建設工事及び工事用材料の検査に関すること

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ページID1006793  更新日 令和6年3月8日

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工事検査の必要性

 公共工事は、そのほとんどが請負工事として発注されます。
 発注者は、工事目的物(道路、公園、建物等)が完成した場合、受注者から工事目的物を引き受け、請負代金を支払いますが、発注者は、請負代金を支払う前に、契約内容のとおり工事目的物が完成しているかを確認する必要があります。そこで、宇都宮市では、請負代金を支払う前に、工事発注時に明示した工事目的物の出来形基準や品質管理基準などに基づいて完成検査を実施しています。
 また、このような完成検査のほかに、出来形検査、中間検査、材料検査等を適宜実施し、工事の品質を確保するとともに、検査を通じ、受注業者に適正な工事の施工や品質を確保するための技術的指導を行い、受注業者の技術力の向上を図っています。

工事成績評定の実施

 工事が完成した場合、宇都宮市では、監督員、総括監督員、検査員の3名が独立して、工事成績評定実施要領に基づき、施工体制、施工状況、出来形及び品質、出来ばえについて、的確かつ公正に評価しています。
 また、この評定結果は、今後発注する工事において参考とするとともに、その成績評定を受注者に通知することにより、受注業者の技術的な指導に役立てています。

検査室所管の検査対象範囲

 検査室では、宇都宮市(市長事務部局)が執行する建設工事(請負金額が5百万円を超える建築、土木、機械、電気設備その他工事)及び使用する工事用材料(製品)について、以下の検査を実施しています。

検査の種類

  • 完成検査
    工事が完成したときに行う検査
  • 出来形検査
    工事について部分払いの必要があるときに行う工事の出来形を認定する検査
  • 一部完成検査
    工事の一部が完成し、かつ、当該完成部分が可分のもので引渡しできるときに行う検査
  • 中間検査
    工事の施工過程において、適正な契約の履行を確保するため必要と認めたときに行う検査
  • 材料検査
    工事用材料及び製品の使用を承認するための検査
  • かし担保検査
    完成工事のかし担保契約によるかし担保期間満了前に行う検査
  • その他の検査
    工事の中止、打切り、災害の発生、契約の解除その他の理由により既済部分に対して行う検査で、出来形検査及び一部完成検査でないもの

検査の実績

建設工事共通仕様書

 建設工事共通仕様書は、設計図書のひとつで、工事の施工上必要な、市と受注業者との間の諸手続きや、工事の質的、技術的な要求を表したものであり、設計書及び図面とともに工事施工上重要なものです。

監督実施要領、検査規程

宇都宮市建設工事監督実施要領

宇都宮市建設工事検査規程

工事書類の簡素化について(土木)

工事書類の簡素化について(営繕)

施工中の工事における現場立入調査

宇都宮市建設工事成績評定実施要領

平成26年4月以降に契約される工事について適用します。

宇都宮市工事成績評定通知実施要領

宇都宮市工事等成績評定審査委員会設置要領

土木工事における見積単価公表について

見積及び特別調査により決定した単価について、平成25年4月10日以降起工伺いの土木工事案件から公表することとします。

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このページに関するお問い合わせ

検査室
電話番号:028-632-2489 ファクス:028-632-2482
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。