------------------------------------------------------------ 表紙 ------------------------------------------------------------ 宇都宮の生活情報満載の行政情報誌 広報うつのみや1月号 平成28年 (2016年) ナンバー1677 今月の表紙 餃子図鑑 人口減少、少子・超高齢社会 新春特集、世論調査、防災特集  宇都宮市ホームページ http://www.city.utsunomiya.tochigi.jp コールセンター「おしえて宮」 電話 028-632-2222 表2 ------------------------------------------------------------ 目次 ------------------------------------------------------------ 1 アングル今昔・はつらつ宮っこ 2 特集1新春特集 6 特集2世論調査 8 特集3わが家の防災 12 健康・福祉・国保・年金 16 地域包括支援センター 17 子ども 20 住まい・環境・安全・交通 24 財政状況 25 口座振替キャンペーン 26 暮らし 29 マイナンバー 30 税・産業・雇用 34 文化・教養・スポーツ 38 相談窓口 42 お気軽ウオーキング 43 教えてイイトコ宇都宮 地域内交通 44 施設のイベント 48 日程情報・カレンダー ★ 人のうごき 平成27年11月1日現在(前月比) 人口 総数…519,370人(+(プラス)287人) 男 259,076人(+(プラス)140人) 女 260,294人(+(プラス)147人) 世帯 224,254世帯(+(プラス)176世帯)  上記の人口・世帯数は、平成22年国勢調査人口を基礎とし、その後の住民基本台帳によ る異動数(出生・死亡・転入・転出者数)を加減したものです。  お問い合わせ 政策審議室 電話 632-2124 今月 表紙 平成26年制作 観光ポスター餃子図鑑  宇都宮の名物「餃子」を標本風に表現したポスター。形や大きさの違う餃子が並び、そ の下には、採取地(店舗の住所)とサイズ、重さが記されています。  このポスターは、平成14年度の観光ポスター「餃子図鑑」(2002年度JR東日本ポスタ ーグランプリJR駅ポスター部門最優秀賞受賞)の図案をもとにデザインしたものです。  ポスター(原版)の下段右下には、「知れば、知るほど宇都宮」とあります。  平成27年4月号から3月号の表紙は、主に首都圏の駅や高速道路のサービスエリアなどに 掲出され、市民の目にあまり触れることのない観光ポスターを通して、市の魅力を紹介し ています(一部加工あり)。 ミヤリーのイベント日記 -------------------------------------------------------------------------  11月21・22日に、昨シーズンの覇者「アイシンホース三河」を迎えたホーム戦。両日 合わせて7,000人を超える過去最高記録を更新したお客さんの声援もあり、見事ブレック スが勝利したよ!チームカラーの黄色いTシャツで埋め尽くされたブレックスアリーナ宇 都宮(市体育館)は圧巻だったな。ミヤリーも力いっぱい応援したよ!ゴー ブレックス! 01ページ ------------------------------------------------------------ アングル今昔 ------------------------------------------------------------ バンバ通り (昭和36年) 「バンバ通り」の今昔。 昭和36年の写真は、バンバ通りにあった仲見世が撤去されたときのもの。通りの中央に露店や飲食店が南北に軒を連ねていた仲見世は、両側にあった花屋敷や電気館などの映画館と併せ、市民の娯楽と憩いの場所でした。特に大正から昭和初期にかけては全盛期で、「宇都宮の浅草」として北関東一のにぎわいをみせました。道路が石畳みになり、ケヤキなども植えられている現在の景観とは大きく違っていました。 ------------------------------------------------------------ はつらつ宮っこ 今輝いている市民 ------------------------------------------------------------ 自分らしく粘り強いラリーを夢は2020年東京五輪 作新学院高等学校 海老原 詩織さん  昨年9月に、埼玉県で開催されたバドミントンのJOCジュニアオリンピックカップ全日本ジュニア選手権大会、ジュニア部女子シングルスで初優勝を果たした海老原さん。「ちょうど1年前の同じ大会で、初戦で、しかも年下の選手に負けてしまい、悔しい思いをしました。1年後に優勝できて、とてもうれしかったです」と振り返ります。  中学2年生のときから日本代表に選出されるなど、順風満帆に見える海老原さんですが、「私は同世代の選手と比べても背も高くないし、パワーがあるタイプでもありません。一発で決めていくのではなく、粘り強くラリーを続けてチャンスを待つ。それが自分らしさだと思っています」と、人一倍、練習に励んでいます。  「小学1年生の時にバドミントンを始めた時から現在まで、栃木のたくさんの皆さんに支えられてここまで来ることができました。今年は高校生活最後の1年、インターハイで優勝して感謝の気持ちを示したいです」と話します。  その先に見据えるのは2020年東京オリンピック。その時に22歳になる海老原さんは、「高く厳しい目標だけど、出場してメダルを目指したい」と夢を語ります。その目はまっすぐ未来へ向かっています。 特集1 02-05ページ ------------------------------------------------------------ 新春特集 ------------------------------------------------------- 魅力あふれるまち 宇都宮  あけましておめでとうございます。 本市が市制120周年を迎える、平成28年がスタートしました。  また、上河内・河内地域との合併から10周年の節目の年になります。  今回は、50万都市宇都宮の魅力や、100年先も誇れるまちづくりのための取り組みなどを、特別PR担当のミヤリーと一緒に紹介します。 ○○のまち宇都宮 市長 「○○のまち宇都宮」。ミヤリーは何を思い浮かべるかな? ミヤリー 餃子、ジャズ、カクテルかな。自転車、農業など、他にもたくさんあるよ。 市長 さすがミヤリー、良く知っているね。  餃子をはじめ、ジャズやカクテルは、もともと知名度があったけれど、「自転車のまち」も県外から注目されてきているんだよ。 ミヤリー そうなんだ。いろいろな人に、宇都宮を知ってもらえるのはうれしいな。 市長 そうだね。これは、市民の皆さんが力を合わせて「宇都宮ならではの魅力」を積極的に発信してきた成果の表れじゃないかな。  ミヤリー、ここでは、ほんの一握りだけど、宇都宮の魅力を紹介するよ。 ------------------------------------------------------------ 50万人都市宇都宮の魅力図鑑 ------------------------------------------------------- チャレンジャーのまち チャレンジ精神を持った意欲のある人が集まる。起業家を支援するメニューがある。 ジャパンカップのまち アジア最高位の大会「ジャパンカップサイクルロードレース」を毎年開催。 自転車のまち 1世帯当たりの自転車購入額全国1位(平成25年総務省家計調査)。 農業王国のまち 旬な農産物が安くておいしい。新鮮な農産物を買える場所が豊富。 教育のまち 子どもたちがたくさん本を読む。赤ちゃんから食育を推進。 子育てに優しいまち 妊娠、出産、育児の一貫した支援など、子育て家庭を全力で応援。 百人一首のまち 百人一首と和歌の都。百人一首発祥の地。 カクテルのまち 全国バーテンダー技能競技大会優勝者数が、全国で銀座に次ぎ2番目に多い。 ジャズのあるまち 毎日、生でジャズライブが楽しめる。渡辺貞夫さんなど、世界的ジャズプレーヤーを輩出。 大谷石のまち モダン建築にも用いられる世界に誇る有名な石材が、生活に深く溶け込んでいる。 