平成26年度教育委員会の活動

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ページID1002524  更新日 令和6年3月8日

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教育委員の活動の様子を紹介するもの

意見交換会

平成26年5月30日(金曜日) 市長・副市長と意見交換会を開催

 市長・副市長と十分に意思疎通を図り、連携・協力しながら、本市の教育行政を円滑に推進するため、意見交換会を開催しました。

 意見交換会では、平成26年度の教育委員会の方針や取組のほか、教育委員会の活動をもっと多くの方々に知ってもらうための周知広報活動の方策や、今後の教育環境のあり方、都市計画の視点から見た教育行政の課題等、市長・副市長の教育行政に関するご意見を伺いながら、教育委員からも教育委員会の取組や考えを伝えるなど、とても活発で有意義な意見交換会となりました。

 市長・副市長からのご意見を踏まえ、教育委員会の方針や活動に繋げていくとともに、今後も市長・副市長とより一層連携を図りながら、本市の教育の充実に向けて取り組んでまいりたいと思います。

平成26年8月28日(木曜日) 市議会と意見交換会を開催

 今年度の市議会との意見交換会は、昨年度に引き続き、「平成26年度教育委員会点検・評価報告書」の市議会議長への提出と併せて実施いたしました。

 魅力ある学校づくり地域協議会など様々な施策・事業に取り組みながら進めている「地域ぐるみの子育て」と、平成27年4月に施行される「地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正」に伴う「教育委員会制度改革」をテーマに、自由な意見交換を行いました。

 「地域ぐるみの子育て」については、学校が地域や高齢者の方に協力をお願いしても、何をしたら良いのか分からない、また、分からないまま協力することで教員の負担を招いてしまう可能性もあることから、市の取組や子どもを育む想いを、市民の方々により知ってもらう取り組みが重要であるなどのご意見をいただきました。

 また、「教育委員会制度改革」については、子どもたちのために進めることが第一であることや、現場などに対応方針を早く示すことが重要であるなどのご意見をいただきました。

 現場の実態を踏まえた幅広い視点で、大変貴重なご意見をいただきました。これらのご意見を今後の取組の参考とさせていただき、今後も本市教育の充実に向け取り組んでまいります。

点検・評価報告書の提出の様子

議会との意見交換の様子

教育懇談会

平成26年8月19日(火曜日) 教育委員会と教職員とのふれあいティータイムトークを開催

第1回ふれあいティータイムトークの様子

出席者
 第1回 小学校及び中学校の教員から6名
 第2回 小学校及び中学校の養護教員、事務職員、学校栄養職員から6名

テーマ
 教職員としてのやりがいや課題について


第2回ふれあいティータイムトークの様子

内容
 教員は、教科指導では分かりやすい授業を行うことにより児童・生徒の学習への理解が図られた時、生活指導では児童・生徒の悩みや問題を解決した時、また、部活動では一生懸命頑張る生徒を指導した時など、児童・生徒の成長を感じる瞬間に、自分の職務のやりがいを感じている様子が伺えました。教員が児童・生徒と向き合う時間の大切さを改めて認識しました。
 養護教員や事務職員、学校栄養職員も、直接児童・生徒と触れ合うことや、児童・生徒が健やかに学校生活を送るための支援をしていることに、大きなやりがいを感じている様子が伺えました。最近では、心に問題を抱える児童・生徒の増や、食物アレルギー問題、また事務処理のシステム化など、学校を取り巻く環境がますます多様化し、教職員の負担や苦労は多くなっており、教職員間や各学校との連携を深めながら取り組んでいただきたいと思います。
 今回のふれあいティータイムトークを通して、我々教育委員も改めて学校現場の実態を把握させていただき、また、教育委員会として改善しなければならないことも発見できました。今後も、学校現場をはじめとする教育現場の実態の把握に努め、「学校と共に歩む教育委員会」の推進や、「頼れる教職員」の育成に努めてまいります。

