住宅の建築に際して、どんな点に留意すればよいでしょう?
住宅は高い買物です。満足できる住宅建築のためのポイントを述べてみます。増改築、リフォームも同様ですので、参考にしてください。
住宅の建築には、設計・工事監理・施工という作業が必要になります。少し専門的な言い方になりますが、
「設計」とは
住宅の材料、構造、規模、形態、配置、性能、費用などについて計画し、図面等に具体的に表示する作業です。
「工事監理」とは
工事が設計図どおりに施工されているかどうかを建築士が確認する作業です。
「施工」とは
文字通り、工事を行うことです。
住宅の建築の第1歩は設計の依頼です。
設計を依頼する場合のポイントは
設計者を選ぶ時、知りあいに安心して頼める建築士がいない場合は
- 気に入った住宅を見つけ、設計者を紹介してもらう。
- 建築士事務所協会、建築士会等で紹介してもらう。
などの方法があります。いずれの場合も、最近設計した住宅をみせてもらい参考にするとよいでしょう。
設計者と打合わせをするときは
住宅についての希望、注文を細部まで設計者に伝え、納得がいくまで打合せをすることが大切です。打合せが不十分ですと、工事の途中や完成後に希望に合わず、追加工事が出るケースがあるため注意しましょう。
施工業者を選ぶポイントは
施工業者を選ぶには
- 施工業者は、必要な許可を受けている業者を選ぶ。
- 地元の業者を選ぶ。
- 人の評判を聞いて参考にする。
- 複数の業者から工事の見積書を出してもらい、設計図を忠実に見積もった適正金額の施工業者を選ぶ。
などの方法があります。
(注意)工事費が適正かどうかは、設計を頼んだ建築士に内容をチェックしてもらうとよいでしょう。
工事の頼み方については
工事が設計図どおりに行われているかを確認し、工事をチェックする体制をつくることが大切です。施工業者に設計、工事監理、施工を一括して依頼するより、できるだけ設計と工事監理は建築士に、工事の施工は施工業者に別々に分けて依頼し、工事を確認する方法をお勧めします。専門家を有効に活用し、工事費や工事が適正に行われているかを確認することにより、安心して建築を行うことができます。
又、建築現場にはできるだけ多く立ち合い、工事の状況を自分の目で確認しましょう。
このページに関するお問い合わせ
都市整備部 住宅政策課
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