------------------------------------------------------------ 表紙 ------------------------------------------------------------ もっと深く 広報うつのみやプラス 宇都宮の教育 ココがスゴい 「知・徳・体」で人間力の高い宮っ子へ  子育て環境の良さに加え、教育面の充実も大きな魅力の宇都宮。心豊かでたくましい「人間力」の高い子どもたちを育てるべく、さまざまな面から学校教育に力を入れています。  今回は、宇都宮の充実した小中学校教育について、「知(学力)」・「徳(心)」・「体(体力)」の3つのキーワードから迫ります ID 1002453 「広報うつのみやプラス」は年に数回編集します。アイデア通信((7)ページ)でテーマに対するご意見をお寄せください。 2-3ページ ------------------------------------------------------------ 知(学力) ------------------------------------------------------------  まずは、学校生活の中心となる「知」から。宮っ子は特に読書量が豊富で、他にもさまざまな教育サポート体制が抜群。その様子を小学校の図書室からリポートします。 本は友達。「読む力」を育みたい。 戸祭小学校 学校図書館司書 大森 万智子 先生 何と全国平均の約3倍 読書が大好きな宮っ子たち  戸祭小学校の昼休み。子どもたちのにぎやかな声が集まり、図書室は静かな熱気に包まれます。  読み始めた本に引き込まれていく子、次に借りる本を選んで歩き回る子、友達と情報交換を楽しむ子。それぞれが自由に読書を楽しむ姿がそこにはありました。  全国平均の約3倍。この驚くべき数値は、宇都宮の小中学生の読書量を示したものです。  「ある女の子は、いつも大切に本を持ち歩いていたり、ある男の子は、私が薦めた本に興味津々で、すぐに借りて読み進めてくれたり。本当に本が好きで身近なものになっていますね」。そう話すのは、戸祭小学校で司書を務める大森先生。 宇都宮で読書が盛んな理由(わけ)  宇都宮の小中学校では、図書館教育の充実に向けて、さまざまな取り組みを展開しています。キーワードの一つは「協力・連携」。  教職員、市立図書館、そして中学校を中心とした地域学校園での他校の司書との情報交換。普段は一人での作業が多くなりがちな司書として、「このつながりはとてもありがたい」と大森先生は言います。  「縁の下の力持ち」の体制によって図書館教育が充実していく。そんな環境の良さが宮っ子の読書活動を支えています。   本のエキスパート「司書」の存在  学校図書館司書とかがやきルーム(注1 通常の学級に在籍し、特別な支援を必要とする児童生徒に、個別指導などを行うため校内に設置する教室のこと。)と呼ばれる特別支援教室の指導員は、市独自に全小中学校に配置されるなど、非常勤嘱託員が数多く勤務し、学校教育を支えているのが、宇都宮市の教育の特徴の一つ。  そのうち、司書の全校配置は平成18年。以降、小中学校の読書量は飛躍的に上昇しました(2ページ下のグラフ)。各学校の司書の一つ一つの努力や創意工夫が子どもたちの「本を読みたい」と思う心をくすぐっています。  大森先生は言います。「私たち司書にできることは本を渡すこと。教諭や保護者と違い、直接知識を与えたり育てたりする立場ではありません。しかし、だからこそ通う心の交流があると思います。子どもたちの可能性を見守る、親しみやすい存在でありたいですね」。 本はずっと友達  「豊かな読書体験を通して、見知らぬ人への想像力を養い、共感力が高まります。読んだ冊数とともに、本の世界に引き込まれて本と対話することが大切」と話す大森先生。「ゆっくりでもいい。のんびりでもいい。じっくりと本に向き合ってほしい。本は、いつも、いつでもずっと友達でいてくれます。そして、本は心の栄養です。心のポケットにたくさん集めて詰め込んでほしいです」と、子どもたちへのメッセージを送ります。 