錦小学校(にしきしょうがっこう)田中 謙臣(たなか けんしん)さん
宇都宮市(うつのみやし)には、スポーツや芸術(げいじゅつ)をはじめ様々(さまざま)な分野(ぶんや)で、日本一(にほんいち)になったり日本(にほん)を代表(だいひょう)する活躍(かつやく)をしている人(ひと)がたくさんいます。そんな、輝(かがや)いている「宮(みや)っこ」を紹介(しょうかい)します。
弛(たゆ)まぬ努力(どりょく)で 更(さら)なる高(たか)みを目指(めざ)す
錦小学校(にしきしょうがっこう)田中 謙臣(たなか けんしん)さん
昨年(さくねん)8月(がつ)に、愛知県(あいちけん)で開催(かいさい)された第(だい)11回(かい)全日本(ぜんにほん)小学生(しょうがくせい)ボウリング競技(きょうぎ)大会(たいかい)。本(ほん)大会(たいかい)では、小学(しょうがく)4年生(ねんせい)・5年生(ねんせい)・6年生(ねんせい)のカテゴリーに分(わ)かれ、全国(ぜんこく)の代表(だいひょう)選手(せんしゅ)が出場(しゅつじょう)し日本一(にほんいち)を争(あらそ)います。本(ほん)大会(たいかい)に出場(しゅつじょう)した田中(たなか)謙臣(けんしん)さんは、4年生(ねんせい)男子(だんし)の部(ぶ)で、見事(みごと)、優勝(ゆうしょう)を果(は)たしました。
田中(たなか)さんは、6ゲームを投(な)げて合計(ごうけい)スコア上位(じょうい)10名(めい)が準決勝(じゅんけっしょう)に進(すす)める予選(よせん)を1位(い)で通過(つうか)すると、3ゲームを投(な)げて競(きそ)う準決勝(じゅんけっしょう)も続(つづ)けて1位(い)で通過(つうか)し、上位(じょうい)2名(めい)で競(きそ)う決勝(けっしょう)へと勝(か)ち進(すす)みました。決勝(けっしょう)は1ゲームのみの対戦(たいせん)となるため、予選(よせん)・準決勝(じゅんけっしょう)を順調(じゅんちょう)に勝(か)ち進(すす)んだ田中(たなか)さんも「何(なに)が起(お)こるかわからないため注意(ちゅうい)して臨(のぞ)んだ」と話(はな)します。結果(けっか)は、対戦相手(たいせんあいて)に20ピン以上(いじょう)の差(さ)をつけて快勝(かいしょう)し、見事(みごと)、優勝(ゆうしょう)をつかみ取(と)りました。
勝因(しょういん)について、「他(ほか)の出場者(しゅつじょうしゃ)は試合(しあい)がライブ中継(ちゅうけい)されるなど、普段(ふだん)と環境(かんきょう)が異(こと)なる全国(ぜんこく)の舞台(ぶたい)で緊張(きんちょう)していたが、自分(じぶん)は、緊張(きんちょう)せず楽(たの)しんでプレーできた。普段(ふだん)の練習量(れんしゅうりょう)から自信(じしん)をもって大会(たいかい)に臨(のぞ)むことができた」と振(ふ)り返(かえ)ります。
田中(たなか)さんにはコーチはついていないため、プロ選手(せんしゅ)の動画(どうが)などを独学(どくがく)で研究(けんきゅう)し、練習(れんしゅう)に取(と)り組(く)んでいます。多(おお)い時(とき)には1日(にち)に60ゲーム、1週間(しゅうかん)で120ゲームを練習(れんしゅう)で投(な)げることもあり、豊富(ほうふ)な練習量(れんしゅうりょう)に裏付(うらづ)けされた確(たし)かな実力(じつりょく)で、自信(じしん)をもって大会(たいかい)に臨(のぞ)みました。また、本(ほん)大会(たいかい)が、田中(たなか)さんにとって初(はじ)めての全国(ぜんこく)規模(きぼ)の大(おお)きな大会(たいかい)でしたが、家族(かぞく)からボウリングを楽(たの)しむようアドバイスを受(う)け、緊張(きんちょう)せず普段(ふだん)の力(ちから)を発揮(はっき)することができました。
田中(たなか)さんの日々(ひび)の努力(どりょく)は実(み)を結(むす)び、今年(ことし)3月(がつ)に開催(かいさい)された第(だい)39回(かい)下野杯(しもつけはい)オール栃木(とちぎ)チャンピオンシップトーナメントは年齢制限(ねんれいせいげん)がなく、大人(おとな)の選手(せんしゅ)と対戦(たいせん)する大会(たいかい)でしたが3位(い)に輝(かがや)き、公認大会(こうにんたいかい)では自身(じしん)初(はつ)のパーフェクトゲームを達成(たっせい)するなど活躍(かつやく)が続(つづ)きます。
今後(こんご)の目標(もくひょう)は、今年(ことし)8月(がつ)に開催(かいさい)される全国大会(ぜんこくたいかい)での2連覇(れんぱ)。そして再来年(さらいねん)の大会(たいかい)での3連覇(れんぱ)を見据(みす)えています。そのために、市外(しがい)や県外(けんがい)のボウリング場(じょう)へ練習(れんしゅう)に訪(おとず)れ、様々(さまざま)なレーンを経験(けいけん)することで、どのような環境(かんきょう)でも対応(たおう)できる能力(のうりょく)を養(やしな)うよう取(と)り組(く)んでいます。
将来(しょうらい)は国体(こくたい)への出場(しゅつじょう)や、日本代表(にほんだいひょう)で活躍(かつやく)することを夢(ゆめ)見(み)る田中(たなか)さん。夢(ゆめ)に向(む)かって笑顔(えがお)の投球(とうきゅう)が続(つづ)きます。
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