ガソリンの貯蔵・取扱い時の留意事項

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ページID1003277  更新日 令和6年3月8日

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 平成25年8月15日、京都府福知山市の花火大会会場で、露店が発電機に使用していたガソリンの火災により死傷者が発生しました。また平成27年1月4日には、本市におきましてもガソリンに起因する同様の露店火災が発生し、従業員が負傷しました。
 つきましては、ガソリンの貯蔵・取扱いには、次の事項に十分注意していただきますようお願いいたします。

ガソリンの危険性について

  • 引火点がマイナス40度程度と低く、常温でも気化し可燃性の蒸気が発生するため、極めて引火しやすい物質です。
  • 揮発しやすく、その蒸気は空気より約3から4倍重いので、滞留しやすく可燃性の雰囲気が広範囲に形成されやすい物質です。
  • 電気の不良導体であるため、流動等の際に発生した静電気が蓄積しやすい物質です。

ガソリンの運搬・保管について

  • ガソリンを安全に運搬・保管する容器には、ガソリンにたまった静電気を逃がすことのできる金属製の携行缶が適切です。
  • ガソリンを入れた容器を運搬する際は、容器の蓋をしっかり閉め、容器が落下したり転倒したりしないように注意しましょう。
  • ガソリンを入れた容器は、金属製の棚や床面など、ガソリンにたまる静電気を地面に逃がすことができる場所に保管しましょう。また、容器からガソリンの蒸気が漏れないよう、容器の蓋はしっかり閉め、保管する場所は、火気や高温部から離れた直射日光の当たらない通風や換気のよい場所とすることが必要です。

ガソリンの取扱いについて

  • ガソリンを入れた容器を取扱う際には、開口前の圧力調整弁の操作等、取扱説明書等に書かれた容器の操作方法に従い、こぼれ・あふれ等がないよう細心の注意を払いましょう。
  • ガソリン使用機器の取扱説明書等に記載された安全上の留意事項を厳守し、特にエンジン稼働中の給油は絶対に行わないようにしましょう。

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このページに関するお問い合わせ

消防局予防課
電話番号:028-625-5505 ファクス:028-625-5509
住所:〒320-0014 宇都宮市大曽2丁目2-21
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。