第7回 戸祭地区まちづくり懇談会 開催結果

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ページID1009791  更新日 令和6年3月8日

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開催日時:平成17年9月24日(土曜日)午後1時30分から午後3時30分
開催場所:戸祭地域コミュニティセンター
参加人数:73人

  • 提言
    提言狭あい道路(市道270号線)の拡幅整備について
  • 自由討議
    1.戸祭地域コミュニティセンター和室大広間の増築について
    2.戸祭地域コミュニティセンターの備品の更新について
    3.JR宇都宮駅西口の景観について
    4.通行規制の見直しについて
    5.交通安全活動について
    6.通学路の安全確保について
    7.子どもの家の整備について
    8.国旗の掲揚について
    9.いじめ対策について
    10.防災訓練の支援について
    11.地域コミュニティセンターのパソコンの設置について
    12.地域コミュニティセンター職員の研修等について
    13.桜美公園整備に対するお礼について
    14.桜美公園の街灯の設置について
    15.市の広報紙について
    16.地域コミュニティセンターの活用について
    17.税金の申告の受付について
    18.資源物の収集について

提言1 狭あい道路(市道270号線)の拡幅整備について

1 テーマについての現状
 宇大附属中学校北側の市道270号線は、児童・生徒の通学道路となっているほか、地域住民の生活道路となっている。
 当該道路は非常に狭あいな道路であり、日常の交通安全・万一の場合の消防車、救急車の進入も難しい状況になっている。
 また、特に競輪開催日は、松原通りの渋滞から、桜通りから清住通りに抜ける迂回路(一方通行)として、近年、自動車の交通量がますます増加傾向になっている。
 これらの現状から地域住民からの要望として下記文書をそれぞれ提出した。

  • 宇都宮大学長 田原 博人様 「要望書」
    平成15年3月5日 松原通り自治会長 大塚 力
  • 宇都宮市長 福田 富一様 「狭あい道路の整備について」
    平成15年3月15日 松原通り自治会長 大塚 力

2 地域にできること
 当該道路北側に隣接した関係者の所有地(宅地)については、建物の増改築、その他、機会のある都度土地所有者に対してセットバックに協力していただけるよう、地域でも働きかけを行う。
 また、道路整備が行われた場合は、地域でも児童・生徒の登下校時の見守りや声かけを行うなど、交通安全に努めるとともに、道路の清掃を行うなど、環境の美化に努めて、安全で快適な地域づくりを行う。

3 行政に支援を求めること
 附属中学校側のセットバック協力について、宇都宮大学への働きかけと、一日も早い地域環境改善のため、道路の拡幅をお願いしたい。

提言に対する市の考え方

【市長】
 宇大付属中学校北側の市道270号線は、清住町通りから栃木街道までを結ぶ約420メートルの市道である。東側の清住町通りから、付属中学校までの約80メートルは、幅員は5メートル程度あるが、付属中学校北側は、2.7メートルから2.8メートル程度で狭く、また、付属中学校側には、学校敷地内に、幅1メートル、高さ50cメートル程度の通学路がある。新川に架かる橋の部分は、3.2メートルと狭く、さらに栃木街道までの区間も栃木街道側で、2.9メートルと狭い。
 当該道路は、狭あい道路整備事業の対象として取り組んでおり、北側宅地のご協力をいただき、平成12年度と16年度にそれぞれ1箇所ずつ整備したが、この事業においては、建築行為があるときに、その敷地部分だけを整備することから、全体的な整備が進んでいないのが現状である。
 セットバックについて、地域からの働きかけは、住民の意識が高まることであり、今後も、道路の拡幅に向けご協力をお願いしたい。
 付属中学校側のセットバック協力についての宇都宮大学への働きかけについてであるが、拡幅整備の具体的な検討のために、宇都宮大学との協議を行った。宇都宮大学では、付属中学校の建築計画は、まったく未定であり、また、土地の処分は重要財産の処分に該当し、文部科学省承認事項であるため、確認を行うなど、道路拡幅の条件整理の検討を行うということである。宇都宮大学では、慎重に検討し、方向性を出したいとしている。
 市としては、宇都宮大学の検討結果を受けて、宇都宮大学や地元の方々と協議を行っていく。

