救急 よくある質問
FAQ-ID:120030006
傷病者に最も適した体位を症状別に知りたい。
医療に関しては必ずお近くの医者に聞き、その指示に従ってください。一般的な知識としては、傷病者に最も適した姿勢を選定するためには、事故の形態及び傷病者の症状、更には周囲にいた人たちからの情報等を総合的に判断し、傷病者の救命上、最も適した姿勢を選定しなければなりません。
- ショックのとき椅子等を利用して傷病者の足側を水平より約15センチメートルから30センチメートル高く上げます。
- 呼吸困難のとき傷病者が希望する最も楽な姿勢をとらせます。また、寝たり立ったりしている場合は、静かに坐位又は半坐位の姿勢をとらせます。
- 意識はないが呼吸があるとき気道確保を行って、呼吸があるときは気道確保を維持できる回復体位(側臥位)をとらせます。
- 腹を強く打っているとき傷病者を仰向けとして膝を立てて両足を軽く開きます。立てた膝の下には毛布等の当て物を入れ、安定させます。
- 背中・腰を強く打っているとき傷病者を仰向けに寝かせ、体全体が水平状態になるようにします。
(注意)ポイント
症状に合った姿勢をとること
体位を無理強いしないこと
この内容についてのお問い合わせ先
警防課救急グループ
電話:028-625-3008