アイ・エフ・シー栄養専門学校(えいようせんもんがっこう) 酒井 貴子(さかい たかこ)さん
宇都宮市(うつのみやし)には、スポーツや芸術(げいじゅつ)をはじめ様々(さまざま)な分野(ぶんや)で、日本一(にほんいち)になったり日本(にほん)を代表(だいひょう)する活躍(かつやく)をしている人(ひと)がたくさんいます。そんな、輝(かがや)いている「宮(みや)っこ」を紹介(しょうかい)します。
母(はは)としての優(やさ)しさがもたらした全国(ぜんこく)最高賞(さいこうしょう)
「娘(むすめ)からもらった手紙(てがみ)をお守(まも)りにして実技審査(じつぎしんさ)に臨(のぞ)みました。家族(かぞく)の応援(おうえん)が後押(あとお)ししてくれました」と振(ふ)り返(かえ)る酒井(さかい)さん。第(だい)16回(かい)シーフード料理(りょうり)コンクールで、各部門(かくぶもん)合計(ごうけい)2700件(けん)を超(こ)える応募(おうぼ)があった中(なか)、「お魚(さかな)料理(りょうり)チャレンジ部門(ぶもん)」の最高賞(さいこうしょう)である農林水産大臣賞(のうりんすいさんだいじんしょう)を獲得(かくとく)しました。
おいしさや独創性(どくそうせい)などで高(たか)い評価(ひょうか)を受(う)けたのは、スズキを使(つか)ったキッシュ。「少(すこ)しでも宇都宮(うつのみや)をアピールしたい」と、パイ生地(きじ)には餃子(ぎょうざ)の皮(かわ)を使(つか)いました。さらに、専門学校(せんもんがっこう)で習得(しゅうとく)した製法(せいほう)で作(つく)ったメレンゲでふわふわに仕上(しあ)げ、スズキの旨味(うまみ)を引(ひ)き立(た)たせます。
元々(もともと)、住宅会社(じゅうたくがいしゃ)に勤務(きんむ)していた酒井(さかい)さんですが、「家庭(かてい)を持(も)ち、子育(こそだ)てをする中(なか)で、食(しょく)の大切(たいせつ)さに関心(かんしん)を持(も)つようになりました」と、一念発起(いちねんほっき)して、昨年(さくねん)春(はる)から、専門学校(せんもんがっこう)で栄養士(えいようし)の道(みち)へ挑(いど)んでいます。
「栄養学(えいようがく)や調理方法(ちょうりほうほう)などの面(めん)で、食(しょく)とは理論(りろん)に裏付(うらづ)けされた化学的(かがくてき)なものだと知(し)りました」と、その奥深(おくぶか)さを語(かた)る酒井(さかい)さん。「卒業後(そつぎょうご)は、食(しょく)と栄養(えいよう)の分野(ぶんや)で、今(いま)までにない新(あたら)しい取(と)り組(く)みをしていきたいです」と夢(ゆめ)を大(おお)きく膨(ふくら)らませています。
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