提言についての意見交換

  1. 歩道の整備について(参考意見)
    現在設置されている歩道は段差が大きく、高齢者にとっては途中から歩道に上がることが容易ではない。また、子どもたちも歩道の下を通る場合が多く、歩道は利用されていないのが現状である。しかし、整備により現在設置されている歩道がなくなる場合は、片側だけでも路側帯や縁石を設けてほしい。
  2. 宇都宮大学との協議について
    かつて宇都宮大学付属小学校の南側に面する道路を拡幅整備した際には、市有地と国有地の等価交換をし、道路を市有地として整備したようである。宇都宮大学付属小学校の中に市有地があるかどうかを調査し、市有地があれば等価交換して整備を進めれば良いのではないか。
    【市長】
    市有地の有無については調査したい。
    【道路維持課長】
    宇都宮大学との協議において、宇都宮大学としては、土地の処分は大きな問題であるが、セットバックについてはできるだけ協力をしていきたいという話である。境界についても現況と一致していない部分があり、今後、宇都宮大学や地元の皆さんと話合っていかなければならないが、両側のセットバックにより4メートルの幅員が確保できれば、現在の歩道に代わる新しいバリアフリーの歩道を整備していきたい。
    【後日回答】
    調査の結果、学校の敷地内に市有地はない。
  3. セットバックに対する市の対応について
    道路に面する住民が、家の増改築をするわけではないが、セットバックしても良いということで、昨年末に市役所に行ったところ、平成17年度の4月に狭あい道路整備工事を行うという回答をもらったが、現在に至っても連絡がないそうである。人事異動により担当者が変わり引き継ぎになっていないのか。宇都宮大学への働きかけはありがたいが、住民の姿勢に合わせて少しずつでも進めていったほうが良いのではないか。
    【道路維持課長】
    大変遅れて申し訳ない。近日中に対応したい。
    【後日回答】
    10月に工事を完了した。

自由討議

1 戸祭地域コミュニティセンター和室大広間の増築について

  1. 戸祭地区社会福祉協議会は、毎月1回第4木曜日に戸祭地域コミュニティセンターを会場に「独居老人ふれあい給食会」を実施しているが、戸祭地区も高齢化が進み、参加者が増加しており、現在は65名の方が喜んで楽しみに参加している。
    しかし、会場が狭くこれ以上参加者を収容することが困難であり、担当者は頭を痛めている。
    2階の空いている和室も利用し分散給食も考えてはいるが、毎月1回独居老人が一同に会して、お互いの情報交換をすることが楽しみであり、また、講話を聞いたり、手品を見たりすることが意義あると思われるので、一同を大広間に収容したい。
    そこで、戸祭地域コミュニティセンター和室大広間について、新年度に予算化をしていただき、幸いに南側に敷地があることから、南側に増築拡張をしてほしい。
  2. 戸祭小学校の利用は、調理室から離れていることから難しい。また、戸祭地域コミュニティセンターの空いている部屋の利用も、高齢者にとっては階段の上り下りが困難であるので難しい。
  3. ふれあい給食会は、参加率が高く、独り暮らしの高齢者にとって生きがいにもなっていると言える。老人医療にたくさんのお金を使うのではなく、ふれあい給食会のような健康の維持のためにお金を使うよう、高齢者対策を見直してほしい。
  4. 宇都宮城を造るのなら、現在必要とされているところにお金を使ってほしい。

