建設常任委員会委員長報告(3月24日)
建設常任委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過と結果を報告いたします。
最初に、議案第21号のうち本委員会に関係する部分についてでありますが、この議案につきましては、「LRT整備の委託料について、試運転に要する費用とのことだが、どのような内容か」との質疑に対し、「来年度の委託料、約7億5千万円の内訳については、運輸開始に向けた各種検査や試運転などに係る費用が約4億4千万円。これまでに完成した施設、今後、完成予定の施設の維持管理に係る費用が約1億3千万円。その他の各種調査業務費として、約2億円を予定している。また、運輸開始に向けた各種検査や試運転などについては、試運転の前に既存のレールを研磨する作業や、試運転後、営業開始前に再度、点検する費用などを計上している」との説明がありました。
また、「市営住宅管理費について、指定管理制度が始まって1年が経過するが、指定管理者に関する住民アンケートなど評価は行われているのか」との質疑に対し、「市営住宅の指定管理については、毎年度、指定管理者の評価を行うことになっており、利用者のアンケートについても、年に1回以上行うことになっている。現在、アンケートを実施しており、これから取りまとめを行って、それらのアンケートを参考に評価をしていく」との説明がありました。
この議案につきましては、「LRT整備費関係が入っており、LRTについては、費用便益比、利便性など多々問題があり、宇都宮市にはふさわしくないことから、この議案には反対したい」との意見がありましたが、起立採決の結果、原案のとおり可決いたしました。
次に、議案第28号から第31号までの議案4件は、全会一致で原案のとおり可決いたしました。
次に、議案第33号と第34号の議案2件についてでありますが、これらの議案につきましては、「一部、LRT事業に絡む予算が入っていることから、反対したい」との意見がありましたが、起立採決の結果、原案のとおり可決いたしました。
次に、議案第49号、第50号の議案2件は、全会一致で原案のとおり可決いたしました。
次に、議案第61号についてでありますが、この議案につきましては、「LRTについては、需要予測、費用便益比の問題があり、宇都宮市にふさわしくなく、将来に禍根を残す可能性が高いと思っていることから、LRT整備事業の一環である、この議案には反対したい」との意見がありましたが、起立採決の結果、原案のとおり可決いたしました。
次に、議案第62号は、全会一致で原案のとおり可決いたしました。
これをもちまして、建設常任委員会委員長報告を終わります。
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