市長定例記者会見平成22年2月
(注)このページは、定例記者会見のもようを広報広聴課がまとめたものです。
日時・会場
平成22年2月23日(火曜日)午後1時から
宇都宮市役所3階・特別会議室
発表事項
それでは、本日開催いたしました庁議の結果について、発表いたします。
まず、はじめに、「平成21年度総合計画進行管理対象主要事業の進捗状況について」でありますが、今年度は、18の施策・21事業を進行管理対象主要事業に選定し、計画どおり事業が推進できるよう、その進捗状況の管理を行っているところであり、各事業の1月末の進捗状況は、お手元の資料の通りとなっております。
いくつか申し上げますと、ナンバー9の「小中一貫教育と地域学校園の推進」についてでありますが、今年度は、小中一貫教育及びその活動主体である地域学校園の運営体制等について具体的な検討を行ってきたところであり、平成22年4月から、いよいよモデル6地域学校園で先行実施してまいります。
今後は、モデル事業の検証を行いながら、平成24年度からの全市実施に向け着実に取り組んでまいります。
次にナンバー14「都心部活性化の推進及び回遊性の向上」の「市街地再開発事業(馬場通り西地区)」についてでありますが、馬場通り西地区におきましては、都心居住を促進し、中心市街地の活性化を図るため、住居機能を中心とした複合施設と広場の整備を進めており、昨年10月からマンション部分の販売が開始されたところであります。
これらを含め、本年度の主要事業につきましては、概ね順調に進んでいるものと認識しており、今後も引き続き、円滑に推進できるよう、全庁一丸となって、取り組んでまいります。
次に、「全国に誇れる・選ばれるまちづくり事業の創出状況について」でありますが、この取組は、市民の皆様が本市に誇りや愛着を持ち、「住んでよかった」、「住み続けたい」と思っていただけるよう、「日本で唯一」や「宇都宮独自」、また、全国でも「先駆的」、「トップクラス」などの「日本一」と言えるような施策・事業の創出を、全庁を挙げて、積極的に進めているものであります。
新たに創出した取組といたしましては、全国の市町村で初の取組となる「DV被害者の居場所の整備と自立支援事業の実施」や、全国でも先例のない文星芸術大学との産学連携による施策・事業の「見える化」など、計15事業を創出いたしました。
また、これまでに創出した取組のうち、さらに成果を高めたものとして、コンクールで大賞となった中学生の作品を市庁舎レストランで提供した「お弁当の日の実施」などの6事業を選出したところであります。また、このほか継続して取り組んでいる事業も43あり、その中には、「水道料金等の収納率」など、引き続きトップクラスを維持しているものも含まれております。
今後とも、あらゆる分野で、市民のニーズを的確に捉え、創意工夫を凝らしながら、より充実した事業を積極的に展開し、「みんなに選ばれるまち」の実現に努めてまいります。
次に、「授産品創造・開発プロジェクト「U」研究会における新商品について」でありますが、障がい者の工賃水準の向上を図るため、平成20年11月から、市内の授産施設の職員等で構成する「研究会」におきまして、新しい授産品の研究に取り組んでまいりましたが、このたび、新商品を開発いたしました。
今回開発した商品は、別紙にありますように、本市ならではの「黄ぶな」の絵柄を活用した「木製ボールペンとケースのセット」と、本市の年間購入額が全国第2位である「いちご」を活用した3種類の「いちごらすく」、そして、「いちご」と市内産の「りんご」をスライスして乾燥させた「フルーツチップス」の、以上3点であります。また、商品名といたしまして、「皆様の健康と幸せを願う気持ちを届けたい」という思いを込めて、「黄ぶなの贈り物」を、統一ブランド名として使用することになりました。
今後は、これら試作品の市場テストを百貨店において行うとともに、市役所1階の「わく・わくショップU」において販売するなどして、お客様の意見をお伺いしながら、5月には本格販売してまいります。
なお、試食品を記者の皆様にお配りしておりますので、ご賞味いただければと思います。
次に、「新たな二次救急医療体制の稼働状況について」でありますが、この事業は、夜間や休日における救急患者に対し、症状に応じて、より適切かつ安定的に医療を提供できるよう、二次救急医療体制について、輪番制病院を3病院から5病院に拡大し、その強化を図るとともに、救急告示医療機関を、新たに、協力病院等と位置づけ、輪番制病院との協力・連携を図るなど、新たな体制を構築し、平成21年6月に稼働させたものであります。
同年12月までの稼働状況につきましては、救急搬送における搬送時間の短縮や、救急隊から救急医療機関への問い合わせ回数の減少、また、救急搬送患者の受け入れ率の増加など、救急患者の安定的な受け入れが向上しているものと考えております。
今後は、市医師会や救急医療機関、消防、保健所などで構成する宇都宮市救急医療対策連絡協議会におきまして、継続的に評価・検証・見直しを行い、より一層、救急医療体制の実効性を高め、市民の安全安心の確保に努めてまいります。
次に、「エコプラセンター下荒針の供用開始について」でありますが、本市では、低炭素社会の構築を目指し、さらなるごみの減量化や資源化を進めるため、平成22年4月1日から、「プラスチック製容器包装」、「白色トレイ」、「紙パック」を新たに資源物として分別収集し、ごみの分別の種類を5種10分別から5種13分別に拡大いたします。
「エコプラセンター下荒針」は、新たに分別収集するもののうち、「プラスチック製容器包装」と「白色トレイ」を選別、梱包するための中間処理施設であり、3月に完成し、4月1日から供用開始いたします。