餃子のまち 長年、皆さんの胃袋を満たしてきたご当地料理、餃子の消費額は、毎年トップを競う。 プロスポーツのまち 1年を通して、エキサイティングなプロスポーツを観戦できる。 みんな、どのくらい宇都宮の魅力に気付いていたかな?市内外問わず、周りの人たちに宇都宮の魅力をどんどん伝えよう! 宇都宮の魅力については、43ページ「教えてイイトコ宇都宮」でも、毎月紹介しています。 -------------------------------------------------------- わたしたちのまちうつのみやについて聞きました(世論調査) ------------------------------------------------------- (1)宇都宮が好きですか。それとも嫌いですか。 平成17年度  好き37.0パーセント どちらかといえば好き42.8パーセント 無回答6.1パーセント どちらかといえば嫌い12.1パーセント 嫌い2.0パーセント  平成22年度  好き43.2パーセント どちらかといえば好き45.5パーセント 無回答3.2パーセント どちらかといえば嫌い6.6パーセント 嫌い1.5パーセント  平成27年度  好き44.7パーセント どちらかといえば好き46.9パーセント 無回答2.3パーセント どちらかといえば嫌い5.3パーセント 嫌い0.7パーセント  (2)好きな理由(上位5つ)平成27年度 自然災害の少なさ54.4パーセント 買い物など日常生活の便利さ40.8パーセント 自然環境の豊かさ34.2パーセント 慣れ親しんだところ28.8パーセント 都心に行くのに便利なところ16.5パーセント 宇都宮の実力ランキング 住みよさ度 安心度・利便度・快適度・富裕度・住居水準充実度 3年連続全国1位 東洋経済別冊「都市データパック2015年版」より人口50万人以上の28都市中 民力度 産業・消費(事業所数・新設住宅着工数など) 全国2位 東洋経済別冊「都市データパック2015年版」より人口50万人以上の28都市中 子育てに優しいまち 産み、育てやすい・医療の充実 全国2位 「AERA(アエラ) with(ウィズ) Baby(ベビー) 2009年号」より全国95自治体中 行政サービス水準 子育て・福祉・教育・公共料金など 全国2位 「日経グローカルNo.(ナンバー)115」(平成21年)より人口50万以上の26都市中 地域ブランドの魅力 ご当地料理 地域の中で魅力を感じる割合が高いもの 全国1位 日経リサーチ「地域ブランド戦略サーベイ2013」より531市区中 賃貸で人気の駅 よく検索された賃貸物件情報から算出 関東1位 不動産住宅情報サイト「スマイティ」賃貸で人気の駅ランキング関東編より(平成24年) 発展力のあるまち 生産年齢人口・新設住宅着工床面積・課税対象所得額など 全国2位 週刊東洋経済「日本のいい街2012」より人口50万人以上の28都市中 市民の皆さんに愛されるまち 市長 ミヤリーは、宇都宮が好き? ミヤリー もちろん!遊ぶところも買い物するところもあるし、東京にも近くて便利だし。 緑がたくさんあって、水もおいしいから食べるものもおいしいよね。 市長 そうだね。昨年実施した市政世論調査の結果を見ても、宇都宮に住んでいる9割以上の人が、宇都宮を「好き」「どちらかといえば好き」と答えているんだよ。 好きな理由としては、「買い物など日常生活の便利さ」「自然環境の豊かさ」が多く挙がっているね。 ミヤリー 暮らしやすい「とかいなか」、大好き! 住みよさナンバーワンのまち 市長 宇都宮は「住みよさ」ランキングでも、人口50万人以上の都市の中で、平成25年から3年連続で総合指標1位になったんだよ。 ミヤリー すごいね!宇都宮に住んでみたい、住み続けたいという人が増えるといいな。 皆さんが幸せに暮らせるまち、そして皆さんに選ばれるまちを目指して 市長 ミヤリーは、「人口減少社会」という言葉を聞いたことがあるかな? ミヤリー うーん。生まれてくる赤ちゃんが減って、どんどん人口が少なくなってしまう社会のこと? 市長 その通り。今、日本全国で大きな問題になっているんだよ。宇都宮市でも2017年に人口のピークを迎え、対策をしないままでいると、現在50万人の宇都宮の人口が、2050年には45万人にまで落ち込むとされているんだ。 