がん検診

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ページID1004410  更新日 令和6年3月8日

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定期的に受診しましょう

 がん検診の目的は、自覚症状がないうちに(症状が出る前に)がんを早期発見し、適切な治療を行い、がんによる死亡を減少させることです。
 自覚症状がある方は、検診ではなく、医療機関を受診しましょう。

宇都宮市で受診できるがん検診

 がんは、2人に1人がかかり、3人に1人が亡くなるといわれるほど、身近な病気です。
 医学の進歩により、早く見つければ9割が治るといわれるようになりましたが、早期のがんは、自覚症状のないことがほとんどで、気がついたら、すでに進行しているケースもあります。

胃がん

胃がんは、早期に見つけて適切に治療すれば、9割以上のケースで治癒が期待できます。
進行の程度にかかわらず、症状が全くない場合があります。
逆に、早い段階から、胃痛・胸やけ・黒い便がみられることもありますが、これらの症状は、胃炎や胃潰瘍などにもみられる症状のため、区別がつきません。

大腸がん

大腸がんは、男女ともに増加傾向のあるがんです。
早期の段階では自覚症状はほとんどなく、進行すると症状が出ることが多くなります。
直腸やS上結腸、下行結腸では排便に関する症状が多く、血便が多くみられますが、痔などでも同じような症状がみられるため、区別がつきません。

肺がん

肺がんは、最も死亡者数の多いがんです。
早期では、ほぼ無症状で、病状の進行とともに、咳、痰、血痰、発熱、呼吸困難、胸痛などの呼吸器症状がみられます。
これらの症状は、風邪などほかの呼吸器疾患にもみられるため、区別がつきません。

乳がん

乳がんは、早期に見つけて適切に治療すれば9割以上のケースで治癒が期待できます。
乳房のしこり、乳房のえくぼなど皮膚の変化、乳頭からの分泌物がでるなどの症状がみられます。
しかし、乳房のしこりは、乳腺症など、乳がん以外の原因による場合もあります。

子宮がん

子宮がんには、子宮の入口付近にできる頸部がんと子宮の奥にできる体部がんとの2つの種類があります。
子宮頸がんは、異形成といわれるがんになる前の状態を何年か経てからがんになります。
異形成の時期は、症状はなく、進行すると、不正出血やおりものに異常がみられます。
子宮体がんは、不正出血や下腹部の痛みなどがみられます。

前立腺がん

前立腺がんは、早期に発見すれば治癒することが可能ながんです。
早期の前立腺がんは、多くの場合自覚症状がありません。しかし、尿がでにくい、排尿の回数が多いなどの症状が出ることもあります。
多くの場合、比較的ゆっくり進行しますが、進行すると上記のような症状に加えて、血尿や腰痛などの本への転移による痛みがみられることがあります。

精密検査を受けましょう

 検査の結果が、「要精密検査」となった場合は、「がんの可能性がある」ということです。早めに、精密検査を受け、本当にがんであるかどうか調べる必要があります。
 精密検査の結果、異状なしと分かることも多いため、怖がらずに精密検査を受けましょう。
 また、精密検査の結果、がんだったとしても、早期発見・早期治療ができると治る可能性が高くなります。

このページに関するお問い合わせ

宇都宮市保健所 健康増進課 健康診査グループ
電話番号:028-626-1129 ファクス:028-627-9244
住所:〒321-0974 宇都宮市竹林町972
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。