UTSUNOMIYA2021 うつのみや あなたと市議会 No.185 令和3年7月30日 定例会は年に4回 3月 6月 9月 12月 発行/宇都宮市議会 〒320-8540 栃木県宇都宮市旭1丁目1番5号 編集/宇都宮市議会 広報広聴委員会 電話:028-632-2611 WEBでも情報発信中! HP/宇都宮市議会 検索 コロナに負けるな! 黄ぶなに願いを込めて あなたと市議会 主な目次 定例会の概要…❷ ここがききたい! 一般質問…❹ 議会からのお知らせ…❾ 常任委員会の主な審査…❿ 議会のニュース…⓬ ▲議場の扉に使われている「黄鮒と豆太鼓」 定例会の概要 本会議の採決結果 会派の態度が分かれた案件 市長提出議案 指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準等の一部 改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定 可決 自民党◯ 市民連合◯ 公明党◯ 清風◯ 共産党● 未来● 緑◯ 条例の一部改正(宇都宮市印鑑条例及び宇都宮市手数料条例) 製造請負契約の締結(LRT車両製造) 議決議案の変更(東小子どもの家ほか5施設(陽北・豊郷ブロック)及び陽南小 子どもの家ほか5施設(陽南・横川ブロック)の指定管理者の指定に係る指定 期間の変更) 可決 自民党◯ 市民連合◯ 公明党◯ 清風◯ 共産党● 未来● 緑● 議員案 不法投棄から地域の環境を守ることを求める意見書 可決 自民党◯ 市民連合◯ 公明党◯ 清風◯ 共産党● 未来◯ 緑◯ 就学前の子どもに対する教育と保育の一元化に関する意見書 可決 自民党◯ 市民連合◯ 公明党◯ 清風◯ 共産党● 未来● 緑◯ 陳情 国立病院の機能強化と地域医療の充実をはかる意見書の提出を求める陳情 国に対し「刑事訴訟法の再審規定(再審法)の改正を求める意見書」の提出を 求める陳情 宇都宮美術館に、シルバー料金制の導入の検討を求める陳情 不採択 自民党● 市民連合◯ 公明党● 清風● 共産党◯ 未来◯ 緑◯ 「新型コロナウイルス特に変異型ウイルス感染拡大」による危機を回避し、市民 生活の安心、安全を守るため、大型公共事業の中止、見直しを行うことを求める 陳情(陳情事項1~4) 「新型コロナウイルス特に変異型ウイルス感染拡大」による危機を回避し、市民 生活の安心、安全を守るため、大型公共事業の中止、見直しを行うことを求める 陳情(陳情事項5) 新型コロナウイルス感染拡大の最中、地域住民の意向を無視した大型公共事業の 中止、見直しを行うことを求める陳情(陳情事項1、2) 新型コロナウイルス感染拡大の最中、地域住民の意向を無視した大型公共事業の 中止、見直しを行うことを求める陳情(陳情事項3) 観光誘客のために、観光バスとして二階建てバスの導入の検討を求める陳情 住宅造成埋立土の安全確保の陳情 住宅開発の安全確認についての陳情 「LRT建設計画の中止」を早急に求めることおよび改めて「LRT開業予定の 延期及び事業費激増の責任と今後の方針を早急に市民に説明すること」を 強く求める陳情 不採択 自民党● 市民連合● 公明党● 清風● 共産党◯ 未来◯ 緑◯ 全会一致で決定した案件 市長提出議案 専決処分した事件の承認(宇都宮市税条例及び宇都宮市都市計画条例の 一部改正) 承認 宇都宮市監査委員の選任(塚田典功氏、山﨑昌子氏) 3年度一般会計補正予算(第1号、第2号、第3号) 3年度特別会計補正予算(国民健康保険(第1号)、都市開発資金事業(第1号)、 鶴田第2土地区画整理事業(第1号)、宇大東南部第2土地区画整理事業 (第1号)、岡本駅西土地区画整理事業(第1号)) 条例の一部改正(宇都宮市一般職の職員の給与に関する条例及び宇都宮市 企業職員の給与の種類及び基準に関する条例、宇都宮市税条例等、宇都宮 市国民健康保険条例、宇都宮市民プラザ条例、宇都宮市営駐車場条例、宇 都宮市公園条例、宇都宮市体育施設条例) 工事請負契約の締結(クリーンパーク茂原ごみ焼却施設発電用廃熱ボイラー 整備工事、準用河川大久保谷地川バイパス築造工事(下流部推進工)) 市道路線の認定 可決 議員案 人権擁護委員候補者の推薦の諮問に対する答申 ヤングケアラーの支援に関する意見書 可決 採決結果の表記 ・本会議での態度を賛成・採択は「○」、反対・不採択は「●」と表記 会派の構成  会派とは、主義・主張を同じくする議員によって作られる団体で、本市議会には7会派あります。本紙内では、会派名を( )内の略称で表記しています。 ・自由民主党議員会(自民党)19人 ・市民連合(市民連合)8人   ・公明党議員会(公明党)6人  ・清風クラブ(清風)5人 ・日本共産党宇都宮市議員団(共産党)3人 ・未来への架け橋(未来)1人 ・緑の地球(緑)1人 ◀議員ごとの賛否はこちら 令和3年 6月定例会を開催 定例会の日程と概要 6月11日 本会議[開会] 一般表彰伝達、後期高齢者医療 広域連合議会議員の選挙 議案の提案理由説明 ・市長が補正予算案などの議案を説明 議案の採決 ・3年度一般会計補正予算(第1号)、議決議案の変更などを可決 提案 注目の議案 3年度一般会計補正予算(第1号、第2号、第3号) ・ワクチン接種の予約支援体制の強化やビジネスPCR等検査支援事業の拡充 ・生活困窮世帯に対する自立支援金の支給 など 6月11日 常任委員会 (総務、厚生、環境経済、文教国体) 議案の審査  ・3年度補正予算案などの議案について執行部から詳しい説明を受け、審査 ・委員会としての可否を決定    審査 6月17・18・21・22日 本会議[一般質問] 議員が質問 ・13名の議員が議案についての質疑とあわせて、市政全般について質問し、市長などが回答 ⇒詳細は、 4〜8ページ 質疑 分野に分けて、5つの常任委員会を常時設置しています。 