陽南中学校(ようなんちゅうがっこう)1年(ねん) 阿久津 理音(あくつ りおん)さん、泉が丘中学校(いずみがおかちゅうがっこう)1年(ねん) 斉藤 由奈(さいとう ゆな)さん
宇都宮市(うつのみやし)には、スポーツや芸術(げいじゅつ)をはじめ様々(さまざま)な分野(ぶんや)で、日本一(にほんいち)になったり日本(にほん)を代表(だいひょう)する活躍(かつやく)をしている人(ひと)がたくさんいます。そんな、輝(かがや)いている「宮(みや)っこ」を紹介(しょうかい)します。
継続(けいぞく)と気持(きも)ちで掴(つか)んだ勝利(しょうり) 日々(ひび)の鍛錬(たんれん)が実(み)を結(むす)ぶ
極真会館(きょくしんかいかん)栃木(とちぎ)南(みなみ)支部(しぶ) 陽南中学校(ようなんちゅうがっこう)1年(ねん) 阿久津 理音(あくつ りおん)さん、泉が丘中学校(いずみがおかちゅうがっこう)1年(ねん) 斉藤 由奈(さいとう ゆな)さん
今年(ことし)4月(がつ)に、東京都(とうきょうと)で開催(かいさい)された2022全日本(ぜんにほん)青少年(せいしょうねん)空手道(からてどう)選手権大会(せんしゅけんたいかい)(2022極真祭(きょくしんさい)。本大会(ほんたいかい)は、全国(ぜんこく)から721人(にん)の選手(せんしゅ)が出場(しゅつじょう)し、性別(せいべつ)・年齢(ねんれい)・体重(たいじゅう)ごとに全(ぜん)50カテゴリーに分(わ)かれ競(きそ)います。阿久津(あくつ)さんは12歳(さい)男子(だんし)マイナス55キログラム級(きゅう)、斉藤(さいとう)さんは12歳(さい)女子(じょし)プラス45キログラム級(きゅう)に出場(しゅつじょう)し、見事(みごと)、優勝(ゆうしょう)を果(は)たしました。
極真空手(きょくしんからて)の試合(しあい)時間(じかん)は1分(ふん)30秒(びょう)で、突(つ)きや蹴(け)りなどの打撃技(だげきわざ)で競(きそ)い合(あ)い、1本(ぽん)または判定(はんてい)で勝者(しょうしゃ)が決(き)まります。決勝戦(けっしょうせん)では阿久津(あくつ)さんが判定(はんてい)勝(が)ち、斉藤(さいとう)さんが1本(ぽん)勝(が)ちでそれぞれ優勝(ゆうしょう)を決(き)めました。
優勝(ゆうしょう)した時(とき)の気持(きも)ちを、阿久津(あくつ)さんは「これまで、なかなか大(おお)きな大会(たいかい)で優勝(ゆうしょう)できなかったのでうれしい。練習(れんしゅう)し続(つづ)けることの大切(たいせつ)さを実感(じっかん)した」と振(ふ)り返(かえ)ります。斉藤(さいとう)さんは「絶対(ぜったい)に優勝(ゆうしょう)するという気持(きも)ちで大会(たいかい)に臨(のぞ)んだので、優勝(ゆうしょう)できて素直(すなお)にうれしい」と笑顔(えがお)です。
本大会(ほんたいかい)を、「すべての試合(しあい)が大変(たいへん)だった。練習(れんしゅう)で調子(ちょうし)が良(よ)く、その状態(じょうたい)を保(たも)ったまま大会(たいかい)に臨(のぞ)むことができた」と語る(かた)阿久津(あくつ)さん。斉藤(さいとう)さんは「決勝戦(けっしょうせん)の対戦相手(たいせんあいて)が自分(じぶん)より20キログラム以上(いじょう)体重(たいじゅう)が重(おも)い選手(せんしゅ)で、相手(あいて)は体格差(たいかくさ)を生(い)かして前(まえ)に出(で)て圧力(あつりょく)をかけられ苦戦(くせん)した。気持(きも)ちで負(ま)けず、最後(さいご)は1本(ぽん)勝(が)ちすることができた」と充実(じゅうじつ)した表情(ひょうじょう)で語(かた)ります。
自身(じしん)の課題(かだい)について、阿久津(あくつ)さんは「技術(ぎじゅつ)やスピード」、斉藤(さいとう)さんは「1分(ぷん)30秒(びょう)を戦(たたか)い抜(ぬ)く体力(たいりょく)」と挙(あ)げ、課題克服(かだいこくふく)のため、日々(ひび)練習(れんしゅう)に取(と)り組(く)んでいます。
本大会(ほんたいかい)で優勝(ゆうしょう)した2人(ふたり)は、11月(がつ)に東京都(とうきょうと)で開催(かいさい)される国際(こくさい)青少年(せいしょうねん)空手道(からてどう)選手権大会(せんしゅけんたいかい)に出場(しゅつじょう)します。世界各国(せいかいかっこく)の強豪(きょうごう)選手(せんしゅ)との対戦(たいせん)となりますが、阿久津(あくつ)さんは「練習(れんしゅう)を今以上(いまいじょう)に頑張(がんば)って必(かなら)ず勝(か)ちたい」と、斉藤(さいとう)さんも「絶対(ぜったい)に優勝(ゆうしょう)したい」と大会(たいかい)への意気込(いきご)みを語(かた)ります。
極真空手(きょくしんからて)の好(す)きなところを、阿久津(あくつ)さんは「積(つ)み重(かさ)ねた練習(れんしゅう)の成果(せいか)を試合(しあい)で発揮(はっき)できるところ」、斉藤(さいとう)さんは「稽古(けいこ)を通(つう)じて自信(じしん)が持(も)てるようになるところ」と話(はな)します。また、空手(からて)をする上(うえ)で大切(たいせつ)にしていることを、阿久津(あくつ)さんは「練習(れんしゅう)を継続(けいぞく)すること」、斉藤(さいとう)さんは「気持(きも)ち」と語(かた)ります。
更(さら)に強(つよ)くなるため、強(つよ)い気持(きも)ちで日々(ひび)鍛錬(たんれん)に励(はげ)む2人(ふたり)。今後(こんご)の活躍(かつやく)から目(め)が離(はな)せません。
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