第3回 桜地区まちづくり懇談会 開催結果

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ページID1009743  更新日 令和6年3月8日

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開催日時 平成21年8月25日(火曜日)午後6時30分から午後8時
開催場所 西生涯学習センター
参加人数 31人
開催内容

  • 地域代表あいさつ
  • 市長あいさつ
  • 地域代表者意見 
    1.コミュニティセンターの管理運営のあり方について
    2.桜地域の安心・安全なまちづくりについて
  • 自由討議
    1.交番の設置について
    2.西一の沢児童公園について
    3.桜通りについて
    4.西生涯学習センター東入口の拡幅について
    5.鶴田川川底の浚渫工事について
    6.高齢者の居場所づくりについて
    7.住居表示について
    8.親水公園の設置について
    9.桜地区の名所復活について
  • 市長謝辞

(注意)内容は要約して掲載しています。

地域代表者意見

1 コミュニティセンターの管理運営のあり方について

(意見)
 地域の代表者が「指定管理者」としてコミュニティセンターの管理運営に当たらなければならない理由をお聞かせ願いたい。
 私たちの地域活動拠点である桜地域団体室は、西生涯学習センターの1室にあるが、その西生涯学習センターでは市職員による地域住民への学習活動の支援を柱に、その所管地域である私たちの地域活動に対しても御理解いただけるなど、現在の桜地域にとって非常に重要な地域活動の拠点となっている。
 一方、今年度には桜地域コミュニティセンターの完成が予定されており、この桜地域コミュニティセンターを新しい地域活動の拠点として活用したいと考えている。
 決して責任の回避や労力を惜しむつもりではないが、この管理運営の方法を指定管理者制度でなく、生涯学習センター同様に市の直営として市職員を配置することを考えていただけないか。
 他の地区では、「業務量が急増し、振替休日も取得できない」、「安全上からも1名体制では管理が困難」だと聞いている。
 大方異口同音に行政直営にならないものかという意見を耳にしたので、お伺いする。

回答:市長
 地域コミュニティセンターについては、最後の未設置地区での建設が始まり、市内中心部25地区すべての地区に設置が完了する。
 コミュニティセンターの管理については、地域の皆様に管理していただいた方が、開館時間の延長など柔軟に対応でき、サービス向上の観点から全地区、地域の皆様による指定管理者制度でお願いしている。
 御要望がありましたように、使い勝手が悪いなどの問題がある場合には、市としても改善していきたい。
 まずは、地域の皆様に指定管理者を引き受けていただき、管理していただきたい。

2 桜地域の安心・安全なまちづくりについて

(意見)
 当地域は、宇都宮市のなかでも指折りの文教地区で、大勢の児童・生徒が通学している。
 旧鹿沼街道について、睦町交差点から三の沢郵便局西までの道路北側歩道は、児童・生徒の通学路となっているが、歩道がでこぼこしており危険である。さらに、歩道の幅が狭い上に電柱が立っており、雨天時には傘をさしていると通れないので、歩道の整備をお願いしたい。
 次に、旧鹿沼街道の睦町交差点から東側(大寛1丁目)については、自転車通学の生徒が大勢通学路として利用している。急に道幅が狭くなるため、登下校の時間帯は、自動車が徐行運転していても、とても危険な状況となっているので、道路の拡幅をお願いしたい。
 また、地球温暖化による昨年のようなゲリラ豪雨の際、全国各地で通行車両が冠水に気づかず進入し、浸水事故となるケースが毎年数件発生している。桜地区においては、鶴田川沿いの「西一の沢児童公園東側」、鹿沼街道の「ゲームセンター前の交差点」の冠水が確認できる箇所である。2箇所の冠水被害に対し、早期の対策をお願いしたい。
 誰もが願う、安心で安全なまちづくりを、どうぞお願いします。