6月24日 常任委員会(総務、厚生、環境経済、建設、文教国体) 議案・陳情の審査 ・各常任委員会で所管ごとに執行部から詳しい説明を受け、審査 ・委員会としての可否を決定 ⇒詳細は、 10〜11ページ 審査 6月28日 議員協議会 出資法人の決算・予算などの説明 ・市が出資している公益財団法人などの団体の決算・予算などについて、説明を受け、議員が質問 7月1日 本会議[閉会] 議案・議員案・陳情の採決 ・常任委員会の委員長が審査結果を報告 ・議案と陳情について、反対の討論 ・議案と陳情の可否を決定 ・人権擁護委員候補者の推薦の諮問に対する答申(議員案)を可決 ・3件の意見書(議員案)を可決  ⇒詳細は、12ページ 採決 ここがききたい! 一般質問 各議員記事の二次元バーコードから一般質問動画をご覧になれます 舟本 肇(自民党) 質問項目 ①市長の政治姿勢(LRT事業、新型コロナワクチン接種、子どもの家事業)②バス交通政策③道路政策④ダントーホ ールディングス宇都宮工場跡地⑤教育行政 質問   期待される効果を早期公表し、市民の不安を払拭して欲しい  5月31日のLRT車両のお披露目式に、地元をはじめ、報道関係者や多くの方が参加し、車両を見て乗車することで、LRTの開通への大きな期待と機運の高まりがさらに増幅された。  6月4日の議員説明会では、LRTの整備に期待される、まちづくりの効果及び沿線の動向について説明があったが、今後、様々な効果が顕著に現れ続けていくと考えており、このような効果を継続的に検証し、市民に分かりやすく、早期に具体的に公表していくことで、市民の不安を払拭して欲しいと考えているが、市の考えを聞く。 答弁 市民に効果を分かりやすく示すための検討などを進めていく  LRTの整備により、多岐にわたる様々なまちづくりなどの効果が見込まれるため、それらを市民に分かりやすく示し、より一層の理解を得ることが必要と認識している。  そのため、現在、効果項目の検討や、既に見受けられる動向の変化に関する調査などに取り組んでおり、今後は専門的な検討組織を設置し、さらなる効果項目の抽出や、市民に効果を分かりやすく示すための検討など、継続的に取り組んでいく。  さらに、それらの結果の公表は、広報紙やオープンスクエアなどで示し、事業に対する理解促進や、マイレール意識の醸成に取り組んでいく。 中塚 英範(市民連合) 質問項目 ①LRT整備事業問題とガバナンスの在り方②新型コロナウイルス感染症対策③生活困窮者支援④性暴力被害から子どもを守る取り組み ほか 質問 女性の貧困問題へ支援の強化は  コロナ禍により、自殺の急増など、深刻な状況にある女性が増加している。  ①女性の自殺防止や、経済的・精神的支援は急務と考えるが、どのように取り組んでいくのか。  ②経済的な理由で生理用品の購入が困難な状況にある女性が一定の割合存在する「生理の貧困」の問題が顕在化している。  生理用品が必要な児童生徒に必ず届くように、小中学校のトイレに配置するとともに、「体のことや家庭の相談に乗る」というメッセージを生理用品と一緒に置くことで、相談・支援につなげられるようにすべきと考えるが、考えを聞く。 答弁 相談・支援につなげる体制づくりを進める  ①不安を抱えた女性の孤立・潜在化を防ぐため、「宇都宮市つながりサポート女性支援事業」を女性支援を行うNPOなどと連携して実施し、生理用品の提供をきっかけに相談・支援につなげるとともに、NPOなどの知見とネットワークを生かした相談体制の充実を図っていく。  ②支援を必要とする児童生徒が安心して相談できる体制づくりのため、まずは保健室に生理用品を常備し、メッセージを添えた生理用品の小中学校のトイレへの配置についても、設置方法や管理の仕方などを検討し、適切な支援につなげる。 菅野 大造(公明党) 質問項目 ①マイナンバーカードの普及促進と利活用②新型コロナ経済対策による事業者支援の充実③災害時要援護者支援制度④CO2など温室効果ガス排出量の削減⑤教育行政 ほか 質問 LRT事業の市民理解を促進する取り組みは  LRT事業について、5月末に1編成目の車両が納入されたところであり、市民理解促進のため、整備状況を説明するオープンハウスが各地区市民センターで開催されるとともに、車両内覧会の参加者募集が開始されるなど、参加・体験の取り組みが実施されている。   現在、取り組んでいるオープンハウスや車両内覧会では、来場者からどのような声が寄せられ、今後どのような参加・体験型の取り組みを実施していくのか聞く。 ▲LRT車両「ライトライン」 答弁 走行体験会の検討や鬼怒川橋梁の渡り初めイベントを企画  オープンハウスには、500名を超える方が来場し、開業時期・事業費の見直しに関する声のほか、LRTを含め公共交通が便利になっていくことに対する期待の声を多くいただいており、車両内覧会では、「早く走っている姿が見たい」などの声をいただいている。  また、今後については、車両基地の整備状況に応じて走行可能な区間を一部活用し、実際に車両が走行する体験会を検討するほか鬼怒川橋梁における渡り初めイベントを企画するなど、より多くの方が事業に参加・体験できる取り組みを通じてさらなる市民理解の促進に取り組んでいく。 ここがききたい! 一般質問 一般質問の内容に関するお問い合わせ先 議会事務局政策調査課  028-632-2611 今井 政範(自民党) 質問項目 ①市長の政治姿勢(新型コロナウイルス感染症のワクチン接種、交通系ICカード「totra」の利活用、養育費確保支援事業)②災害対応 ③自転車の交通行政 ほか 質問 ペットの同行避難への対応は    避難所へのペットの同行避難の在り方は、今考えておくべき大きな問題である。  ①これまでのペットの同行避難に対する各避難所への指導・助言はどのようにしてきたのか。  また、大規模災害になるほどペットの同行避難は大きな課題となってくるが、市としてどのように準備していくのか、考えを聞く。  ②ペットの同行避難の情報を常に把握し、住民に周知しておけば、混乱も少なくなると考えるがどうか。 答弁 ペット同行避難に適切に対応し、情報発信の強化を図る  ①市では、全ての避難所でペット同行避難を可能としている。また、「避難所開設・運営ガイドライン」に、全ての避難所にペットの飼育場所を設けることを明示したところであり、今後は、ガイドラインに基づく避難所運営職員への研修を毎年実施し、適切な対応を徹底していくとともに、引き続きペットの避難に関する情報の周知・啓発を図っていく。  ②ペットの同行を含め、避難時の判断材料となるよう、各避難所の開設・混雑状況をインターネット上で周知するシステムの運用を6月から開始予定であり、災害時の情報発信の強化に努めていく。 長谷川 武士(自民党) 質問項目 ①インフォデミック対策※②競争力と販売力ある農林業③教育の振興④少年法改正⑤まちづくり活動応援事業⑥相続登記の推進⑦憲法改正の国民投票 質問 国民投票の理解促進への考えは  世界的に見れば、憲法は時代の変化に合わせて追加や修正がされるものである。  憲法改正の主役は国民であり、憲法改正の議論は市民に身近であるべきと考える。  市民一人ひとりが憲法の理解を深め、責任をもって自らの権利を行使するために、国民投票の重要性を認識いただくとともに、投票率を向上させるための考えを聞く。 答弁 国や県と連携し周知啓発に取り組む  国民投票に対する理解を深めることは非常に重要であり、国や県との役割分担のもと、市ではホームページを活用し、制度の周知を行っている。  また、国民投票が実施される際の投票率向上に向けた取り組みとして、憲法改正案の内容や新旧対照表などの事項を分かりやすく記載した国民投票公報の配布を行うほか、必要な各種事項の周知についても、ホームページや広報紙などを活用して効果的な周知に努めていく。  今後も国や県と連携しながら、市民が国民投票の重要性を認識し、投票率向上につながる周知啓発に取り組んでいく。 宇梶 哲(市民連合) 質問項目 ①新型コロナウイルス感染症対策②交通未来都市の実現に向けた取り組み③カスタマーハラスメント対策④陽南プールの整備計画⑤ヤングケアラ ー⑥投票率の向上 ほか 質問 ヤングケアラーが相談しやすい環境づくりを  ケアが必要な家族がいるため家事や家族の世話をしている、18歳未満のヤングケアラーについて聞く。  ①ヤングケアラーの存在を見逃さずに支援できるよう、行政や地域包括支援センターなど、あらゆる関係機関の周りの人たちが早期に発見する力量を身に付けるべきと考えるが、市の考えを聞く。  ②子どもにとって役所などへの相談は心理的なハードルが高いため、子ども食堂やピアサポートなど、子どもが自分で歩いて行ける所に相談できる大人がいること、気軽に相談できる場所や環境を整備することが必要と考えるが、市の考えを聞く。 答弁 相談窓口の周知を図り、相談しやすい環境づくりに取り組む  ①教職員には、校長会議などの機会を通じ、ヤングケアラーに対する理解を深めるとともに、感度を高め、早期発見できるよう周知を行っている。 今後は、福祉や介護、医療、子育て、地域などのあらゆる関係機関が連携し、理解促進が図れるよう、研修会の実施など、その方策を検討していく。  ②子どもの日々の変化に気づきやすい学級担任が身近な相談相手になるため、引き続き、教職員に対し、ヤングケアラーの理解促進を図っていくほか、青少年自立支援センターなどの相談窓口の周知を図り、子どもが相談しやすい環境づくりに取り組んでいく。 ※ インフォデミック…噂やデマを含む大量の情報がインターネットに氾濫し、現実社会に影響を及ぼす現象 ここがききたい! 