------------------------------------------------------------ 表紙 ------------------------------------------------------------ 宇都宮の生活情報満載の行政情報誌 広報うつのみや 12月号 平成28年(2016年) ナンバー1688 今月の表紙 宇都宮城址公園 特集 自治会活動に参加しよう 障がい者週間 年末年始のごみの収集 地球温暖化 財政白書 年末年始の休業 宇都宮市ホームページ http://www.city.utsunomiya.tochigi.jp 代表電話(市政情報コールセンター) 電話 028-632-2222 表2 ------------------------------------------------------------ 目次 ------------------------------------------------------------ 1 120年の軌跡/はつらつ宮っこ 2 特集1 障がい者週間 4 特集2 年末年始のごみの収集 8 特集3 地球温暖化 10 特集4 財政白書 12 特集5 年末年始の休業 14 健康・福祉・国保・年金 19 子ども 22 住まい・環境・安全・交通 24 人権週間 プラス広報うつのみや+(プラス) 自治会活動に参加しよう 25 交通安全 26 暮らし 29 防犯 30 税・産業・雇用 33 文化・教養・スポーツ 38 相談窓口 42 お気軽ウオーキング 43 教えてイイトコ宇都宮/公共交通 44 施設のイベント 48 日程・情報/カレンダー 人のうごき 平成28年11月1日現在(前月比) 人口総数 519,819人(+(プラス)188人) 男  259,755人 (+(プラス)173人) 女  260,064人 (+(プラス)15人) 転入 1,512人 転出 1,361人 出生 401人 死亡 364人 世帯 220,306世帯(+(プラス)213世帯) 上記の人口・世帯数は、平成27年国勢調査人口(速報値)を基礎とし、住民基本台帳による異動数(出生・死亡・転入・転出者数)を加減したものです。  お問い合わせ 政策審議室 電話 632-2124 今月の表紙 ------------------------------------------------------------ 宇都宮城址公園 -----------------------------------------------------------  江戸時代、東北と日光を控えた北関東の重要な拠点だった宇都宮城。宇都宮市制110周年の平成18年度に、宇都宮城址公園として約140年ぶりにその一部がよみがえりました。  江戸時代中期の宇都宮城本丸の一部を復元し、堀や土塁、2基の櫓などがある他、宇都宮城の歴史を伝えるガイダンス施設があります。 宇都宮城解説ボランティア  平日=(イコール)午前9時30分~午後3時30分、土曜日・日曜日・祝休日=(イコール)午前9時30分~午後4時。直接、宇都宮城址公園清明館へ。団体の場合は事前に、電話で、宇都宮城址公園清明館 電話 638-9390へ。 ミヤリーのわくわく発見スタンプラリー  市制120周年・市町合併10周年を記念して、市内12カ所のポイントを巡るスタンプラリーをやっているよ。スタンプを全部集めると、抽選でロードバイクや限定ミヤリーグッズなどをプレゼント。スタンプ台紙は各チェックポイントに置いてあるよ。専用ホームページmiyary-stamp.comを見てね。  お問い合わせ 広報広聴課 電話 632-2129 12月のチェックポイント 宇都宮城ものしり館 開館時間 午前9時~午後7時。 連絡先 宇都宮城址公園清明館 電話 638-9390 ------------------------------------------------------------ イベント日記 ------------------------------------------------------------ (1)10月30日 うつのみや百人一首市民大会。 (2)10月30日 宇都宮ウオーキングフェスタ2016。 (3)11月5・6日 宇都宮餃子祭り2016。 (4)10月22日 ジャパンカップサイクルロードレースクリテリウム。 01ページ ------------------------------------------------------------ 120年の軌跡 ------------------------------------------------------------ このコーナーでは、宇都宮の120年の歩みを年表と写真で紹介します。 昭和41~50年 駅東土地区画整理事業 人口増加や交通量増大に伴い、土地区画整理事業が相次ぎました。駅東地区は約250ヘクタールを整備し、JR東北線の踏切を立体化し、駅の東西をつなぐ自由通路、市体育館、マロニエプラザを設置し、宇都宮の新しい顔として生まれ変わりました。 宇都宮市年表 西暦1966年 昭和41年 市制70周年記念式を挙行 西暦1968年 昭和43年 オリオン通りで初の歩行者天国 駅東土地区画整理事業着手 西暦1969年 昭和44年 市営御本丸スケート場が開場 西暦1970年 昭和45年 市役所別館が完成 市花が「さつき」に決まる 市河川愛護会が発足 西暦1972年 昭和47年 市内で初の冬期国体 市章規格、市旗が決まる 東北自動車道(岩槻~宇都宮)が開通 南大通りに初の自転車専用道路 西暦1973年 昭和48年 ごみの紙袋収集を全市で実施 西暦1975年 昭和50年 中央卸売市場が開場 中央卸売市場  青果物、鮮魚類を新鮮なまま豊富に安定した価格で市民の皆さんに提供するために開場。海なし県に海産物が全国から直送されるようになり、北関東で初の大規模市場といわれました。 ------------------------------------------------------------ はつらつ宮っこ 今、輝いている市民 ------------------------------------------------------------ ボクシングで培った強さと人間力で高校最後に3冠達成 作新学院高等学校 黒柳 禅(ぜん)さん  8月に開催された第71回国民体育大会のボクシング少年男子ウエルター級で優勝した黒柳さん。「優勝できてほっとした。きつい練習も、勝利のためと思えば乗り越えられた」と、先に行われた全国選抜大会、全国高校総体と併せて3冠を勝ち取り、笑顔をのぞかせました。  中学3年生の時に、父の勧めでボクシングを始めた黒柳さん。高校入学後も厳しい練習に食らいつき、着実に力を付けていきましたが、1年生の時に勝ちを確信していた一戦でまさかの敗戦。「手を抜けない環境で練習をしたい」と、この経験をきっかけに、部活の空き時間でも監督に練習の相手を頼み込み、貪欲に自らを高めていきました。  「強さだけではなく人との関わり方や礼儀の大切さを学び、ボクシングは自分を人間的に成長させてくれた」と話す黒柳さん。たった3年というキャリアで全国レベルの選手に成長した秘訣も、「自分は監督についていっただけ」と、謙虚な姿勢を崩しません。  「将来は、全日本で一番になって、東京オリンピックにも出場したい」と、真っすぐな瞳で未来を見据え、今日も練習に励みます。 02-03ページ ------------------------------------------------------------ 特集1 障がい者週間 ------------------------------------------------------------ 12月3~9日は「障がい者週間」 みんなの「気付き」や「思いやり」が「共生社会」を育てます  社会には、さまざまな人がいて、それぞれがいろいろな不便さや困ったことを抱えて暮らしています。しかし、自分以外の不便さには気付きにくいものです。お互いがどんなことで困っているのか伝え合い、気付くこと、そして困ったときにはお互い助け合うことが必要です。  誰もが能力や適性を生かし、生き生きと暮らせる社会をつくるためにできることは何か、この機会に考えてみましょう。 ふれあい文化祭点字体験コーナー 宇都宮まちなかオープンカフェ社会実験 障害者差別解消法  4月1日から、「障害者差別解消法」が施行されました。この法律は、国・県・市などの行政機関や、会社や店舗などの民間事業者が、「障がいを理由とする差別」をなくすための取り組みを定めるものです。それを実施することで、障がいのある人もない人も分け隔てなく、お互いに人格と個性を尊重し合いながら共生する社会を実現することを目的としています。  法律の中では、「障がい者に対する差別」を、障がいのある人に対する「不当な差別的取り扱い」と「合理的配慮の不提供」と定めています。具体的には、障がいがあることを理由にサービスの提供を拒否したり、制限したり、条件を付けたりするような行為が差別的取り扱いに当たります。  例えば、車いすの利用を理由にお店の入店を拒否したり、障がいがあることを理由にアパートの契約を断ることなどが挙げられます。また、合理的配慮の例としては、車椅子を利用する従業員のために、車椅子に合った机を用意するなど職場環境を整えることや、知的障がいのある人が理解しやすいように、資料の漢字にルビをふることやイラストを入れる工夫をすることなどが挙げられます。  今後も、行政機関や事業者に対し、このような取り組みが求められるとともに、私たち一人ひとりも、それぞれの立場で自発的に取り組むことが必要です。 ヘルプカードをご存じですか 市では、障がいのある人などが災害時や日常生活の中で困った際に、周囲の人が障がいの特性を理解し、適切に支援できるよう、ヘルプカードを配布しています。これは、利用する本人や家族の判断により、支援を受ける際に必要な情報を記載するものです。 障がいのある人の中には、自分から「困っています」を伝えることが苦手な人もおり、いざというときに、必要な支援や配慮を周囲の人にお願いしやすくするためのカードです。 配布対象  障がい者手帳所持者(身体障がい・知的障がい・精神障がい)、難病患者、障がい福祉サービスの受給者、その他ヘルプカードを必要とする人。 配布場所  障がい福祉課(市役所1階)、保健と福祉の相談(市役所1階)、保健予防課(竹林町・保健所内)、各地域自治センター・地区市民センター、市教育センター(天神1丁目)、子ども発達センター(鶴田町)、障がい者生活支援センター(中央1丁目・市総合福祉センター内)、市社会福祉協議会(中央1丁目・市総合福祉センター内)。 障がいのある人が困っていたら  「どうしましたか」と声を掛けてください。相手に伝わっているか確認しながら、ゆっくり話してください。ヘルプカードの提示があったら、記載内容を確認して、緊急連絡先に連絡する、筆談で説明するなど、相手が求める支援を行ってください。  また、相手がヘルプカードを提示できない場合は、「ヘルプカードを持っていますか」と確認することも必要です。 障害者差別解消法の啓発動画を作成  市では、障がい者への合理的配慮の提供についてPRする周知・啓発動画を、宇都宮メディアアーツ専門学校の協力のもと、実際に障がいのある市民の人たちも出演し、「盲導犬の受け入れ編」、「聴覚障がい・コミュニケーション編」、「車椅子・席の配慮編」、「難病等・ヘルプカード編」、「知的障がい・待合室での配慮編」、「精神障がい・ヘルプカード編」の6種類を作成しました。  動画は、市ホームページの「宇都宮愉快動画館」から閲覧できる他、市内大通りバス停留所(4カ所)・オリオンスクエアなどで放映しています。  市ホームページの「宇都宮愉快動画館」をクリックすると、ここで紹介した動画をはじめ、さまざまな動画がご覧になれます。 