プロフリークライマー 安間佐千(あんまさち)さん
宇都宮市(うつのみやし)には、スポーツや芸術(げいじゅつ)をはじめ様々(さまざま)な分野(ぶんや)で、日本一(にほんいち)になったり日本(にほん)を代表(だいひょう)する活躍(かつやく)をしている人(ひと)がたくさんいます。そんな、輝(かがや)いている「宮(みや)っこ」を紹介(しょうかい)します。
ワールドカップリード種目(しゅもく)で日本人初(にほんじんはつ)の連覇(れんぱ)
「初優勝(はつゆうしょう)のときは、驚(おどろ)きとうれしさで、これから自分(じぶん)の人生(じんせい)がどう変(か)わるのかと楽(たの)しみでした。連覇(れんぱ)をして、自分(じぶん)に自信(じしん)が持(も)てるようになりました」と話(はな)すプロフリークライマーの安間佐千(あんまさち)さん。2012ワールドカップリード種目総合優勝(しゅもくそうごうゆうしょう)を果(は)たし、2013年(ねん)には日本人初(にほんじんはつ)の連覇(れんぱ)を成(な)し遂(と)げました。「今(いま)までは自分(じぶん)が強(つよ)くなるために、自分(じぶん)のやりたいことを突(つ)き通(とお)していましたが、クライミングは自分一人(じぶんひとり)よりも、周(まわ)りの助(たす)けが成功(せいこう)への近道(ちかみち)です。自分(じぶん)とつながっている人(ひと)たちが、自分(じぶん)がやるべきことに対(たい)してヒントを与(あた)えてくれます。今回(こんかい)の連覇(れんぱ)で視野(しや)が広(ひろ)がりました」と振(ふ)り返(かえ)ります。
小学(しょうがく)6年生(ねんせい)のときに、お父(とう)さんの勧(すす)めでクライミングを始(はじ)め、いつの間(ま)にかクライミング中心(ちゅうしん)の生活(せいかつ)になっていたそうです。「自分(じぶん)の全(すべ)てが登(のぼ)り方(かた)に出(で)ることがクライミングの魅力(みりょく)です。人間関係(にんげんかんけい)で悩(なや)んでいるときは、うまく登(のぼ)れなかったりと、自己表現(じこひょうげん)の場(ば)でもあります」と笑顔(えがお)で話(はな)します。
1月(がつ)に宇都宮愉快市民(うつのみやゆかいしみん)に就任(しゅうにん)した安間(あんま)さん。「クライミングというスポーツは、人(ひと)がいればいるほどつながっていけます。宇都宮(うつのみや)はクライミングジムも多(おお)いですし、クライミングを通(とお)して、宇都宮(うつのみや)を盛(も)り上(あ)げていきたいです」と、地元(じもと)への思(おも)いを話(はな)します。
「今後(こんご)は、世界(せかい)でも登(のぼ)りきった人(ひと)が少(すく)ない自然(しぜん)の岩場(いわば)への挑戦(ちょうせん)など、自分(じぶん)にできることを探(さが)していきたいです」と、新(あら)たな目標(もくひょう)を見据(みす)え、世界(せかい)の壁(かべ)を登(のぼ)っていきます。
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