一般質問 成島 隆裕(公明党) 質問項目 ①がん対策の強化②生きることの阻害要因対策と支援③少子化対策④自然環境の活用と大谷地域の周遊環境整備⑤ス ーパースマートシティの推進 ほか 質問 コロナ禍における困難を抱えた女性への支援について  コロナ禍における経済的困難やDVなど、女性への影響が深刻化する中、3月に国会で初めて「生理の貧困」の問題が取り上げられたことをきっかけに、各地で支援が広がり、国においても「地域女性活躍推進交付金」が拡充され、生理用品も交付金の対象となった。  このような中、市の「つながりサポート女性支援事業」は、生理用品を配布するだけでなく、コロナ禍における女性の不安や困難の解消に向け、寄り添う支援をしていくという深い思いの込められた施策であり、期待をしているが、どのような狙いをもって事業に取り組むのか。 答弁 新たなネットワークを広げ、相談支援の充実を目指す  生理用品配付のお知らせとともに相談窓口の案内チラシなどを公共施設に配置し、女性相談所のさらなる周知を図っていく。  小中学校では、保健室への生理用品の配置を拡充し、養護教諭による配付を通じて、不安や困難を抱える児童生徒に寄り添った支援につなげるとともに、トイレへの常備に向けて検討し、提供の場を広げていく。  NPOなどとの連携やそのネットワークを活用した相談支援体制の構築、地域で相談できる人材の養成を図るとともに、実態調査の結果などを踏まえ、現状や課題を把握・分析し、対応策の検討につなげていく。 岡本 源二郎(自民党) 質問項目 ①本市職員の業務負担軽減及びワクチン接種②事業者選定における地元企業の活用③コロナ禍における雇用への影響④食品ロス削減⑤温室効果ガスの抑制⑥LRT事業 ほか 質問 子ども食堂にさらなる支援を  コロナ禍において失職や減収した家庭に加え、孤独・孤立化した家庭の増加が懸念され、子ども食堂の役割はますます重要となっている。  市では、子ども食堂の新規開設に係る経費などへの財政支援を行っているが、十分ではない。  子どもの貧困対策は行政だけでなく、子どもに関わる様々な機関や団体が密に連携して取り組む必要があり、さらなる財政的な支援に加え、子ども食堂の運営を担う人材の育成・確保や食材の提供などの支援をコーディネートする仕組みの創設など、支援を拡充すべきと考えるが、市の考えを聞く。 答弁 実態や課題を把握し、支援の在り方を検討していく  子ども食堂では、子どもの貧困対策に取り組む事業者もあるが、一部の運営者からは「運営費などの確保が困難である」との声が上がっている。  一方、民間企業などからは寄付や物資提供の申し出が多数寄せられるなど、困窮する子どもたちへの支援に対する機運が高まっていることから、子ども食堂の実態や運営上の課題を把握するための調査を実施し、その結果を踏まえ、財政支援の必要性や、子ども食堂と支援者をつなぐための仕組みづくりなど、支援の在り方について検討していく。 高橋 英樹(市民連合) 質問項目 ①市長の政治姿勢(LRT整備事業、中央卸売市場、ゆいの杜地区の交通安全対策) ②環境行政③森林火災対策と文化財保護④子どもの家の指定管理⑤図書館運営 質問 子どもの家の指定管理しっかり総括し再発防止策を  今回の、一部の子どもの家指定管理者の指定取り消しは、一連の経過に不透明な点も多く、見通しが甘かったと言わざるを得ない。  また、指定管理開始前に取り消したこと、さらには、その取り消しを取り下げるという前代未聞の対応となったことは、指定管理者制度そのものの信頼性に影響を与える重大な問題であると受け止める。  今後の指定管理者の選定に当たっては、様々な視点で原因と問題点を抽出し、それらに対する再発防止策を議会や現場に説明し、理解を得なければ、次に進めないと考える。市の考えを聞く。 答弁 引き継ぎ期間・業務にしっかりとした再発防止策を講じる  今後の指定管理者の選定では、引き継ぎ期間の設定や引き継ぎ業務について、しっかりとした再発防止策を講じる必要があるため、6カ月間の引き継ぎ期間を設け、定期的に職員の採用状況などの進捗を確認するほか、プレゼンテーションに事務引き継ぎ担当職員の出席を必須とするなど、必要な見直しを行い、議会に説明した。  引き続き、議会や運営委員会に丁寧に説明しながら、適正な選定作業と円滑な移行に努めるとともに、子どもの家に関わるさまざまな方々の意見を真摯に受け止め、より良い子どもの家の実現に向けて取り組んでいく。 ここがききたい! 一般質問 一般質問の内容に関するお問い合わせ先 議会事務局政策調査課  028-632-2611 久保井 永三(清 風) 質問項目 ①新型コロナウイルス感染症対策②入札制度③消防団④コロナ禍における教育現場⑤本市の伝統文化の継承⑥LRT事業⑦自転車のまち 質問 方言を学校の授業に取り入れてはどうか  子どもの頃に当たり前のように話していた方言は、いつの間にか標準語になり、あまり聞かなくなった。  日本には古くから各地域に独特の方言があるが、ほとんどの地域で方言は使われなくなったように感じる。そのような中でも、大阪弁や京都言葉、津軽弁などは現在も使われており、ある意味で郷土愛の証なのではないか。  市だけでなく、県内にも独特の方言があり、古くから語り継がれ話されてきた方言を、学校の授業に取り入れるべきと考えるが、市の考えを聞く。 答弁 授業や宇都宮学で方言の良さや特徴を学習していく 方言の価値を見直し、保存・継承に取り組むことは、児童生徒に郷土の愛着を育む上で大切と考えている。  