プロフリークライマー 安間佐千さん

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ページID1029127  更新日 令和6年3月8日

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宇都宮市には、スポーツや芸術をはじめ様々な分野で、日本一になったり日本を代表する活躍をしている人がたくさんいます。そんな、輝いている「宮っこ」を紹介します。

ワールドカップリード種目で日本人初の連覇

安間佐千(あんまさち)さん

 「初優勝のときは、驚きとうれしさで、これから自分の人生がどう変わるのかと楽しみでした。連覇をして、自分に自信が持てるようになりました」と話すプロフリークライマーの安間佐千さん。2012ワールドカップリード種目総合優勝を果たし、2013年には日本人初の連覇を成し遂げました。「今までは自分が強くなるために、自分のやりたいことを突き通していましたが、クライミングは自分一人よりも、周りの助けが成功への近道です。自分とつながっている人たちが、自分がやるべきことに対してヒントを与えてくれます。今回の連覇で視野が広がりました」と振り返ります。

 小学6年生のときに、お父さんの勧めでクライミングを始め、いつの間にかクライミング中心の生活になっていたそうです。「自分の全てが登り方に出ることがクライミングの魅力です。人間関係で悩んでいるときは、うまく登れなかったりと、自己表現の場でもあります」と笑顔で話します。

 1月に宇都宮愉快市民に就任した安間さん。「クライミングというスポーツは、人がいればいるほどつながっていけます。宇都宮はクライミングジムも多いですし、クライミングを通して、宇都宮を盛り上げていきたいです」と、地元への思いを話します。

 「今後は、世界でも登りきった人が少ない自然の岩場への挑戦など、自分にできることを探していきたいです」と、新たな目標を見据え、世界の壁を登っていきます。

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