周知・啓発動画(聴覚障がい・コミュニケーション編) 共に暮らしやすい社会を目指して 聴覚に障がいのある稲川直樹さん、川俣郁美さん  動画の出演依頼を受けたときは、驚きと恥ずかしいという気持ちがありましたが、実際に出演できたことはうれしかったです。耳が聞こえない=(イコール)手話や筆談でのコミュニケーションと思われがちですが、簡単な身振りでも伝わることはあります。今回の動画では、そういったことも伝えられるよう工夫しました。障がいのある私たちが出演することで、障がい者を身近に感じてもらい、偏見や心のバリアがなくなっていけばうれしいと思います。さらに、動画内にあるように、ちょっとした合理的配慮により、障がいのある人も暮らしやすくなるということが伝わればいいと思います。  また、私たちも、自身の障がいや、どういった配慮が必要なのかをどのように周りに伝えていくかを考えていかなくてはなりません。  障がいのある人もない人も、共に暮らしやすい社会を目指していきたいです。 交流することで障がいについて相互理解を深めよう 図書館で手話付き読み聞かせ 日時 (1)12月4日(日曜日)午後2時30分~3時(2)12月4日(日曜日)午後3時~3時30分(3)12月11日(日曜日)午後2時30分~3時。 会場 南図書館(雀宮町)。 対象 (1)(3)3歳以上(2)小学生。 定員 各先着30人程度。 わく・わくショップU特別販売会 日時 12月9日(金曜日)午前10時~午後3時。 会場 市役所1階市民ホール。 内容 お弁当、パン、クッキーなどの販売。 その他 わく・わくショップUでは、平日午前10時~午後3時、市内の障がい者支援施設などで作られたさまざまな製品を販売しています。 しゃぼん玉合唱団コンサート 日時 12月18日(日曜日)午後3時~。 会場 市民プラザ(馬場通り4丁目・うつのみや表参道スクエア5階)。 内容 しゃぼん玉合唱団(視覚障がい者と晴眼者が共に活動する合唱団)によるコンサート。 定員 先着60人程度。 イベント開催における危機対策の手引きを作成  市では、イベントの安全を確保するため、想定される危機について具体的な対策を示した「イベント開催における危機対策の手引き」を作成しました。計画・準備段階におけるイベント会場や周辺の事前確認、警備体制、緊急連絡体制の他、イベント当日の巡回警備や注意喚起、危機発生時の対策の具体的な対策例を示しています。皆さんがイベントを行う際の参考として活用ください。手引きは、市ホームページからも取り出せます。 お問い合わせ 危機管理課 電話 632-2052 この特集についての問い合わせは、障がい福祉課 電話 632-2353へ。 04-07ページ ------------------------------------------------------------ 特集2 年末年始のごみの収集 ------------------------------------------------------------ 12月はごみが多くなる月です ごみの分け方・出し方を再確認 年末年始は、清掃工場などへの家庭ごみの持ち込みが集中し、12月29・30日は大変混雑します。 大掃除を早めにして、ゆとりを持って新年を迎えましょう。 便利なごみ分別アプリ「さんあ~る」配信中  資源とごみの分け方・出し方が、いつでもどこでも簡単に検索できるごみ分別アプリを配信中。スマートフォンやタブレットを持っている人なら、無料で使えるよ。詳しくは、市ホームページを見てね。 年末の大掃除や正月の準備は計画的に 年末年始のごみ収集  年末は12月30日まで、年始は平成29年1月4日から、通常通りごみステーションに出してください。 清掃工場(清掃センター)などへの持ち込み 受付時間 午前8時30分~正午、午後1時~4時30分。 資源とごみの持ち込み先 5ページの図表の通り。 その他 持ち込み時に、免許証など住所が分かるものを提示してください。 粗大ごみ回収受け付け 受付時間 午前9時~午後5時。 その他 年末は申し込みが集中しますので、早めに予約してください。  お問い合わせ 粗大ごみ受付センター 電話 643-5371 動物死体収集 受付時間 午前8時30分~午後5時。ペットは有料。 その他 12月29~31日に持ち込む場合は、事前にご連絡ください。  お問い合わせ 平石環境システム 電話 661-3553 し尿収集 受付時間 午前8時30分~午後5時。  お問い合わせ 陽南産業 電話 659-7234、宇都宮興産 電話 658-9566 ごみの分け方・出し方再確認 資源とごみの持ち込み先 1 クリーンパーク茂原  茂原町777-1 電話 654-0018 焼却ごみ・危険ごみ・不燃ごみ・瓶缶類・ペットボトル。可燃性粗大ごみ・不燃性粗大ごみは軽トラック1日1台まで。プラスチック製容器包装・白色トレーは45リットルポリ袋1日2袋まで。 2 南清掃センター  屋板町330 電話 656-2795 焼却ごみ。可燃性粗大ごみは軽トラック1日1台まで。危険ごみ・不燃ごみ・瓶缶類・ペットボトル・プラスチック製容器包装・白色トレーは45リットルポリ袋1日2袋まで、不燃性粗大ごみは1日2点まで。 注 事業系ごみは持ち込めません。 3 北清掃センター  下田原町3506 電話 672-1997 可燃性粗大ごみ・不燃性粗大ごみ合わせて1日4点まで。 注 事業系ごみや剪定(せんてい)枝は持ち込めません。 4 エスケーシー  長岡町413-1 電話 621-6221 紙類(紙パックも含む)・布類のみ。 5 エコプラセンター下荒針  下荒針町2678-176 電話 648-4631 プラスチック製容器包装・白色トレーのみ。 年末年始のごみと資源物の収集・持ち込み 業務内容 ごみ収集  12月26日(月曜日)~30日(金曜日)決められた曜日に収集該当地区を通常通り収集。 12月31日(土曜日)~1月3日(火曜日)休み 1月4日(水曜日)~ 決められた曜日に収集該当地区を通常通り収集。 