宇都宮中央女子高等学校(うつのみやちゅうおうじょしこうとうがっこう) 岸本梨沙(きしもとりさ)さん
宇都宮市(うつのみやし)には、スポーツや芸術(げいじゅつ)をはじめ様々(さまざま)な分野(ぶんや)で、日本一(にほんいち)になったり日本(にほん)を代表(だいひょう)する活躍(かつやく)をしている人(ひと)がたくさんいます。そんな、輝(かがや)いている「宮(みや)っこ」を紹介(しょうかい)します。
描(えが)けていた成功(せいこう)のイメージ ライバルはいつも自分自身(じぶんじしん)
8月(がつ)に千葉県(ちばけん)で開催(かいさい)された全国高校総体(ぜんこくこうこうそうたい)の競泳女子(きょうえいじょし)、そして9月(がつ)に長崎県(ながさきけん)で開催(かいさい)された国民体育大会競泳少年女子(こくみんたいいくたいかいきょうえいしょうねんじょし)Aのいずれも50メートル自由形(じゆうがた)で、見事(みごと)に優勝(ゆうしょう)した岸本梨沙(きしもとりさ)さん。
中学校時代(ちゅうがっこうじだい)には50メートルと100メートルで全国大会(ぜんこくたいかい)を連覇(れんぱ)するなど素晴(すば)らしい成績(せいせき)をあげ、順風満帆(じゅんぷうまんぱん)に見(み)える岸本(きしもと)さんですが、「中学(ちゅうがく)3年生(ねんせい)のときに出(だ)した50メートル26秒(びょう)07の自己(じこ)ベストをどうしても超(こ)えられない。それが本当(ほんとう)に悔(くや)しい」と話(はな)します。中学生時代(ちゅうがくせいじだい)から一転(いってん)、高校(こうこう)1年生(ねんせい)の時(とき)は大会(たいかい)でも予選落(よせんお)ちが続(つづ)き、新(あたら)しいトレーニング方法(ほうほう)を取(と)り入(い)れるなど、試行錯誤(しこうさくご)を続(つづ)けました。
努力(どりょく)を重(かさ)ねた岸本(きしもと)さんの浮上(ふじょう)のきっかけとなったのは高校総体直前(こうこうそうたいちょくぜん)の関東大会(かんとうたいかい)での優勝(ゆうしょう)でした。「久(ひさ)しぶりに優勝(ゆうしょう)して、自信(じしん)を持(も)てました。それ以来(いらい)リラックスして泳(およ)げるようになりました。高校総体(こうこうそうたい)のときは、自分(じぶん)が表彰台(ひょうしょうだい)の一番上(いちばんうえ)にいるという成功(せいこう)のイメージを持(も)って試合(しあい)に臨(のぞ)めたんです」と打(う)ち明(あ)けてくれました。
今後(こんご)について「来年(らいねん)は高校生活(こうこうせいかつ)の締(し)めくくりなので、何(なん)としても自己(じこ)ベストを更新(こうしん)したい。ライバルは自分自身(じぶんじしん)です」と、飛躍(ひやく)を続(つづ)ける水泳少女(すいえいしょうじょ)の今後(こんご)にますます注目(ちゅうもく)です。
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