消防団の歩み

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ページID1003402  更新日 令和6年3月8日

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 消防は、江戸時代の大名火消し、町火消し、そして明治時代の消防組と長い歴史と伝統をもって築かれています。
戦時下には防空対策から警防団(昭和14年4月結成)に組織編成されましたが、昭和22年4月に勅令第185号「消防団令」が公布されたことによって、警防団は解散することになりました。
本市では、この勅令に基づき「宇都宮市消防団設置条例」「宇都宮市消防団員服務規律及び懲戒条例」などを制定し、消防団を発足しました。
 当時の組織は団長1人、副団長2人、分団長10人、副分団長11人、部長39人、副部長39人、班長40人、副班長80人、団員814人の合計1,036人で、消防ポンプ自動車13台を配備していました。

自治体消防発足後

 昭和23年3月、消防組織法が制定され、消防が警察から独立しすべての責任が市町村に委ねられることになりました。
 本市では、昭和24年4月、「宇都宮市消防団員定員条例」「宇都宮市消防団員給与条例」「宇都宮市消防団員給与条例」などを制定し、消防団を8分団に改編、定員を600人、同時に装備を強化し各分団に消防ポンプ自動車を配置しました。

町村合併に伴う組織強化

 昭和27年4月、横川村江曽島の一部と姿川村鶴田・西川田の一部が宇都宮市に編入し、さらに同年6月、国本村南部(上戸祭・中戸祭・若草・細谷・宝木の一部)が編入しました。
そのため同年12月、江曽島地区に第9分団、戸祭地区に第10分団と細谷地区に第11分団を新設し編入地区の消防力を強化しました。
 さらに昭和28年、町村合併促進法が公布され、隣接11町村が本市に編入したため、それら町村の消防団は本市消防団に編入し、消防団員配置定員は2,961人、1団23分団の体制になりました。
平成19年3月31日、上河内町、河内町との合併により、それぞれの消防団が本市消防団に編入、1団26分団、定員2,150人の体制になりました。

このページに関するお問い合わせ

消防局総務課
電話番号:028-625-5501 ファクス:028-625-5509
住所:〒320-0014 宇都宮市大曽2丁目2-21
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。