第4回 国本地区まちづくり懇談会 開催結果

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ページID1009763  更新日 令和6年3月8日

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開催日時 平成19年8月24日(金曜日)午後6時から午後8時
開催場所 国本地区市民センター
参加人数 98人 
開催内容

  • 地域代表あいさつ

  • 市長あいさつ

  • 地域からの提言
    1.地区北西部の活性化促進について
    2.運動公園の建設について

  • 自由討議
    1.二荒山神社前の再開発ついて
    2. 産業廃棄物処分場への指導について
    3. 文化財の普及について
    4.新川の護岸整備について
    5.公共下水道の整備について
    6.市道の補修について
    7.老人クラブ活動費補助金の見直しについて
    8.公図混乱の解消について
    9.晃宝通りの拡幅について
    10.東西弁天沼周辺の整備について
    11.民有林の管理・保全について

  • 市長謝辞

(注意)内容は要約して掲載しています。

提言1 地区北西部の活性化促進について

  1. テーマについての現状と課題
    国本中から国本西小区域にかけては風向明媚な農村地帯が広がり、自然環境に恵まれた大変美しい地域が残されている。
    しかし反面、調整区域内の土地開発が困難なため、休耕田や耕作放棄地等の遊休地については、土地の有効活用が図れないことから、市街地との所得格差、地域格差が生じ、若い農業後継者の土地離れ等深刻な状況が進行しつつある。
    このため、調整区域の線引きの緩和・見直しがなされれば、民間活力を生かした住宅団地・企業等の進出が図られ、また、地元産農産物を生かした農村レストラン等も一体的に整備されることにより、市内外からの観光客が増加するとともに、都市部からも人が移り住むような魅力あるまちになると思われる。
  2. 地域自らできること
    国本地区に戻りたい、住んでみたいと思えるようなまちづくりを目指して、住民が一丸となって地区内のまちおこし事業に積極的に取り組むことにより、国本地区の良さを内外にPRするとともに、開発関係に関しては、地権者等を含めた推進体制の組織化を図る。
  3. 行政に支援を求めること
    若い世代が地域のまちづくりに参加することにより、国本地区の住民として定住することにつながるが、そのためには、住宅団地の整備が必要不可欠である。
    そこで、地区の開発に関しては、用地等の問題も含め、整備の条件が整った場合には、調整区域の線引きの緩和・見直しを含め、開発の許可をお願いしたい。また、開発計画が具体化された場合には、生活の基盤となる道路や上下水道等のインフラ整備をお願いしたい。

提言に対する市の考え方

回答:市長
 市の都市計画としては、昭和45年に、市街地として積極的に整備する市街化区域と、市街化を抑制し、農林漁業用地の確保と自然環境の保全などを図る市街化調整区域に線引きしている。
 しかしながら、線引き後40年近く経過した現在、市街化調整区域においては、人口の減少・少子高齢化による地域の活力の低下、農林業担い手の減少など、新たな課題も生じているので、線引き制度を継続する中で、市街化調整区域の集落の活力維持を図るため、平成15年に「市街化調整区域の整備及び保全の方針」を策定し、集落要件や6メートル以上の道路に接続するなど一定の条件を満たす地域では、地区計画制度により住宅団地の開発が可能となっている。
 また、集落地への定住促進などを図るための開発許可に関する条例を、平成15年に施行し、一定の条件を満たす地域では、戸建住宅の開発許可が認められており、地元自治会、地域で組織された組合等などの地元組織による農村レストランや農産物加工所、販売所など、地域活性化に資する施設や店舗の開発も可能となっている。
 このような制度を積極的に活用して、行政と共に地域活性化を図っていただきたいと考えているので、都市計画課まで御相談いただきたい。