ミヤリー え!それは大変。対策は考えているの? もちろん!これからも、人口50万都市を維持しながら発展し続けていくためのビジョンを、昨年策定したんだよ(注 人口減少社会、少子・超高齢化社会を迎えても、持続的に発展できるまちを目指した取り組みについて詳しくは、今月号の広報うつのみやプラスをご覧ください。)。  人口数を増やすためには、子育てしやすいまち・移り住んでもらえるまちをつくる必要があるよね。  それから、人口数が右肩上がりだった時代は、拡大拡大でまちをつくってきたけれど、これからは、人口が減っても持続できる都市構造をつくっていかなければならないんだ。そこで、市が取り組んでいるのが、都市の機能や人口を各地域の拠点に集めるとともに、各拠点が連携・補完するまちの姿「ネットワーク型コンパクトシティ」。そして、「ネットワーク型コンパクトシティ」を実現するために必要なのが公共交通なんだ。  鉄道やLRT、バス、地域内交通などのさまざまな公共交通による「網」を宇都宮全体にかぶせて、どの地域に住んでいても、移動に困らない、便利で暮らしやすいまちをつくっていくよ。 ミヤリー 100年先も、みんなが幸せに暮らせるまち、みんなに選んでもらえるまちになってほしいな。 市長 新しい宇都宮をつくるためには、市民の皆さんをはじめ、宇都宮に暮らすさまざまな立場の人が、目標を共有して、それぞれの「チカラ」を結集し、協力して築き上げていくことが重要なんだよ。 ミヤリー ミヤリーも、みんなと一緒に宇都宮の魅力をもっともっとPRしていくね! 誰もが快適に移動できる公共交通ネットワーク 便利で暮らしやすいまち 自転車 自転車利用・活用の促進 自転車と公共交通との連携を図るため、自転車走行空間やバス停近くの駐輪場を整備しています。 サイクルアンドバスライド バス 循環バスを増やします 周辺市街地では、日常の足として、都心部では、まちなかを巡る足として、循環バスの充実・強化を図ります。 バス路線新設社会実験の実施 バス路線の新設に向けて、社会実験を行うなど、バス路線の充実に取り組んでいます。 バス利用環境の整備 バス停での上屋、ベンチの設置など、利用しやすい環境づくりを行っています。 東西基幹公共交通 LRTの整備 公共交通全体のつながりを円滑にするため、南北の基幹となる鉄道と共に、東西方向に鉄道・路線バス・地域内交通などとつながり、多くの人が時間通りに移動できるLRTを整備します。 地域内交通 地域内交通の導入 通院や買い物など地域での日常生活の足として路線バスなどにつながる地域内交通を郊外部の地域に導入しています。 映写機マークのある写真に、アプリ(無料)をダウンロードしたスマートフォンまたはカメラ付きタブレットをかざすと、AR(拡張現実)で動画がご覧いただけます。設定方法など、詳しくは、市ホームページをご覧ください。 特集2 06-07ページ -------------------------------------------------------- 世論調査 ------------------------------------------------------- あなたの声をまちづくりに 市政に関する世論調査  世論調査は、市民の皆さんが市政についてどのように考え、また、何を望んでいるのかを把握し、今後の施策に役立てるために、毎年実施しているものです。  今回は、その結果をお知らせします。なお、結果の一部は、4ページにも掲載しています。  調査に当たっては、多くの皆さんにご協力いただき、ありがとうございました。 