方言の学習は、学習指導要領で小学校高学年と中学校1年の国語の授業で実施することとされている。さらに市では、2年度から実施している小学校での「宇都宮学」で、6年生の児童が栃木の方言の特徴や良さなどを学習している。  今後も、国語や「宇都宮学」の学習を通して宇都宮の言語文化に関心を持ち、尊重しようとする態度の育成に努め、郷土宇都宮に対する愛情を育んでいく。 原 千鶴(共産党) 質問項目 ①子どもの家②ジェンダー平等の取り組み③職場での通称使用④移動支援サービス⑤生活保護⑥図書館の在り方 質問 移動支援サービスの進捗状況と開始時期は  視覚障がい者の移動支援事業について、仕事にも利用できるサービスを開始するよう市に要望書を提出し、「重度訪問介護などの支給決定を受けている方を対象に通勤時の介助などを検討している」との回答をいただいた。  市の3年度予算にも、国から示された補助事業である「雇用施策との連携による重度障がい者等就労支援特別事業」を活用するという内容が新しい項目として取り上げられている。  移動支援サービスの現在の進捗状況や、開始の見込み時期について聞く。 答弁 サービス提供体制を整備し、8月1日を目途に実施  市では、働いている障がい者などから、就労に係る支援策の拡充について要望をいただいているが、2年10月から、市町村が実施できる地域生活支援事業に、自営業者の通勤の支援や職場での身体的介護などの支援を行う「重度障がい者等就労支援特別事業」が加わったことから、就労機会拡大のため、3年度から実施することとした。  サービスの受け皿となる事業所において、人員の確保などに課題があるため、一定数の事業者を確保するとともに、円滑なサービス提供体制を整備した上で、3年8月1日を目途に事業を実施していく。 天谷 美恵子(共産党) 質問項目 ①新型コロナウイルス感染症対策②高齢者の経済的負担軽減③市営住宅入居時の連帯保証人④夜間中学⑤LRT 質問 公立夜間中学設置へ市の考えは  4月現在、12都府県に36校の公立夜間中学があり、国の元年度の調査によると約1千800人が学んでいる。  年齢、国籍など多様な人々が学び直しを求めており、国が各都道府県に少なくとも1校の公立夜間中学の設置を促す中、市と小山市で自主夜間中学の開校が予定されている。  ①8月開校の自主夜間中学に対する市としての支援について聞く。  ②県の連絡会議における公立夜間中学の検討の進捗状況は。  また、市はリーダーシップをどのように発揮しようとしているのか決意を聞く。 答弁 県や市町と連携し在り方を検討する ①自主夜間中学は、多様化する学びのニーズに対して、学習や交流の機会を提供する有意義な場であると認識している。  このため、今回開校を予定している団体に対しては、生涯学習団体への支援として、市有施設使用料の減免や、周知に係る支援を行っていく。  ②県の連絡会議においては、夜間中学への理解促進のため、新設された夜間中学の視察やオンライン会議を開催し、情報交換を行った。  引き続き、県を中心とした連絡会議において、県や市町と連携しながら、公立夜間中学の設置の在り方について検討していく。 ここがききたい! 一般質問 矢古宇 芳一(自民党) 質問項目 ①LRT事業の推進②市民サ ービスの向上③原付バイクのご当地ナンバープレート④北西部地域の活性化⑤総合的な治水・雨水対策⑥教育行政 ほか 質問 北西部地域体育施設基本計画の内容と今後の取り組みは  平成29年2月に策定された「第2次宇都宮市スポーツ施設整備計画」において、北西部地域に体育館や付帯の屋外運動場の新設が位置付けられ、施設を利用できる日を多くの市民が待ち望んでいる。  地元では、施設の早期建設を望んでいるが、3年度の策定を予定している「北西部地域体育施設基本計画」には、どのような内容を盛り込み、取り組んでいくのか。 答弁 施設の機能や整備スケジュールなどを盛り込んだ基本計画を策定する  平成30年3月に策定した「北西部地域体育施設整備基本方針」では、既存の体育館の位置付けなども踏まえた新しい体育館の整備に加え、恵まれた自然環境や地域資源との連携による相乗効果の創出などを盛り込むとともに、様々な視点に基づき、北西部地域全体から、適切な候補地を検討することを定めた。  3年度は、これまでの検討内容を踏まえ、地元や有識者の意見を聞いた上で、施設の機能や規模を決定し、それらに加えて、建設候補地や整備スケジュールを盛り込んだ「北西部地域体育施設整備基本計画」を策定していく。 政務活動費収支報告書などを公開  政務活動費とは、議員の調査研究活動に必要な経費の一部を助成するものです。  市議会では、元年度分から、会派ごとの収支報告書や領収書などをホームページ で公開しています。  また、市役所1階の行政情報センターで写しを閲覧いただけます。  詳しい閲覧の方法については、ホームページなどで確認ください。 詳しくはこちらから☞ 宇都宮市議会 政務活動費 検索 政治家の寄附禁止  公職選挙法の規定により、政治家が選挙区内の市民にお金や物などの寄附をすることは 禁止されています(親族に対するものなどは除かれます)。   主な事例は次のとおりです。  ◎お中元やお歳暮、葬式の花輪や供花、初盆のお供物などを贈ること  ◎地域運動会などの各種行事に金品を贈ること など  また、有権者が寄附を求めることも禁止されています。市民の皆様のご理解をお願いします。 宇都宮ジュニア未来議会の中止について  市と市議会では、市の未来を担う青少年が、市政や議会のしくみを学び、自分たちの考えを自由な発想や視点で捉え、提案することによって、市民としての自覚やまちづくりへの関心を高めることを目的に、例年「宇都宮ジュニア未来議会」を開催していましたが、今般の新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により中止といたします。 今回の表紙写真 〜宇都宮の黄ぶな〜  宇都宮の黄ぶなは、古くから疫病退散の縁起物として市民に親しまれています。今回の表紙に登場しているマスコットキャラクターは、プロバスケットボールチーム・宇都宮ブレックスの「ブレッキー」です。  新型コロナウイルスの感染が拡大する中、黄ぶなが無病息災のシンボルとして注目され、市内の様々な場所で見かけることができます。 ▲オリオン通りに飾られた黄ぶなのネオン 議会からのお知らせ 井上咲楽の「なるほど! うつのみや市議会」 8月放送のテーマは… 「もっとバスが便利に!~バスの上限運賃制度~」 「女性の心に寄り添います~つながりサポート女性支援事業~」 …を紹介するよ♪ お楽しみに! ▲1人6役で議会の取り組みを紹介 本放送 8月24日(火) 午後9時50分~ とちぎテレビで放送! 再放送 8月27日(金)午後7時25分~、28日(土)午前9時35分~ 29日(日)午前8時30分~、30日(月)午後7時00分~ ▲5月に放送した番組の様子 過去の放送はこちら♪▶ 議会の情報をたくさん発信しています♪ 広報紙をチェック ◆広報紙「あなたと市議会」  定例会ごとに発行しており、目が不自由な方へは点字版や音声版の広報紙(デイジーCD)を発行しています。 本会議はご自宅などでチェック ◆インターネット議会中継  パソコンやスマートフォンから、議会中継の生放送と録画配信を見られます。 市議会中継はこちら ◆宇都宮ケーブルテレビ  生中継と再放送が見られます。 最新情報はホームページで!  議会日程や会議結果などの最新情報を随時更新しています。 ◆市議会ホームページ ◆市議会公式フェイスブック 市議会の最新情報はこちら なるほど! 自分に合った方法で市議会の情報を得られるんだね! 新型コロナウイルス感染症の影響で傍聴に行けないな… 市議会の情報はどうやって得たらいいのかな? 9月定例会の日程(予定) 8月31日(火)本会議開会 午前10時 9月6日(月)・7日(火)・8日(水)・9日(木)一般質問 午前10時 9月13日(月)・14日(火)各常任委員会 午前10時 9日(木)決算審査特別委員会・企業会計決算審査特別委員会 本会議終了後 15日(水)・16日(木)・17日(金)・21日(火)・22日(水) 決算審査特別委員会・企業会計決算審査特別委員会  午前10時 10月1日(金)本会議閉会 午前10時 ※上記日程は変更になる可能性がありますので、ご来場の際は、事前にお問い合わせください。 倫理委員会の設置と審査結果について  2年11月15日に執行された栃木県知事選挙において、投票を呼び掛ける法定外の文書を配布したとされ、櫻井啓一議員と福田陽議員が書類送致されたことについて、宇都宮市議会議員の倫理に関する条例に基づく審査請求があり、倫理委員会(3年2月1日設置・小林紀夫委員長)において審査が行われていましたが、4月に当該議員2名が辞職したことにより審査対象外となったことから、倫理委員会における審査を終了しました。 常任委員会の主な審査 総務常任委員会 〇宇都宮市一般職の職員の給与に関する条例及び宇都宮市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正 議案の概要 災害などへの対応のため、管理職員が臨時または緊急の必要により週休日などに勤務を行う実態が増えていることを踏まえ、国に準じ、管理職員特別勤務手当を新設するもの。 質 疑 今回の特別勤務手当が発生する具体的な事例は、どのようなものか。 説 明 特別勤務手当の支給対象としては、大雨などの災害対応や、災害対策本部での勤務のほか、新型コロナウイルス感染症への対応についても、危機対応ということで含まれると考えている。 委員会の結論 全会一致で原案どおり可決。 〇国に対し「刑事訴訟法の再審規定(再審法)の改正を求める意見書」の提出を求める陳情 陳情の趣旨 再審は、無実の者が有罪とされた冤罪被害者を救済する最後の砦であり、冤罪被害者をなくすことは法曹関係者のみならず、私たち市民の社会的課題である。ついては、再審における検察手持ち証拠の全面開示など、2項目について国に意見書を提出するよう陳情する。 意 見 国において、関係各者と協力し、再審制度のよりふさわしい在り方について議論を深めていくよう、地方議会の立場からしっかりと後押しするため、この陳情は採択したい。 意 見 かけがえのない人生の時間を奪うことになる冤罪事件は、決してあってはならないと考えるが、本陳情は極めて高度かつ専門性の高い手続きの改正についての内容であり、国において議論されることが適切であると考えることから、この陳情は不採択としたい。     