------------------------------------------------------------ 表紙 ------------------------------------------------------------ 宇都宮の生活情報満載の行政情報誌 広報うつのみや6 平成27年 (2015年) ナンバー1670 今月の表紙 宇都宮丼 特集 魅力あるまちを目指して、男女共同参画週間、地域ぐるみの子育て、市県民税 宇都宮市 ホームページ http://www.city.utsunomiya.tochigi.jp コールセンター「おしえて宮」 電話 028-632-2222 表2 ------------------------------------------------------------ 目次 ------------------------------------------------------------ 1 アングル今昔・はつらつ宮っこ 2 特集1 魅力あるまちを目指して 4 特集2 男女共同参画週間 6 特集3 地域ぐるみの子育て 8 特集4 市民税・県民税 10 健康・福祉・国保・年金 14 児童手当・子育て世帯臨時特例給付金 15 子ども 20 住まい・環境・安全・交通 22 市表彰 23 食育月間 24 暮らし 28 環境の日 29 熱中症予防 30 税・産業・雇用 32 土砂災害防止月間 33 文化・教養・スポーツ 38 相談窓口 42 お気軽ウオーキング 43 教えてイイトコ宇都宮・地域内交通 44 施設のイベント 48 日程情報・カレンダー 人のうごき 平成27年5月1日現在(前月比) 人口 総数 518,200人 ( +(プラス)661人) 男 258,273人 (+(プラス)509人) 女 259,927人 (+(プラス)152人) 世帯 222,834世帯(+(プラス)995世帯) 転入 3,041人 転出 2,472人 出生 429人 死亡 337人 上記の人口・世帯数は、平成22年国勢調査人口を基礎とし、その後の住民基本台帳による異動数(出生・死亡・転入・転出者数)を加減したものです。 問い合わせ 政策審議室 電話 632-2124 今月 表紙 宇都宮丼。 平成18年制作 観光ポスター  宇都宮自慢の農産物を紹介したポスター。本市は、肥沃な農地と豊富な水資源、長い日照時間など、農業にとって恵まれた環境です。こうした環境の下、「トマト」「梨」「イチゴ」「ニラ」「アスパラガス」、「宇都宮牛」、シイタケの「宮どんこ」、米の「みやおとめ」など、安全・安心でおいしい農産物が生産されています。  4月号〜平成28年3月号の表紙は、主に首都圏の駅や高速道路のサービスエリアなどに掲出され、市民の目にあまり触れることのない観光ポスターを通して、市の魅力を紹介していきます(一部加工あり)。 ------------------------------------------------------------ ミヤリー イベント日記 ------------------------------------------------------------ 4月22日のプロ野球公式戦「巨人対広島」に行ってきたよ 今年も清原球場(清原工業団地)にプロ野球選手がやってきたよ。球場に詰め掛けた1万8,000人の野球ファンも大興奮。ミヤリーもオレンジ色のタオルを持って一緒に応援したよ!また応援に行きたいな。ミヤリーのTwitter(ツイッター)やFacebook(フェイスブック)、ブログも見てね! 宇都宮から世界の頂点へ 応援しよう なでしこJAPAN 目指せ連覇 われらの宮っこ安藤 梢選手 鮫島 彩選手 女子サッカーワールドカップ 試合開始予定日時(日本時間)・対戦相手 6月9日(火曜日)午前11時 スイス 6月13日(土曜日)午前11時 カメルーン 6月17日(水曜日)午前6時 エクアドル 01ページ ------------------------------------------------------------ アングル 今昔 ----------------------------------------------------------- オリオン通り (昭和31年)  現在のオリオンスクエア前から西に向けて撮影された「オリオン通り」の今昔。  