レンズや鏡が火災の原因に!
レンズや鏡による火災に注意しましょう
太陽光がレンズや鏡により反射または屈折して1点に集まることを収れん現象と言います。その場所に可燃物がある場合、熱が蓄積し発火に至ることを「収れん火災」と言います。収れん火災は、日差しの強い夏場に限らず、太陽の高度が低く、部屋の奥まで光が差し込みやすい冬場にも多く発生しています。窓際など太陽の光が差し込む範囲に鏡やメガネなどを置いておくと、収れん火災につながる可能性があります。空気が乾燥している冬場では、収れん現象のような小さな火元でも一気に燃え広がる可能性があるため、次の事項に注意しましょう。
収れん火災を引き起こす可能性があるもの
(1) 鏡(凹面鏡)、拡大鏡
(2) メガネ、虫メガネ
(3) ガラス玉
(4) 水の入ったペットボトル
(5) 金魚鉢
(6) 調理用のステンレスボウル
(7) 置時計
(8) タイヤホイール(メッキタイプ)
など多岐にわたります。
収れん火災を防止するために
(1)窓際や太陽光が差し込む範囲には収れん現象を引き起こす可能性があるものを置かないようにする
窓際など太陽光の光が差し込む場所に鏡(凹面)や拡大鏡など太陽の光を反射するものや、ガラス玉や金魚鉢などの透明なものをおかないようにしましょう。
(2)外出の際はカーテンを閉めて遮光しましょう
留守中の収れん火災の発生を防ぐため、外出する際はカーテンを閉めて遮光しましょう。また、カーテンの隙間から太陽光が差し込むこともあるため、鏡など使用しないときは布を被せておきましょう。
(3)車内や屋外に収れん現象が起こるものを置かないようにしましょう
水の入ったペットボトルもレンズの役割となり、収れん火災を引き起こす可能性がありますので、自動車内に放置したり、猫よけのために水が入ったペットボトルを建物の周囲に置かないようにしましょう。また、タイヤのホイールがメッキタイプのものも火災を引き起こす可能性がありますので、屋外に置く際はカバーを被せておきましょう。
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このページに関するお問い合わせ
消防局予防課
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