夏に知っておくべきエアコンと扇風機の危険
本件の概要
これから夏本番を迎え、エアコンや扇風機を使う機会が増えてきます。
使い方の誤りやメンテナンス不足などによる火災を未然に防ぐため、注意すべきポイントをご紹介します。
エアコンを使うときの注意点
- エアコンの電源プラグは、延長コードにつながず、専用のコンセントに直接つなぎましょう。
- エアコンの電源プラグは、定期的にほこりを掃除し、エアコンを使用しない期間はコンセントから抜いておきましょう。
- エアコンの洗浄は、購入店や修理窓口に相談しましょう。また、市販の洗浄剤などを使ってエアコンを掃除する場合は、取扱説明書をよく読み、注意事項を守って使いましょう。
- 室外機のまわりは、ダンボールやごみ、植木鉢などを置かずに、きれいにしておきましょう。
電源コードの加工箇所から発火
画像提供【製品評価技術基盤機構(NITE)】
扇風機を使うときの注意点
次のような異常があれば、すぐに使うのをやめ、メーカーや販売店に相談しましょう。
- スイッチを入れても羽根が回らない。
- 羽根が回っても、回転が異常に遅かったり、不規則だったりする。
- 羽根が回転するときに異常な音や振動がする。
- モーター部分が異常に熱かったり、焦げくさいにおいがしたりする。
- 羽根にヒビが入っている。ガードが変形している。
- 電源コードが折れ曲がっていたり破損したりしている。
- 使っているときに電源コードに触れると、羽根が回ったり回らなかったりと不安定である。
(注意)製造から10年以上経っている製品は、経年劣化により部品が使用中に発熱や発火し、火災になる場合があります。異常が見られなくても使用を中止するか、使用しないときは電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いておきましょう。
発火実験で燃え上がる扇風機
画像提供【製品評価技術基盤機構(NITE)】
リチウムイオンバッテリー内蔵の携帯用扇風機を使うときの注意点
- 落とすなど強い衝撃を与えない。
- 日の当たる車内など高温となる場所に放置しない。
- 雨水や海水、飲み物など水がかからないようにする。
リチウムイオンバッテリーが破裂
画像提供【製品評価技術基盤機構(NITE)】
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