提言2 運動公園の建設について

  1. テーマについての現状と課題
    当地区は地域を挙げて、スポーツ活動、大会等が非常に盛んでありながら、活動拠点の核となる運動施設がない。
    また、自然との触れ合い、温泉保養、食育づくりの提供施設である「ろまんちっく村」には、野球、テニス、サッカー等の運動施設がない状況である。
  2. 地域自らできること
    地域住民が一体となって他地区住民と連携を密にしながら、利用者ニーズの把握や地権者等に対する用地提供の協力依頼、地域特性のPR等、広域的な見地から推進する。
  3. 行政に支援を求めること
    交通アクセスが整っている「ろまんちっく村」内かその周辺に、誰でも利用可能な広域的な運動公園を整備してほしい。
    スポーツの振興は勿論、「ろまんちっく村」の更なる集客が図れ、篠井、富屋、城山、河内、上河内地区等周辺地区の方々も利用できるものと考えているので、要望の対応にあたっては、地域の状況を的確に把握・分析し、緊急性・重要性等も考慮しながら検討してほしい。

提言に対する市の考え方

回答:市長
 農林公園ろまんちっく村は、開園以来、多くの市民の皆さんに親しまれ、ご利用いただいてきたところであるが、来年4月1日からは、指定管理者制度を導入し、様々な仕掛けで多くの集客を図っていきたいと考えている。すぐに、運動場を整備するようなことは難しいが、これからも「ろまんちっく村」を御利用いただきたい。
 国本地区は、国本中学校を卒業した生徒が今年の夏の甲子園に出場するなど、運動が大変盛んな地域であり、地域を挙げてスポーツ活動に取り組まれていることは、大変すばらしいことである。
 高齢化社会において、日常生活に運動を取り入れることで健康寿命を伸ばすことは、重要なことである。市では、地域の皆様が最寄りの中学校などを利用して、いつでも手軽にスポーツができるような、地域スポーツクラブを順に立ち上げていきたいと考えており、既に、泉が丘地区には設立されている。設立にあたっては、行政としても支援していくので、国本地区においても、スポーツクラブの設立に向け取り組んでいただきたい。
 運動施設の整備については、既に地域の皆様には、近隣の小中学校の施設を活用していただいているかと思うが、当面は、これらの施設を有効に活用していただきたい。本市では昭和55年の栃の葉国体を契機に、体育館をはじめとするスポーツ施設の整備に努めてきており、中核市の中でも、施設数などは高い水準にある。しかし、施設の老朽化が著しいことから、まずは、既存施設の再整備を優先的に取り組み、その後、今すぐというわけにはいかないが、各地域からの要望にも応えていきたい。

提言2についての意見交換

(意見1)ろまんちっく村への集客施設の整備について
 ろまんちっく村は、毎年3億円ほど赤字となっており、今後は民間の企業に管理を任せると聞いている。現在、ろまんちっく村には雨が降った時でも滞在できるような施設がないため、講演会なども開催できるような施設を整備するなど、集客する方策を検討していただきたい。

回答:市長
 指定管理者となる企業と協議をしながら進めていきたい。

(意見2)ろまんちっく村への指定管理者制度の導入について
 ろまんちっく村は、これまでは第3セクターとして運営してきたが、指定管理者制度が導入された場合、市の施設ではなくなってしまうのか。また、現在の従業員はどうなるのか聞きたい。

回答:市長
 指定管理者制度は、行政が運営・管理していたものを民間企業にお願いして、行政にはできないサービスを提供してもらうものである。特に、営業時間などのサービスについては、人件費がかかり、行政が対応するには限界があるものである。そうした部分を民間企業の方にお願いするだけであって、市の所有であることに変わりはない。

回答:総合政策部長
 ろまんちっく村への指定管理者制度の導入については、民間企業が持っている高い経営能力を取り入れて、経営力を高めていくというものである。例えば、維持管理費として現在、3億円かかっているのものが、民間企業に維持管理をお願いすることで、2億円で済むことになれば、行政としては節減できた分として、別な分野に予算を回すことができる。民間企業の経営ノウハウを共有しながら、ろまんちっく村を盛り上げていくということが、今回、指定管理者制度を導入する趣旨である。
 指定管理者制度の導入時期は、来年の4月を予定している。契約内容については、現在、検討中であり、従業員が引き続き働けるようにということも含めて、これからの協議の中で詰めていきたい。