【市長】
1.地域の皆さんが主体的にそのような活動をして行政を支えていただいていることに感謝申し上げるとともに、今後も活発な活動をお願いしたい。
 地域コミュニティセンターは、現在、施設のない地区、老朽化した施設の順に、計画的に進めているが、戸祭地域コミュニティセンターは、平成5年に建築した比較的新しい施設であり、増築拡張をすることは難しい。
 戸祭地域コミュニティセンターの利用においては、2階部分の和室と合わせての利用や、より面積の広い会議室の利用をお願いしたい。また、学校で地域開放をしている多目的教室を利用するなど、工夫をした利用をお願いしたい。
2、3、4少子化と共に高齢化は大きな課題である。宇都宮市は2020年には、4人に1人、2050年には3人に1人が65歳以上になる。そうした高齢社会を踏まえ、高齢者が積極的に外出し健康な体を作るための対策を講じていかなければならないと考えている。しかし、現状では戸祭地域コミュニティセンターの増築は難しいので、ふれあい給食会の会場や実施日を分散するなどの工夫をお願いしたい。

2 戸祭地域コミュニティセンターの備品の更新について

 戸祭地域コミュニティセンターのコピー機は有料で使用されているが、調子が悪く役所では既に更新されているような状態のものである。自治会は市の下部機関だと考えているが、そのような備品の更新にあたっては、自治会が購入するのか、それとも市が対応するのか。市が対応するのなら、今後の更新計画はどのようになっているのか。戸祭地域コミュニティセンターのコピー機の利用頻度の高さ等を考慮し、機器を更新してほしい。

【市民協働課長】
 地域コミュニティセンターの備品関係は、市が管理している。コピー機などの調子が悪ければ、修繕をしたり、場合によっては更新することある。更新については、コミュニティセンターの管理運営委員会にも確認し、使用年数だけではなく機器の状態を見ながら行っている。今後も計画的に更新を行っていく。

3 JR宇都宮駅西口の景観について

 「文芸春秋」に日本の景観のワースト1が宇都宮市であるという記事が掲載されたが、市長としてどのように考えているのか。

【市長】
 「日本の景観を良くする国民大会」の中で、「大学教授がJR宇都宮駅西口の右側の景観が日本の景観の中で最も悪いと紹介した」という記事が掲載され、大変衝撃を受けた。
 市としては、景観法に基づき対処していかなければならないが、行政から業者に対して広告の撤去を求めることは難しい。当面は撤去について業者に働きかけを行っていきたいと考えているが、将来的には条例化等による対応も検討していきたい。

4 通行規制の見直しについて

 通行規制が円滑な交通を妨げる原因となっている場合があると思われる。具体的には市道269号線であるが、幅員は6メートルほどであるが一方通行となっている。しかし、周辺にはこの道路より狭いが対面交通の道路がある。
 車の台数の増加に伴い全国的に通行規制が行われたが、現在も見直されないまま残っている規制がある。市道269号線の場合は、大通りの工事の際に大型車を処理するために一方通行にしてそのままになっていると思われる。
 交通は生活の中で重要な基盤である。市内には通行規制が見直されないまま残っている道路が多く存在するので、ぜひ通行規制の見直しをして、円滑な交通の確保に努めてほしい。

【道路維持課長】
 市道269号線の通行規制については、市から中央警察署に一方通行を設定した理由を確認し、また、ご意見を伝える。その後は、地域の皆さんが警察と話し合って進めていただきたい。

5 交通安全活動について

  1. 県外から宇都宮市に来た人から、市内の道路の右側を歩いていたところ、左側を歩いてた人にぶつかりそうになり注意されたという話を聞いた。宇都宮市内では、右側通行が守られていなかったり、携帯電話を使用しながら歩いたり自転車に乗っている女子高校生を多く見かける。これらの行為は交通事故の原因にもなりかねない。また、特に危険であるのは、側道から大きな通りに出る車が一時停止の線で停止しないことである。
    交通マナーを守るよう学校や交通団体等からの呼びかけを強化してほしい。また、宇都宮市全体で交通マナーについて啓発やPRをして、交通事故が起きないようにしてほしい。
  2. ボランティアで交通安全活動をする市民にも交通の取り締りができるよう委嘱することができないか。警察だけに頼るのではなく市民も対応できるよう、何らかの方法を講じてほしい。

