(10)トマトの缶詰に異物

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ページID1021845  更新日 令和6年3月8日

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トマトの缶詰に異物

概要

 トマトの水煮缶詰を購入、半分使用し、残り半分を、冷蔵庫で保存し、2ヶ月程たって開けてみたところ、おやっ、これは?トマトとは異なる物体が現れました。

検査結果

 異物の一部を切り取り、培地に置いて30℃で培養したところ、細い糸のように見える菌糸が発生し、このことから異物はカビの一種であると推定されました。
 更に、菌糸を採取し標本をつくり、顕微鏡で観察したところ、その特徴からクモノスカビであると判明しました。

 

カビ
発見された異物
集落
培養により発生した菌糸
カビ
光学顕微鏡による観察[×400]

対策など

 多くのカビは、温度が高く湿気のある環境を好みますが、そのような場所は人の生活環境にもたくさんあります。食品を身近な場所に置いておくと、いつの間にかカビが生えているのもそのためです。

 カビを生やさないために、次の点に注意してください。

  1. カビが生える前に、早めに食べきるようにしましょう
  2. 食品を保存する場合は、冷蔵庫を活用するなど、カビの生育しにくい環境に保存しましょう

 ただし、冷蔵庫に入れていても、今回のように保存期間が長いと、ゆっくりとカビが増殖しているということは十分考えられます。冷蔵庫を過信せず、なるべく早めに使いきるよう心がけましょう。

 

このページに関するお問い合わせ

衛生環境試験所
電話番号:028-626-1119
住所:〒321-0974 宇都宮市竹林町972
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