都市計画マスタープラン(序章 はじめに)
序章 はじめに
計画策定の趣旨
宇都宮は、戦災や幾多の社会の変遷を乗り越え、県都として、総合的な都市機能が集積した広域都市圏の中核都市として、着実な発展を続けてきた。
一方、国際化や高度情報化の進展、本格的な少子高齢化時代の到来、さらには地方分権の本格化など本市を取り巻く環境は大きく変化している。また、まちの主人公である市民一人ひとりが個性と能力を発揮し、生きがいのある、真に豊な生活を実現することが求められている。
こうした時代の大きな潮流や市民意識の変化の中で、市民がゆとりとうるおいのある日常生活を享受するためには、都市における将来目標を明確にし、個性的で魅力ある都市づくりを推進していくことが、より一層重要となる。
また、将来目標を構築するにあたっては、地域の文化・歴史など地域固有の資源の活用を図るとともに、地域に直接かかわりのある市民の理解と積極的な参加は欠かすことができない。
『宇都宮市都市計画マスタープラン』は、このような基本的な考えのもとに、本市の目指す将来像とこれを実現するための都市計画の基本的な方向を定めるため策定するものである。
計画の役割
この計画は、本市の将来に対する長期的展望のもとに、土地利用の観点から、将来像と整備の方向を明らかにしたものである。
この計画は、本市のまちづくりに関する個別計画策定の上位先行の計画であり、各種計画策定の指針となるものである。
この計画は、将来像を示すことにより、市民と常にまちづくりを考え、適切な役割分担のもとで、積極的な参加と協力を期待するものである。
計画の位置付け
これまで、都市計画に関するマスタープランとしては、主として知事が定める「市街化区域及び市街化調整区域の整備、開発又は保全の方針」が基本となっていた。しかし、この方針は、都市圏の市街化区域の区分に関する役割が大きく、市町村レベルの都市の将来像を示すという意味では不十分であった。
このため、平成4年の都市計画法の改正により、新たに都市計画法第18条の2「市町村の都市計画に関する基本的な方針」いわゆる都市マスタープランが創設され、市町村レベルで地域の実情と市民の意向を反映した都市計画に関したマスタープランづくりが法的に位置づけられた。
この「宇都宮市都市計画マスタープラン」は、都市計画の総合的なマスタープランとして位置づけるものである。
目標年次
長期を見据え、総合計画基本構想で示している2010年(平成22年)とする。
計画の構成
都市計画基本方針は、都市圏全体から見て本市のまちづくりの方向性を定める全体構想と、市民からみてより具体的なまちづくりの方向性を示す地域別構想からなる。
都市整備部 都市計画課
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