自由討議

1 二荒山神社前の再開発ついて

(意見)
 二荒山神社前の西側の再開発については、高層の建物が建設される予定になっているが、何のために建設するのか理由を聞きたい。そして、即刻、計画を撤回していただきたい。もし、計画を撤回できないのであれば、せめて、東側に建設された再開発ビルと同じ高さにしてほしい。

回答:市長
 二荒山神社前東側の「馬場通り中央地区」の再開発は既に完了したが、他にも「バンバA地区」や「千手・宮島地区」などにおいて再開発の計画があり、中心市街地が民間の活力で蘇えろうとしている。
 二荒山神社前西側についても、地権者の皆様が再開発組合を結成し、その組合において、商業施設ではなくマンションを建設するということで決定したことから、高さが商業施設よりも高くなったものと思われる。行政としては、個人が住宅を建設することと同様で、建設にあたり法的に問題がなければ許可をすることになるため、事業の見直しや中止をさせるようなことはできない。景観の問題などについても十分に議論され、配慮もされているかと思うので、ご理解いただきたい。

2 産業廃棄物処分場への指導について

(意見)
 国本地区市民センターから西に1キロメートルほど行ったところに、通称「平成新山」と呼ばれている産業廃棄物処分場があるが、違法な野積みがされてから10年近く経過する。
 現在は、雑草が繁茂し、話題としても風化し始めているが、雨が降ると処分場から流れてくる水は異様な臭いがし、その水が鎧川に流入している状況である。
 廃棄物の撤去について、行政から指導していただき、地域住民が安全で安心して暮らせる環境を整えてほしい。
 また、佐野市では、古タイヤの違法な野積みを行政が費用を負担して撤去したようであるが、同じようなことを宇都宮でもできないか。

回答:市長
 国本地区においては、平成14年度に「不法投棄対策協議会」を立ち上げ、積極的に地域の監視等を続けていただき感謝申し上げたい。
 ご指摘の件については、平成8年度に宇都宮市が中核市に移行したことに伴い、産業廃棄物の処理に関する業務が県から移管された時点で既に、違法な状態となっており、市としても「廃棄物処理法」に基づき、廃棄物の撤去を繰り返し命じてきた。また、平成10年9月に事業者を刑事告発したが、現在も撤去は遅々として進まない状況であり、地域の皆様には大変御心配をおかけしている。
 今後も、警察などとも連携を図るほか、事業者に定期的に搬出量を報告させるとともに、撤去量を増やすよう強く指導し、一日も早い全量撤去を図っていく。
 なお、佐野市の件については、撤去費用を市が負担したほか、ボランティアの方にも協力していただいたようであり、このようなことも、これから市として考えていかなければならないと思う。また、佐野市と同様に、違法に古タイヤが野積みされているケースが市内のさるやま町にもあるが、刑事告発をした結果、事業者が逮捕された。国本地区も含め、このような事案がほかにもあるので、対応していきたい。

3 文化財の普及について

(意見)
 国本地区には多くの文化財が点在しているが、地域の方も含め、なかなか周知されていないのが現状である。そこで、地域の方に国本地区の歴史や文化財を知っていただくため、地域まちづくり組織内に地域文化資源保全部会を立ち上げ、活動している。
 しかし、これらの活動を継続的に行っていくためには、専門的な立場からの指導や助言など行政の支援が必要であり、これこそまさに、協働の地域づくりであると思う。
 そこで、文化課の職員からの指導と、できれば文化課内に国本地区の文化財の担当を配置してほしい。

回答:市長
 ご指摘のとおり、文化や歴史というものは絶やしてはいけないものであり、地区あるいは宇都宮の財産だと思っている。これらを大切に継承していくということは、当然、行政としても責任を持って取り組んでいかなければならない。例えば、上河内地区の「天下一関白神獅子舞」などは大変歴史が深く、このような伝統を子どもたちに伝えていくためには、継承できる人材の育成が必要である。また、獅子舞自体も、相当な修繕費がかかるという話を聞いている。
 市内にある文化財の保護や普及活動などを、すべて行っていくことは難しいので、重要度についてランク付けを行うことや、市民協働の観点から、地域の方にどのような協力をお願いするのかなどを整理して検討していきたい。また、文化課内に担当職員を配置するといった意見もあったが、これについても少し検討していきたい。

