薬品沈殿池

　河川から取り入れられた水と凝集剤（PAC）をすばやく攪拌させます。
　攪拌された水は、フロキュレーターと呼ばれる機械で、フロックというよごれのかたまりを作りながら、ジグザグに組まれた傾斜板の間をゆっくり通ることによってフロックを沈降させ分離し、集水トラフで上澄み水だけを取り出します。
　また、フロックを沈降させたきれいな水を、処理水検水ポンプで各種計器に送り、水の安全を常時検査し、次のろ過池へ送っています。
　特に台風や大雨の後などは大量の泥水が流れ込んできます。また、春先の雪解け水などはpH値が著しく変化しますので、その変化に対応できるよう職員が監視をしています。