休み時間には、自発的に子どもたちが図書室に集まって本を楽しんでいます。子どもたちが多くの時間を過ごす普通教室や図書館などにも空調設備が設置され、快適な学習環境が整っています。 ココがスゴいぞ宇都宮 学力編 読書量がスゴい 全国水準の約3倍の読書量  1カ月に読む本の平均冊数は、小学生が29.5冊。中学生が12.2冊。これはいずれも、全国平均を大きく上回る圧倒的な量です。 本市の1カ月の読書冊数 平成18年 小学生10.8冊、中学生3.4冊 平成30年 小学生29.5冊、中学生12.2冊 (参考)全国平均 平成30年 小学生9.8冊、中学生4.3冊 サポートがスゴい 「市費非常勤嘱託員」数が中核市トップレベル(注2 学校図書館司書の他、学校栄養士、外国語指導助手(ALT)、学力向上非常勤嘱託員などがいます。)  学校に勤務する市費非常勤嘱託員は438人(注3 出典「平成30年度中核市教育要覧」平成30年5月1日時点。)で、中核市54市でもトップレベルの配置人数です。  本市では、全国平均約2倍の人数の嘱託員が学校生活を支えています。 学力テストの結果がスゴい 全教科とも全国水準超え  中学3年生の全教科で、平均正答率が全国平均・県平均を上回っています。  小中学校が連携した一貫性のある指導の成果が表れていると考えられます。 ID 1006419 宇都宮オリジナル きめ細かな少人数指導  市の非常勤嘱託員59人などを配置し、小学校の算数や中学校の数学・英語で習熟度別学習やティームティーチングによる少人数指導を行っています。 宇都宮オリジナル 「宇都宮モデル」に基づいた授業改善  全ての小中学校の先生が、「はっきり じっくり すっきり」をキーワードに、新学習指導要領に求められる「主体的・対話的で深い学び」を実現するための授業づくりに取り組んでいます。 これからの教育の話をしよう 2020年小学校教育が変わります 小学5・6年生の英語が教科に 成績がつくようになります!  小学1年生から市独自に「外国語活動」を全校で実施している他、ALTの先生と一緒に楽しむ「イングリッシュキャンプ」や、先生の英語力・指導力を高める研修を実施しています。  また、小学校高学年の英語の教科化に向けて、今年度から年間授業数を市独自に増やした他、授業時間以外にもALTの先生による英会話教室なども実施しています。 上戸祭小学校ALT エイドリアン・スクラム先生 一緒に楽しく勉強しています! イングリッシュキャンプを楽しむ小学生とALT。 プログラミング教育が必修に  プログラミング的思考を体系的に身に付けられるよう、全小学校で、各学年とも3時間程度、授業の中でコンピュータを用いずに行うプログラミング学習を実施。また、総合的な学習の時間や5年生の算数、6年生の理科などを中心に、ロボット型教材を使い、プログラミングについて学習していきます。 「宇都宮学」がスタート  郷土宇都宮への誇りと愛情を持てるようにするため、小中学校の授業で「宇都宮学」を実施します。 4-5ページ ------------------------------------------------------------ 徳(心) ------------------------------------------------------------  「心の豊かな子に育ってほしい」。親なら誰もがわが子に望むことではないでしょうか。そんな思いを、学校生活を通して実現しようとするのが、宇都宮の「徳」の教育、「心の教育プロジェクト」です。 心豊かでたくましい宮っ子たち  本市では、「きまりを守る素直な心・よわい人をいたわる心・美しいものを愛する心・夢を抱いてやり抜く心」の4つの心を持ち、子どもたちが成長していけるよう、3つの「心の教育プロジェクト」を筆頭に、さまざまな試みを行っています。  それらの取り組みによる、心の充実具合が、各種調査から見て取れます。例えば、「進んで挨拶(あいさつ)ができる」「正しい言葉づかいができる」「将来の夢や目標を持っている」「自分には良いところがある」と、自己認識する子どもが全国水準よりも高い傾向にあります(注1 出典「うつのみや学校マネジメントシステム」全体アンケート結果、平成30年度「全国学力・学習状況調査」。)