作新学院中等部 布施谷 りの(ふせや りの)さん
宇都宮市(うつのみやし)には、スポーツや芸術(げいじゅつ)をはじめ様々(さまざま)な分野(ぶんや)で、日本一(にほんいち)になったり日本(にほん)を代表(だいひょう)する活躍(かつやく)をしている人(ひと)がたくさんいます。そんな、輝(かがや)いている「宮(みや)っこ」を紹介(しょうかい)します。
「できるようになる喜(よろこ)び」を糧(かて)に 国際(こくさい)バレエコンクールで第(だい)1位(い)
今年(ことし)2月(がつ)にウィーンで行(おこな)われた、国際(こくさい)バレエコンクール第(だい)3回(かい)ヨーロピアンバレエグランプリで、見事(みごと)第(だい)1位(い)に輝(かがや)いた布施谷(ふせや)さん。「緊張(きんちょう)したが、技(わざ)を一(ひと)つひとつ成功(せいこう)できるように頑張(がんば)った。1位(い)と聞(き)いて、最初(さいしょ)はびっくりして信(しん)じられなかった」とおよそ20カ国(かこく)から約(やく)140人(にん)が参加(さんか)したコンクールを振(ふ)り返(かえ)ります。
小(ちい)さい頃(ころ)から、体(からだ)を動(うご)かすことが好(す)きだったという布施谷(ふせや)さん。5歳(さい)の時(とき)、母親(ははおや)に誘(さそ)われて行(い)った体験(たいけん)教室(きょうしつ)がきっかけでバレエを始め(はじ)、週(しゅう)に6日間(むいかかん)、長(なが)い時(とき)で1回(かい)6時間(じかん)も練習(れんしゅう)に励(はげ)む布施谷(ふせや)さんは、「嫌(いや)になったことはない。バレエの無(な)い生活(せいかつ)は考(かんが)えられないので、休(やす)みの時(とき)はバレエをしたくてうずうずしてしまう」と笑顔(えがお)です。
また、「レッスンで先生(せんせい)から注意(ちゅうい)されたことは、次(つぎ)までに直(なお)すように心掛(こころが)けている。できなかったことができるようになることがうれしい」とバレエの楽(たの)しさを話(はな)します。
これからの課題(かだい)は「メンタルを強(つよ)くすること。自信(じしん)を持(も)って表現(ひょうげん)できるように、練習(れんしゅう)を重(かさ)ねて、本番(ほんばん)でも発揮(はっき)できるようにしたい」と意気込(いきご)む布施谷(ふせや)さんは、「高校生(こうこうせい)になるまでに、海外(かいがい)のバレエ学校(がっこう)留学(りゅうがく)に挑戦(ちょうせん)したい」と世界(せかい)の舞台(ぶたい)を見据(みす)えます。トゥシューズを履(は)いて、しなやかに踊(おど)るその足(あし)は、未来(みらい)に向(む)かって歩(あゆ)んでいきます。
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