アーティスト クワクボリョウタさん
宇都宮市(うつのみやし)には、スポーツや芸術(げいじゅつ)をはじめ様々(さまざま)な分野(ぶんや)で、日本一(にほんいち)になったり日本(にほん)を代表(だいひょう)する活躍(かつやく)をしている人(ひと)がたくさんいます。そんな、輝(かがや)いている「宮(みや)っこ」を紹介(しょうかい)します。
宇都宮(うつのみや)が誇(ほこ)るアーティスト 宇都宮(うつのみや)エスペール賞(しょう)受賞(じゅしょう)
「うれしい気持(きもち)ちと同時(どうじ)に、地元(じもと)への使命感(しめいかん)を持(も)つようになりました」と話(はな)すのは、本市出身(ほんししゅっしん)のアーティスト、クワクボリョウタさん。際立(きわだ)った芸術活動(げいじゅつかつどう)により、今後(こんご)の活躍(かつどう)が期待(きたい)できる若手芸術家(わかてげいじゅつか)に贈(おく)られる宇都宮(うつのみや)エスペール賞(しょう)を受賞(じゅしょう)しました。また、平成(へいせい)22年(ねん)には第(だい)14回(かい)メディア芸術祭(げいじゅつさい)アート部門優秀賞(ぶもんゆうしゅうしょう)、翌年(よくねん)には芸術選奨新人賞(げいじゅつせんしょうしんじんしょう)を受賞(じゅしょう)するなど、目覚(めざ)ましい活躍(かつやく)ぶりです。
クワクボさんの専門分野(せんもんぶんや)は「メディアアート」。テクノロジーとアートの融合(ゆうごう)で、コンピューターを最新(さいしん)の「絵(え)の具(ぐ)」として作品(さくひん)を作(つく)り上(あ)げます。小学生(しょうがくせい)の時(とき)から工作(こうさく)が好(す)きで、美術館(びじゅつかん)や国際科学技術博覧会(こくさいかがくぎじゅつはくらんかい)(つくば科学万博(かがくばんぱく))などに出掛(でか)けているうちに、どんどん新技術(しんぎじゅつ)で表現(ひょうげん)するアートに興味(きょうみ)を持(も)つようになったそうです。
自分(じぶん)の作品(さくひん)が相手(あいて)に伝(つた)わるかどうかを重要視(じゅうようし)するというクワクボさん。「作品(さくひん)に対(たい)して、人(ひと)が感(かん)じることはそれぞれ違(ちが)います。個人個人(こじんこじん)が異(こと)なった価値観(かちかん)を持(も)っていて、スタンダードである必要(ひつよう)はない、ということを伝(つた)えていきたいです」と話(はな)します。
宇都宮(うつのみや)エスペール賞受賞(しょうじゅしょう)と同時(どうじ)に、愉快市民(ゆかいしみん)にも就任(しゅうにん)し、「宇都宮(うつのみや)に帰(かえ)ってくると、知(し)っている空気(くうき)で心地(ここち)いい。ゆくゆくは地域(ちいき)と連携(れんけい)して、アートの分野(ぶんや)で宇都宮(うつのみや)から面白(おもしろ)いことを発信(はっしん)していきたいです」と地元(じもと)への思(おも)いを話(はな)すクワクボさんの今後(こんご)の活躍(かつやく)から目(め)が離(はな)せません。
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