作家 門井 慶喜さん

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1016250  更新日 令和6年3月8日

印刷 大きな文字で印刷

宇都宮市には、スポーツや芸術をはじめ様々な分野で、日本一になったり日本を代表する活躍をしている人がたくさんいます。そんな、輝いている「宮っこ」を紹介します。

「銀河鉄道の父」で直木賞受賞の快挙

門井 慶喜(かどい よしのぶ)さん

 作家・宮沢賢治の生涯を、父である政次郎の視点から描いた小説「銀河鉄道の父」で、第158回直木賞を受賞した本市出身の作家・門井慶喜さん。「受賞できてほっとした。ずっと欲しかった賞なのでうれしい」と笑顔で振り返ります。
 昔から読書が好きで、宇都宮で過ごした10代の頃には、2・3カ月で100冊もの本を読んでいたという門井さん。「特に、自分の慶喜という名前から、歴史に関心を持つのは必然だった。歴史を解釈するということは、自分が生きることだと感じた」と、話します。歴史をより深く学ぶため通った大学で出会った恩師の影響を受け、「自分は本を出版し生きていく」と、作家を志しました。現在は大阪で執筆活動をしている門井さん。「宇都宮に帰るとやっぱりいいなぁと思う。街中の看板や本屋、オリオン通り、全てに思い入れがあり、ふるさとのありがたさを感じる」と青春を過ごした宇都宮に思いを馳せます。
 「これからも、歴史に関する作品を書いていきたい。文を紡ぐ担い手として、何度読んでも新たな発見がある作品を生み出したい」と話す、門井さんの今後の作品が楽しみです。

このページに関するお問い合わせ

総合政策部 広報広聴課 広報グループ(市役所3階)
電話番号:028-632-2028 ファクス:028-637-5151
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。