回答:市長
 旧鹿沼街道は、道路幅員が狭いため、民有地を道路用地として買収しないと歩道の整備ができない。旧鹿沼街道沿線は、民家が密集しており、道路用地の買収が難しい。そのため、南側に新鹿沼街道が開通した。旧鹿沼街道の歩道にある電柱については、民有地への移設に御協力いただければ、市として早急に対応したい。
 歩道の整備については、市の道路をすべてバリアフリー化したいと思うが、すぐには整備できないため、危険な箇所等があれば補修していきたいので、御連絡いただきたい。
 また、道路の冠水箇所については、鶴田川を改修しないと解消できない。現在、駒生川との合流部から整備を進めており、残り約100mを整備すれば改修が完了するので、溢水が解消できると思う。今年度は約15m整備し、来年度は約20m整備する予定になっている。残りの区間についても、地元の方との調整を継続的に進めていきたいと思うので御協力をお願いしたい。

自由討議

1 交番の設置について

(意見)
 西一の沢には交番がないため、交番を設置していただきたい。この地区には、小学校、中学校、高校があるので、ぜひ交番の設置をお願いしたい。
 10年以上前だと思うが、護国神社のところに交番がありとても良かったので、その辺りに設置してほしい。

回答:市長
 他の地区からも交番の設置要望がある。交番については警察行政なので、早速、警察に要望を伝え、交番を設置する用地の提供依頼があれば、市としても無償で土地を貸与するような協力をしていく。
 警察に要望した経過については、後日、御連絡したい。

後日回答
 9月16日に宇都宮中央警察署に「交番設置の意見」を提出した。自治会からも宇都宮中央警察署に、「交番設置に関する要望」を提出いただきたい。

2 西一の沢児童公園について(参考)

(意見)
 西一の沢児童公園の植え込みが非常に繁茂しており、住民ではとても手に負えず、防犯上も良くないと思い、市に連絡をした。8月3日に現場を確認していただき、1週間もしないうちにきれいに剪定していただいた。見通しも良くなり、市の対応に非常に感謝している。

3 桜通りについて

(意見)
 昔、桜通りには道路の両脇にたくさんの桜の木があって、春になると桜がきれいだったと聞いた。先日も日光市の方から手紙をいただいたが、戦時中に桜が満開できれいな桜通りを通ったという思い出が書き綴られていた。戦争を体験した方たちが桜通りを懐かしみ、手紙をくれる宇都宮市の名所をポプラの街路樹にしておくのはもったいない。桜と名のつく地域なので、子どもたちに桜のある桜通りを見せたい。
 桜通りに桜を植樹すれば、桜地区の名所になると思うので、検討をお願いしたい。

回答:市長
 桜通りという名称のとおり、本当に桜が並木としてあれば素晴らしいと思う。今後、栃木街道、桜通りも改修されるかと思う。それにあわせて地域の皆さんの盛り上がりがあれば、市としても対応しやすくなるので、ぜひ地域の盛り上がりをつくっていただきたい。

4 西生涯学習センター東入口の拡幅について

(意見)
 西生涯学習センターの東入口にある橋が狭く、通行に支障がでている。橋の拡幅を検討していただきたい。

回答:市長
 確かに曲がりにくく、横を擦る危険性もあると思う。対策については、橋のところに水道管があるため、頑丈な橋を架けなおす方法と橋の四隅の幅を広げて曲がりやすくする方法の2つがある。
 予算等があるので、四隅を広げて曲がりやすくする方法が一番良いと思う。道路維持課に現地を確認させ、早急に対応したい。

後日回答
 橋の全体的な拡幅は、大掛かりな工事となるため困難である。橋の東側出口に隅切りを設け、安全な通行を確保したい。工事のために、水道管及びガス管の移設が必要であることから、平成22年度の予算に計上し、整備を進めていきたい。

