プロフリークライマー 楢崎 智亜(ならさき ともあ)さん
宇都宮市(うつのみやし)には、スポーツや芸術(げいじゅつ)をはじめ様々(さまざま)な分野(ぶんや)で、日本一(にほんいち)になったり日本(にほん)を代表(だいひょう)する活躍(かつやく)をしている人(ひと)がたくさんいます。そんな、輝(かがや)いている「宮(みや)っこ」を紹介(しょうかい)します。
誇(ほこ)りを胸(むね)に 目指(めざ)すは日本人初(にほんじんはつ)のボルダリング年間王者(ねんかんおうじゃ)
「自分(じぶん)のクライミングには誇(ほこ)りを持(も)っている。誰(だれ)も登(のぼ)れない所(ところ)を登(のぼ)れたらと思(おも)うとワクワクする」と話(はな)す楢崎(ならさき)さん。5月(がつ)に中国(ちゅうごく)・重慶(じゅうけい)で行(おこな)われたスポーツクライミングのワールドカップボルダリング第(だい)3戦(せん)で、見事(みごと)、初優勝(はつゆうしょう)を勝(か)ち取(と)りました。
小学生(しょうがくせい)の時(とき)にクライミングを始(はじ)め、高校卒業後(こうこうそつぎょうご)にプロの道(みち)へと進(すす)んだ楢崎(ならさき)さん。プロ1年目(ねんめ)である去年(きょねん)は、順位(じゅんい)を気(き)にするあまり大会出場(たいかいしゅつじょう)が嫌(いや)になったこともありました。しかし、クライミングの先輩(せんぱい)やフィジカルコーチと話(はな)し合(あ)いを重(かさ)ね、「プロの自覚(じかく)が芽生(めば)え、クライミングに対(たい)する姿勢(しせい)が変(か)わった」と振(ふ)り返(かえ)ります。
「憧(あこが)れの選手(せんしゅ)は特(とく)にいない。スタイルを確立(かくりつ)して、自分自身(じぶんじしん)が憧(あこが)れられる存在(そんざい)になりたい」と話(はな)す楢崎(ならさき)さんの強(つよ)みは、「常(つね)に攻(せ)めることを信条(しんじょう)にしている」と言(い)うように、飛(と)ぶように登(のぼ)っていく思(おも)い切(き)りの良(よ)さ。
「今回(こんかい)の優勝(ゆうしょう)は通過点(つうかてん)で、もっと上(うえ)を目指(めざ)したい。まずは今年(ことし)、日本人初(にほんじんはつ)のボルダリング年間(ねんかん)ランキング1位(い)、そして2020年(ねん)のオリンピック競技(きょうぎ)にクライミングが加(くわ)われば、メダルを取(と)りたい」と、さらなる高(たか)みを目指(めざ)し、その挑戦(ちょうせん)は続(つづ)きます。
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