ネットワーク型コンパクトシティ

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ページID1007653  更新日 令和6年3月8日

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ネットワーク型コンパクトシティの形成に向けて

 本市では、「ネットワーク型コンパクトシティ」を将来の都市構造として第5次総合計画に掲げ、まちづくりを進めています。
 

 本市のまちづくりに当たっては、少子、超高齢社会、人口減少時代の到来や、地球環境問題の深刻化、高度成長期に整備した道路、下水道、学校施設などの公共資本ストックの老朽化、さらには、都市の顔である中心市街地の活力の低下など、本市を取り巻くさまざまな問題に効果的・効率的に対応していくことが急務となっています。
 また、今後とも、人、もの、情報が活発に交流する広域的な拠点性を高め、栃木県の県都として、また、首都圏における主要都市の一つとして、広域的な圏域での存在感や中枢性をさらに高めていくことが、本市や周辺自治体も含めた圏域の発展のためにも重要です。
 このような中で、本市が将来にわたり、持続的に発展していくためには、長期的視点のもと、都市空間そのもののあり方を見直していく必要があります。
 そのため、市民の「生活の質の向上」を基本として、公共投資と民間の経済活動を組み合わせることによって、「ネットワーク型コンパクトシティ(連携・集約型都市)」を長期的に形成していきます。

土地利用の適正化

 「ネットワーク型コンパクトシティ」の形成に向け、土地利用に当たっては「生産性と公益的機能が確保された農用地、森林の保全」、「市民生活の質の向上に資する住宅地の形成」、「広域的な都市圏の発展をリードする工業地の形成」、「生活圏における個性的な商業、業務地の形成」、「誰もが暮らしやすい住環境を整え、本市の中枢性、存在感の向上につながる高度な都市機能の受け皿となる中心市街地の形成」を図るとともに、市街地の無秩序な拡大を抑制し「土地利用の適正化」を図ることにより、都市的機能と自然環境が調和する土地利用を目指します。

拠点化の促進

 「ネットワーク型コンパクトシティ」の形成に向け、中心市街地はもとより、産業、観光拠点や、既に形成されている地域拠点、生活拠点または生活圏など、都市機能の集積している既存の拠点や核などの有効活用や、必要に応じて、地域の自然的、社会的特性を踏まえ、拠点性の高いエリアの拠点化の促進を図ります。
 そして、それぞれの拠点における機能や役割分担の明確化と拠点の規模の適正化を図り、そこでの都市機能の質や機能性を高め、全市的な視点から、「拠点化の促進」を目指します。

ネットワーク化の促進

 「ネットワーク型コンパクトシティ」の形成に向け、幹線道路や地域内交通、各拠点への移動を円滑にする幹線公共交通の確保、公共交通ネットワークの整備充実により、市域の拠点間における機能連携、補完のための軸を形成するとともに、鉄軌道系の公共交通機関や高規格道路の整備充実といった大量輸送機関、高速交通基盤の整備、充実により、他圏域との広域的連携のための軸を形成、強化するなど、「ネットワーク化の促進」を目指します。

ネットワーク型コンパクトシティ形成ビジョン

 「ネットワーク型コンパクトシティ」の実現に向け、目指すべき将来イメージを明らかにするとともに、どのように進めていくのかを、市民や事業者などへ分かりやすく示す指針となる「ネットワーク型コンパクトシティ形成ビジョン」を平成27年2月に策定いたしました。

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このページに関するお問い合わせ

総合政策部 政策審議室 計画行政グループ(市役所5階)
電話番号:028-632-2113 ファクス:028-632-5422
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。