業務内容 持ち込み 焼却ごみなど クリーンパーク茂原 南清掃センター 北清掃センター 注 持ち込み品目については左の表参照 12月26日(月曜日)~30日(金曜日)各業務の受付時間内に受け付け(4ページ参照)。 12月31日(土曜日)~1月3日(火曜日)休み 1月4日(水曜日)~ 各業務の受付時間内に受け付け(4ページ参照)。 業務内容 持ち込み 紙・布類のみ エスケーシー 12月26日(月曜日)~30日(金曜日)各業務の受付時間内に受け付け(4ページ参照)。 12月31日(土曜日)~1月3日(火曜日)休み 1月4日(水曜日)~ 各業務の受付時間内に受け付け(4ページ参照)。 業務内容 持ち込み プラ容器・白トレーのみ エコプラセンター下荒針 12月26日(月曜日)~30日(金曜日)各業務の受付時間内に受け付け(4ページ参照)。 12月31日(土曜日)~1月3日(火曜日)休み 1月4日(水曜日)~ 各業務の受付時間内に受け付け(4ページ参照)。 業務内容 粗大ごみ回収受け付け 12月26日(月曜日)~30日(金曜日)各業務の受付時間内に受け付け(4ページ参照)。 12月31日(土曜日)~1月3日(火曜日)休み 1月4日(水曜日)~ 各業務の受付時間内に受け付け(4ページ参照)。 業務内容 動物死体収集 12月26日(月曜日)~31日(土曜日)各業務の受付時間内に受け付け(4ページ参照)。 1月1日(日曜日)~1月3日(火曜日)休み 1月4日(水曜日)~ 各業務の受付時間内に受け付け(4ページ参照)。 業務内容 し尿収集 12月26日(月曜日)~28日(水曜日)各業務の受付時間内に受け付け(4ページ参照)。 12月29日(木曜日)~1月3日(火曜日)休み 1月4日(水曜日)~ 各業務の受付時間内に受け付け(4ページ参照)。 もったいない 資源をごみにしていませんか 3R(スリーアール)でごみを減らそう 大掃除で出たごみや普段出しているごみに、まだ使えるものや資源物はありませんか。何でも捨ててしまうのではなく、Reduce(リデュース)(ごみになるものを減らす)、Reuse(リユース)(使えるものは繰り返し使う)を徹底し、それでもいらなくなった物をRecycle(リサイクル)(資源として生まれ変わる)する「3R」の行動を心掛け、ごみを減らしましょう。  6ページから、ごみの分け方・出し方についてご紹介しますので、再確認してみましょう。 ごみを減らす3つのポイント3R(スリーアール) Reduce(リデュース) 物を大切に使おう。ごみを減らそう。 Reuse(リユース) 繰り返し使おう。 Recycle(リサイクル) 再び資源として利用しよう。 捨てれば「ごみ」を回収ボックスでリサイクル  捨てれば「ごみ」でも、中には「資源」としてリサイクルすることができるものがあります。ごみの捨て方を見直してみませんか。 1 使用済み・賞味期限切れ食用油 回収場所 各地域自治センター・地区市民センター、一部地域コミュニティセンターやスーパーマーケット。 その他 出し方や回収場所など、詳しくは、市ホームページをご覧ください。 2 使用済み小型家電 回収場所 市役所北側玄関、各地域自治センター・地区市民センター・図書館、環境学習センター。 回収対象 回収ボックス(幅50センチメートル×高さ15センチメートル×奥行30センチメートル未満)投入口に入る、家庭で使わなくなった小型家電。 その他 データを削除した上で、回収ボックスへ。電池・電球などは外して、危険ごみに出してください。回収品目など、詳しくは、市ホームページをご覧ください。 3 使用済みインクカートリッジ 回収場所 市役所北側玄関、各地域自治センター・地区市民センター・市民活動センター、駅東・陽南・宝木出張所、田原・岡本コミュニティプラザ、環境学習センター。 回収対象 ブラザー、エプソン、キヤノン、デル、日本ヒューレット・パッカードの純正インクカートリッジ。 生ごみを減量堆肥にしてリサイクル  生ごみを減量化・資源化するため、電動式生ごみ処理機やコンポスト容器購入費の一部を補助しています。電動式生ごみ処理機やコンポスト容器で堆肥化した「生ごみ堆肥」を活用すると、野菜や植物も良く育ちます。生ごみの堆肥化に取り組んでみませんか。 補助金額 購入金額の2分の1。電動式生ごみ処理機=(イコール)1台当たり3万円が上限(1世帯1台まで)、コンポスト容器=(イコール)1基当たり5000円が上限(1世帯3基まで)。 対象 次の全てに該当する人。(1)本市に住民登録があり居住している(2)電動式生ごみ処理機またはコンポスト容器を購入し、設置した(3)市税の滞納がない。 その他 申し込み方法など、詳しくは、ごみ減量課 電話 632-2414へ。 ごみの分け方・出し方再確認 もったいないごみを減らそう  市では、焼却ごみの減量に取り組んでいます。  この機会に、もう一度ごみの分別を確認して、ごみの減量にご協力ください。 焼却ごみ 生ごみ・衛生用品・皮革製品など、50センチメートル未満の燃えるごみ 透明か半透明のポリ袋に入れる。 生ごみはよく水を切る。 紙おむつの汚物は取り除く。 剪定(せんてい)した枝は片手で持てる程度に小さく束ねる。ごみステーションに出せるのは1回3束まで。 焼却ごみになるプラスチック  プラスチック製品そのもの。 プラスチック製おもちゃ。 梱包(こんぽう)用のひも・プラスチック製バンド。 プラスチック製フォーク・スプーン。 CD、ケースなど。 焼却ごみになる紙類  再生できない紙。 缶ビールなどの6缶パッケージ。 アルミ箔(はく)など金属加工がしてある紙(ジュースや酒類の内側が銀色のパック、カップ麺のふた、たばこやガムの包み紙)。 ワックスの付いた紙(紙コップ、ヨーグルト・アイス・カップ麺などの紙製容器)。 洗剤や線香の箱など香りの付いた紙。 その他 ビニールコート紙、感熱紙(ファクス用紙・レシートなど)、写真、シール紙、カーボン紙、シュレッダーくず、ティッシュペーパー、汚れた紙。 