昭和31年の写真にあるネオンアーチは、昭和29年12月に取り付けられ、夜の街を色鮮やかに照らしていました。このネオンアーチは、アーケードを造るために昭和42年に撤去されました。  現在のアーケードは、平成2年に造られた2代目になります。 ------------------------------------------------------------ はつらつ宮っこ 今、輝いている市民 ----------------------------------------------------------- 感動を与えられる服を作りたい文部科学大臣賞受賞の快挙 宇都宮中央女子高等学校 寺内 萌華さん  今年1月に開催された全国中学生創造ものづくりフェア生徒作品コンクールの家庭分野で、 「後フリルのワンピース・パニエ・黒スカート」を制作した寺内さんが最高賞の文部科学大臣賞を受賞しました。「当時は陽南中学校の3年生で、受験勉強と両立しながら毎日数時間こつこつ制作しました。その成果が出てうれしかったです」と振り返ります。  寺内さんが服作りを始めたのは中学生の時。手芸や料理を行うハンディクラフト部に所属したことがきっかけでした。2年生の時に、1学年上の先輩が全国レベルの賞を受賞したことに強く影響を受け、「自分が先輩の技術や作品を見て感動したように、見た人に少しでも感動を与えられる作品を作りたい」と考えるようになり、服作りに取り組んできました。  4月からは高校で、服作りについてさらに専門的に学んでいます。「今後は高校生対象のコンクールや、文化祭で行うファッションショーに向けて良い作品を作り上げていきたい」と話す寺内さん。その可能性は、ますます広がっていきます。 受賞作品の「後フリルのワンピース・パニエ・黒スカート」。内側のパニエとスカートはそれぞれ単独でも使えるよう工夫されています。胸元のビーズ、スカートの花飾りがポイントです。 特集1 02-03ページ ------------------------------------------------------------ 誰もが安心で便利に暮らすことができる 魅力あるまちを目指して 県央広域都市圏生活行動実態調査から分かったこと ------------------------------------------------------------ バスを使って大いちょう博士との待ち合わせ場所にやって来たミヤリー。ぼんやり車窓から街並みを眺めていると、歩いている人、自転車に乗っている人、車に乗っている人、いろいろな手段で移動している人がいることに興味を持ち、大いちょう博士にいろいろな質問をしました。 県央広域都市圏生活行動実態調査とは 目的 いつ、どのような人が、どのような目的で、どのような交通手段で、どこからどこへ移動したのかなど、ある特定の1日の活動状況を調べるもの 調査圏域 宇都宮市、鹿沼市、日光市内の旧今市地域、真岡市、さくら市、那須烏山市、下野市、上三川町、益子町、茂木町、市貝町、芳賀町、壬生町、高根沢町▽対象 調査圏域に住む約42万世帯から無作為に抽出した約12万世帯 回収結果 約3万4,000世帯から調査票を回収。 推移する交通手段 (ミヤリー) たくさんの人が、移動するときに車を使っているよね。 (大いちょう博士) そうじゃな。平成26年に行った県央広域都市圏生活行動実態調査からも、前回の平成4年の調査と比べて、車での利用割合が高くなっているのが分かるじゃろう。また、地域別で見ると、中心部よりも、特に郊外部で割合が高くなっているんじゃ。 (ミヤリー) 約20年で、こんなに変わるんだね。 中心部から広がる移動量 (ミヤリー) 他に、どのようなことが分かったの? (大いちょう博士) 図2からは、学校や会社のある中心部での移動量が多いことが分かるじゃろう。