宇都宮タマル工業  西島 弘尚さん

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ページID1008431  更新日 令和6年3月8日

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宇都宮市には、スポーツや芸術をはじめ様々な分野で、日本一になったり日本を代表する活躍をしている人がたくさんいます。そんな、輝いている「宮っこ」を紹介します。

亜鉛めっき加工で日本一 0.1ミクロンを追求する職人の技術

西島 弘尚(にしじま ひろなお)さん

全国めっき技術コンクールの亜鉛めっき部門で、最優秀賞の厚生労働大臣賞を受賞した西島さん。今回が6回目のチャレンジでした。「今まで悔しい結果が続いていたので、うれしいです。あきらめずに挑戦し続けた結果だと思います」と笑顔をのぞかせます。

 めっきは、日常生活から医療機器や自動車の部品まで、幅広く使われるなくてはならないものです。「皆さんの暮らしを支えていることがやりがいです」と自らの仕事に胸を張ります。

 0.1ミクロン(1万分の1ミリ)のレベルまで追求する技術力を持つ西島さんですが、「技術だけでなく、理論や経験に裏付けされた勘も重要。大切なことは、自分がやると決めたことはできるまでやり続けることだと思っています」と職人としての表情を見せます。

 西島さんが働く会社の社長の林直昭さんは、ものづくりに関する国内最高表彰の「現代の名工」を史上最年少(40歳)で受賞しています。「自分もいつか現代の名工を受賞できるようさらに技術を磨いていきたい」と、未来を見据える西島さん。その挑戦は続いていきます。

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