。自己肯定感が高く、普段の行動を積み重ねることができ、心豊かな宮っ子が育まれているといえます。 ココがスゴいぞ宇都宮 心の教育編 3つの心の教育プロジェクト 心の教育プロジェクト01 宮っ子心の教育(平成24年から)  あいさつ運動、宮っ子チャレンジウィークなどのさまざまな体験活動や、子どもたちのよい行いや努力を認め、励ます取り組みを推進しています。 宮っ子チャレンジウィーク。中学2年生で実施する、5日間の職業・社会体験活動です。活動を通し視野を広げる生徒が毎年見受けられるといいます。 心の教育プロジェクト02 宮っ子心の教育表彰(平成25年から)  子どもたちのよい行いや努力を、認め励ますため、市独自の表彰を行っています。 平成30年度受賞 宇都宮北高等学校1年(宮の原中学校卒業)蜩c(やなぎた) 涼さん  中学生の時に、生徒会や部活動でのリーダーとしての活動が評価され、表彰していただきました。自分が一生懸命取り組んできたことを認めてもらえたようでうれしかったですね。あの頃の経験が、今の自分をつくっていると思います。 心の教育プロジェクト03 心を育てる50の言葉 子ども版(平成27年から)  日本人が大切にしてきた生き方や考え方への関心を高め、その継承を図っていくために、先人の知恵や人生の真実などが詰まったことわざ、故事成語、偉人たちの名言などを取り上げ、学校や家庭で考える機会を設けています。 さらに 2018年10月 子どもの手本となる50の言葉が完成 大人の行動規範 「子どもの手本となる50の言葉」  本市の小中学校では、すでに子ども向けに「心を育てる50の言葉」を活用しています。さらに、昨年10月には大人をターゲットにした「子どもの手本となる50の言葉」を策定。本市の「人づくり」はこれからもパワーアップしていきます。 大人版 子どもの手本となる50の言葉  本市では、心豊かでたくましい子どもを育てるため、「宮っこ未来ビジョン」を策定し、人づくりに取り組んでいます。  「子どもの手本となる50の言葉」は、うつのみや人づくり推進委員会が策定し、宮っこ未来ビジョンの基本目標のうち、「自己実現」「課題解決」「思いやり・共生」「きまり遵守」の4つに関する言葉が収録されています。 策定に携わった宇都宮大学教育学部 小宮 秀明 教授に聞きました なぜ、「子どもの手本となる50の言葉」を策定したのでしょうか。  大人は子どもの手本にならなければならない存在ですよね。では、実際にどうすれば見本になれるのか。それを分かりやすく示し、親子のコミュニケーションのきっかけにしてもらおうというのが「子どもの手本となる50の言葉」です。選定したのは、主に日本に古くから伝わることわざや故事成語など。これらの言葉は、先人の知恵が詰まっていて、私たちの行動に深みを与えてくれるものです。 家庭ではどのように活用してほしいですか。  「大人版」は、「子ども版」に記載されている言葉を中心に選んでいて、子どもと共有しやすいようになっています。身近なところで、毎日のスタンダードダイアリーの確認の際に一緒に意味を調べてみるのもいいですし、各家庭に合った活用の仕方を考えてみてほしいですね。  また、言葉をきっかけに、おじいちゃんおばあちゃんと、今まで話したことの無いような話ができたという声も聞きました。とても良いことですよね。 普段の会話では触れないような深い話もできるかもしれませんね。  はい。それに現代は社会の変化もあり、子育て・教育に関しては、学校や家庭に加えて、地域の役割もますます大きくなっていると思います。  直接子どもたちと関わることの少ない人も、「子どもの手本となる50の言葉」に触れてみてほしい。そして、「言葉」をきっかけに、大人が見本になり、社会全体で子どもたちを育めたら、子どもたちはもっと心豊かに成長していけると思います。 「50の言葉」は、連絡帳として使われているスタンダードダイアリーに掲載されています。 保護者の声  ふとした時に見て子どもたちと意味について話したりと、何気ない瞬間に活用しています。