなものはあるか。
市長 どこの自治体も同じ条件だと思います。景気が悪い。そして、税収が伸びずに、逆に落ち込んでいる。歳入が少ないわけですから、どうしたらいいのかということと、それにあわせて歳入の部分の国からの補助金等、これが明確に分かっていません。現時点で分かっている継続事業等については予算の中で議論することもできましたけども、そういう不透明な部分があるということと、税源不足。景気を考えれば、ある程度積極的な予算を組んでいかなければならないと思いますが、どう知恵を使って数字を動かしていくのか、扱っていくのか、それが今一番全員が悩んでいる点ですね。
記者 今回は数年ぶりにゼロベースからの予算編成ということだが、その効果というか、もしくは、手間もかかるだろうが、その点はいかがか。
市長 ゼロベースで何年かぶりに始めましたけれども、部長査定の段階で、相当絞り込んでもらいましたから、各所管が大変な努力をしているということはよく分かりましたし、先ごろ懸念されていたこと以外については、相当スムーズに予算の査定は来たんだと思いますね。それから、部長査定、市長査定に上がっていく過程になりますけれども、ゼロベースから始めたので、相当議論はしやすかったと思います。乾いた雑巾状態で上がってきましたからね。なかなかそこからまた削減というのは難しかったですね。
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