補助犬ってなに
さつきちゃん
博士、この前、補助犬って書いてある表示を街中で見かけたんですが、補助犬ってなんですか。
大いちょう博士
そうじゃな、さつきちゃんは盲導犬という言葉は聞いたことあるかな。
さつきちゃん
うん、盲導犬なら知ってるわ。目の不自由な人をサポートしてくれる犬のことでしょ。
大いちょう博士
うむ、その通りじゃ。さっき、さつきちゃんが言っていた補助犬とは、盲導犬などの障がい者の人たちの生活を手助けするために訓練を受けた犬の総称なんじゃよ。補助犬として盲導犬のほかに介助犬、聴導犬がおるんじゃ。
さつきちゃん
介助犬や聴導犬は聞いたことないわ。どんな仕事をしているのかしら。
大いちょう博士
介助犬は、体の不自由な人を助けて、電気をつけたり、ドアの開け閉めを手伝ったりする犬のことなんじゃ。聴導犬とは、耳の不自由な人のために、耳の代わりをしてくれる犬のことで、電話の呼び出し音や車のクラクションなど、生活に必要な音を知らせてくれるんじゃよ。
さつきちゃん
いろいろな活躍をしているのね。だけど私にはふだん見かけても普通の犬と補助犬との見分けがつかないわ。
大いちょう博士
それなら心配無用じゃ。盲導犬は、目の不自由な人が持つための「ハーネス」という器具をつけているんじゃ。それに、補助犬は、一目見ればすぐ分かるように胴体に補助犬であることの表示をすることになったんじゃよ。
さつきちゃん
大活躍の補助犬だけど、どんな場所でもついていけるのかしら。
大いちょう博士
「身体障害者補助犬法」という法律ができて、平成15年10月からは電車やバスなどの交通機関、公共施設だけでなく、レストランやデパートなどの施設に、補助犬を同伴して利用できるようになったんじゃが、すべてがうまくいっているのかというとそうでもないんじゃ。犬はペットという考え方がまだ残っていて、入店や乗車を断られてしまうことがあったりするんじゃよ。
さつきちゃん
そんな、がんばってお仕事しているのに断られちゃうなんて。
大いちょう博士
うむ、補助犬は特別な訓練を受け認定を受けた犬だから、吠えたり暴れたりしないようにしっかり訓練されていて、きちんと手入れされているから衛生面も安心なんじゃ。さつきちゃんの言うとおり補助犬はがんばって必要としている人のために仕事をしているんじゃ、その事を理解して、協力していくことが必要なんじゃよ。
さつきちゃん
じゃあ、最初に私がみた表示は、補助犬に協力しているところの印ってことね。
大いちょう博士
わかったか、さつきちゃん。人も犬もみんなで助け合いの精神じゃな。
さつきちゃん
うん。あーあ、どこかに私の勉強をがんばって補助してくれる犬はいないかしら。
大いちょう博士
そんなのはイヌ。
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