平成28年度教育委員会の活動

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ページID1011042  更新日 令和6年3月8日

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教育委員の活動の様子を紹介するもの

意見交換会

平成28年8月23日(火曜日)市議会と教育委員会との意見交換会を開催

  • 出席者
    宇都宮市議会議長・副議長、文教消防水道常任委員会委員長・副委員長
  • 内容
     本年度の市議会との意見交換会は、例年通り、「平成28年度教育委員会点検・評価報告書」の提出と併せて実施いたしました。意見交換会では、提出した報告書の内容を中心に、議員の皆さまから多くのご意見をいただきました。
     魅力ある学校づくり地域協議会については、学校や地域学校園の創意工夫した取組を差として捉えずに、特色として捉えてPRにつなげてはどうかとのご意見をいただきました。
     また、SNS等の普及により、社会全体としてコミュニケーション能力が低下してきており、まずはあいさつから地域全体で取り組むべきであるとのご意見もいただきました。
     意見交換会では、議員の皆さまの経験に基づく幅広い視点から、大変貴重なご意見をいただくことができました。いただいたご意見は、今後の取組の参考とさせていただき、本市教育の充実に向け取り組んでまいります。

市議会との意見交換会1

市議会との意見交換会2

市議会との意見交換会3

教育懇談会

平成28年8月19日(金曜日) 教育委員会と教職員とのふれあいティータイムトーク

  • 出席者
    小学校及び中学校の教諭 6名
  • テーマ
    教職員としてのやりがいや課題について
  • 内容
     今年度の教育委員会と教職員とのふれあいティータイムトークは、教員の大量退職・大量採用の中における若手教員の率直なご意見を伺うために、主に採用後5年以内の若手の先生方にご出席いただき、意見交換をさせていただきました。
     今回ご出席いただいた先生方は、教員採用試験に合格し、正式に採用されるまで様々な経験をされてきた方が多く、これまでの苦労や頑張ってきた姿がよく伺えました。教員を目指したきっかけは様々ですが、実際に教員になってみて、やはり子どもたちと向き合いながら、子どもたちの成長を感じたときなどに教員としてのやりがいを感じている方が多くいらっしゃいました。
     一方で、児童と接する以外の業務に対して負担と感じている場合も多く、教育委員会では、教員が子どもたちと向き合う時間を確保するための取組を推進しているところではありますが、より一層強化していく必要性も感じました。
     今後も現場の教員がいきいきとやりがいを持って、その責務を果たしていただくために、我々教育委員会も様々な取組を推進してまいりたいと思います。

ふれあいティータイムトーク1

ふれあいティータイムトーク1

平成29年1月27日(金曜日) 文化関係団体との懇談会を開催

  • 出席者
    宇都宮市伝統文化連絡協議会 2名
    宇都宮市文化財ボランティア協議会 2名
    宇都宮市文化財調査員 1名
  • テーマ
    郷土への愛着と誇りを高めるために
  • 内容
     今回は「文化」をテーマに、主に伝統文化に関わる団体の方々と、各団体の活動などについて理解を深め、宇都宮文化の現状や課題等について共通認識を図るとともに、本市のさらなる文化振興に向けた今後の方向性などについて意見交換を行いました。
     ご出席いただいたた皆さまは、文化に対する熱い思いや情熱をお持ちの方々ばかりであり、自分たちの取組に自信と誇りを持って活動されているだけでなく、本市文化のより一層の振興を図るために、常に課題意識を持ちながら活動されている様子を伺うことができました。
     伝統文化には、先人たちが築き上げた歴史や地域の人々を繋ぐ力があり、歴史・文化を知ることで、郷土に愛着や誇りが生まれてくるものです。今回の懇談会を通して、こうした伝統文化を絶やすことなく、いかに後世に継承していくか、また、地域の伝統文化をいかに広く市民に周知していくかが今後の大きな課題であることを再認識いたしました。
     今後も、本市文化のさらなる充実発展に向けて、私たち教育委員会も関係団体と一緒になって、次代に繋げていくための取組を推進してまいりたいと思います。

文化関係団体との意見交換の様子1

文化関係団体との意見交換の様子2

教育施設視察

平成28年5月30日(月曜日) 市立一条中学校及び県立宇都宮青葉高等学園

 平成28年8月から供用開始となる市立一条中学校の新校舎と、同一敷地内に隣接し、平成28年4月に開校した県立特別支援学校宇都宮青葉高等学園を視察しました。
 市立一条中学校の新校舎については、校舎、体育館、武道場、プールが一体となった建物ながら、開放的な空間が多く、普通教室などの床や壁には木材が多用されているなど、生徒や教職員が快適に学校生活を送るための様々な工夫が施されていました。また、地域への開放機能も充実しており、一条中学校の理念である「楽しい学校・潤いのある学校・開かれた学校」が実現できる建物となっていると感じました。
 県立宇都宮青葉高等学園については、栃木県内では初めてとなる、軽度の知的障がい者向けの職業学科を設置した高等部単独の学校であり、流通・環境や食品・福祉の専門的な知識や技術を学べる環境が整備されていることが分かりました。同校の開校によって、本市の特別支援学級に通う児童・生徒の進路選択の幅が広がるなど、本市の特別支援教育の充実に繋がるだけでなく、市立一条中学校と同じ敷地内に隣接設置するメリットを活かした、様々な場面での教育連携が期待できるものと感じました。