満足している施策(5位まで) (1)安全で安心な水道水の供給 平成25年64.8パーセント 平成26年71.4パーセント 平成27年68.6パーセント (2)観光資源の活用促進 平成25年35.9パーセント 平成26年43.4パーセント 平成27年57.4パーセント (3)下水の適正処理の推進 平成25年52.5パーセント 平成26年50.4パーセント 平成27年52.7パーセント (4)地区行政の推進 平成25年38.0パーセント 平成26年41.4パーセント 平成27年51.8パーセント (5)医療保険制度の適正な運営 平成25年47.5パーセント 平成26年49.3パーセント 平成27年50.8パーセント 重要だと思う施策(5位まで) (1)安全で安心な水道水の供給 平成25年90.1パーセント 平成26年93.8パーセント 平成27年95.5パーセント (2)防犯対策の充実 平成25年91.4パーセント 平成26年92.2パーセント 平成27年94.3パーセント (3)交通安全対策の充実 平成25年91.7パーセント 平成26年93.9パーセント 平成27年94.3パーセント (4)下水の適正処理の推進 平成25年87.7パーセント 平成26年90.7パーセント 平成27年93.4パーセント (5)医療体制の充実 平成25年85.5パーセント 平成26年84.0パーセント 平成27年91.7パーセント 世論調査の方法と調査項目 対象 満20歳以上80歳未満の市民の皆さん4800人。住民基本台帳から無作為抽出。 調査方法 郵送など。 調査期間 平成27年7月29日から8月12日。 有効回収数(率) 2434人(50.7パーセント)。 調査項目 「市に対する感じ方」「広報媒体の活用状況」「男女共同参画」「住宅用火災警報器」「市議会の広報紙」「市政情報コールセンターとよくある質問」「上下水道局発行の広報紙」「水道事業のあり方」「水道水」「生物多様性」「特殊詐欺」「栃木SCのホームゲーム」「景観」「家庭の日」「自転車のまちづくり」。  また、市の施策を目的別に分類し、満足度と重要度などの「市の取り組みについての意識調査」を合わせて実施。 集計の合計は、四捨五入や複数回答により、100パーセントにならない場合があります。 市政に関する世論調査の詳しい内容や結果、分析をまとめた「市政に関する世論調査報告書」は、行政情報センター(市役所1階)または市ホームページでご覧になれます。 グラフ1 ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)という言葉を知っていますか。 言葉も内容も知っている21.2パーセント 言葉は聞いたことはあるが、内容までは知らない37.7パーセント 言葉も内容も知らない29.5パーセント 分からない9.0パーセント (無回答)2.6パーセント グラフ2 生活の中で優先するもの(理想) 家庭生活19.4パーセント 個人・地域の生活3.9パーセント 仕事と家庭生活18.5パーセント 仕事と個人・地域の生活3.4パーセント 家庭生活と個人・地域の生活18.3パーセント 仕事と家庭生活と個人・地域の生活19.6パーセント (無回答)16.5パーセント グラフ3生活の中で優先するもの(現実) 仕事29.2パーセント 家庭生活25.1パーセント 個人・地域の生活4.4パーセント 仕事と家庭生活17.8パーセント 仕事と個人・地域の生活3.4パーセント 家庭生活と個人・地域の生活6.2パーセント 仕事と家庭生活と個人・地域の生活2.3パーセント (無回答)11.6パーセント 男女共同参画 質問 ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和・注 ワークライフバランス(仕事と生活の調和)とは、一人ひとりがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに家庭や地域生活などでも、子育て期・中高年期といった人生の各段階に応じて、さまざまな生き方が選択・実現できることをいいます。)という言葉を知っていますか(グラフ1)。 「言葉は聞いたことはあるが、内容までは知らない」が、「言葉も内容も知っている」を上回りました。男女共同参画のイメージはあるものの、具体的な内容となるとなかなか理解しにくい面があるのかもしれません。現実社会での実践の積み重ねを、意識の変化につなげていきましょう。 質問 生活の中で、何を優先しますか(グラフ2・3)。 「理想」と「現実」のギャップが最も大きかったのが、「仕事を優先する」です。  一方、「家庭生活を優先する」と「仕事と家庭生活を優先する」については、理想と現実の割合の差があまりありませんでした。家庭生活を優先したいと考えている人は、現実でもそれを実現しているのではないでしょうか。 