宇都宮中央女子高等学校 岸本梨沙さん

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ページID1008416  更新日 令和6年3月8日

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宇都宮市には、スポーツや芸術をはじめ様々な分野で、日本一になったり日本を代表する活躍をしている人がたくさんいます。そんな、輝いている「宮っこ」を紹介します。

描けていた成功のイメージ ライバルはいつも自分自身

岸本梨沙(きしもとりさ)さん

 8月に千葉県で開催された全国高校総体の競泳女子、そして9月に長崎県で開催された国民体育大会競泳少年女子Aのいずれも50メートル自由形で、見事に優勝した岸本梨沙さん。
 中学校時代には50メートルと100メートルで全国大会を連覇するなど素晴らしい成績をあげ、順風満帆に見える岸本さんですが、「中学3年生のときに出した50メートル26秒07の自己ベストをどうしても超えられない。それが本当に悔しい」と話します。中学生時代から一転、高校1年生の時は大会でも予選落ちが続き、新しいトレーニング方法を取り入れるなど、試行錯誤を続けました。
 努力を重ねた岸本さんの浮上のきっかけとなったのは高校総体直前の関東大会での優勝でした。「久しぶりに優勝して、自信を持てました。それ以来リラックスして泳げるようになりました。高校総体のときは、自分が表彰台の一番上にいるという成功のイメージを持って試合に臨めたんです」と打ち明けてくれました。
 今後について「来年は高校生活の締めくくりなので、何としても自己ベストを更新したい。ライバルは自分自身です」と、飛躍を続ける水泳少女の今後にますます注目です。

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