自転車安全利用の推進

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ページID1003496  更新日 令和6年3月8日

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自転車の安全利用について考えましょう

高校生による自転車ヘルメット着用PR動画制作プロジェクト

 改正道路交通法の施行により令和5年4月からヘルメット着用が努力義務化になったことを受け、宇都宮市内の高校生が自転車ヘルメット着用をPRする動画を制作しました。絵コンテ作成から編集作業まで高校生自らの手で作り上げた動画となっていますので、ぜひご覧ください!

自転車安全利用教育動画

 プロサイクルロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」と連携し、自転車安全利用教育動画を制作しました。自転車安全運転レースというストーリーの中で、「宇都宮ブリッツェン」の選手が出演、解説、指導しています。

(1)交通ルール編

 ヘルメットの正しい被り方や歩道の通行方法など自転車利用時の基本的なルールについての内容です。

(2)事故回避編

 自転車の点検方法や、見通しの悪い場所など事故の起こりやすい状況についての内容です。

「宇都宮ブリッツェン」による自転車安全利用教室

 プロサイクルロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」と連携した自転車安全利用教室を、市内の中学校と高校にて開催しています。

 講師として「宇都宮ブリッツェン」のコーチや選手を招き、交通安全クイズや講話、選手による模範走行、実技指導、危険体験プログラム等を行うことにより、生徒たちに、交通ルールを守ることの重要性や自転車の正しい乗り方などを楽しみながら学んでもらいます。

模範走行

交通安全クイズと講話

 自転車の交通ルールに関する交通安全クイズや、「宇都宮ブリッツェン」による交通安全講話を行います。

実技指導

 スラロームや一本橋を設置したコースを走行することにより、ハンドリングやブレーキ操作、自転車運転時に必要な技能について、「宇都宮ブリッツェン」から指導いただくほか、道路交通法で違反とされている傘さし、二人乗り、ながらスマホなどの危険運転を体験することにより、交通ルール遵守の必要性を学んでいただきます。

 実施後、参加者からは、「傘さし運転はバランスを崩しやすく、大変危険なので、正しく自転車に乗ることが大切だと思った。」「酒酔い状態は視界不良でバランスを崩してしまい、思うように身体が動かない。このような状態で自転車を運転することは大変危険だ。」等の感想をいただいています。

スケアードストレイト方式による交通安全教室

 市では、中学生及び高校生の交通事故のうち、約8割が自転車乗用中であり、事故原因としては、交通ルール違反が多くを占めていることから、交通安全意識を向上させ、未然に交通事故を防ぐため、栃木県警察本部及び各警察署と連携し、スケアードストレイト方式による交通安全教室を市内の中学校と高校において実施しています。

 スケアードストレイトとは、恐怖を実感することで、それにつながる危険行為を未然に防ぐ教育技法です。 

 スケアードストレイト方式による交通安全教室では、スタントマンによる交通事故の再現や、被害者遺族による講話を実施しています。

スタントマンによる交通事故の再現及び警察による交通安全講話

 見通しの悪い交差点での事故や歩行者と自転車の衝突事故などを、スタントマンが迫真の演技で再現します。

命の大切さを学ぶ教室

 被害者遺族を講師としてお招きし、「命の大切さを学ぶ教室」を行っています。会場となる体育館の中には、被害者の方の写真やご遺族からの手紙などの「生命(いのち)のメッセージパネル」を展示し、生徒たちに見てもらいます。

 スケアードストレイト方式による交通安全教室に参加した生徒からは、「実際に自転車と車がぶつかる瞬間を見たり、衝突の音を聞いて交通事故の恐ろしさを実感できた。」「遺族の悲しみの深さを知ることができた。これから、交通事故に遭わないよう交通ルールを守り、被害者や加害者にならないよう気をつけたい。」との感想をいただくなど、交通事故の恐ろしさや交通ルールを守ることの重要性、命の尊さなどについて学んでもらっています。

ヘルメットを被りましょう

 平成20年6月1日に道路交通法の一部を改正する法律が施行され、自転車に幼児、児童を乗せるときは、幼児、児童にヘルメットを被らせることが努力義務となりました。

 ヘルメットは、子どもの頭や顔をケガから守る、大事な役目を果たします。ヘルメットを正しく着用し、安全で安心な自転車利用を心がけましょう。

 また、栃木県では、令和4年4月1日から「栃木県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」が施行され、全ての自転車利用者は、自らの安全を確保するため、自転車乗車中にヘルメットを被るよう努めなければなりません。

自転車利用者のための任意保険

無灯火や反射材なしの自転車は、ドライバーからどれくらい見えにくいのでしょうか

車のヘッドライトを照らした状態で、自転車の無灯火、灯火、反射材有りの見え方の違いを撮影した写真

 車のヘッドライト(上向き)で自転車を照らした状態で撮影しました。

 左の写真は自転車無灯火状態です。車と自転車の距離は約30メートルで、中央に自転車があるはずなのですが、見えるでしょうか。

 中央の写真は点灯しています。車と自転車の距離は左の写真と同様、30メートルです。自転車の形までは認識できないものの、ライトが光っているのは確認できます。

 右の写真は自転車に反射材を付けた状態で撮影しました。車と自転車の距離は約15メートルです。

 このように、自転車のライトを点灯することで、周りからの見え方は全く異なります。もしあなたが無灯火で自転車を運転していたなら、ドライバーはあなたの存在を認識することができないかもしれません。夜間の外出で自転車を利用するときは、必ずライトをつけましょう。また、夜間外出時に黒っぽい服を着ることは、避けたほうが良いでしょう。

自転車のこんな乗り方は危ない

 傘差し運転や、二人乗り、運転中の携帯電話での通話は、バランスを崩しやすく、転倒する可能性があるため非常に危険です。さらに、自転車を運転しながらの携帯電話のメール送信や、受信メールを読むことは、画面を注視するため前方不注意の状態となり、事故につながる危険があります。他の自転車や歩行者にぶつかって、ケガを負わせることがないよう、危険な運転は絶対にやめましょう。
 また、夕方から夜間にかけての無灯火運転は、ドライバーに自分の存在を認識させにくい状況を作ります。早めのライト点灯を心がけましょう。

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このページに関するお問い合わせ

市民まちづくり部 生活安心課 防犯・交通安全グループ(市役所2階D-3番窓口)
電話番号:028-632-2264 ファクス:028-632-6600
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。