後日回答
 国本地区には、地域の方々により伝承されている宗円獅子舞や、中世の館跡、伝統的な祭礼などの長い歴史とともに伝え、残されてきた歴史的資源が数多く残されている。
 これらの地域の歴史的、文化的資源を学ぶため、まちづくり組織などが主催する文化財学習会などにおいて、その内容に相応しい職員の派遣や専門的知識を有する人物の紹介など、今後とも地域理解を深めるための支援を行っていきたい。

4 新川の護岸整備について

(意見)
 新川は、本来、宝木地区の農業用水を確保するためにつくられた河川である。しかし現在では、農業用水としての役目は終わっており、東北自動車道から釜川の取水口までの区間が、管理されないまま荒れ放題の状態になっている。特に、藤岡地区周辺は河川が深々とえぐられて、護岸が壊れ放題であるので、本格的な護岸工事をお願いしたい。

回答:市長
 藤岡川については、一部、護岸工事を実施してきたが、御指摘をいただいた付近については、今年の12月頃から一部、板柵工事を進めていきたいと考えている。
 また、新川については、危険な箇所については早急に対応し、下流から順次、本格的な護岸工事もしていかなければならないと思っている。すべてを早急に整備することはできないが、徐々に進めていく考えでいるので、地域と話し合いながら対応していきたい。

5 公共下水道の整備について

(意見)
 国本地区は、市内でも比較的発展が遅れている地域ではないかと思う。しかし、近年、鞍掛トンネルの開通や「ろまんちっく村」のオープン、あるいは大型団地の造成などにより、今後さらなる発展が期待できるが、発展したがために、この美しい自然環境が汚染されては意味がないと思う。
 そこで、国本地区内には、公共下水道が整備されてない地域がたくさんあると思うので、早急に整備して、快適な生活環境づくりをお願いしたい。

回答:市長
 公共下水道の整備は、大変時間のかかる事業であるが、増山市長時代から下水道の整備に関しては、中核市の中でも、最も力を入れてきたと思っている。
 現在も引き継いで事業を進めているわけであるが、国本地区においては、国本中央小学校周辺の25.5ヘクタールの区域について、平成18年度に特定環境保全公共下水道事業として事業認可を取得したところであり、平成19年度後半から工事着工の予定である。平成24年度を整備完了の予定としており、地元の皆様にはご迷惑をおかけするかと思うが、ご協力をお願いしたい。

6 市道の補修について

(意見)
 市道2560号線の一部(陽西タクシー野沢営業所南側)で、路面が非常にガタガタしている箇所があり、何度か補修してもらっているが、トラックなどの通行が激しいため、1年ぐらいで再度、補修が必要となってしまう。地権者と交渉して、完全に補修していただきたい。

回答:道路建設課長
 御指摘の道路については、現在、幅員が7メートルから8メートルであるが、道路の一部に私有地が含まれている状況である。今後、地権者の方と交渉して整備をしていきたい。

7 老人クラブ活動費補助金の見直しについて

(意見)
 老人クラブ活動費補助金については、来年度から補助金額が見直しされ、会員が50人以下の老人クラブは減額されると聞いている。国本地区内には、軒数が少ない自治会もあり、また、老人クラブで活動することで、健康寿命が伸び、医療費を削減することにもつながるかと思うので、補助金額の見直しについて再度検討していただきたい。

回答:市長
 後日、連絡したい。

後日回答
 今回の補助基準内容の見直しについては、会員増と国の定める適性クラブ規模(50名以上)への誘導を目指し、老人クラブのより一層の活発な活動が図られることを目的としたものであるので、ご理解いただきたい。