パソコン 次のいずれかの方法で処理。なお個人情報を含むデータは、削除しておいてください。 (1)使用済小型家電の回収ボックスへ投入する(4ページ参照) (2)南清掃センターまたはクリーンパーク茂原へ持ち込む (3)製造・販売メーカーに依頼する。  自作パソコン・倒産メーカーなどは、電話で、パソコン3R(スリーアール)推進協会 電話 03-5282-7685へお問い合わせください。 危険ごみ 乾電池・電球・蛍光灯・水銀体温計・鏡・スプレー缶・ライター・刃物類など鋭利なもの 透明か半透明のポリ袋に入れる。 スプレー缶・ライターはガスが出なくなるまで使い切り、スプレー缶は穴を開ける。 刃物の部分は紙などに包む。 注意 焼却ごみやプラスチック製容器包装へのスプレー缶やライターの混入が増えています。収集や選別などの過程で、火災や故障の原因になるため、危険ごみで出してください。  ヘアーマニキュアは、プラスチック製容器包装の識別マークが付いていても危険ごみです(「火気と高温に注意」が目印)。 不燃ごみ 陶磁器・資源物以外の瓶缶類・ガラス製品・鍋・フライパン・傘・50センチメートル未満の家電製品 透明か半透明のポリ袋に入れる。 中身の入っている塗料缶などは空にする。 傘など棒状のもの(1メートルまで)は3本くらいずつひもで束ねる。 粗大ごみ 自転車・たんす・布団・毛布など、一辺が50センチメートル以上のもの 市の施設で処分する場合 直接、清掃工場へ(無料)。戸別収集を依頼する場合は、電話で、粗大ごみ受付センター 電話 643-5371へ(予約制、有料、1点830円)。 市の施設で処分できないごみ スプリング入りのマットレスやソファー、ピアノ、オートバイや自動車の部品などは、市の許可業者へ依頼(有料)。 資源物 プラスチック製容器包装   商品の中身を出したり食べたりして不要になるプラスチック製の容器や包装(右のマーク)。汚れを取り除き、キャップやポンプなどは外して、透明か半透明のポリ袋に入れる。ポリ袋は2重にしない。 フィルムやトレーのラップ。シール付き可。 お菓子の袋や弁当・卵のパック。 色や模様のある食品トレー。 発泡スチロール製の緩衝材。 果物や野菜のネット。 チューブ類など汚れや油分が落ちないものは焼却ごみ。 プラスチック製容器包装汚れを落とすポイント 例1 弁当容器の場合 ため水などですすいだり、拭き取ったりして、汚れや食べかすを落とす。 例2 菓子袋の場合 食べかすを落とす。スナック菓子程度の油分は、そのままでも可。 白色トレー   両面とも色や模様のない白い食品トレー。すすいで乾かしてから透明か半透明のポリ袋に入れる。 納豆やキノコのパックはプラスチック製容器包装。 ペットボトル   右のマークの飲料用・特定調味料のペットボトル。すすいでつぶしてから透明か半透明のポリ袋に入れる。 キャップとラベルはプラスチック製容器包装。 新聞(折り込みチラシ含む・「その他の紙」と「新聞」「段ボール」「雑誌類」は、再生利用の仕方が違うため、必ず分けて出してください。)   ひもで十字に縛る。紙・ポリ袋に入れない。 段ボール(「その他の紙」と「新聞」「段ボール」「雑誌類」は、再生利用の仕方が違うため、必ず分けて出してください。)   ひもで十字に縛る。紙・ポリ袋には入れない。 雑誌(書籍・コミック誌など・「その他の紙」と「新聞」「段ボール」「雑誌類」は、再生利用の仕方が違うため、必ず分けて出してください。)   ひもで十字に縛る。紙・ポリ袋には入れない。 その他の紙(資源化できる紙・「その他の紙」と「新聞」「段ボール」「雑誌類」は、再生利用の仕方が違うため、必ず分けて出してください。)   セロハンなどの異物を取り除き、紙袋に入れてひもで十字に縛るか、紙袋がないときは透明か半透明のポリ袋に入れる。 菓子や食品が入っていた箱。空にしてつぶす。 郵送などで届くチラシや封筒。 ティッシュの箱。フィルムはプラスチック製容器包装。 メモ用紙や箸袋。名刺程度の大きさなら資源物。 たばこの箱。銀紙は焼却ごみ。 その他 トイレットペーパーやラップの芯、デパートなどの包装紙など。 紙パック   牛乳など内側が白い紙パック。すすいで切り開いて乾かし、ひもで十字に縛るか、透明か半透明のポリ袋に入れる。 布類   シャツなどの衣類やタオルなど。洗濯してから、透明か半透明のポリ袋に入れる。 雨の日は出さない。 綿の入ったものや皮革製品、汚れのひどいものは焼却ごみ。 瓶缶類   食品・飲料・飲み薬などの瓶缶類、化粧品の瓶。ふたを外し、すすいでから透明か半透明のポリ袋に入れる。 金属製のふたは不燃ごみ。プラスチック製のふたはプラスチック製容器包装。 缶の大きさは20センチメートルまで。瓶の大きさは1升瓶まで。 エアコン・テレビ・洗濯機・衣類乾燥機・冷蔵庫・冷凍庫 次のいずれかの方法で処理。 (1)買い替える店舗か過去にその製品を購入した店舗に依頼する (2)収集運搬許可業者に依頼する (3)メーカー名や大きさ(型・リットルなどの容量)、リサイクル料金を調べ、郵便局で「家電リサイクル券」に必要事項を書き、リサイクル料金を支払って、指定引取場所(日曜日、祝休日、お盆、年末年始を除く)へ自分で持ち込む。なお、リサイクル料金はメーカーによって異なります。詳しくは、家電リサイクル券センター 電話 0120-319-640へお問い合わせください。 指定引取場所(業者名・年末年始の休み) 岡山県貨物運送宇都宮営業所(西刑部町2730) 電話 656-1981 12月31日~平成29年1月4日は休み。 堀江ソーケン簗瀬倉庫(簗瀬町1568) 電話 634-3367 12月31日~平成29年1月5日は休み。 事業所から出るごみはごみステーションへ出せません  事業活動によって発生した廃棄物(事業系ごみ)は、事業系一般廃棄物の場合、クリーンパーク茂原などへ直接持ち込むか、収集運搬許可業者に処理を委託するなど、適正な処理が必要となります。