宇都宮(うつのみや)タマル工業(こうぎょう) 西島 弘尚(にしじま ひろなお)さん
宇都宮市(うつのみやし)には、スポーツや芸術(げいじゅつ)をはじめ様々(さまざま)な分野(ぶんや)で、日本一(にほんいち)になったり日本(にほん)を代表(だいひょう)する活躍(かつやく)をしている人(ひと)がたくさんいます。そんな、輝(かがや)いている「宮(みや)っこ」を紹介(しょうかい)します。
亜鉛(あえん)めっき加工(かこう)で日本一(にほんいち) 0.1ミクロンを追求(ついきゅう)する職人(しょくにん)の技術(ぎじゅつ)
全国(ぜんこく)めっき技術(ぎじゅつ)コンクールの亜鉛(あえん)めっき部門(ぶもん)で、最優秀賞(さいしゅうしょう)の厚生労働大臣賞(こうせいろうどうだいじんしょう)を受賞(じゅしょう)した西島(にしじま)さん。今回(こんかい)が6回目(かいめ)のチャレンジでした。「今(いま)まで悔(くや)しい結果(けっか)が続(つづ)いていたので、うれしいです。あきらめずに挑戦(ちょうせん)し続(つづ)けた結果(けっか)だと思(おも)います」と笑顔(えがお)をのぞかせます。
めっきは、日常生活(にちじょうせいかつ)から医療機器(いりょうきき)や自動車(じどうしゃ)の部品(ぶひん)まで、幅広(はばひろ)く使(つか)われるなくてはならないものです。「皆(みな)さんの暮(く)らしを支(ささ)えていることがやりがいです」と自(みずか)らの仕事(しごと)に胸(むね)を張(は)ります。
0.1ミクロン(1万分(まんぶん)の1ミリ)のレベルまで追求(ついきゅう)する技術力(ぎじゅつりょく)を持(も)つ西島(にしじま)さんですが、「技術(ぎじゅつ)だけでなく、理論(りろん)や経験(けいけん)に裏付(うらづ)けされた勘(かん)も重要(じゅうよう)。大切(たいせつ)なことは、自分(じぶん)がやると決(き)めたことはできるまでやり続(つづ)けることだと思(おも)っています」と職人(しょくにん)としての表情(ひょうじょう)を見(み)せます。
西島(にしじま)さんが働(はたら)く会社(かいしゃ)の社長(しゃちょう)の林直昭(はやしなおあき)さんは、ものづくりに関(かん)する国内最高表彰(こくないさいこうひょうしょう)の「現代(げんだい)の名工(めいこう)」を史上最年少(しじょうさいねんしょう)(40歳(さい))で受賞(じゅしょう)しています。「自分(じぶん)もいつか現代(げんだい)の名工(めいこう)を受賞(じゅしょう)できるようさらに技術(ぎじゅつ)を磨(みが)いていきたい」と、未来(みらい)を見据(みす)える西島(にしじま)さん。その挑戦(ちょうせん)は続(つづ)いていきます。
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