8 公図混乱の解消について

(意見)
 足次地区には公図混乱地区があり、前回の懇談会でも解消に向けた取り組みをお願いしたところ、「解消に向けて努力します」との回答であった。土地所有者なども世代交代が始まっているので、早急な対策をお願いしたい。

回答:市長
 市内には、公図混乱地区が多く存在するが、行政だけではなかなか解決できない問題である。法務局に依頼して地図を作成する方法が、時間はかかるかと思うが、一番の近道ではないかと思う。市としても、公図混乱の解消に向けて進めていきたい。

9 晃宝通りの拡幅について

(意見)
 晃宝通りは狭いため、歩行者や自転車にとって大変危険である。道路拡幅工事については、いつから始まるのか。もし、始まるとすれば、なるべく早期にお願いしたい。
 また、晃宝通りには道路上を木が覆っている箇所があり、冬季には凍結して危険であるので、部分的にでも着工していただきたい。

回答:道路建設課長
 晃宝通りは、現道の拡幅ということで、新里街道から日光街道までの区間と、新規築造区間ということで、日光街道から宇都宮北道路の区間を併せた延長約1,300メートルについて、事業に着手している。
 地元説明会において、日光街道から東の区間は、狭隘な道路で児童の通行上危険であるため、日光街道から宇都宮北道路までの区間を優先して進めてほしいとの要望があったことから、平成16年度から用地買収に着手している。なお、本区間は、平成19年度に用地買収を完了し、平成20年度より、東釜川橋付近から整備工事に着手する予定である。
 道路上を覆っている枝葉については、用地買収の段階で、道路を造る際に支障となる工作物等は撤去されるが、基本的には土地の所有者の管理となっていることから、所有者に対して、樹木の剪定などの処理をお願いしていきたいと考えている。また、更地になった用地がある程度の区間でまとまれば、暫定的に歩道を設置し、歩行者の安全の確保をしながら事業を進めたいと考えている。

10 東西弁天沼周辺の整備について

(意見)
 東、西弁天沼とやすらぎ荘の周辺については、沼の整備と周辺の環境整備を実施する計画になっているかと思うので、なるべく早い時期に整備をお願いしたい。
 できれば、この3カ所をグリーンベルトで結び、老人や子ども達が利用できる、活力ある公園として整備してほしい。

回答:総合政策部長
 東西弁天沼は、釜川の水源であるので、これを守っていくことが大切であり、今後も地元の皆様の御協力をお願いしたい。
 釜川については、地元の皆様の意見を取り入れて、県が親水公園を整備した。今後、やすらぎ荘までのグリーンベルトが整備されればよいと思う。 

11 民有林の管理・保全について【懇談会終了後受付】

(意見)
 現在、間伐も枝下ろしも下草刈りもしないで、荒れ放題の民間林が数多く見られる。これによる弊害は以下のとおりである。
(ア)隣接民家の屋根に杉の枯れ枝が落ち、除去に手間がかかるとともに、作業に危険が伴う。
(イ)台風等の強烈な風が吹いて、杉が民家に倒れ、甚大な被害が生じる懸念がある。
(ウ)電波障害が甚だしく、庶民の文化生活に欠かせないテレビの受信状態は非常に劣悪である。(新里団地の現況、現地調査をお願いしたい。)
(エ)荒れた民有林は不法投棄の格好の場所になっている。(国本地区全般)このため、国本地区連合自治会では、例年、年2回不法投棄監視パトロールを実施している。
 新里地区の美しい里山景観を守るとともに、住民の安全と快適な生活環境を確保するために、民有林の保全について、市の知恵と助成をお願いしたい。民有林は、所有者が管理・保全をすることは十分承知している。しかし、それができない現況にあるので、森林環境税などを活用できないか。

後日回答
 「とちぎの元気な森づくり県民税」の導入により、「奥山林の整備」(県が実施)や「里山林の整備」(市町が実施)のほか、「県民の森づくり活動への支援及び森林の大切さの理解促進」(県と市町が連携して実施)に関する事業を実施していくことになる。
 今回の件については、現地調査をしたところ、これらの事業内容に該当させることは難しいので、ご理解いただきたい。

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