家庭版ISOと学校版ISO(「ISO14001」からの続き)
さつきちゃん
博士、この前ISOについて教えてくれましたけど、その時、家庭や学校でのISOって、言ってませんでしたっけ?
大いちょう博士
ははは、よく覚えていたね。
良好な環境を守り、貴重な自然や資源を未来に引き継いでいくことは、企業や行政だけが行っていけばよいというものではないよね。
さつきちゃん
そうね。誰だって生活していれば、電気やガス、燃料などのエネルギーを毎日使っているし、ごみだって出るわ。つまり私たちみんなでやらなきゃいけないってことよね。
大いちょう博士
そのとおり。資源の無駄遣いを止め、リサイクルを進めるなど、周囲の環境に悪い影響を与えないことを考えて毎日の生活を送ることが重要なんだね。
そこで、各家庭でも、このような環境ISOの考え方で実践できるようにしたのが「家庭版ISO」なんだよ。
さつきちゃん
そういえば、友だちのミヤ子ちゃんの家でも、市役所から資料をもらったって言ってた。家族みんなで、何を実践しようか家族会議をやったんだって。
大いちょう博士
ごみを減らす、電気・ガス・水道・ガソリンを節約する、環境にやさしい品物の購入に努めるといった目標ごとに、自分たちが実践していくことを決めて、実際にできたかどうかをチェックしていくんだ。
さつきちゃん
3カ月間やったんですって。でも、毎日チェックしたら、生活の見直しができただけでなく、家族の会話の時間も増えてよかったって言ってたわ。
大いちょう博士
それはよかったね。その結果を市役所に報告して、環境にやさしく暮らしていると認められると、家庭版ISO認定証が交付されるんだよ。
もうひとつ、学校版ISOについても教えてあげよう。
さつきちゃん
去年(平成14)、モデル校がいくつか選ばれてやってみたんでしたよね。
大いちょう博士
そうだよ。小学校2校・中学校1校を選んで、学校生活の中で環境に影響を与えているものはないか、それらをどうやって減らせるか、実際に取り組んでもらったんだ。
さつきちゃん
そして、今年(平成15年)は、市内の約半数の学校(小学校30校・中学校11校)に拡大して実践していくのね。
大いちょう博士
この家庭版と学校版の2つのISO認定制度は、どちらも宇都宮市が独自に創ったものだから、前回話した「ISO14001」の正式なものとはならないけれど、その基本となる考えは同じなんだよ。
さつきちゃん
認定されることが重要なんじゃなくて、環境を考えて、実際に身近なところから実践していくことが大切だってことですよね。
博士、今回もありがとう。
総合政策部 広報広聴課
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