そして、平成4年と比べると、中心部から郊外に移動量が広がっているのも分かるんじゃ。それなので、移動の交通手段も車が多くなる傾向になるんじゃろうな。 増える高齢者の外出量 (ミヤリー) 外出量自体も増えているの? (大いちょう博士) 平成4年と比べて、高齢化に伴い高齢者の外出量が特に増加しているんじゃよ(グラフ3)。また、免許を持っていない人は、持っている人の外出量の4分の1という結果もあるんじゃ(グラフ4)。 (ミヤリー) これからもっと高齢化が進んでいくんだよね。高齢者が免許を返納して車に乗れなくなっても、お買いものなどの外出をずっと続けられるといいな。 (大いちょう博士) そうじゃな。健康寿命を延ばすためにも、まずは楽しく外出じゃからな。 暮らしやすく魅力あるまちづくりに活用します (ミヤリー) 調査結果は、これからどうするの? (大いちょう博士) 今回の調査で、市民の行動の実態も分かったので、都市計画や交通、防災、環境、福祉など、より住みやすく、暮らしやすいまちにするため活用していくんじゃ。 (ミヤリー) これから宇都宮がどのようなまちになっていくのか楽しみだね。 県央広域都市 圏生活行動実態調査の調査結果については、市ホームページで閲覧できます  お問い合わせ 都市計画課 電話 632-2642 ------------------------------------------------------------ コラム ネットワーク型コンパクトシティ ------------------------------------------------------------ 100年先も持続可能なまちを目指して ネットワーク型コンパクトシティ  これから本格的な人口減少や、少子・超高齢化時代を迎えようとしています。これらの課題を解決するため、本市では、人やさまざまなまちの機能がそれぞれの地域の拠点に集まり、拠点同士が公共交通などで結ばれた、将来の目指すべきまちの姿であるネットワーク型コンパクトシティの形成を進めています。  お問い合わせ 政策審議室 電話 632-2115 特集2 04-05ページ ------------------------------------------------------------ 地域力×女性力=無限大の未来 ------------------------------------------------------------  男女がさまざまな分野において、方針の立案や決定参画する機会が確保されるとともに、個人の能力が最大限に発揮できる宇都宮市は、素敵だと思いませんか。  もっともっと女性が活躍できる、そんな宇都宮市を目指しませんか。  私たちのまわりの男女のパートナーシップについて、この機会に考えてみましょう。 6月23〜29日は男女共同参画週間 男女共同参画社会の実現に向けて  地域活動・まちづくり活動を更に活性化するためには、男女が互いの個性や能力を十分に発揮し、協力し合いながら地域行事や地域課題の解決に取り組む必要があります。  男性と女性が、職場や学校・地域・家庭で、それぞれの個性と能力を発揮できる「男女共同参画社会」を実現するためには、政府や地方公共団体だけでなく、市民の皆さん一人ひとりの取り組みが必要です。 女性の活躍が生む好循環  近年、企業において女性の活躍が推進されていますが、男女間の勤続年数と利益率との関係において、勤続年数の格差が小さい企業ほど利益率が高い結果となっています。  また、女性管理職比率が高い企業は低い企業より利益率が高いというデータもあります。  このように、出産や育児により、女性社員がキャリアを中断させることなく活躍していくことや、女性の管理職比率の増加が、企業にいい効果を生み出すように、地域においても、女性の活動はさまざまな成果をもたらしているのではないでしょうか。 あらゆる女性が活躍できる社会を目指して  暮らしやすく元気な地域社会をつくるためには女性の活躍・リーダーシップが重要です。  地域において、女性が中心となって展開する活動は、さまざまな成果を地域にもたらし、人々の行動を変え、さらなる活動の展開を生みます。  