グラフ4 宇都宮市の景観は、10年前と比べてどうなったと感じますか。 非常に良くなった5.0パーセント どちらかというと良くなった40.6パーセント 変わらない41.3パーセント どちらかというと悪くなった11.1パーセント 非常に悪くなった0.5パーセント グラフ5 景観上好ましくないものは何だと思いますか。 空き店舗、空き家、老朽化した建物など67.3パーセント 空き缶やごみが捨てられている道路や河川41.6パーセント 路上駐車、路上駐輪など22.6パーセント まちなかの駐車場や空き地など20.2パーセント 電柱や電線、鉄塔、電波塔19.5パーセント 耕作放棄地や手入れされてない山林17.5パーセント 過度な色彩の看板やのぼり、広告表示10.8パーセント 色、デザインが周囲と調和しない建築物7.7パーセント ビルやマンションなど、視界をさえぎる大きな建築物5.5パーセント 宇都宮の景観 質問 宇都宮の景観は、10年前と比べてどう感じますか(グラフ4)。 景観の変化を聞いた設問であり、「非常に良くなった」、「どちらかというと良くなった」を合わせて4割を超えました。「どちらかというと悪くなった」と回答した人が「良くなった」と感じられるような、景観施策に取り組むことが市には求められます。 質問 宇都宮の景観上好ましくないと思うものは何ですか(グラフ5)。 「空き店舗、空き家、老朽化した建物」などが高い割合となりましたが、活用の仕方によっては街を再生させ、新しい息吹を与える貴重な資産でもあり、景観の向上に直結します。  「空き缶やごみが捨てられている道路や河川」は、市民の皆さんのマナー向上が不可欠です。  宇都宮の景観は、市民の皆さんの意識にも懸かっています。 市政に関する世論調査結果の考察は、中村祐司さん(宇都宮大学国際学部教授)によるものです。 この特集についての問い合わせは、広報広聴課 電話 632-2022へ。 特集3 08-11ページ ------------------------------------------------------- わが家の防災 ------------------------------------------------------- 自助・共助・公助の輪で安心と安全を 備えは大丈夫?わが家の防災  昨年9月、本市でも豪雨による災害が発生しました。被害を最小限に抑えるためには、「自分の命は自分で守る」という「自助」の精神と、「自分たちの地域は自分たちで守る」という「共助」の精神が非常に重要です。  1月15から21日は防災とボランティア週間です。いつ起きるか分からない災害に対し、日ごろから備えられるよう、防災についてもう一度考えてみましょう。 非常持出品の準備 1次持出品 最低限そろえておきたいもの  避難するときに持ち出す最小限の必需品。すぐに取り出せる場所に保管することも大切です。 懐中電灯 できれば1人に1つ用意。予備の電池と電球も忘れずに。 救急医療品 傷薬、ばんそうこう、解熱剤、風邪薬、目薬など。常備薬があれば忘れずに用意。 非常食・水 乾パンや缶詰など、火を通さずに食べられるもの。水はペットボトル入りが便利。乳幼児がいる場合は、粉ミルクも忘れずに。 貴重品 現金、預・貯金通帳、印鑑、健康保険証など。 その他 ヘルメット、マスク、上着・下着、タオル、軍手、紙の食器、ライター、缶切り、ビニール袋、ティッシュ、生理用品、紙おむつ、哺乳瓶、携帯トイレなど。携帯ラジオ 小型で軽く、AMとFMの両方を聞けるものがよい。予備の電池は多めに。 2次持出品 災害に備えるために 燃料 卓上こんろや固形燃料、予備のガスボンベなど。 食品 缶詰やレトルト食品、ドライフーズなど、そのまま食べられるものや、簡単な調理で食べられるものを準備。チョコレートやあめ、梅干しなども。 その他 毛布、寝袋、洗顔用具、ラップ、食器類、使い捨てカイロ、ロープ、バール・スコップなどの工具、マスク、トイレットペーパー、予備の眼鏡、ドライシャンプーなど。 水 飲料水は大人1人当たり、1日3リットルを目安に準備。ペットボトルのほか、ポリ容器に水をためておくと便利。 自助 自分と家族 自分と家族の安全は、自分で守る。(防災の基本) 公助 行政機関 消防、警察などの行政機関による防災活動。 