平成24年度教育委員会の活動

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ページID1002526  更新日 令和6年3月8日

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教育委員の活動の様子を紹介するもの

教育懇談会

平成25年1月25日(金曜日) 家庭教育支援活動者

家庭教育支援活動を行う市民の方と「家庭教育について考えること」をテーマに、以下の内容について意見交換を行いました。

参加者(団体)

  • 宇都宮市家庭教育オピニオンリーダー会
  • 子どもの家指導員
  • 親学習プログラム指導者
  • 家庭教育サポーター
  • 親学と子どもの情報誌「こどもるっくる」作成委員

内容

  • 家庭教育支援活動内容や活動しようと思ったきっかけ、思い、苦労したことなど
  • 家庭教育の現状について
  • これからの家庭教育支援について

平成24年8月9日(木曜日)、10日(金曜日) ふれあいティータイムトーク

8月9日(木曜日)は小学校の教職員7名と、10日(金曜日)は中学校の教職員6名と「ふれあいティータイムトーク」を実施しました。

 「頼れる教職員」「信頼される学校」を目指して、教職員としてのやりがいや達成感をはじめ、信頼されるために必要なことや働きやすい職場環境づくりなどについて意見交換を行いました。また、平成24年度から全市実施された「小中一貫教育と地域学校園」をテーマに、それぞれの特色ある取組や期待される効果などについて、現場の状況や教職員の皆さんの考えを聞く良い機会となりました。

他市町から来た先生からみた宇都宮のシステムは好評でとても安心しました。また、子どもに対して常に誠実でありたい、そして子どもの成長が何よりの楽しみと、言ってくださった先生方にとても頼もしさを感じました。地域や保護者との関係にも心を開いて接してくれる姿にありがたさを感じました。これからも、子どもたち一人一人の声に耳を傾け、本市教育の底上げに力を発揮してくださるよう期待しています。

また、学校栄養職員からも学校給食についてのお話をお伺いすることができました。本市は、平成18年より独自に全小中学校に栄養職員を配置したことにより、きめ細かな取り組みができるようになりましたが、献立を工夫したり調理員と打ち合わせをするのは勿論のこと、ホームページへの掲載や、お弁当の日の企画と実施、アレルギーのある子供達への個々の対応と保護者への連絡などその業務量は膨大です。しかし、子供たちの笑顔と「美味しかったよ」の一言は、大きな励みになるとのことでした。このような取り組みの結果、食育の先進地として全国的にも注目され、毎年本市の小学校は文部科学大臣より表彰されています。地域の皆さまのご協力のおかげで地産地消も進みました。今年度から地域学校園の中での連携も始まりましたので、さらに本市の食育が発展していくものと期待しています。
子どもたちや保護者のために日々汗を流し、試行錯誤しながら一生懸命頑張っている先生方や学校の現状を知ることができ、大変充実した懇談会となりました。

意見交換会

平成24年12月21日(金曜日) 市議会

「顔の見える教育委員会」へ向けて「教育委員の活動と教育委員会のあり方」をテーマに、以下の内容について意見交換を行いました。

  • 教育委員会の活動状況報告
  • いじめ問題
  • 教育委員会のあり方や教育委員としての責任,役割
  • 教育委員会や教育委員に対して求めること

平成24年9月20日(木曜日) 市長・副市長

 今年度の意見交換は、「本市の教育の充実に向けて」をテーマに、宇都宮の街の活性化や今後のまちづくりにおける教育の果たすべき役割を論点に、以下の内容について意見交換を行いました。

  •  街の活性化と市民の一体感や郷土愛の醸成
  •  文化、スポーツを通した地域の活性化
  •  大人の人間力向上と文化

 私たち教育委員からは、次のような意見や考えをお話しさせていただき、市長、副市長と自由討議をいたしました。

藤原委員長

 街の活性化において、市民全体の文化力の向上はとても重要なことです。老朽化した文化会館を改修し、今後も市民の文化活動の拠点になることを期待しています。また、文化は今の日本の状況や経済発展に関係する非常に大きなキーワードだと思います。現代の青年は郷土愛やふるさとへの想いが軽薄になっていると感じます。本市の文化は素晴らしいものなので、そのポテンシャルをいかに活かしていくかを真剣に考える必要があります。具体的事例を挙げますと大谷石や屋台・山車,そして宇都宮の偉人たちです。世界に誇れる素晴らしいものですが、今の子どもたちにあまり知られていないという現実があります。そのような素晴らしい文化財、歴史上の人物などを身近に知ることができる拠点があると「まちづくり」の核になると思います。

大場委員

 宇都宮には確かに素晴らしい大切なものが数多く存在します。「まちづくり」は新しいものを造ることも必要ですが古くからあるもの、受け継がれているものを大切にすることも必要です。それだけの価値があるからこそ残っているものだと思います。今だからこそ、改めて伝統や文化を重んじ、教育の中でしっかりと子どもたちへ伝えていく必要があります。そこから郷土への誇りや愛が生まれ、他を思いやる感情にもつながっていくと思います。いじめなど深刻な問題を抱える現在だからこそ、伝統や文化を通して外から刺激を受けたり感動したりすることで磨かれる感情がきっとあると思います。そしてそれが他を思いやる感情につながっていくと思います。伝統を重んじる、基本に返る、地に足をつけることが今の世の中に求められています。根の部分を大切にしながら、地にしっかりと足をつけて子どもたちをはぐくんでいきたいと思います。