平成27年1月21日(水曜日) 宮っ子ステーション事業コーディネーターとの懇談会を開催

第3回教育懇談会の様子

出席者
 宮っ子ステーション事業コーディネーター 5名

テーマ
 宮っ子ステーションにおける活動の現状と今後の課題について

内容
 宮っ子ステーション事業の中心的役割を担うコーディネーターの方々との懇談会を実施しました。
 本市では、子どもたちの放課後の活動の場として行う「放課後子ども教室」と、留守家庭等の子どもたちの預かりを行う「子どもの家・留守家庭児童会」の2つの事業を連携した「宮っ子ステーション事業」を展開しており、現在の状況を踏まえて意見交換しました。
 以前の子どもたちは、地域の大人たちに見守られながら放課後に安心・安全に活動できる場が、地域内に数多くありましたが、現在はそういった場所などが少なくなっており、学校や地域などが連携して行う「放課後子ども教室」の活動はとても重要なものになっていることを改めて認識しました。
 コーディネーターの活動はとても多岐に渡り、活動の計画立案、講師との調整、スタッフの確保、事務処理、学校との連携など、様々な場面でご苦労をなさっており、そのような中で、コーディネーターの方々には、子どもたちの活動を支えるために、試行錯誤されながら献身的に取り組んでいただいていることに対しまして、深く感謝申し上げます。
 今、地域ぐるみで子どもたちを育んでいくことは、大変重要なことであると思いますので、今後も学校や地域と協力していただきながら、子ども達が心豊かに育っていけるよう、その支えになっていただけたらと思います。
 そして、私たち教育委員会も、それらの活動に支援できるところを全力でサポートしていきたいと思います。

教育施設視察

 教育現場の実態や意向を踏まえた教育行政を推進するため、教育委員が教育施設等を視察し、関係者との意見交換を踏まえながら、教育現場の現状について理解を深めるため、教育施設の視察を行いました。

平成26年7月14日(月曜日) 瑞穂台小学校を視察

 瑞穂台小学校を視察し、本市が取り組んでいる習熟度別学習による学習指導の実態について、実際の授業を参観するとともに、校長先生や担当教員との意見交換を行い、習熟度別学習の現状や課題等についての理解を深めました。

 今回は、第5学年の算数について、2クラスを児童の習熟に応じてブルーハワイ・イチゴ・レモンの3コースに分けて実施している授業を参観しました。
 ブルーハワイコースでは、パソコンを活用して視覚的に指導するなど児童の興味を引き出しながら授業を実施したり、レモンコースでは、児童の多様な考えを生かした児童主体の授業がなされるなど、身に付ける内容は同じでも、それぞれコースの実態に応じたきめ細かな指導がされている様子が伺えました。
 授業を受けている児童もまた、いつもの人数より少ない人数で学習することにより、積極的に意見を発表するなど、学習意欲の向上が図られているようでした。
 授業参観後には、校長、副校長、教務主任、少人数担当教員を交えて、習熟度別学習の実施概要や実際の指導方法などについての意見交換を行い、習熟度別学習による成果や、児童の多様な考えを引き出すための授業づくりの難しさなどについて話し合いました。

 今回の視察を通して、習熟度別学習による学習指導の実態を確認することができ、少人数指導によるきめ細かな指導の効果、児童が自ら考えながら積極的に学習に取り組むことの大切さを実感しました。

授業参観の様子

意見交換の様子

委員de(デ)サロン

 委員de(デ)サロンは、教育委員が考える本市教育行政のあり方や、事務局の実務担当者が考える事務執行上の課題等について話し合うことにより、本市教育にかかる現状や課題等についての共通理解を深めるために開催しています。

 今年度については、各課から事務概要や主要事業等の説明を受けた上で、教育委員と事務局職員との意見交換を行い、各課の現状や課題等について共通理解を図ってまいります。

第1回 平成26年6月25日(水曜日) 学校管理課と委員de(デ)サロンを開催

第1回委員de(デ)サロンの様子

参加者
 学校管理課長、学校管理課長補佐、各グループの係長・総括主査

主な内容
 地域学校園事務室の推進について
 就学援助事務について
 学校施設の老朽化対策検討について など

結果
 学校管理課の事務にかかる実態や課題等について、事務局職員と共通理解を図るとともに、子どもたちが安心・安全に、そして快適な学校生活を送るために、学校管理課が担う役割の重要さも、改めて認識することができました。

第2回 平成26年8月22日(金曜日) 学校教育課と委員de(デ)サロンを開催

第2回委員de(デ)サロンの様子

参加者
 学校教育課長、地域学校園担当主幹、学校教育課長補佐、
 教職員グループ係長、学校いきいきグループ係長

主な内容
 体罰の根絶に向けて
 教職員の負担軽減策の検討について

結果
 大きな社会的課題となっている体罰問題等について、体罰はしてはならないものという認識を、改めて事務局と共有することができました。
 また、教職員の負担軽減策については、日本の教職員は諸外国と比べ大変多忙である実態を踏まえ、少しでも教職員の負担を軽減する方策を今後も検討していくことが必要であると感じました。