5 鶴田川川底の浚渫工事について

(意見)
 雷雨のときに鶴田川が増水して、川が氾濫してしまう。上流から大量の土砂が流れてきて、鹿沼街道の交差点の手前50mくらいのところに土砂が堆積する。そこに草が繁茂し、流れを阻害している上に、景観も悪くなっている。土砂の浚渫工事をお願いしたい。

回答:市長
 鶴田川については、昭和62年から整備をしており、残り100mについても自然を守りながら、順次整備していきたい。河川愛護会会長や会員の方に浚渫する場所を御指摘いただければ、早急に浚渫を実施したい。市も定期的に確認し、浚渫を行うようにしたい。

6 高齢者の居場所づくりについて

(意見)
 桜地区には、高齢者が集まって親睦を図り、仲間づくりをできる場所がほとんどない。少子高齢化が進み、子ども会も減少傾向にあり、高齢者と子どもたちが接する機会もなくなっている。これからは、高齢者の居場所づくりを考えたまちづくりをしていくべきだと考えているが、市長の考えを聞きたい。

回答:市長
 高齢社会において肝心なのは、健康寿命を延ばし、寝たきりにならない社会をつくることだと思う。健康寿命を延ばすには、よく会話をし、自宅に閉じこもらず、体を動かすことが重要である。
 市では、外出支援として、市内全域への地域内公共交通の整備を行っている。居場所づくりについては、すこやか荘などの老人福祉センターを5か所設置し、送迎バスを運行している。ほかにも桜地域コミュニティセンターを設置するので、子どもから高齢者まで地域の皆様の交流の場として、御活用いただきたい。また、各小学校に子どもたちが地域の方々と交流できる宮っ子ステーションを設置し、すべての市民のための居場所づくりをしていきたいと思う。
 健康寿命を延ばすための支援として、市内の公園に健康遊具を設置していきたいと思う。高齢者のための健康遊具を設置している公園は、現在、市内に29か所ある。桜地区にも健康遊具を設置したいと思うので、設置を希望する公園や健康遊具の種類について、御意見をいただきたいと思う。

7 住居表示について

(意見)
 一ノ沢町と宝木町は、住居表示の作業が未実施となっている。これからの住居表示の作業予定について伺いたい。

回答:総合政策部長
 一ノ沢町と宝木町の住居表示については、一ノ沢町と宝木町の境界が不明確な上、公図が混乱している箇所や、町名が道路で分かれていないなどの理由により、住居表示が実施できなかった。現在、大谷街道が拡幅されているので、これを契機に町名、自治会が異なっても、道路の区域による新しい町の境界で、住みよい街になるように話し合いを進めていただきたい。市としても皆様からの御相談に応じながら、引き続き実現に向けて一緒に検討していきたいと思う。

8 親水公園の設置について

(意見)
 一の沢1号児童公園に貴重な水源があるので、水源を活用した親水公園の設置をお願いしたい。親水公園が設置されたら、地域の住民の交流や体験学習の場として活用したいと思う。行政と地元、学識経験者のワークショップによる、親水公園の設置をお願いしたい。

回答:市長
 鶴田川は都市型の水路のため、親水公園を設置するには専門的な知識が必要になる。市としても、地域の皆さんから要望があれば、大学教授や専門家にお願いすることはできるので、ワークショップを立ち上げ、地域の意見をまとめていただきたい。

9 桜地区の名所復活について

(意見)
 鶴田川の水が非常にきれいなことに感激している。桜通りの桜の復活と並んで、鶴田川や三の沢川が桜地域の名所復活の決め手になるのではないかと思う。
 鶴田川は、大谷街道から北側は河川になっているが、南側は雨水排水の川になっている。自然がなくならないような計画を進めていただきたい。

回答:市長
 河川の改修や維持は、自然を守りながら地域の皆さんに喜んでもらえることが一番良いと思う。市が効率を重視して整備するよりも、地域の皆さんが主体となった意見に沿って整備することが重要だと思う。地域の盛り上がりをお願いしたい。

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