また、これまで気付かなかった新しい視点や発想を生かすことができ、地域の新しい魅力や可能性を引き出すことが期待できます。  今こそ女性の活躍を加速するときです。身近な女性の活躍をみんなで応援しましょう。  お問い合わせ 男女共同参画課 電話 632-2346 男女がサポートし合えることが大切 河内地区連合自治会長川上 幸子さん  会長になったきっかけは、周りの推薦でした。当時は任期満了までカウントダウンをしていましたが、いつの間にか会長としての仕事に夢中になっていました。  現在は、地区の活性化と、特産を生かし、「さぎ草汁」や「ごぼう汁」を考案し、イベントなどで出店しています。自分の企画が通ることにやりがいを感じています。ひらめいたら即実行です。  今後は、安全で安心なまちづくり、住んでいて良かった河内地区を目指し、住民と一緒になって頑張りたいと思います。  女性の皆さんには、とにかく何でもトライして、自ら積極的に行動し、活躍・進出してもらいたいです。男性と女性が手と手を取り合い、サポートし合うことが大切だと思います。 思いを声に出して行動 健康づくり推進員・栃木県男女共同参画地域推進員 浜野 和梅さん  東京から宇都宮に引っ越して来て、主人のお友達や親戚以外、誰も知り合いがいませんでした。これまで「人とのつながり」をとても大切にしてきたので、ここでもいろいろな人とつながっていきたいと考えていた時に、健康づくり推進員の募集案内を目にしました。東京では運動指導の仕事をしていたので、何かお手伝いできればと参加しました。  活動を通してさまざまな人とつながっていく中で、地域の活性化を目指す意識の高い人が多いのに、声に出して言う人が少ないなという印象を持ちました。地域の居心地を良くするのは自分たちです。自分の思いは声に出して伝える努力をしなければ実現しません。思いや志を持って行動すれば、必ず良い出会いがあります。女性の皆さんも、もっと声を出し、行動しましょう。 平成26年度 「きらり大賞」受賞事業者紹介 男女の性別に関わりなく、働きやすい職場づくりに積極的に取り組んでいる事業者を表彰しました。 東武宇都宮百貨店 仕事と家庭生活の両立を支援する制度などの充実 育児休業は子どもが3歳未満までに原則1年間、時短勤務は子どもが小学4年生になるまで取得を可能にするなど、法令以上の制度が充実しています。 「女性活躍推進アクションプラン」の指標達成に向けた取り組み ポジティブアクションの一環としての研修「TOBU女性塾」を実施するなど、女性管理職の育成に努めています。 荻原会計事務所 働きやすい柔軟な職場環境の創出 子育て期において、正社員からパート社員、パート社員から正社員というように、働き方が柔軟に変更できる職場環境を整備しています。 性別にとらわれない活躍支援 資格取得や研修参加に積極的に参加できるよう、資格手当の支給や参加費補助など、キャリアアップに向けたチャレンジの支援を行っています。 「事業所便利帳」・「働くあなたのサポートガイド」 市内の事業所と勤労者の皆さんへ、知っておくと役に立つ市の制度や便利な情報をまとめました。詳しくは、市ホームページをご覧ください。  お問い合わせ 商工振興課 電話 632-2446 働く人のメンタルヘルス相談  日時 6月12日(金曜日)午後1時30分〜4時30分 会場 宇都宮労政事務所(竹林町) 内容 産業カウンセラーによる職場におけるストレスやメンタルヘルス相談 申込 6月9日までに、電話で。県労政事務所 電話 626-3053へ。 税務職員を募集  期日 第1次=9月6日(日曜日)、第2次=10月14〜23日のうち1日 試験の程度 高校卒業程度 対象 平成27年4月1日において高校などを卒業した日の翌日から起算して3年を経過していない人、平成28年3月までに高校などを卒業見込みの人など 申込 7月1日までに、原則インターネットホームページhttp://www.jinji-shiken.go.jp/juken.htmlで。 