それぞれが好きな言葉を選んだり、好きな理由について話していたりすると、親子でも思わぬ気付きがありますね。 好きな言葉を教えてもらいました 田原中学校 永井陸渡(りくと)さん 雨垂れ石をうがつ 田原中学校 永井りこさん 一期一会 永井友美子さん しあわせはいつもじぶんのこころがきめる 子どもの手本となる50の言葉(一例) 一期一会 親しき仲にも礼儀あり 初心忘るべからず 人事を尽くして天命を待つ 千里の道も一歩から 人のふり見てわがふり直せ 百聞は一見にしかず 笑う門には福来(きた)る その他の言葉はコチラから(注2 「子どもの手本となる50の言葉」は、市ホームページからご覧になれる他、教育企画課(市役所13階)にも置いてあります。) ID 1018127 6-7ページ ------------------------------------------------------------ 体(体力) ------------------------------------------------------------  最後に紹介するのは「体」。宇都宮では、食育と体力の向上に力を入れ、子どもたちの健やかな成長を育んでいます。 食は生きる力になる 晃宝小学校 学校栄養士 吉澤 有里(ゆり) 先生 学校に不可欠な栄養の専門家  「学校栄養士」。この言葉から、どんなイメージを持ちますか。現在の小中学校を知らないと、普段子どもと接することの少ない存在だと思うかもしれません。しかし、現在の宇都宮で栄養士は、市内全小中学校に配置され、毎日子どもたちと顔を合わせ、給食と食育を担う欠かせない存在です。  「子どもたちは、キラキラとした笑顔で『先生、いつもおいしい給食をありがとう』なんて言ってくれる。この仕事をやっていて本当に良かったと思う瞬間です」。そう話すのは、晃宝小学校で学校栄養士を務める吉澤先生。献立作成はもちろん、給食時の食事マナーの指導や食育に関する授業サポートを担い、時には教壇に立つこともあります。  学校栄養士の存在によって、他の教職員の負担が軽減し、授業の準備や子どもたちへの指導が充実するなど、学校教育への貢献度は計り知れません。また、日々子どもたちのことを第一に考えられた献立は、保護者にも大好評。「給食のレシピを教えてほしい」と要望を受けることも。「調理員さんと一緒に喜びを噛みしめています」と吉澤先生は笑います。 炊き立てご飯が生きる力に  給食のご飯といえば、銀色の丸い容器や赤いお弁当箱に入ったものを思い浮かべる人が多いかもしれません。これは、注文して届けてもらっていたものでした。  しかし現在の宇都宮の給食では、学校や給食センターで炊いたばかりの「ほかほかご飯」を自分たちでよそって食べるのが日常です。  吉澤先生は言います。「やっぱり炊き立てならではのおいしさが一番。自校炊飯が始まって残食も減りました。毎日ご飯をよそうという経験も着実な生きる力につながっていくと思います」。  「食べることは楽しいこと。そう感じてもらうことが私の使命」という吉澤先生。今日も「食」の面から最高のサポートに励んでいます。 「メニューが豊富だし、新鮮なものが出てきておいしい」「栄養バランスがバッチリ」。子どもたちから口々に絶賛の声が上がります。栄養士の先生は、給食時には各クラスを回って食事マナーなどの指導を行っています。 ココがスゴいぞ宇都宮 体力の向上編 うつのみや元気っ子チャレンジ  学級やグループで、「ボール投げリレー」や、「長縄での8の字跳び」などに取り組むことで、仲間と体を動かす楽しさや達成感を味わうとともに、体力の向上を図っています。  昨年度は延べ約3万人が参加しました。小学校では参加者に認定証を発行し、中学校では最新のランキングを各学校で共有し、切磋琢磨(せっさたくま)しています。 うつのみや版ミニマム  小中学生段階で身に付けたい体力や技能を明確にしたもので、「かべ倒立が10秒できる(小学生)」や「二重跳びが20回できる(中学生)」など、小中学校それぞれ5項目ずつ設定されています。市作成の「うつのみや元気っ子運動プログラム集」などを参考にして、ミニマムにつながる運動に楽しみながら継続して取り組むことで、基本的な運動技能・体力の定着を図っています。 