豊郷台(とよさとだい)2丁目(ちょうめ) 加藤真弓(かとうまゆみ)さん
宇都宮市(うつのみやし)には、スポーツや芸術(げいじゅつ)をはじめ様々(さまざま)な分野(ぶんや)で、日本一(にほんいち)になったり日本(にほん)を代表(だいひょう)する活躍(かつやく)をしている人(ひと)がたくさんいます。そんな、輝(かがや)いている「宮(みや)っこ」を紹介(しょうかい)します。
見(み)るとほっとする写真(しゃしん)を目指(めざ)して
「過去(かこ)にも入賞(にゅうしょう)は何度(なんど)かありましたが、こんなに大(おお)きな賞(しょう)をもらえるとは思(おも)っていませんでした。光栄(こうえい)です」と話(はな)すフォトグラファーの加藤真弓(かとうまゆみ)さん。日本写真文化協会主催(にほんしゃしんぶんかきょうかいしゅさい)の第(だい)59回全国写真展覧会(かいぜんこくしゃしんてんらんかい)で、最高賞(さいこうしょう)の内閣総理大臣賞(ないかくそうりだいじんしょう)を受賞(じゅしょう)しました。
写真館(しゃしんかん)を立(た)ち上(あ)げたお父(とう)さんの影響(えいきょう)で、小(ちい)さい頃(ころ)から写真(しゃしん)に触(ふ)れていた加藤(かとう)さん。高校時代(こうこうじだい)は写真部(しゃしんぶ)の部長(ぶちょう)も務(つと)め、20代前半(だいぜんはん)からはプロとして活動(かつどう)を始(はじ)めました。「人(ひと)や物(もの)、風景(ふうけい)のいい所(ところ)を見(み)つけ、それを撮影(さつえい)できることがうれしいし、何(なに)より写真(しゃしん)は楽(たの)しいです」と話(はな)します。加藤(かとう)さんは、プライベートでも積極的(せっきょくてき)に撮影(さつえい)に出掛(でか)け、日光(にっこう)をはじめ、栃木(とちぎ)の自然情景(しぜんじょうけい)を紹介(しょうかい)する個展(こてん)を全国(ぜんこく)で開催(かいさい)しています。
今回受賞(こんかいじゅしょう)した作品(さくひん)は、福島県檜枝岐村(ふくしまけんひのえまたむら)の伝統芸能(でんとうげいのう)「檜枝岐歌舞伎(ひのえまたかぶき)」を題材(だいざい)にした、2枚以上(まいいじょう)の写真(しゃしん)で表現(ひょうげん)する組(く)み写真(しゃしん)。「伝統(でんとう)を守(まも)っていこうという村(むら)の皆(みな)さんの姿勢(しせい)に感銘(かんめい)を受(う)けました。伝統(でんとう)が受(う)け継(つ)がれてきた様子(ようす)を写真(しゃしん)で表現(ひょうげん)したいと思(おも)い、シャッターを切(き)りました。いい被写体(ひしゃたい)に出会(であ)えました」と笑顔(えがお)で話(はな)します。
カメラをセットする前(まえ)に、自分(じぶん)がどう撮(と)りたいかを常(つね)に考(かんが)えるという加藤(かとう)さん。「ほっとするような写真(しゃしん)、情景(じょうけい)が感(かん)じられるような写真(しゃしん)をできる限(かぎ)り多(おお)く撮(と)っていきたいです」と、今日(きょう)もファインダーをのぞきます。
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