【市長】

  1. 以前はオリオン通りの自転車のマナーが大変悪かったが、現在は暴走自転車がかなり減った。これは各学校の先生方の街頭での指導や、地元の商店会の方々の協力も効果に繋がっているのだと思う。子どもの教育を学校だけが行うことは限界があり、地域の皆さんの協力が必要である。
    さらにもうひとつ必要なのが家庭の教育だと思う。宇都宮市では、現在「人づくりビジョン」というものを策定している。これは学校だけではなく、地域、企業、そして家庭での教育のあり方に関わっていくものであり、宇都宮市民としてどうあるべきかを、世代ごとにまとめたものである。そういったものを駆使しながら、宇都宮市としての教育を進めていくことができればと考えている。当たり前のことが当たり前にできるように啓蒙運動を行っていかなければならないと思っており、交通マナーについても良くなるように対応していきたい。
  2. 交通安全活動には多くのボランティアに協力いただいており、今後も地域の安全パトロールなどが増えていくと思うが、ご意見を踏まえて進めていきたい。

6 通学路の安全確保について

 2年前に世田谷区から宇都宮市に引っ越してきて、長女が小学校に通っているが、通学路の歩道が狭く、車とすれすれの距離を歩かなければならない状況に驚いた。
 また、横断歩道も大変危険である。清住町通りの三叉路は、歩行者用の信号があるものの、歩行者と車の直進が一緒になる。自治会からも要望しているようだが、歩行者専用の時間帯を設けて、時差式の歩行者用信号機を設置してほしい。
 さらに、松原通りから清住町通りを渡るT字路は、非常に見通しが悪く、歩行者の歩く幅もないほど狭いうえ、歩行者用の信号機がなく危険である。この通りは、小学生だけではなく近くのデイサービスに通う高齢者も多く通行している。押しボタン式で歩行者専用の信号機を設置する、黄色い手旗を備え付ける、「歩行者に注意」の看板を取り付けるなどの対策を取ってほしい。
 1年程前に市長へメールをしたところ、具体的な場所や状況を教育委員会や学校に相談してもらいたいという回答があり、PTA会長には話してあるが、改善されていない。

【市長】
 宇都宮市の市道については、子ども達の安全や高齢化を踏まえてバリアフリーの道路づくりを行っている。今後も計画的に進めていきたいと思っているが、子どもたちが通う通学路の速度規制や進入等の制限、信号機の設置については、警察の仕事になるため、地域の皆さんから要望としてあげていただき警察で対応することになる。市としても警察に要望していきたい。

7 子どもの家の整備について

 昨年、戸祭小学校の子どもの家の整備状況について、市長にメールを送ったところ、宇都宮市内の59校の小学校のうち45校に、子ども家が26箇所、留守家庭児童会が19箇所設置されているという回答であったが、戸祭小学校は市街地にあり、特に設置が必要な地区ではないかと思う。また、順次整備を進めていくということであったが、現在の整備状況はどのようになっているのか。

【市長】
 子どもの家については、平成19年度を目途に全ての小学校に配備する計画である。

8 国旗の掲揚について(参考意見)

 2、3年前にニューヨークに行ったところ、飛行場や大きなビルにはアメリカの国旗が立っていた。
 宇都宮のまちの活性化や魅力のあるまちづくりのために、市内のビルや馬場の界隈に日本の国旗を立たせてはどうか。また、国旗を立てることは市民の団結力にも繋がるのではないか。
 市庁舎にも、正面玄関前に国旗が立っているが、屋上に大きな国旗を立ててはどうか。

9 いじめ対策について

 昨日の新聞で栃木県が校内のいじめの件数が全国ワースト1になったという記事を読んだ。1000人あたり3.9件のいじめが発生しているということである。また、最近は先生を対象とした校内暴力が多発している。家庭内においても、DVや児童虐待など暴力的な風潮が蔓延し始めていることに危機感を感じる。
 市民としても将来的に安全な生活環境を守るという観点から、未然に防ぐことができるような対策を考えていかなければならないのではないか。また、市としても、いじめや暴力の対策のひとつとして、スクールカウンセラーを増強したり、そのための懇談会を行うなど、なんらかの対策を講じていく必要があると思う。