ごみステーションに、事業所・店舗などから出されたごみを見掛けたら、ごみ減量課 電話 632-2414へ連絡してください。 働く人のメンタルヘルス相談  日時 平成29年1月6日(金曜日)午後1時30分~4時30分 会場 宇都宮労政事務所(竹林町・県河内庁舎内) 内容 産業カウンセラーによる職場におけるストレスやメンタルヘルス相談 対象 職場におけるストレス及びメンタルヘルスの不調を抱える人など 申込 12月5~28日に、電話で、宇都宮労政事務所 電話 626-3053 へ。 この特集についての問い合わせは、ごみ減量課 電話 632-2424へ。 08-09ページ ------------------------------------------------------------ 特集3 地球温暖化 ------------------------------------------------------------ 「もったいない」の心で冬の賢い暮らし 12月は地球温暖化防止月間  地球温暖化の大きな原因は、二酸化炭素などの温室効果ガス排出量の増加です。  今回は、冬こそ家庭でできる、二酸化炭素の排出を減らすための「賢い暮らし方」について紹介します。 注 それぞれの写真は、どのような「もったいない」 だと思いますか。 1 LEDが照らし出すのは環境に優しい未来 2 電車で旅行。景色を楽しむ時間。地球に優しい時間 3 自転車が多い街は自然に優しい街 4 環境ボランティア、その影響は地球規模 5 昼休みは電気も一緒に休憩 6 電気を消した2時間はいつもと違う話ができる 7 上手なラッピング、必要に応じた包装を選ぶこと 8 ふんわりアクセルを踏めば温暖化にブレーキがかかる 9 共同配送、荷物もCO2も一つにまとめる 10 カーテンは暖房にもなる 11 食べ物を大切にする気持ちは、CO2も減らしてくれる 12 残業すると、電気まで残業になる。 宇都宮の平均気温も2度上昇  本市の冬日と真夏日の年間日数の推移(右の表)を見ると、冬日が減って冬が暖かくなり、真夏日が増えて夏が今までよりも暑くなっています。  気温が1度上昇すると、洪水や暴風雨による被害が増加し、3~4度上昇すると、地球上の生物種の40パーセントが絶滅するといわれています。私たち一人ひとりが、環境に優しい行動をして、こうした深刻な問題を回避していく必要があります。 宇都宮の冬日(最低気温が0度未満の日数)と真夏日(最高気温が30度以上の日数)の年間日数の推移 昭和43~52年 冬日104日 夏日32日 平成20~27年 冬日71日 夏日53日 地球温暖化対策につながる賢い選択 クールチョイス クールチョイスとは、「2030年度の温室効果ガスの排出量を、2013年度比で26パーセント削減するという目標達成のために、日本が世界に誇る省エネ・低炭素型の製品・サービス・行動など、温暖化対策に資するあらゆる賢い選択を促す国民運動」のことです。  例えば、エコカーを買う、エコ住宅を建てる、エコ家電にするという「選択」、高効率な照明に替える、公共交通機関を利用するという「選択」、クールビズをはじめ、低炭素なアクションを実践するというライフスタイルの「選択」です。 冬こそ考えよう賢い暮らし方  冬は暖房機器や給湯器の使用頻度が高まるなど、多くのエネルギーが使用される時期です。「もったいない」の心で、日常生活内でのエネルギーをスマートに使って、二酸化炭素の排出を減らし、電気代などの光熱費も抑えて、お財布にも優しい賢い暮らし方が大切です。  生活スタイルや家族構成に合わせ、無理なく楽しく続けられる、そして地球にやさしい賢い暮らし方を実践しませんか。 環境に優しいライフスタイル 普段の生活に取り入れることができる、賢い暮らし方を紹介します。 未来のために、今、選ぼう環境にやさしいライフスタイル 暖房 暖房の温度設定を控えめにする(目安は20度)。 暖房時にドア・ふすまやカーテン・ブラインドを閉める。 照明 不必要な照明をできるだけ消す。 高効率な照明に買い替える。 テレビ 画面を明るすぎないように設定する。 必要な時以外は電源を切る。 温水洗浄便座 使用しない時はふたを閉める。 お風呂 家族が続けて入り、なるべく追いだきはしない。 屋内全般 窓や床に断熱シートを利用する。 隙間テープなどを活用して隙間風を防ぐ。 重ね着、湯たんぽ、膝かけなどを活用する。 台所 圧力鍋などを活用して調理時間を短くする。 冷蔵庫の設定を「弱」に変える。 冷蔵庫を整理し、開ける時間を短くする。 食器洗いで水を出しっぱなしにしない。 太陽光エネルギーを活用しよう「家庭向け低炭素化普及促進補助金」 家庭から排出される二酸化炭素を減らし低炭素化を進めるため、本市では、太陽光発電システムに加え、これと連携した電気自動車や蓄電池などに対する補助を行っています。 補助対象機器・金額など  家庭向け低炭素化普及促進補助金 補助対象機器 (1)太陽光発電システム 補助金額 1キロワット当たり1万円。上限8万円 補助件数(予定) 1,000件 補助対象機器 (2)定置型蓄電池 補助金額 補助対象経費の10パーセント。上限30万円 補助件数(予定) 220件 補助対象機器 (3)蓄電池を備えた自動車 補助金額 補助対象経費の10パーセント。上限30万円 補助件数(予定) 220件 補助対象機器 (4)太陽光EV連携機器 補助金額 補助対象経費の10パーセント。上限10万円 補助件数(予定) 220件 補助対象機器 (5)燃料電池(エネファーム) 補助金額 補助対象経費の10パーセント。上限10万円 補助件数(予定) 200件 注 (2)~(4)は、いずれか1つのみ申請可。 対象 次の全てに該当する人。 (1)自ら居住する住宅に機器を設置する (2)市内に住民登録がある (3)市税を滞納していないなど。 その他 詳しくは、市ホームページをご覧になるか、環境政策課 電話 632-2408へお問い合わせください。 