一条中学校視察1

一条中学校視察2

一条中学校視察3

宇都宮青葉高等学園視察1

宇都宮青葉高等学園視察2

宇都宮青葉高等学園視察3

平成28年7月25日(月曜日) 適応支援教室「まちかどの学校」

 平成28年4月1日に開校した、新たな適応支援教室「まちかどの学校」を視察しました。
 「まちかどの学校」については、これまで個別支援を中心とする「まちかどの学校姿川教室」と、小集団での活動を通した支援を中心とする「つげの木教室」の2つの施設を統合し、様々な不登校状態にある児童生徒の学校復帰や社会的自立に向け、自身の元気回復や対人関係力の育成等のための指導支援を専門的に行う施設として運営をスタートしたところです。
 一概に不登校状態と言っても、児童生徒の状況は個々によって様々で、不登校状態にある児童生徒の状態をよく見ながら、段階的な支援を行う必要があります。
 施設の教職員等との意見交換では、教職員やボランティアの方々が連携・協力して、児童生徒との信頼関係を築きながら、児童生徒一人一人がそれぞれ興味のある活動に取り組むことをきっかけにし、個別支援や小集団活動を通した支援を行っている様子が伺えました。
 現在、本市教育委員会では、様々な不登校対策に取り組んでいますが、不登校状態にある児童生徒が、元気に学校復帰するために「まちかどの学校」が果たしている役割はとても重要です。今後も、従来の2つの施設を統合した利点を活かし、教職員全体がより一体となって不登校対策に取り組むことができるよう取り組んでいく必要があると感じました。

まちかどの学校視察1

まちかどの学校視察2

まちかどの学校視察3

平成28年11月25日(金曜日) 河内生涯学習センター及び上河内生涯学習センターなど

 改修工事が完了した、河内生涯学習センター(平成28年3月供用開始)及び上河内生涯学習センター・上河内民俗資料館(平成28年9月供用開始)を視察しました。
 両施設については、公共施設の効果的な利活用の観点から、地域自治センターと生涯学習センターを一体的に整備することにより、複合型の施設として地域住民の利便性の向上や、生涯学習の人材がまちづくり活動に参加する機会を増やすなど、地域の活性化につながる施設として期待されています。
 施設は、明るい雰囲気で使い勝手が良く、様々な学習活動を行うに適した機能を有していることが確認できました。また、上河内生涯学習センターは、上河内民俗資料館も併設しているため、気軽に地域の伝統文化に触れる機会を創出することができる空間となっており、地域における様々な活動と相乗効果が得られると思っています。
 今後は、より一層、こうした施設が積極的に活用され、市民の皆様の生涯学習や地域の活性化が推進されることを期待しています。

上河内生涯学習センター視察の様子1

上河内生涯学習センター視察の様子2

上河内民俗資料館視察の様子

河内生涯センター視察の様子

平成29年2月2日(木曜日) 田原西小学校

 本市では、今年度(平成28年度)から5年間をかけて、市内全小中学校にタブレット型パソコンの導入と教育用ネットワークの整備を実施しておりますが、実際の学校現場の導入状況やICT機器を活用した授業の様子を参観するため、田原西小学校を訪問しました。田原西小学校では、平成28年12月に導入が完了したばかりであり、まさに導入直後の様子を視察することができました。
 授業参観では、6年生の体育、5年生の理科、4年生の社会科の授業をそれぞれ参観しましたが、画像を用いながらグループ学習における効果的な使用や体育での動きを動画で確認するなど、子どもたちの学習意欲を高めるためにタブレット端末が活用されている様子を伺うことができました。
 授業参観後の教職員との意見交換の中でも話に上がりましたが、現代の子どもたちはICT機器に対する抵抗がなく使い方もすぐに覚えるため、興味・関心を引き出す上では効果的なツールとなっております。ただし、ICT機器はあくまでも学習ツールの1つであり、ただ活用するだけでなく、教える教師側が学習効果を高めるために様々な工夫をしていかなければなりません。子どもたちの発達段階や学習内容に応じて、効果的な活用方法や活用場面などを今後も継続して検討していく必要性も改めて感じました。
 また、当日は、学校給食もいただきましたが、宇都宮独自の餃子飯をメニューに、1年生と2年生の児童との会食をとても楽しむことができました。
 今後とも、学校現場の実態や意向を踏まえた教育行政を推進するため、教育現場の実態把握に努めてまいります。