新たな分別の開始にあたりましては、手間が増えることとなりますが、平成22年度末までに、資源物以外のごみを平成12年度比で20%削減する目標を達成するため、市民、事業者の皆様のご協力をお願いいたします。
以上をもちまして、庁議結果の発表を終了いたします。
資料
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平成21年度総合計画進行管理対象主要事業の進捗状況について(PDFファイル 272.3KB)
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「全国に誇れる・選ばれるまちづくり事業」の創出状況について(PDFファイル 99.3KB)
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別紙「全国に誇れる・選ばれるまちづくり事業」の創出状況(PDFファイル 321.1KB)
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授産品創造・開発プロジェクト「U」研究会における新商品について(PDFファイル 136.6KB)
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授産品創造・開発プロジェクト「U」研究会における新商品(PDFファイル 188.0KB)
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新たな二次救急医療体制の稼働状況について(PDFファイル 109.9KB)
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別紙新たな二次救急医療体制の稼働状況について(PDFファイル 234.6KB)
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「エコプラセンター下荒針」の供用開始について(PDFファイル 185.5KB)
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「エコプラセンター下荒針」全体図(PDFファイル 80.8KB)
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「エコプラセンター下荒針」処理フローシート(PDFファイル 202.2KB)
質疑事項
庁議案件に関する質疑
授産品創造・開発プロジェクト「U」研究会における新商品について
記者 授産品創造・開発プロジェクト「U」の新商品について、現物を見て市長の感想はどうか、また、「木製ボールペンセット」などは市の各種事業での記念品としての活用が期待できるということだが、市長としてどのように考えるか。
市長 各商品とも統一名称で「黄ぶなの贈り物」という名称を使わせていただきました。このネーミングは大変素晴らしいと思いますし、分かりやすさもあると思います。また、宇都宮の「黄ぶな」を広めていくことにもつながると思います。
「木製ボールペンセット」については、ぜひ、宇都宮市の各種事業の記念品にしていきたいと思います。また、一般の皆さんにも、企業あるいは個人の方にも贈答品としてこれを活用していただければと思います。仕事が増えることが一番大切だと思いますし、障がい者の方のやる気にもつながりますし、ご家族の方々の安心にもつながりますので活用していただきたいと思います。また、「フルーツチップス」とか「いちごらすく」でありますけれど、先ほど試食をいたしました。ぜひ皆さんもちょっとつまんでいただきたいと思いますけれど、イチゴやリンゴの特性が十分生かされて、味にも、香りにも出てきていますので、市としてはこれをなんとか市民の皆さま方に広く周知して、「木製ボールペンセット」同様に買って、そして食していただければと思います。 これらの取り組みがどんどんほかの商品の開発とか、あるいはそれによって市内の、たとえば食品であれば農産物・畜産物を活用していただいて、地産地消にも大きくつながっていくことになれば、というたいへん大きな期待も持っています。
記者 イチゴ味のラスクは珍しいのではないか。
市長 珍しいですね。香りがすごいです。
記者 市長としては気に入った、という感じか。
市長 気に入りましたね。
新たな二次救急医療体制の稼働状況について
記者 初めて今回、救急医療の稼働状況が発表になったと思うが、市長の感想はいかがか。
市長 全国的に救急医療体制が危ぶまれている。それに輪をかけて医師不足・看護師不足などの悪い循環の中で、なんとか地方でありますけれど、それらを断ち切って少しでも市民の皆さんに安心に安全に医療機関を利用していただくための、まず第一歩だと思っています。状況というのはこれからまた刻々と変わっていくと思いますので、今の段階ではこの体制が良くできたと思いますし、医師会の皆さん、医療機関の皆さん、救急告示病院等も本当に協力的に、まさしく医療機関・行政が一体になって構築できた体制だと思いますので、胸を張ることができると思います。
さらに安心していただけるように、これから変わっていく環境にも十分対応できるように、宇都宮市救急医療対策連絡協議会をフルに活用して、市民の皆さんに安心安全な医療体制を提供していければと思っています。現場の意見では、今まで輪番制の中できゅうきゅうとしていた、忙しかった病院等も少し楽になった、そんなことも言っていただきましたので、成果としては我々がただ良かったと言うだけではなくて、医療現場でも、また消防救急隊でも、効果はあったと感じている、という話をいただきましたので良かったと思っています。
「全国に誇れる・選ばれるまちづくり事業」の創出状況について