あなたが選べば未来は変わる  環境に優しいライフスタイルを選択することや、太陽エネルギーを活用することは、日常の小さな選択かもしれません。しかし、その力は小さくありません。それらが積み上がることで、地球環境をより良い方向へ変える大きな力につながります。一人ひとりの「賢い暮らし方」で、未来を変えていきましょう。  お問い合わせ 環境政策課 電話 632-2409 コラム 忘年会・新年会でも実践しようもったいない残しま10運動  年末年始は、忘年会・新年会などが多い時期です。宴会での食べ残し量は、ランチ・定食の5倍とも言われています。食べ残しを減らすことは、焼却処分による二酸化炭素などの発生抑制など、地球温暖化の防止にもつながります。  まだ食べられるのに、捨ててしまうのは「もったいない」。捨てられてしまう食品を減らすため、「もったいない残しま10」運動を実践しましょう。 宴会で「残しま宣言」。開始10分・終了10分、料理に専念して残さず食べよう 毎月1日は「もったいないの日」日々の行動を振り返ろう  市では、地球上にあるすべてのものに、尊敬と感謝の気持ちを持ち、人やものを大切にする「もったいない運動」を進めています。日々、実践している行動をさらなる行動・実践につなげるために、月の初めに先月までの行動を振り返り、今月の行動・実践につなげましょう。 お問い合わせ 環境政策課 電話 632-240 10-11ページ ------------------------------------------------------------ 特集4 財政白書 ------------------------------------------------------------ 宇都宮市の財政白書  本市の財政状況を広く市民の皆さんに公表するため、平成27年度の財政指標や他都市との比較分析結果をまとめた「宇都宮市財政白書」を作成しました。今回は、その主な内容についてお知らせします。 市税・市債残高・積立基金残高の状況 かっこは前年度 項目 市税 市民税や固定資産税、軽自動車税などの税金の納付額 平成27年度 919億円(931億円) 中核市平均 612億円 中核市順位 4位(4位) 項目 市税 市民1人当たり 平成27年度 17万6,000円(17万9,000円) 中核市平均 15万1,000円 中核市順位 3位(2位) 項目 市債残高 道路や学校などの公共施設の整備を計画的に進めるために借り入れる市債の残高 平成27年度 1,180億円(1,210億円) 中核市平均 1,503億円 中核市順位 13位(12位) 項目 市債残高 市民1人当たり 平成27年度 22万7,000円(23万3,000円) 中核市平均 38万7,000円 中核市順位 6位(8位) 項目 積立基金残高 将来の市債の返済や、公共施設の整備などに備えて積み立てている基金の残高 平成27年度 375億円(361億円) 中核市平均 259億円 中核市順位 8位(9位) 項目 積立基金残高 市民1人当たり 平成27年度 7万2,000円(7万円) 中核市平均 6万5,000円 中核市順位 17位(17位) 財政指標などの状況  市税は、固定資産の評価替えなどの影響により減少しましたが、市民一人当たりの市税額は中核市の中で3番目に多くなりました。市債残高は市債の計画的な活用により減少し、積立基金残高は積み増しにより増加しました。  下のグラフの通り、財政指標のうち3つの指標が向上しており、中核市の中でも上位に位置し、財政の健全性を維持しています。 財政指標の比較  他都市と比べると 各財政指標の中核市(47市)平均を1として宇都宮市の数値を指数化しています。 かっこは前年度。 高い方が望ましい 財政力指数 この数値が高いほど、自主的な行政運営が可能となります。 宇都宮市:0.962パーセント(0.951パーセント) 中核市順位:3位(4位) 中核市平均:0.775パーセント(0.771パーセント) 自主財源比率 財政基盤の安定性や行政活動の自立性を確保するためには、この割合が高いことが望ましいとされています。 宇都宮市:63.8パーセント(66.0パーセント) 中核市順位:3位(3位) 中核市平均:50.1パーセント(51.7パーセント) 投資的経費比率 この比率が高ければ、資産形成力が高いといわれています。 宇都宮市:14.3パーセント(12.7パーセント) 中核市順位:16位(25位) 中核市平均:13.4パーセント(13.4パーセント) 低い方が望ましい 経常収支比率 この比率が低いほど、社会情勢や市民ニーズに柔軟に対応でき、財政構造の弾力性が高いことを意味します。 宇都宮市:90.9パーセント(90.4パーセント) 中核市順位:28位(21位) 中核市平均:90.0パーセント(90.8パーセント) 義務的経費比率 この比率が低いほど、資産形成や新たな事業など、市民ニーズを反映した政策に使うことのできる経費が多くなります。 宇都宮市:48.1パーセント(48.1パーセント) 中核市順位:11位(10位) 中核市平均:51.8パーセント(51.7パーセント) 公債費負担比率 この比率が低いほど、一般財源に占める公債費の割合が低く、財政構造の柔軟性が高いことを意味します。 宇都宮市:12.4パーセント(12.8パーセント) 中核市順位:14位(8位) 中核市平均:15.2パーセント(15.6パーセント) 用語解説  自主財源 地方公共団体が自主的に収入できる市税、使用料・手数料、諸収入など。 義務的経費 生活保護など、支出が義務付けられ、任意に削減できない経費。 投資的経費 道路建設など社会資本整備に要する経費。 経常収支比率 財政の弾力性を示す指標。市税などの一般財源のうち、人件費、扶助費、公債費などに使われる一般財源の割合。 公債費負担比率 財政の健全性を示す指標。一般財源に占める公債費(市債の返済)の割合。 