共助 地域・自治会 自主防災組織など地域住民が相互に助け合う。 市防災協力事業所等を募集  事業所の組織力や技術力などの特徴を生かし、地域の一員として防災活動に協力していただく市防災協力事業所等登録制度への登録にご協力ください。 ▽内容 応急処置・救出活動・避難所の運営活動などの人材協力、食料支援・日用品の支援など物品協力、避難場所となる施設の提供など。 ▽登録方法 危機管理課(市役所11階)に置いてある申請書(市ホームページからも取り出し可)に必要事項を書き、直接、危機管理課へ。 ▽その他 登録後は登録証を交付するとともに、登録された事業所の名称などを、市ホームページにて公表します。また、登録すると、本市の入札資格審査において、地域貢献度評価として加点の対象となります。事業規模は問いません。 お問い合わせ 危機管理課 電話 632-2053 防災について考えたい6つのこと  地震などの災害は突然襲ってきます。家族が一緒のときに起こるとは限りません。どんなときでも慌てず、的確な対応ができるよう、日ごろから家族で確認しておくことが大切です。まずは、次の6つのテーマについて、話し合ってみましょう。 1家族の役割りを決める 日常の防災対策の役割りと災害発生時の役割りを決める。高齢者や乳幼児、妊産婦がいる家庭では、誰が誰を保護するのか決めておく。 2危険箇所のチェック 家の内外に危険がないかチェ ックして、事前に十分な安全対策をしておく(9ページ上参照)。 3家具類の転倒・落下防止 家具やテレビ、冷蔵庫などを固定し、転倒や落下防止措置をしておく。けがの防止や避難に支障がないように家具を配置しておく(9ページ上参照)。 4非常持出品を備える 家族構成に合わせて必要なものがそろっているか確認する。定期的に保存状態や賞味期限などを点検し、必要があれば交換する(8ページ上参照)。 5避難場所を確認する 地域の避難場所などを確認する。休日などを利用して、避難ルートを実際に歩いてみる(10・11ページ参照)。 6防災知識を身に付ける 新聞やテレビなどから防災に関する情報を収集し、普段から知識を身に付けておく。本市では、防災についての出前講座や催しも開催しています。 家の中で地震が起きたら  揺れを感じたら、丈夫な机やテーブルの下に身を隠し、落ち着いて身の安全を確保しましょう。また、事前にテレビやラジオなどから緊急地震速報が流れた場合は、周囲の状況をよく確かめ、落ち着いて行動しましょう。  揺れが収まったら、使用中のガス器具、ストーブなどの火を消し、ガスの元栓を締め、電気器具は電源プラグを抜きましょう。万一、出火したら、消火器などで火が小さいうちに消し止めましょう。 家の中・周囲の備え 家の中 逃げ場となる安全なスペースを作る 人の出入りが少ない部屋に家具をまとめて置く。難しい場合は、少しでも安全なスペースができるように配置換えする。 寝室や、子ども・高齢者・病人がいる部屋には家具を置かない 就寝中に地震が発生した場合、倒れやすい家具があると危険なため。 出入口や通路に物を置かない 安全に避難する通路を確保するため、できるかぎり物を置かない。 家具の転倒・落下の防止対策をとる 家具と壁や柱の間に空間を作らない。固定器具や家具の転倒防止シートなどを利用して、転倒や落下を防ぐ。 たんす・本棚 L字金具や支え棒などで固定する。2段重ねの場合はつなぎ目もしっかり連結しておく。本は重いものを下に、軽いものを上に置く。 食器棚 扉が開かないように留め金を付ける。収納物の落下を避けるために、棚板には滑り止めのシートなどを敷く。 テレビ 家具の上などは避け、できるだけ低い位置に設置し、しっかり固定する。 家の周囲 1ブロック塀・門柱 土中にしっかりとした基礎部分がないものや、鉄筋が入っていないものは補強する。ひび割れや傾き、鉄筋のさびも修理する。植木鉢など、落下の危険性があるものは置かない。 2屋根 アンテナはしっかり固定。瓦にひび割れや、ずれ、はがれがある場合は補強する。 3プロパンガス ボンベを鎖などでしっかり固定する。 4窓ガラス 窓枠のがたつきがないか点検する。飛散防止フィルムを貼る。 5ベランダ ベランダは、常に整理整頓する。植木鉢や物干しざおなどは、落下の危険がある場所には置かない。 