委員会の結論 起立採決の結果、不採択。  厚生常任委員会 〇宇都宮市印鑑条例及び宇都宮市手数料条例の一部改正 議案の概要 自動交付機による証明書などの交付サービスの終了に伴い、当該交付機による交付などの規定を削除するとともに、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い、個人番号カードの発行手数料が規定されることから、当該カードの再交付手数料の規定を削除するもの。 意 見 窓口で交付する手数料とコンビニで自動交付する手数料は同じ額にすべきであることから、この議案には反対である。 委員会の結論 起立採決の結果、原案どおり可決。 〇国立病院の機能強化と地域医療の充実をはかる意見書の提出を求める陳情 陳情の趣旨 新型コロナウイルスの感染拡大により、日本の医療体制の脆弱さが浮き彫りとなったが、国民の命が救えない状況はあってはならないことであり、国が責任を持って対策に取り組むことが必要である。ついては、国立病院を機能強化し、国の社会的使命を果たすことなどについて、関係機関に意見書を提出するよう陳情する。 意 見 医療体制は、不測の事態を見据えた上で、余裕をもってつくっておくべきであることから、この陳情は採択したい。 意 見 独立行政法人国立病院機構の機能強化については、国の支援制度や、市の補助制度が活用されていること、また、医療従事者の充足率は国の基準を満たしていることなどから、関係機関に対し、意見書を提出する必要はないため、この陳情は不採択としたい。 委員会の結論 起立採決の結果、不採択。 環境経済常任委員会 〇宇都宮市営駐車場条例の一部改正 議案の概要 大谷地域のさらなる活性化を図るための(仮称)大谷観光周遊拠点施設の整備に伴い、市営大谷駐車場を移転するとともに、供用時間を変更するもの。 委員会の結論 全会一致で原案どおり可決。 〇観光誘客のために、観光バスとして二階建てバスの導入の検討を求める陳情 陳情の趣旨 国内各地の観光地で導入されている二階建てバスは大変人気があり、導入も簡単なため、市の観光誘客にも役立つと考える。ついては、市の観光誘客の手段の一つとして、二階建て観光バスの導入を検討するよう陳情する。 意 見 二階建てバスは、発想的には非常に面白く、検討の余地があるため、この陳情は採択したい。 意 見 観光誘客のために行政と民間が協力することは必要であるが、観光事業は基本的に民間が行うものであるため、市が二階建てバスを購入し貸与するのではなく、事業者が購入すべきと考える。 意 見 グリーンスローモビリティ※実証実験や既存の取り組みを通じて、さらなる観光誘客につなぐことが適切であると考えることから、この陳情は不採択としたい。 委員会の結論 起立採決の結果、不採択。 ※ グリーンスローモビリティ…時速20㎞未満で公道を走る乗車定員4名以上の電動の乗り物 建設常任委員会 〇3年度一般会計補正予算(第2号) 議案の概要 土木費で、国庫補助金の交付決定に伴う道路新設改良費、橋りょう維持修繕費、公園緑地整備費、宇大東南部第2土地区画整理事業特別会計の補正に伴う同会計への繰出金その他を追加計上するもの。  債務負担行為で、準用河川越戸川国道123号横断部バイパス築造工事について、新たに設定するもの。 委員会の結論 全会一致で原案どおり可決。 〇新型コロナウイルス感染拡大の最中、地域住民の意向を無視した大型公共事業の中止、見直しを行うことを求める陳情(陳情事項1、2) 陳情の趣旨 市の地元説明会における説明内容に納得できない。ついては、大谷石建築物の保全・活用に矛盾する(仮称)大谷スマートIC建設計画の中止、見直しを行うことなど、2項目について陳情する。 意 見 大谷スマートICの建設場所の選定について、大谷パーキングエリアの活用と現在の計画の検証が不十分であり、この陳情は採択したい。 意 見 大谷スマートICは、大谷石建造物の保存活用に矛盾しているとも言えず、交通利便性の点で期待され、安全対策なども十分に行われる計画となっており、この陳情は不採択としたい。 委員会の結論 起立採決の結果、不採択。 文教国体常任委員会 〇宇都宮市公園条例の一部改正 議案の概要 清原中央公園の体育館の改修工事が完了することに伴い、現在休止中の当該施設の供用を再開するもの。 委員会の結論 全会一致で原案どおり可決。 ▲清原中央公園の体育館 〇宇都宮市体育施設条例の一部改正 議案の概要 陽南プールにおける設備の老朽化により、今季の供用を休止するもの。 委員会の結論 全会一致で原案どおり可決。 〇宇都宮美術館に、シルバー料金制の導入の検討を求める陳情 陳情の趣旨 高齢者が公共交通を利用するきっかけをつくるため、美術館の観覧料金にシルバー料金制を取り入れることで効果的に外出を促すことができると考える。ついては、宇都宮美術館へのシルバー料金制の導入を検討するよう陳情する。 意 見 他自治体においても、シルバーデイの設定や高齢者の料金無料化などを行っており、市としてシルバー料金の検討を行うということは否定することではないと考えるため、この陳情は採択したい。 意 見 公共施設の受益者については、利益に見合った経費を負担することが原則であるという考えから、この陳情は不採択としたい。 