【市長】
 市では、地域の皆さんや企業の力も借りて、子どもだけではなく大人にも目を向けた教育がこれから必要ではないかということで、さきほど説明した「うつのみや人づくりビジョン」を切り口に、教育行政にも目を向けていくということも考えている。
 今年度から、小学校、中学校の80校を順に訪問し、給食を食べながら子どもたちと話をするという事業を始めた。そのほか、道徳心や思いやりを人生経験の豊かな地域の方に先生になって教えていただいている。そういうことを駆使しながら教育行政にも力を入れていきたい。
 また、安全で安心なまちづくりのための条例も作ったところであるが、地域の皆さんや警察だけに全てを任せるのではなく、行政も汗をかき安全で安心な住みやすいまちをつくっていかなければならない。今年から公用車108台は安全パトロールも兼ねて市内を巡回している。
 三位一体の改革により今後義務教育費が削減されていくが、可能なことはスピードを持ち積極的に取り組み、いじめやDVや高齢者への虐待などがないまちをつくってきたい。

10 防災訓練の支援について

 昨年、市の防災訓練に自治会から参加して食料係を務めたが、お湯を入れるだけで出来あがる米などで炊き出し訓練を行った。戸祭地区でも来年3月に防災訓練を実施する予定であるが、炊き出し訓練の経費を心配している。宇都宮市には食糧などの備蓄があるのか。

【市長】
 市では、消防や水防の訓練を行っており、そのほかに市民に参加をしていただく防災訓練を年1回行っている。防災訓練で使用したのはアルファ米というものであるが、市では、災害に備えて、そういった食料や水を貯蔵している。また、防災マニュアル等も作っている。災害の少ない地域だからといって安心せずに万全の体制を取り災害に備えている。

【総合政策部長】
 各地区に自主防災会を作り防災倉庫を設置していただいたが、そこにいろいろなものが備蓄されている。防災倉庫の設置にあたっては市から補助金を出しているが、現在、訓練を実施した後の補充などについての補助も検討している。
 市でも備蓄品を保管しているが、一定の期間で入れ替えることから、廃棄するときに地域で活用していただくことも考えられるので、訓練を行う際には行政経営課に相談をしてほしい。

【後日回答】
 本市では、大規模災害が発生した場合に備え、アルファ米やクラッカーなどの食料を被害想定に基づき備蓄しており、賞味期限上、毎年更新を行い、更新の食料については、市の総合防災訓練をはじめとする各種訓練やイベント、各自主防災会の防災訓練などに有効活用している。
 今後も、各地域の防災活動のため、更新の食料について提供していきたいと考えているので相談いただきたい。
 また、今年度から、各自主防災会の防災訓練経費に対して限度額5万円を補助金として支援するので、十分に活用していただきたい。
 今後も引き続き、市民の皆様と行政が連携を図り、地域防災活動の活性化に取り組んでいくのでよろしくお願いしたい。

11 地域コミュニティセンターのパソコンの設置について

 地域コミュニティセンターにパソコンを設置してほしい。昨年、戸祭コミュニティセンターで高齢者に対するパソコン講座を開催し、その後も月に3回開催している。
 北生涯学習センターや西生涯学習センターにはパソコンが常設されており、市民に利用されている。市ではIT講習会を開催しているが、なかなか成果が上がらないのが実情ではないかと思うので、コミュニティセンターなど身近な場所でパソコンを利用できるようにIT教育を行ってほしい。そうすることが老化の防止にも役立つと思う。
 前市長の時にこの件についてメールをしたところ、検討するという内容の回答をもらっているので、検討してほしい。

【市長】
 今後、検討していく。

12 地域コミュニティセンター職員の研修等について(参考意見)