災害時に身を守るには、いち早く正確な情報を知ることが大切です 防災情報の登録制メール  本市では、より多くの市民の皆さんに迅速かつ確実に情報を伝達するため、市に関係する防災情報などについて、事前に登録をした人へメール配信を行っています。 配信する情報  気象警報や土砂災害警戒情報などの気象に関する情報 宇都宮市域における、避難準備情報、避難勧告、避難指示などの情報 その他、市が必要と認めた情報。 登録方法 1市の携帯サイトhttp://utsunomiya.mwjp. jp/mobile/にアクセス。 2「うつのみやシティガイド」トップページ内の「メール配信サービス」を選ぶ。 3「登録はこちら」を選ぶ。 4メール作成画面が表れ、宛先が自動的に入力されるので、何も入力せず、メールを送信。 5しばらくすると市からメールが届く。 6メールを開くと、「下記のURLにアクセスしてください」と表示されるので、アクセスする。 7サービスへの本登録画面で、メールで受け取りたいサービスを「不審者情報」「消防出動情報」「防災情報」の3つから選ぶ。 8「登録」を選んで完了。 冒険活動運営協議会委員を募集  任期 委嘱の日から2年間▽内容 年2回開催する会議に出席し意見を述べる応募資格 自然体験活動に関心があり、市内に引き続き1年以上在住していて、申込時の年齢が20歳以上の人。市の他の付属機関などの委員や公務員を除く 定員 2人 専攻方法 応募書類による審査と面接 その他 申込期限は1月29日。申し込み方法など、詳しくは、冒険活動センター 電話 669-2441へ。 保存版 わが家の防災マニュアルをご活用ください マニュアルは平成26年3月に各家庭に配布しました。また市ホームページからも閲覧できます。 お問い合わせ 危機管理課 電話 632-2053 働く人のメンタルヘルス相談  日時 1月8日(金曜日)午後1時30分から4時30分 会場 宇都宮労政事務所(竹林町) 内容 産業カウンセラーによる職場のストレスやメンタルヘルス相談 申込 1月5日までに、電話で、県労政事務所 電話 626-3053へ。 ------------------------------------------------------- あなたのまちの避難場所 ------------------------------------------------------- 一時避難場所 地震などによる災害が発生した場合、一時的に避難し、様子を見て情報を得る場所です。 広域避難場所 地震などによる火災が拡大し、輻射熱や煙に確保すよる二次災害の危険から、市民の安全を確保する場所です。 避難所 災害が一段落した後、住宅を失った市民や帰宅できない人などが臨時に生活する所です。 一時避難場所・広域避難場所は、市街地で空き地が少ない地域のみ指定しています。 家族で決めよう連絡ルール 災害用伝言ダイヤル 1集合場所・一時避難場所 2どこに避難したかを書いておく 3( 電話 171)を利用する  災害発生直後は電話がつながりにくくなります。災害用伝言ダイヤルの使い方について確認しておきましょう。また、携帯電話を利用している人は、各事業者へ確認しておきましょう。 とちぎU・I・Jターン就職支援合同面接会  日時 1月31日(日曜日)午後1時から4時 会場 新宿エルタワー30階サンスカイルーム(東京都) 内容 県内求人企業による合同面接会・企業ブース・相談コーナー・カウンセリングコーナー・資料コーナー 対象 県内に就職を希望する、求職者および3月に高等専門学校・専修学校・短期大学・大学などの卒業予定者。 お問い合わせ とちぎU・I・Jターン就職支援合同面接会運営事務局 電話0120-017-366 この特集についての問い合わせは、危機管理課 電話 632-2053へ。 学生向け就活セミナー  日時 (1)1月15日(金曜日)(2)1月29日(金曜日)、午後1時30分から3時30分 会場 中央生涯学習センター(中央1丁目) 内容 (1)マナー実践講座(2)強み・弱み表現講座 対象 高等専門学校・短期大学・大学・大学院などの学生または卒業後3年以内の人 定員 各先着10人。 お問い合わせ 宇都宮新卒応援ハローワーク 電話 678-8311