一条中学校(いちじょうちゅうがっこう) 坂本真愛(さかもとまな)さん
宇都宮市(うつのみやし)には、スポーツや芸術(げいじゅつ)をはじめ様々(さまざま)な分野(ぶんや)で、日本一(にほんいち)になったり日本(にほん)を代表(だいひょう)する活躍(かつやく)をしている人(ひと)がたくさんいます。そんな、輝(かがや)いている「宮(みや)っこ」を紹介(しょうかい)します。
工夫(くふう)を重(かさ)ねた統計(とうけい)グラフ 念願(ねんがん)の全国一(ぜんこくいち)
「先生(せんせい)やみんなの協力(きょうりょく)があって受賞(じゅしょう)できたので、とてもうれしいです」と話(はな)す坂本真愛(さかもとまな)さん。第(だい)61回(かい)統計(とうけい)グラフ全国(ぜんこく)コンクール第(だい)4部(ぶ)(中学生(ちゅうがくせい)の部(ぶ))で、8291点(てん)の応募(おうぼ)の中(なか)から、見事(みごと)、1位(い)の特選(とくせん)に輝(かがや)きました。また、入賞作品(にゅうしょうさくひん)の中(なか)から問題解決(もんだいかいけつ)に関(かん)する優秀(ゆうしゅう)な作品(さくひん)に贈(おく)られる「日本品質管理学会賞(にほんかんりひんしつがっかいしょう)」にも選(えら)ばれました。
小(ちい)さい頃(ころ)から図(ず)やグラフに興味(きょうみ)があり、小学校(しょうがっこう)3年生(ねんせい)のときに体験学習(たいけんがくしゅう)に参加(さんか)したことが統計(とうけい)グラフ作成(さくせい)を始(はじ)めるきっかけでした。
今回受賞(こんかいじゅしょう)した作品名(さくひんめい)は、「中学(ちゅうがく)1年生(ねんせい)で急増(きゅうぞう)する諸問題(しょもんだい)との関連(かんれん)は?考(かんが)えよう!中(ちゅう)1ギャップ」。中学校(ちゅうがっこう)への進学時(しんがくじ)に、不登校(ふとうこう)が増(ふ)えたり、学習内容定着率(がくしゅうないようていちゃくりつ)が低下(ていか)したりする現象(げんしょう)など、いわゆる「中(ちゅう)1ギャップ」をテーマにしました。「どんなことにギャップを感(かん)じるか」「相談(そうだん)できる人(ひと)はいるか」など、同校(どうこう)の1年生(ねんせい)からアンケートを取(と)り、文部科学省(もんぶかがくしょう)のデータも参考(さんこう)にして、約(やく)1カ月間(げつかん)掛(か)けて作成(さくせい)。「一番(いちばん)伝(つた)えたいところを大(おお)きくし、グラフの種類(しゅるい)や色使(いろづか)い、位置関係(いちかんけい)を工夫(くふう)しました。アンケートも答(こた)えやすいような言葉(ことば)を選(えら)びました」と話(はな)します。また、「今回(こんかい)は一緒(いっしょ)に始(はじ)めた弟(おとうと)も、小学(しょうがく)5・6年生(ねんせい)の部(ぶ)で佳作(かさく)に入選(にゅうせん)しました。一緒(いっしょ)に作成(さくせい)することは楽(たの)しいです」と笑顔(えがお)の坂本(さかもと)さん。
「統計(とうけい)グラフの知識(ちしき)は、将来(しょうらい)役(やく)に立(た)つと思(おも)います。今後(こんご)は、栃木県統計(とちぎけんとうけい)グラフコンクールで県知事賞(けんちじしょう)を取(と)りたいです」と、新(あら)たな目標(もくひょう)に向(む)かって進(すす)みます。
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