 地域コミュニティセンターでは、各種行事や講座を行っているが、コミュニティセンター職員の努力には感謝している。戸祭コミュニティセンター職員は、自主的に宇都宮大学のまちづくりの講習を受けて知識を身につけ、まちづくりの講座を実施している。このような職員の負担をなるべく少なくして力が発揮できるように、市として職員の研修を行ってほしい。
 また、各地区でもいろいろな行事や講座を行っており、職員が集まって、講座や講師またはノウハウについての情報を交換し、地域の情報を豊かにしてもらえればさらに効果的だと思うので、情報交換会も行ってほしい。

13 桜美公園整備に対するお礼について(参考意見)

 昨年桜美公園が整備され感謝している。整備前の約3、4倍の数の子どもたちが公園に遊びに来るようになり、地域でも大変喜ばれている。今後は地域としても花壇を作り利用者に喜ばれるような公園にしていきたい。

14 桜美公園の街灯の設置について(懇談会終了後受付)

 桜美公園に街灯を設置してほしい。

【後日回答】
 桜美公園は、既存の園内灯が老朽化していることや、照度が不足している場所もあることから、平成18年度に、園内全体の配置を見直し、園内灯を再整備する。

15 市の広報紙について(懇談会終了後受付)(参考意見)

 市の広報紙には無駄が多いので、工夫をして効率よく情報提供をしてほしい。

16 地域コミュニティセンターの活用について(懇談会終了後受付)(参考意見)

 地域コミュニティセンターを市の情報の拠点とし、地域住民が利用するようPRをしてはどうか。

17 税金の申告の受付について(懇談会終了後受付)

 市県民税の申告については、出張所でも受付くらいは行ってほしい。

【後日回答】
 申告の受付については、年々増加する申告者の皆様の受付を限られた期間内に円滑に進められるよう努力を重ねているところである。
 現在は地区市民センター管内にお住まいの皆様については、それぞれの地区市民センターにおいて期間を定めて行っており、また本庁管内にお住まいの皆様については、市役所市民税課において同様に実施している。
 本庁管内の出張所は、市民の皆様に身近な日常的な行政サービスを提供し利便性の向上を図るために設置しているところである。しかし、税の申告受付業務については、受付期間が住民異動関係の繁忙期とも重なることから出張所では十分な駐車場の確保が難しく、このため本庁管内にお住まいの皆様には、受付の指定日に駐車場も確保され公共交通機関も利用できる本庁において申告していただいたほうが待ち時間も少なく円滑に受付を済ませることができるものと考えている。
 今後とも市県民税の申告受付については、申告される市民の皆様の利便性の向上を念頭に、よりよい手法を検討していくので、ご理解ご協力をお願いしたい。

18 資源物の収集について(懇談会終了後受付)

  1. 地域の公民館に集団回収による資源物の集積所を設置したいと考えているが、市の補助はないか。
  2. 生ごみのリサイクルを推進したいが、肥料の活用先がない。活用について何か良い方法はないか。

【後日回答】

  1. 現在、資源物集団回収事業については、回収量に応じ1kgあたり5円の報償金制度を設け、多くの団体にご利用いただいている。
    集団回収実施のための集積所の状況については、実施団体により、ごみステーションを利用している団体や私有地の一部を利用するなど様々である。
    資源物を保管するための集積所を設置する場合には、報償金をご活用いただきたい。
    なお、資源物の保管が困難であることから、集団回収の実施回数を月2回に増やすなどの対応をしている団体もあるので、参考にしていただきたい。
    今後とも、資源物の集団回収事業にご理解とご協力をお願いしたい。
  2. 各家庭において活用先がない場合においては、地域内において畑や花壇をお持ちの方でのご利用など自治会等での話し合いをお願いしたい。
    市としても、生ごみ処理機の普及を促進し、ごみの減量化・資源化を図るため、今後、活用先のない堆肥の活用方法について検討していきたい。

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