お問い合わせ 宇都宮税務署 電話 621-2151 特集3 06-07ページ ------------------------------------------------------------ 地域ぐるみの子育てに参加しませんか 育もう 地域の愛で 子どもの未来 ------------------------------------------------------------ 子どもたちを健やかに育むためには、学校教育や家庭でのしつけだけでなく、地域社会の中での、さまざまな人との関わりや体験が必要です。本市でも、地域ぐるみの子育てを推進しており、取り組みが進んでいます。  未来を担う子どもたちのため、私たちに何ができるのでしょうか。 期待される地域での教育  子どもは、これからの変化の激しい社会を生きるために、自ら学び、自ら考え、主体的に判断・行動し、問題を解決する資質や能力などの「生きる力」を身に付けることが求められています。  子どもにとって、地域は、さまざまな年齢層や立場の人たちと触れ合うことができ、社会経験を積み重ねることのできる「場」です。 しかし、以前に比べて地域の教育力が低下していると感じている人は多いのではないでしょうか。 緩やかな人間関係ナナメの関係 こうした地域との関わりの「場」を確保するため、本市では「ナナメの関係」作りを進めています。ナナメの関係とは、先生と生徒、親と子といった「タテの関係」、同年代の友達、兄弟などの「ヨコの関係」ではない、地域の大人や年の離れた友達、親類などとの緩やかな人間関係のことです。  このナナメの関係作りに取り組んでいるのが、学校やPTA・自治会などの地域団体・企業などで構成する「魅力ある学校づくり地域協議会」と「宮っ子ステーション」です。 地域に根ざした活動魅力ある学校づくり地域協議会 魅力ある学校づくり地域協議会は、学校やPTA、自治会などの地域団体、企業などが一体となって地域の子どもを心豊かでたくましく育むために、ともに考え、協力し行動する組織です。学校を拠点に、地域の特性を生かした「学校教育の充実」と「家庭・地域の教育力向上」に向けた活動に取り組んでいます。 活動拠点 全市立小・中学校。 活動内容 除草・花壇作りなど学校環境作りや、教科指導補助など教育活動への支援など。 ボランティア募集 学校のさまざまな活動を支援するボランティアを募集しています。参加には、各小・中学校や教育委員会が募集するボランティア制度(街の先生)に登録するか、各協議会が自治会回覧板などでお知らせする広報紙などをご覧ください。街の先生について、詳しくは、学校教育課 電話 (632)2797へお問い合わせください。 放課後の安全安心な子どもの居場所宮っ子ステーション  宮っ子ステーションは、全ての児童の体験や交流の場である「放課後子ども教室」と、留守家庭児童の生活の場である「子どもの家・留守家庭児童会」の2つの事業を一体的に実施する、放課後の安全安心な子どもの居場所です。 宮っ子ステーション 1放課後子ども教室  希望する児童を対象とした、放課後の学習や、工作、料理教室、昔遊び、スポーツなどの体験活動の場。 活動拠点 50小学校区。今後、全市立小学校区での実施を目指します。 対象児童 活動を希望する小学生。 協力者募集 趣味や仕事で得た技能などを生かして子どもたちの活動にアドバイスできる人、特別な技能がなくても子どもたちの活動の見守り・声掛けに協力できる人を募集しています。詳しくは、生涯学習課へお問い合わせください。 2子どもの家・留守家庭児童会  留守家庭児童を対象とした、放課後のおやつや遊びなどの生活の場。 活動拠点 66小学校区。 対象児童 昼間、保護者が家にいない小学生。 その他 この活動は専任の指導員が対応しています。 子どもと大人が集まる居場所へ  子どもたちは、さまざまな体験から多くのことを学ぶとともに、地域の大人とのきずながつくられることで、コミュニケーション能力などの「生きる力」を身に付けていきます。  また、大人も活動を通して、子どもとのきずなはもちろん大人同士のきずなも深まっているようです。  未来を担う子どもたちのため、できることから始めてみませんか。 