鬼怒中学校2年 岩崎 叶佳さん

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ページID1031794  更新日 令和6年3月8日

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宇都宮市には、スポーツや芸術をはじめ様々な分野で、日本一になったり日本を代表する活躍をしている人がたくさんいます。そんな、輝いている「宮っこ」を紹介します。

デザインの道を志し 明るい未来を描く

鬼怒中学校2年 岩崎 叶佳さん

写真:岩崎 叶佳さんとポスター

 小学生から高校生を対象に行われた「第74回明るい選挙啓発ポスターコンクール」。このコンクールで、岩崎さんが、最高賞である文部科学大臣・総務大臣賞に輝きました。
 コンクールには全国から11万6776人が応募し、そのうち中学生は5万6780人でした。審査は、市町村での第1次審査、都道府県での第2次審査を経て、全国から作品が集まる第3次審査で各賞が決まります。第3次審査には341作品が出展され、中学生は各学年2人が文部科学大臣・総務大臣賞を受賞しました。
 岩崎さんは「文部科学大臣・総務大臣賞を受賞したと聞いたが、実感が湧かなかった。ホームページで確認したところ、自分の名前がありとても驚いた」と受賞を振り返ります。これまでもさまざまなコンクールに作品を応募していましたが、大きな賞の受賞は初めてで喜びもひとしおでした。
 受賞した作品は、ポスターカラーで描かれていて、投票箱を外から見る2人と、その中で投票用紙が小さく分かれていき、学校や公園、病院など、未来の街づくりへとつながる様子が表現されています。作品の制作にあたって、岩崎さんは「テーマを意識しながら、過去の作品や他の応募者と絵の構成が被らないように注意し、自分の絵の特徴が最大限に生きることを心掛けて描いた」と語ります。
 また、コンクールのテーマである選挙について「この絵を通して、投票する人それぞれがきちんと考えて投票するということにつながってほしい」と作品に願いを込め、自身が選挙権を得られる18歳になった際には「必ず投票に行こうと思う」と力強く話します。
 コンクール以外にも、鬼怒中学校が取り組んでいる近隣道路の緑化・美化活動の一環で作成した看板のデザインを他の美術部員とともに担当しました。積極的に地域の街づくりに係る制作活動に取り組んでいる岩崎さんは、今後の目標について「前回入賞できなかった他のコンクールでも入賞できるよう、より一層、一生懸命に制作に取り組んでいきたい」とさらなる画力の向上を誓い、研鑽を続けます。
 将来は、デザインを学ぶことができる学校への進学を目指している岩崎さん。自身の明るい将来に向けて、絵を描き続けます。

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