記者 「誇れる・選ばれるまちづくり事業」についてだが、今年新しく創出されたのは15事業であるが、これまでのものも含めて今回の結果について市長はどのように評価しているのか。
市長 宇都宮というところは、特徴あるいはそれにつながるような努力を常にしていかないとならないところだと思います。ですから、常に水面下では足でかいて前進していないといけません。そういう意味でもそれぞれの課・所管が日本一と思えるような、誇れるような事業をどんどん作ること、そして外部の方から見れば、どれが評価をいただけるかどうかは分からないので、世に出せるものはなるべく多く出し、市民の皆さまのサービス向上にもつながるので、これからも進めていかなければなりませんので、手は緩めることはできないと思います。また、今までいくつか成果があった事業も評価できますし、今回挙げた創出した内容も、市民の皆さまにとっても利便性の向上にもつながったと思いますので、これからも手を緩めずに力を入れていきたいと考えています。
記者 今、財政的にも人員的にもなかなか厳しい状況になっていると思うが、そのなかでかえって勢いが出てきたとか、逆にやっぱり厳しいとか、どのように感じているか。
市長 新たに創出することも大切なのですが、今おっしゃられたとおり財源に限りがあるわけですから、継続してきた今までの事業を見直すということもここでやっています。それが新たに大きく付加価値をつけて、選ばれるものになったりしていますので、私は行財政の見直し、改革という中ではいい事業ではないかと思います。
記者 付加価値をつけてよくなった事業とは具体的に言うとどのあたりか。代表例はなにか。
市長 DV被害者関係などはそうですね。それに今申し上げた新たな二次救急医療体制の構築とか、これはずっと懸案事項でいろいろな手当てをしてきた事業ですけれども、このあたりは素晴らしいと思います。教育関係では、ここ10年とかの話では無くて、教育委員会の中では常に事業をブラッシュアップしてどんどん良くしてきました。その中でもいくつか、さらにバージョンアップして行ったもの、たとえばスタンダードダイアリーとか素晴らしいと思います。また、「お弁当の日」とかですね。これから始まる事業としては「ジャパンカップ」なども既存の事業ですけれど、それを世界的に評価されるようにしたいという考え方の中で新たに創出していただきました。ほかにも出せばきりがない、全部と言いたいのですけれど。
その他の質疑
酒気帯び運転に対する処分の公表について
記者 先日、市消防本部の職員が酒気帯び運転というのがあった。一部報道によると公表基準に達しないので公表しなかったという理由が、摘発されたことが報道されていないので公表しなかった、というように報道されている。取りようによっては自ら公表する姿勢が薄いのかと問われかねないのだと思うが、その点を踏まえて市長の考えはいかがか。
市長 今回の酒気帯び運転の懲戒処分の公表に限らず、すべてについて、これは行政の数字についてもそうですけれど、方針としては何でも外に公表していこう、という姿勢は持っていますし、これからも変わりはありません。なるべく公表ができるようにさまざまな努力をしていきたいと思っていますが、今回の消防本部の職員の酒気帯びに関しましては、公表基準というものに照らし合わせて判断をしました。もちろん基準が公表すべしということであれば、公表していくつもりでしたが、基準に照らし合わせますと公表することではなかったので、あえて公表しなかったということです。
新年度予算における公共事業関係の市内事業者への影響について
記者 新年度予算の発表があったが、公共事業関連は前年度に比べ相当減っている印象だが、地域経済で相当大きな影響も、宇都宮の業者とか、かなり影響が出てくるのではないかと思うが市長はどのように考えるか。
市長 市としては市内の事業者、そこの社員の方、それにつながる家族の方がいらっしゃいますので、景気の回復というのが望まれるでしょうし、そのために市としては限られた予算の中で、十分に市内の中で循環が起きるような、景気が維持できるような、そういう考えのもとで予算を組まさせていただきました。ぎりぎりの予算を作ったと思いますが、いかんせん国からの補助事業というものも関係してきますので、そういう点では公共事業に関してはだいぶ予算は減額になってしまいました。市としては、そうした民間企業、中小零細企業が倒産ということは避けなくてはならないので、それを考えながら、できる限り、精一杯の予算を、たとえば市単独事業なども相当踏ん張って予算をつけたつもりです。
記者 国の動向は大きいのか。
市長 大きいですね。
長崎県知事選と東京都町田市長選、衆院予算委員会について
記者 日曜日、長崎県知事選と東京都町田市長選があって、いずれも与党候補が敗れて野党自民党候補が勝ちましたが、それに関する所感と、それに関連して自民党が予算委員会の審議を欠席しているが、それについて市長の所感を。
市長 政治的な質問は難しいですね。まず長崎県知事選と東京都町田市長選になりますが、分析されたデータとかがまだ出ていませんし、感想としては、細かいことは分かりませんが、結果はこれはやはり民意だと思います。民意の表れだと思いますし、その民意が今の国政の影響を多分に受けているのだろう、そういう感想は持っています。また、よく分かりませんが、予算委員会については、自民党が欠席した理由としては、さまざまな要求をしっかりと与党に受け止めてもらいたい、ということだと思いますが、その気持ちは十分に分かる気がします。ただ、国民あるいは予算の決定までにそれが大きなダメージにならなければいいと思います。やはり与党もしっかりと説明責任を果たしていかないと、ゆくゆくは自分たちが自分たちの首を絞める結果になるのではないかと思います。
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