お問い合わせ 生涯学習課 電話 632-2676 アジサイの花に込められたたくさんの思いと地域の絆  明保小学校は、アジサイに囲まれた学校です。このアジサイは、学校・PTA・地域で大切に育てています。  夏の剪定には、多くの人たちが、「通学路になっているので子どもたちの見守りになれば」「植物が好きだから手伝ってみよう」などの思いから協力してくれています。そんなさまざまな思いの人たちをつないでいくのが、私たち地域コーディネーターです。「アジサイ」の取り組みをきっかけに子どものために何かしたいと学校に集った人たちのつながりが、今では地域のつながりにも波及しつつあります。  できる時に、できることを、できる範囲でやってみませんか。皆さんの地域にも、思いが詰まった「花」があると思います。明保小学校のアジサイはこれからが見頃です。まずはお花を見に、学校に足を運んでみてはいかがでしょうか。 明保小学校 魅力ある学校づくり地域協議会地域コーディネーター 大島 和枝さん 自分自身も楽しみながら子どもと楽しく学んでいく  放課後の時間を活用して、子どもたちにさまざまな体験や世代間交流を楽しんでもらおうと、放課後子ども教室の活動内容の企画や場所の調整を行っています。子どもたちも、放課後ということもあるのか、のびのびと参加し、講師の皆さんと楽しく活動しています。  以前はPTAとして学校活動に参加していましたが、子どもの卒業後、学校と関わりがなくなってしまうことを寂しく思い、コーディネーターを始めました。専業主婦なので、この活動は外に出るきっかけにもなりますし、普段は関わることができないさまざまな人たちと知り合いになることができ、刺激になっています。  皆さんも、子どもたちと楽しみながら、一緒に地域教育を盛り上げていきましょう。 上戸祭小学校 宮っ子ステーションコーディネーター 齋藤 順子さん 宇都宮大学教育学部附属特別支援学校オープンキャンパス ▽日時 7月8日(水曜日)、9月3日(木曜日)。午前9時30分〜11時30分 会場 宇都宮大学教育学部附属特別支援学校(宝木町1丁目) 内容 学校概要説明、小・中・高等部の授業参観、施設・設備の見学、入学に関する相談。 お問い合わせ 宇都宮大学教育学部附属特別支援学校 電話 643-1481 技能五輪全国大会・全国アビリンピックの選手候補者募集 技能五輪全国大会・全国アビリンピックは、平成29年秋に栃木県で開催予定の、それぞれ若者および障がい者の技能レベルを競う大会です。両大会について、詳しくは、県ホームページ http://www.pref.tochigi.lg.jp/f06/2017zenkokutaikai.htmlをご覧になるか、県労働政策課 電話 623-3542へお問い合わせください。 特集4 08-09ページ ------------------------------------------------------------ 個人の市民税・県民税 ------------------------------------------------------------  平成27年度の個人市民税・県民税の納税・税額決定通知書と課税明細書を発送しますので、内容をご確認ください。また、市民税・県民税の課税や納付方法などについて併せてお知らせします。 漫画 徴収担当ニャンニャ係長30 市民税・県民税の特別徴収義務者への指定を県内一斉実施 (男) そろそろ市民税県民税の納付書が届くはずなのに今年はまだ来てないね (ニャンニャ係長) もしかしてサラリーマンかニャ? (男) そうだけど (ニャンニャ係長) 平成27年度から原則として、県内全ての給与所得者の市民税県民税は給与から差引きされるようになったのニャ (ニャンニャ係長) 今まで自分で納付していた手間が省けるし4期割から12期割になるから、一度に納める税額が軽くなるニャ (男) ほーなるほど (男) しかし給料の額面がその分少なくなるのは寂しいかな〜 (ニャンニャ係長) 納付忘れがなくなって便利になると思って欲しいニャ 市民税・県民税の特別徴収義務者への指定を県内一斉実施  平成27年度から、会社などから給与の支払いを受けている人は、原則として、給与からの特別徴収となります。