委員会の結論 起立採決の結果、不採択。 政策討論のテーマが決定しました  市議会では、常任委員会ごとに政策討論を実施しています。  政策討論は、議員相互の合意形成や、政策立案能力などのさらなる資質向上を図ることを目的に、決定したテーマについて、各委員が積極的に情報収集をし、委員間での自由討論を行うものです。  3年度の各常任委員会の政策討論のテーマは次のとおり。 【総務常任委員会】 ・スーパースマートシティの推進について 【厚生常任委員会】 ・親と子どもの居場所づくり事業について ・高齢者の健康づくりについて 【環境経済常任委員会】 ・温室効果ガス排出量実質ゼロ、脱炭素化について ・地域新電力会社について 【建設常任委員会】 ・災害に強いまちづくりについて ・交通スマート化について 【文教国体常任委員会】 ・学校運営について 議会のニュース 意見書 意見書を国などの関係機関に提出しました。 ◆不法投棄から地域の環境を守ることを求める意見書 趣 旨 宮山田町に不法に運ばれ盛土されている大量の建築発生土を、早急に全量撤去するよう行為者に繰り返し指導を行っているが、指導に従っているとは言い難い状況であり、近隣住民の不安は増す一方であることから、不法投棄の撲滅を着実に推進し、地域の環境を守るよう国及び県に強く要望する。 ◆ヤングケアラーの支援に関する意見書 趣 旨 地域のつながりの衰退などにより、家族の世話を担う子どもが増える可能性が高いことから、適切な福祉サービスや教育の機会を確保する支援につながるよう、ヤングケアラーの法的位置付けなどを定め、統一した運用基準の整備を早急に行うことなどについて国に強く要望する。 ◆就学前の子どもに対する教育と保育の一元化に関する意見書 趣 旨 少子化対策などの課題の解決に向け、国は制度改革を進めているが、現段階では十分な成果を得られていないことなどから、就学前の子どもに対する教育と保育の一元化を実現するよう国に強く要望する。 討論 ◆宇都宮市印鑑条例及び宇都宮市手数料条例の一部改正ほか2件 反 対 共産党 住民票の写しなどの自動交付機での交付が3年12月で終了し、今後はマイナンバーカードによるコンビニ交付か、窓口での交付となる。マイナンバーカードの普及率は依然として半数を超えておらず、住民票などの発行の際に、マイナンバーカードを持たない人が高い手数料を払わなければならないのは、不利益・不公平であり、原案に反対する。 ◆国立病院の機能強化と地域医療の充実をはかる意見書の提出を求める陳情(陳情第63号) 不採択に反対 共産党 病床のひっ迫で自宅待機とされたコロナ患者が重症化・死亡する事例が各地で続発した。  国の責任において、国立病院に感染症対策に十分対応できる専門病床を設置し、大規模災害などの発生においても、患者・国民に万全な医療が提供できるよう機能強化を図ることが必要であると考えることから、陳情の不採択に反対する。 ◆宇都宮美術館に、シルバー料金制の導入の検討を求める陳情(陳情第68号)ほか6件 不採択に反対 緑 コロナ禍において、外出機会が減る中で、宇都宮美術館にシルバー料金を導入することは、高齢者の外出意欲を喚起し、経済的にも高齢者を支援するものである。また、宇都宮美術館は、中心市街地から離れており、車のない高齢者は行きづらく、バスの上限設定の開始と併せて実施することが効果的であると考えることから、陳情の不採択に反対する。 ◆「LRT建設中止」を早急に求めることおよび改めて「LRT開業予定の延期及び事業費激増の責任と今後の方針を早急に市民に説明すること」を強く求める陳情(陳情第72号)ほか4件 不採択に反対 未来  LRT事業費の増額と開業延期の報告を受け、多くの市民は莫大な事業費投入による市民生活への影響やLRT計画の市民への利便性・効果などから、事業を中止すべきと考える方も増えている。  LRT事業は、問題が露呈しても、検証せずに強行され、市民のための有効な税金の使い道から逸れると考えることから、陳情の不採択に反対する。 議員の辞職 櫻井 啓 一 議員   (4月21日辞職) 福田  陽 議員   (4月28日辞職) 会派名の変更 6月1日に会派「緑の未来」の名称変更の届けが提出されました。 新名称  緑の地球 代 表  出井 昌子 会議を傍聴予定の皆様へ(新型コロナウイルス感染症対策)  新型コロナウイルス感染拡大防止の観点で、不特定多数の方が一堂に会するリスクを回避するため、会議の傍聴は、当面、なるべくご遠慮くださいますようお願いいたします。なお、傍聴される場合には、咳エチケットの徹底、手洗いの励行など、各自適切な対応を取られますようご協力をお願いいたします。 ◎本会議については、宇都宮市議会インターネット議会中継、宇都宮ケーブルテレビ、本庁舎1階の市民ホール(TVコーナー)などでもご覧いただけますのでご活用ください。 ※感染拡大を考慮して、傍聴などに特段のご配慮をお願いする可能性がございます。 あなたと市議会185号の内容に関するお問い合わせ  028-632-2611 議会事務局政策調査課 ◎「あなたと市議会」185号の印刷費1,582,680円(消費税含む)   ◎次回の発行は、10月下旬の予定です。