バランスシート  バランスシートとは、土地・建物などの資産を市がどれだけ持っているのか、また、その資産を持つために使ったお金のうち、支払いの済んでいるお金がどのくらいあって、今後支払わなければならないお金がどのくらいあるのかを表したものです。 市民1人当たりの純資産は前年度比7000円増  土地、建物、現金・預金などの「資産」は、市民1人当たりに換算すると167万5000円で前年度比4000円減少しました。  内訳は、基金の積立などにより、「投資等」が4000円の増、「流動資産」が6000円の減となりました。  市債などの「負債」は、市民1人当たりに換算すると29万4000円で、前年度比1万1000円減少しました。  資産から負債を引いた純粋な資産である「純資産」は、市民1人当たりに換算すると138万1000円で、前年度比7000円の増となりました。 市民1人当たりのバランスシート (単位:千円) 借方 資産 平成27年度1,675 平成26年度1,679 増減額マイナス4 1.公共資産 平成27年度1,534 平成26年度1,536 増減額マイナス2 (1)有形固定資産(市役所庁舎、保育園、清掃工場、道路、公園、市営住宅、小・中学校、美術館、図書館、体育館などの土地・建物) 平成27年度1,533 平成26年度1,534 増減額マイナス1 (1)建物など 平成27年度975 平成26年度979 増減額マイナス4 (2)土地 平成27年度558 平成26年度555 増減額プラス3 (2)売却可能資産 平成27年度1 平成26年度2 増減額マイナス1 2.投資等(奨学資金などの貸付金、施設整備や土地の取得など特定の目的のために積み立てる基金(預金)など) 平成27年度91 平成26年度87 増減額プラス4 3.流動資産(将来における財政の健全な運営のための基金や年度末の手持ちの現金、未納となっている市税など) 平成27年度50 平成26年度56 増減額マイナス6 (1)現金預金 平成27年度48 平成26年度53 増減額マイナス5 (1)基金 注 流動資産における「基金」は、財政調整基金と減債基金の合計(それ以外の積立基金は「投資等」に計上) 平成27年度40 平成26年度41 増減額マイナス1 (2)歳計現金 平成27年度8 平成26年度12 増減額マイナス4 (2)未収金 平成27年度2 平成26年度3 増減額マイナス1 貸方 負債(資産を形成するために調達した資金のうち、将来返済が必要なもの) 平成27年度294 平成26年度305 増減額マイナス11 1.固定負債 平成27年度259 平成26年度270 増減額マイナス11 (1)市債(長期にわたって市が返済しなければならない借入金) 平成27年度200 平成26年度206 増減額マイナス6 (2)未払金(数年度にわたる工事や土地の購入などの将来にわたる支出を約束しているもの)注 固定負債における「未払金」は、確定している債務額のうち、翌々年度以降に支出予定のもの 平成27年度14 平成26年度16 増減額マイナス2 (3)引当金(年度末に市職員全員が退職したと仮定した場合に必要となる退職手当の総額など) 平成27年度45 平成26年度48 増減額マイナス3 2.流動負債(翌年度に市が支払わなければならない借入金の返済分や退職手当、賞与など) 平成27年度35 平成26年度35 増減額0 純資産(資産を形成するために調達した資金のうち、将来において支払いや返済を要しないもの) 平成27年度1,381 平成26年度1,374 増減額プラス7 1.国県補助金等 平成27年度223 平成26年度219 増減額プラス4 2.一般財源等 平成27年度1,158 平成26年度1,155 増減額プラス3 行政コスト計算書  行政コスト計算書とは、資産形成以外の人的サービスや給付サービスを提供するのにどれくらいの費用が掛かるのかを表したものです。 市民1人当たりの純経常行政コストは28万8257円  市民一人当たりの「人に掛かるコスト」は前年度比574円増加し、5万6922円となりました。「物に掛かるコスト」は、減価償却費の増などにより、前年度比1243円増加し、9万1446円となりました。「移転支出的なコスト」は、社会保障給付費の増などにより、前年度比6959円増加し、14万8060円となりました。また、これらのコストに充てられる、使用料などの経常収益は、前年度比731円減少し、1万1897円となりました。  その結果、行政コスト合計から経常収益を除いた純経常行政コストは前年度比1万182円増加し、28万8257円となりました。 市民1人当たりの行政コスト計算書 (単位:円) 人に掛かるコスト(市職員の給料や退職手当引当金に新たに繰り入れた経費など) 平成27年度56,922 平成26年度56,348 増減額プラス574 物に掛かるコスト(消耗品や備品の購入、学校給食、ごみ収集業務の委託料や公共施設の1年間の減価償却費、公共施設の維持修繕などに要した経費) 平成27年度91,446 平成26年度90,203 増減額プラス1,243 移転支出的なコスト(生活保護費や保育などの給付に要した経費、国民健康保険事業や介護保険事業など他会計へ支出した経費など) 平成27年度148,060 平成26年度141,101 増減額プラス6,959 その他のコスト(市債の利子など) 平成27年度3,726 平成26年度3,051 増減額プラス675 行政コスト合計(a) 平成27年度300,154 平成26年度290,703 増減額プラス9,451 経常収益(b)(行政サービスの利用者が負担した使用料・手数料など) 平成27年度11,897 平成26年度12,628 増減額マイナス731 純経常行政コスト(a-b)(行政コスト合計から経常収益を差し引いたコストで、市税などの一般財源で負担する経費) 平成27年度288,257 平成26年度278,075 増減額プラス10,182 財政白書について、詳しくは、市ホームページをご覧ください。 この特集についての問い合わせは、財政課 電話 632-2065へ。