税額は、勤務先から渡される、「給与所得等に係る市民税・県民税特別徴収税額の決定通知書」をご覧ください。 普通徴収の納付方法  事業所得、不動産所得などの所得がある人は、市から送付する納付書または口座振替で納めます。 納税・税額決定通知書と課税明細書の発送 発送予定日 4月1日現在、65歳未満の人=6月1日、65歳以上の人=6月8日。 納期 6・8・10月、翌年1月。一括または年4回払い。 納期内は、ペイジー納付ができます パソコンや携帯電話からのインターネットバンキングや、銀行ATMを利用し、金融機関の営業時間外でも納付できます。ペイジーの使い方など、詳しくは、各ホームページをご覧ください。 ペイジーの使い方 http://www.pay-easy.jp/index.html 対応金融機関など 市ホームページ。 納期内は、コンビニエンスストア、ゆうちょ銀行、郵便局でも納付できます ただし、納付額が30万円を超えるものなど、バーコードが印字されていない納付書は、コンビニエンスストアでは納付できません。 特別徴収の納付方法 給与所得に関わる特別徴収 会社など給与の支払者が、税額を6月〜翌年5月の年12回に分けて、毎月給与支払いの際に納税者の給与から差し引き、納税者に代わって納めます。退職などにより給与の支払いを受けなくなった場合は、給与から差し引きできなくなった残りの税額を納付書または口座振替で納めます。ただし、次の場合を除きます。 1 退職の際に、給与などから残りの税額を一括して差し引かれる。 2 会社などに再就職し、そこで引き続き特別徴収される。 年金所得に関わる特別徴収  4月1日現在、65歳以上の人の年金所得に関わる市民税・県民税は、年金支給時に年金の支払者が、税額を年金から引き落とし、納税者に代わって納めます。納付の方法は、9ページ左下の表をご覧ください。また、引き落とされる税額は、市民税・県民税税額決定通知書をご確認ください。 対象となる年金  老齢基礎年金・老齢年金・退職年金など。障害年金や遺族年金など、非課税の年金は対象外。年金所得に関わる市民税・県民税のみが特別徴収です。  年金所得以外の給与所得や事業所得などに関わる税額は、給与からの特別徴収や納付書または口座振替で納めます。 年金からの引き落とし対象 次の全てに該当する人。 1 平成27年4月1日現在、65歳以上(昭和25年4月2日以前の生まれ) 2 平成26年中に支払われた公的年金などに関わる市民税・県民税が課税になる 3 平成27年1月1日以降、引き続き市内に住所がある・介護保険料の特別徴収の対象。  それ以外の人の年金所得に関わる市民税・県民税は、納付書または口座振替で納めます。 確定申告などで年度の途中で税額が変更となる人 年金から税額を引き落としできなくなるため、残りの税額を納付書または口座振替で納めます。 65歳未満の年金受給者の皆さんへ  平成27年4月1日現在、65歳未満の人の年金所得に関わる市民税・県民税は、 特別徴収事業所に勤務する人は給与から特別徴収(引き落とし)で、それ以外の人は、納付書または口座振替で納付します。なお、確定申告書や市民税・県民税申告書で、給与以外の所得に関わる税額の納付を、自分で納付することを希望した人は、年金所得に関わる市民税・県民税は普通徴収となります。 家屋敷課税・事業所課税  本市以外の市区町村で住民税が課税されている人でも、次のいずれかに該当する人は、道路の管理やごみ収集、消防・救急などの行政サービスを受けていることから、本市での、市民税・県民税の課税の対象となりますので、申告してください。 家屋敷課税 市内に住宅を所有する市外への単身赴任者など。 事業所課税 市内に事務所や事業所がある市外居住の事業主など。 税額 住民税の均等割5700円(市民税3500円+県民税2200円)。  個人の市民税・県民税は、前年1年間の所得に対して、1月1日に住所のある市町村で課税します。均等の税額によって納める均等割と、個人の所得に応じて納める所得割があるので、以下、平成27年度の65歳以上の人の公的年金に関わる市民税・県民税の納付方法をご確認ください。 