宮の原小学校 添野 智恵美さん

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ページID1008419  更新日 令和6年3月8日

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宇都宮市には、スポーツや芸術をはじめ様々な分野で、日本一になったり日本を代表する活躍をしている人がたくさんいます。そんな、輝いている「宮っこ」を紹介します。

優しく 素直で きれいな音色人生初のコンクールで最高賞

添野 智恵美(そえの ちえみ)さん

 昨年11月に、千葉市で開催された日本学校合奏コンクールソロ&アンサンブルコンテスト全国大会で、添野智恵美さんが、見事に最高賞の文部科学大臣賞を受賞しました。コンクールに参加するのは初めてだった添野さんは、受賞の発表を聞いたとき大変驚いたそうです。指導する音楽講師の高橋美智さんは「ホールの大きさに負けず、純粋に、精一杯に演奏する姿が本当に印象的でした」と振り返ります。
 添野さんは3歳のときに病気で左目の視力を失いましたが、5歳のときに通っている保育園を訪れ演奏してくれた高橋さんの音色に惹かれ「音がとてもきれい。やってみたい」と、自分からマリンバを始めました。
 心の中で歌いながら弾くことを心掛けているという添野さん。その演奏について高橋さんは「マリンバは、音色に性格が出ます。彼女の音色は、優しく、素直できれいなんです」と話します。
 次の目標は「コンクールの時よりも良い演奏をすること」と言います。添野さんのお母さんも「賞を取ることだけでなく、これからも音楽を楽しんでほしいです。マリンバが、心が落ち着く癒しの時間になって、そして一生の友達になってくれたら」と話します。今回の受賞で一回り成長した添野さん。今日もマリンバの素敵な音色を奏でます。

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