田原西小学校の視察の様子1

田原西小学校の視察の様子2

田原西小学校視察の様子3

田原西小学校の視察の様子4

田原西小学校の視察の様子5

田原西小学校の視察の様子6

平成29年2月16日(木曜日) 宇都宮市文化会館

 宇都宮市文化会館は、昭和55年の開館から30年以上が経過し、施設・設備の老朽化への対応や安全性・快適性の向上を図るため、平成27年度から大規模改修工事を実施しておりましたが、このたび改修工事が完了したことから、平成29年4月1日リニューアルオープン前の市文化会館を視察しました。
 主な改修内容として、ホール天井の耐震化や外壁タイルの補修による安全対策の強化をはじめ、ホール客席がゆとりある形状に更新されるとともに車椅子席への対応が可能となったほか、2、3階席へのエレベーター新設、トイレのバリアフリー化など、様々な利用者が快適に利用できるよう、利便性の充実が図られました。特に、ホールの音響設備については、スピーカーや天井の形状、床の材質の変更により、音の広がりや輝きを向上させ、どの客席からでも素晴らしい音響が届くように配慮された構造となり、公演を行う側にとっても聴く側にとっても、これまで以上に質の高い音を楽しめる施設になったと感じました。
 今回の市文化会館の改修及びリニューアルを機に、各地域や市民団体の文化芸術活動の支援をより充実させるなど、多くの市民が文化に触れる機会の創出に取り組み、本市の文化芸術のさならる振興に努めてまいりたいと思います。

文化会館視察1

文化会館視察2

文化会館視察3

文化会館視察4

文化会館視察5

文化会館視察6

教育委員研修

平成28年4月22日(金曜日) 本市部活動の現状について

部活動の現状について

出席者
 学校健康課 係長、指導主事
 学校教育課 指導主事

テーマ
 本市部活動の現状について

内容
 伊藤教育委員の提案により「本市部活動の現状について」をテーマとした研修会を開催いたしました。
 本市においては、早くから部活動のあり方を定めた部活動指針を策定し、バランスのよい部活動の推進を図ってまいりましたが、近年、生徒数の減少に伴う部活動設置数の減少や指導者の不足、生徒や保護者のニーズの多様化など、部活動を取り巻く環境が大きく変化しています。
 今回は「部活動指導者ハンドブック」や例年実施している部活動に関する調査をもとに、本市の部活動を取り巻く現状について事務局職員から説明をいただきました。
 部活動は教育活動の一環として、生徒の学習意欲の向上や責任感、連帯感を育てる上で重要な役割を持っています。一方で、部活動の指導は、平日の勤務時間外や休日にも行われていることや、教職員の約半数がこれまで経験のない種目の顧問になるなど、教職員の負担感への対策も課題となっています。
 本市の部活動がより良いものとなるよう、今後さらに理解を深めていきたいと思います。

平成28年10月21日(金曜日) 国のコミュニティ・スクールと本市魅力ある学校づくり地域協議会との違いについて

平成28年10月21日委員研修会の様子

出席者
 学校教育課 課長、課長補佐、指導主事
 生涯学習課 課長、係長、総括、担当

テーマ
 国のコミュニティ・スクールと本市魅力ある学校づくり地域協議会との違いについて

内容
 今回は、国における「コミュニティ・スクール」制度の概要と、本市が実施している「魅力ある学校づくり地域協議会」との違いについて、学校教育課及び生涯学習課の職員から研修を受けました。
 本市では、地域とともにある学校づくりを推進しており、その中でも本市の魅力ある学校づくり地域協議会が果たしている役割は大変重要なものになっております。協議会を通し、学校運営方針などにかかるご意見を伺うだけでなく、地域の皆様などから学校の様々な活動にご協力いただくなど、学校・家庭・地域・企業が一体となった学校教育の推進を図っております。
 こうした中で、国におきましても、地域等が学校運営に参画しながら、地域の教育力を活かした学校教育の推進を図るためのコミュニティ・スクールを全ての公立学校に導入する方針が掲げられ、本市の魅力ある学校づくり地域協議会の今後のあり方について検討を進めているところです。
 国の制度と本市の実態については、制度の趣旨や活動目的は変わらないものの、具体的な機能や組織などにかかる部分で違いがあることがよく分かりました。こうした課題への対応については、国の動向を踏まえながら今後検討を進めていくことになりますが、本市の取組状況や地域の実情などをよく勘案し、本市の実態に即した制度とすることが重要であると考えております。

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教育委員会事務局 教育企画課 企画グループ(市役所13階)
電話番号:028-632-2706 ファクス:028-639-7159
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