平成26年度から引き続き、引き落としになる人 納税方法 年金からの特別徴収(引き落とし) 仮徴収 徴収月 4月 6月 8月 税額 平成27年2月と同額を4・6・8月にそれぞれ引き落とし 本徴収 徴収月 10月 12月 平成28年2月 税額 年税額から仮徴収した額を差し引いた額を3回に分けて引き落とし 続いて 平成27年度から新たに(改めて)引き落としになる人 納税方法 普通徴収(納付書または口座振替) 徴収月 6月8月 税額 年税額の半分を2回に分けて納付書又は口座振替で納税 納税方法 年金からの特別徴収(引き落とし) 徴収月 10月 12月 平成28年2月 税額  年税額の残り半分を10月から3回に分けて引き落とし 確認フローチャート スタート 今年1月1日現在、宇都宮市に住んでいた はい 生活保護法による生活扶助を受けている 障がい者、未成年者、寡婦または寡夫で、前年中の合計所得金額が125万円以下 はい 均等割・所得割共に掛かりません ----- スタート 今年1月1日現在、宇都宮市に住んでいた はい 生活保護法による生活扶助を受けている 障がい者、未成年者、寡婦または寡夫で、前年中の合計所得金額が125万円以下 いいえ 扶養親族のいない人で、平成26年中の合計所得金額が32万円以下 扶養親族のいる人で、平成26年中の合計所得金額が「32万円×(本人+控除対象配偶者+控除対象扶養親族の数+年少扶養親族の数)+19万円以下」 はい 均等割・所得割共に掛かりません ----- スタート 今年1月1日現在、宇都宮市に住んでいた はい 生活保護法による生活扶助を受けている 障がい者、未成年者、寡婦または寡夫で、前年中の合計所得金額が125万円以下 いいえ 扶養親族のいない人で、平成26年中の合計所得金額が32万円以下 扶養親族のいる人で、平成26年中の合計所得金額が「32万円×(本人+控除対象配偶者+控除対象扶養親族の数+年少扶養親族の数)+19万円以下」 いいえ 扶養親族のいない人で、前年中の総所得金額などが35万円以下 扶養親族のいる人で、前年中の総所得金額等が「35万円×(本人+控除対象配偶者+控除対象扶養親族の数+年少扶養親族の数)+32万円以下」 はい 均等割が掛かりますが、所得割は掛かりません ----- スタート 今年1月1日現在、宇都宮市に住んでいた はい 生活保護法による生活扶助を受けている 障がい者、未成年者、寡婦または寡夫で、前年中の合計所得金額が125万円以下 いいえ 扶養親族のいない人で、平成26年中の合計所得金額が32万円以下 扶養親族のいる人で、平成26年中の合計所得金額が「32万円×(本人+控除対象配偶者+控除対象扶養親族の数+年少扶養親族の数)+19万円以下」 いいえ 扶養親族のいない人で、前年中の総所得金額などが35万円以下 扶養親族のいる人で、前年中の総所得金額等が「35万円×(本人+控除対象配偶者+控除対象扶養親族の数+年少扶養親族の数)+32万円以下」 いいえ 均等割・所得割共に掛かります ----- スタート 今年1月1日現在、宇都宮市に住んでいた いいえ 宇都宮市に家屋敷、事業所や事務所がある はい 均等割が掛かります。家屋敷課税・事業所課税を参照 ----- スタート 今年1月1日現在、宇都宮市に住んでいた いいえ 宇都宮市に家屋敷、事業所や事務所がある いいえ 宇都宮市への納税義務はありません ----- 合計所得金額  純損失、雑損失などの繰越控除前の総所得金額や総所得金額などの金額。 総所得金額など  総所得金額(総所得金額)、上場株式などに関わる配当所得の金額(分離課税)、土地などに関わる譲渡所得などの金額、株式などに関わる譲渡所得などの金額、先物取引に関わる雑所得などの金額、山林所得金額および退職所得金額の合計額(純損失、雑損失などの繰越控除後の金額) 総所得金額 利子所得、配当所得、不動産所得、事業所得、給与所得、総合課税の譲渡所得、雑所得、一時所得の金額の合計額。 この特集についての問い合わせは、市民税課 電話 632-2217へ。