清原中央小学校 山岡 孝一郎先生  体力向上の一環として、「うつのみや元気っ子チャレンジ」を利用した、全校長縄大会を実施しています。その後、ドッジボール大会も加わり、子どもたちが楽しみな行事として定着しています。  長縄大会を始めてから、記録の向上とともに、子どもたちの体力面でも結果が表れてきたなと感じています。みんなで協力することで、子どもたちの連帯感が増すことも大きな成果ですね。 山岡先生が担任のクラスは、昨年5年生の時にドッジボール大会と長縄大会両方の高学年の部で準優勝。最終学年となり、「今年は絶対に優勝したい」と、ますます意欲的です。 ココがスゴいぞ宇都宮 食育編 充実度全国1位(注 「中核市行政水準調査」学校栄養職員数(県費・市費)および児童生徒1,000人市立小中学校および学校給食センターのうち栄養職員(県費・市費)を配置している割合) 栄養の専門家 栄養士が指導します  本市独自に全小中学校に栄養士を配置。栄養指導・食事マナー指導などをきめ細かに行っています。 100パーセント宇都宮産 炊き立てほかほかご飯  給食室で炊いた温かいご飯を週4回提供し、地域の食材を積極的に使用しながら、栄養バランスに優れた日本食の良さを伝えています。 ID 1016702 宇都宮ならでは 学校で3x3(スリーエックススリー)を楽しもう  2016年に初の世界大会を開催し、今年は、さらに世界大会ファイナルが行われるなど、宇都宮での開催が根付いてきた「3x3」。子どもたちにもその楽しさを体感してもらおうと、現在小中学校で続々と専用ゴールが設置され、授業や昼休みの際に楽しまれています。 プロバスケットボール選手などによる体験教室を開催。3x3の輪が拡大しています。 あなたの意見をお寄せください  市民の皆さんから、「宇都宮の教育 ココがスゴい」についての意見・提案をお受けします。寄せられた意見・提案などは、施策の参考とします。なお、一部を後日、広報紙で紹介します。質問などへの回答は、直接本人あてに返信しませんので、ご了承ください。  左のはがき(切手不要)を切り取り、9月20日(金曜日)までにポストに投函してください。他のはがきや手紙・ファクス・Eメール・市ホームページのアンケートでも受け付けます。 送付先  郵便番号 320-8540市役所総合政策部広報広聴課  電話 632-2028、ファクス 639-0627、Eメール u2030@city.utsunomiya.tochigi.jp 広報うつのみやプラス「宇都宮の教育 ココがスゴい」についての問い合わせ先 教育委員会事務局教育企画課  電話 632-2705、ファクス 639-7159、Eメール u4612@city.utsunomiya.tochigi.jp ID 1021254  左のはがき 料金受取人払郵便 宇都宮中央郵便局承認0656 差出有効期間 2020年8月15日まで 切手不要  郵便番号 320-8740 (受取人) 宇都宮市旭1丁目1番5号 (宇都宮市役所)宇都宮市総合政策部広報広聴課 行 氏名、住所、年齢、職業を差し支えがなければ記入してください。広報紙で意見を紹介する際には、氏名の記載はしません。なお、はがきの情報については、目的以外には使用しません。 アイデア通信 「宇都宮の教育 ココがスゴい」について私はこう考えます 1 今回紹介した中で、あなたが特にスゴいと感じた教育の取り組みは何ですか。当てはまる番号にまるを付けてください(複数可)。  (1)全校配置された学校図書館司書による「図書館教育」  (2)子どもたちの考える力を育む「宇都宮モデル」を活用した授業改善  (3)子どもたちの学力に応じたきめ細かな「少人数指導」  (4)ALTを活用した「小学1年生からの英語教育」  (5)宇都宮の文化や風土を愛し、誇りに思う子どもたちを育む「宇都宮学」  (6)豊かな心を育む「宮っ子心の教育」・大人に向けた「子どもの手本となる50の言葉」  (7)全校配置された学校栄養士による食の大切さなどを学ぶ「食育」  (8)給食室から提供する「100パーセント宇都宮産の炊き立てご飯」  (9)仲間と協力しながら体力向上を目指す「うつのみや元気っ子チャレンジ」  (10)小中学生の段階で最低限身に付けたい体力・技能を示した「宇都宮版ミニマム」  (11)中核市トップレベルにある学校の「市費非常勤嘱託員の人数」  (12)その他 2 次世代を担う子どもたちが、たくましく生きていくためには、どのような教育が必要だと思いますか? 