第3回 平成26年9月24日(水曜日) 学校教育課と委員de(デ)サロンを開催

第3回委員de(デ)サロンの様子

参加者
 地域学校園担当主幹、学校教育課長補佐、指導グループ係長

主な内容
 「小中一貫教育・地域学校園」の推進
 学力向上の推進
 心の教育プロジェクトの推進

結果
 小中一貫教育・地域学校園については、より有効な制度にするために、常に見直し検討を図りながら、現場の意向が反映された制度にしていくことが重要であるものと実感しました。
 学力向上、心の教育の推進については、時代や社会の変化により、学校教育に求められるものが多くなってきていますが、学校だけでなく、やはり地域や家庭の役割も非常に大切であると感じました。

第4回 平成26年10月20日(月曜日) 学校健康課と委員de(デ)サロンを開催

第4回委員de(デ)サロンの様子

参加者
 学校健康課長、学校健康課長補佐、学校食育グループ係長、学校保健体育グループ係長、管理グループ総括主査


主な内容
 学校・家庭・地域・企業が連携した食育の推進について
 体力向上の推進について
 部活動の推進について
 学校安全の推進について

結果
 食育については、学校給食をはじめ、様々な場面での充実した取組を実施しているが、今後はそれら取組に対する成果が求められてくると感じました。
 体力向上については、現代の子どもたちの体力を向上させるためには、学校だけでなく家庭での取組も必要であること、また、部活動については、先生が子どもと向き合う時間の確保のためにも、地域の指導者の活用などが求められていることを認識いたしました。
 学校安全については、登下校時の子どもたちの見守り体制を長期的に持続可能な体制となるよう工夫が必要であることも認識いたしました。

第5回 平成26年11月20日(木曜日) 生涯学習課と委員de(デ)サロンを開催

第5回委員de(デ)サロンの様子

参加者
 生涯学習課長、生涯学習課長補佐、生涯学習グループ係長、管理グループ係長、地域連携グループ係長、家庭教育・地域人材グループ係長
 中央図書館長、中央図書館副館長、館内奉仕グループ課長、管理グループ主任

主な内容
 地域教育の着実な推進について
 家庭教育支援の推進について
 図書館サービス機能の充実と市民の読書活動の推進について

結果
 地域教育の着実な推進については、自らの住む地域の特徴を理解し、地域の魅力や課題に気付くための学習を支援することにより、郷土愛の醸成や地域で活躍する人づくりにつなげる「地域学講座」になお一層取り組む必要があると感じました。
 家庭教育支援の推進については、子育てや家庭教育で悩みを抱えている保護者などを支援する「家庭教育サポーター」の養成を図ることが大切であるとともに、今後は、「親学」の取組をさらに充実させるために、企業等への訪問を強化させていくことが今後の課題であると感じました。
 図書館サービスについては、図書館の重要な機能の1つである、課題解決支援サービスについての理解をより深めることができました。

第6回 平成26年12月24日(水曜日) スポーツ振興課と委員de(デ)サロンを開催

第6回委員de(デ)サロンの様子

参加者
 スポーツ振興課長、スポーツ振興課長補佐、企画グループ係長、企画グループ総括主査、市民スポーツグループ係長、市民スポーツグループ主任

主な内容
 (仮称)宇都宮市スポーツ推進計画の改定
 地域スポーツクラブ推進事業

結果
 改定中の(仮称)宇都宮市スポーツ推進計画については、スポーツの定義をどう捉えるかが重要であり、囲碁や将棋などのメンタルスポーツという分野で、体の動かせない方でもスポーツを楽しむことができると思うので、今後のスポーツを考える場合は、そういったことも踏まえて検討していく必要があると思いました。
 地域スポーツクラブ推進事業については、運営や人材の確保などの諸課題がある中で、一番重要なことは、地域スポーツクラブがまだまだ浸透していない現状があるので、広報活動などを通して説明をしっかりと行い、地域の理解を促進していくことが必要であると感じました。

このページに関するお問い合わせ

教育委員会事務局 教育企画課 企画グループ(市役所13階)
電話番号:028-632-2706 ファクス:028-639-7159
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