大矢委員

 教育委員としての4年間を振り返り、やはり教育にはお金を要することを改めて実感しました。伝統文化を守っていくことなど教育的な基金が必要だと考えます。大きな1点で支えるのではなく細かい点で支えられるような仕組み、例えば1人小額のワンコインでも、多くの人で積み上げて、多額の資金を生み出すような仕組みがあるとよいと思います。教育を維持発展させるためにも、必要経費を生み出す教育基金などの仕組みの構築が求められています。伝統文化を守る基金や教育基金の創設を考慮しないといけません。

松江委員

 宇都宮の大谷や山車はやはり世界に誇れる財産だと思います。一方、山車の保存に関わっている方に話を聞くと、今では山車を組み立てられる人がいないとのことなので、失われた文化を取り戻す必要があると感じています。文化や芸術への興味は人により異なりますが、宇都宮の内在的な文化はとても素晴らしいものなので、郷土の誇れる文化をもっと知って欲しいと思います。宇都宮はスポーツも素晴らしいものがありますので、より盛り上がることを期待してます。新潟では文化財巡りツアーなどが百もあると聞きますが、宇都宮の文化財巡りは車でないと移動できない現状もあります。栃木で盛り上がっているプロスポーツの機運や地域の誇れる文化財などを通して、地域を愛する心や愛国の精神を養うことが大切です。同時に文化を通して人を大切にする気持ちもはぐくんでいけたらと思います。

 市長、副市長からは、まちづくりの基盤となる人づくりの重要性や、宇都宮の教育のより一層の充実、そして、経済やまちの発展に教育や文化を上手く結びつけ、魅力ある都市にしていきたいとのお話をいただきました。
 やはり教育はまちづくりの視点からも大切であり、素晴らしい人間がいずれ帰ってくるような素敵なまちにしていきたいと思います。そして、伝統文化やスポーツなどの本市の持つポテンシャルを最大限に活かし、市民の皆様に広くアピールしながら、私たち教育委員が一致団結し、本市の教育行政をリードしてまいりたいと思います。

教育施設等視察

平成24年11月22日(木曜日) 市内文化施設

市内文化施設において、施設の維持管理や市民の来場状況、遺跡発掘調査の様子などを視察し、文化財保護活動団体との意見交換を行いました。

うつのみや遺跡の広場の視察

遺跡発掘調査の視察

上神主・茂原官衙遺跡の視察

飛山城史跡公園の視察

文化財保護活動団体(NPO法人 飛山城跡愛護会)との意見交換の様子

平成24年9月20日(木曜日) 芳賀北小学校

 子どもたちが明るい学校生活を送ることができる教育環境の実現にこだわった学校施設の様子を視察しました。

教職員との意見交換の様子

学校概要や学校施設環境が与える影響、また、子どもたちの心身の変化や教職員の指導方法、施設管理の工夫などについて先生方から貴重なお話しをいただきました。

教育環境の重要性や子どもたちに与える影響などについて改めて考えさせられる意見交換となりました。

学校視察の様子

子どもたちが明るい学校生活を送れるよう採光や色合い、資材など各教室の細部にまでこだわった設計を見学することができ、本市の学校施設整備の参考となるとても有意義な視察とりました。

平成24年6月23日(土曜日) 上戸祭小学校

平成24年度から始まった土曜授業の様子を初めて視察しました。

教職員,地域代表者等との意見交換の様子

学校概要や、土曜授業の開催にあたり苦労したことや工夫したこと、「地域と共に歩む学校」としての特色ある取組などについて校長や地域協議会会長、地域コーディネーター、PTA会長から貴重なお話をいただきました。

地域の熱意が伝わり、地域の方たちが学校をよりよくするために新しい意見や企画をどんどん出して実践されている様子を目の当たりにできて、教育委員としてとても力をいただいた心地がしました。

学校や地域の現状、連携体制等について把握することができ、とても実りある意見交換会となりました。

授業の様子

保護者の様子

子どもたちも意気揚々と素晴らしい表情で授業に臨んでいました。

土曜日ということもあり、多くの保護者の参観が見受けられましたが、特に、お父さんの参加が非常に多かったのが印象的でした。

災害時引渡し訓練の様子

最後に、災害時児童引渡し訓練の様子を視察しました。

先生の誘導のもと、速やかに保護者への引渡しが完了しました。

学校と保護者の連携体制や訓練の大切さを改めて実感することができ、とても有意義な視察でした。

このページに関するお問い合わせ

教育委員会事務局 教育企画課 企画グループ(市役所13階)
電話番号:028-632-2706 ファクス:028-639-7159
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