8ページ ------------------------------------------------------------ 私の意見・提案 ------------------------------------------------------------ 前回のテーマ 平成を振り返り そして令和へ  前回の広報うつのみやプラス「平成を振り返り そして令和へ(令和元年5月号)」に対して43人の市民の皆さんからご意見をいただきました。代表的なものを紹介します。 平成が終わり、令和がスタートする今、あなたは宇都宮市がどのようなまちになることを望みますか?  緑が多い素晴らしい街並みを作ってほしい。空き店舗が多くなっているので、大通りにセンスのある店舗が増えれば行きたい(今泉・70代)。  働く親を助けるため、学童施設を充実させないと、少子化社会の回復にはならない(睦町・70代)。  子育てのしやすさや住みよさは実感している。より良い情報提供が欲しい(宝木町・40代)。  高齢者が車を手放しても住みよい街になるよう、もっとバスを整備してほしい(富士見が丘3丁目・80代)。  よく通院するので、バスの本数が多いのは良い。近所から乗れるバスの本数を増やしてほしい(下小倉町・20代)。  LRTの導入やプロスポーツなどのイベント、夏の花火大会や宮まつりを盛り上げてほしい(中岡本町・30代)。  JR宇都宮駅・東武宇都宮駅と大谷など、観光地をつないだ交通手段があると、活性化するのではないか(山本2丁目・60代)。  楽しく子育てのできる宇都宮市になってほしい。公園など屋外スペースはたくさんあるのが良い。有料でもいいので、雨の日や暑すぎて遊具で遊べない時に屋内で遊べるスペースをもう少し作ってほしい。(富士見が丘・40代)。  なるべく災害のない平和な宇都宮市でありたい。地方都市ならではの街で、のどかな日々を送りたい。車のナンバープレートにミヤリーちゃんがいてくれると良い(下岡本町・50代)。  高齢者や子どもは送迎がないと遊びに行けないので、車のない生活を可能にしてほしい。買い物の際、帰宅する時に大きい荷物がある場合や風雨だと自転車では行けないので、交通の便を良くしてほしい(70代)。  地区市民センターや出張所、図書館などへ行ける自転車専用道路や市内スポーツ施設に行ける遊歩道を完備してほしい(瑞穂1丁目・70代)。  宇都宮市がいろいろな意味で「選ばれる街」になってほしい。また、職場を増やしてほしい。 前回の広報うつのみやプラス「平成を振り返り そして令和へ」の概要 写真で見る宇都宮の平成史  市政では、平成8年に市制施行100周年を迎え、中核市へ移行。平成19年に「上河内町」「河内町」と合併し、北関東初の50万人都市となりました。  スポーツ・文化面では、平成2年の世界選手権自転車競技大会が契機となり、現在のジャパンカップサイクルロードレースに発展。平成28年に初開催した「3x3(スリーエックススリー)」国際大会は、今年11月にワールドツアーファイナルの開催が決定。また、平成30年には大谷石文化が日本遺産に認定されるなど、スポーツと文化が融合する魅力的な都市に発展しています。  交通面では、平成30年に芳賀・宇都宮LRT事業の工事施工認可を取得。2022年の開業に向け、さらなる発展が期待されています。 新たな節目 100年先も誇れるまちを目指して  本市では、100年先も誇れるまちを目指し、まちづくりの設計図となる「第6次総合計画」を策定しました。今後も、人口減少・人口構造の変化に対応できる持続可能な都市づくりを進めていきます。 広報うつのみやプラスや政策特集は、皆さんに一緒に考えていただきたいテーマを取り上げ、年に数回編集します。